絵本島 

絵本島 

大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
今住んでいる利尻島の毎日を日記ふうに書いていきます。
絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

 7月の利尻は虫がいっぱい。

 先日コガネムシに二日間で4回ぐらい遭遇しました。

 






  調べてみると「マメコガネムシ」だそうです。

 光っているのがコガネムシ!ってかんじだし、その一方でお尻のところにふかふかの毛が生えているのもおもしろいです。


 今日の絵本は


 きこえる!きこえる!

アン・ランド 文

ポール・ランド 絵

谷川俊太郎 訳

集英社


 この絵本は聞く絵本です。

 ぽつん とてもちっちゃい雨の音。

 ばつん 塀にボールをぶつけた音。

 どさん! 転んだ音。

 その他、日常の中にある音がたくさん擬音で登場します。


 谷川さんの擬音の訳がいいですね。

「ばつん」の音が私は好きです。


 そしてこの絵本は聞こえない音も聞くのです。


 例えば静かに雪が降る音。

 例えば木の内緒話。


ウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインク


 そして

 音が聞こえるけど、姿は見えない音もありますね。

 音で、耳で色々なものと出会うことができます。


 この絵本の「ぼく」が好きなのは日の出前の朝の音。

 遠くで、近くで、空から、地面から、

 生き物も乗り物も動き出す音がするのです。

 それはあらゆるものが目を覚ます音。

 世界が目を覚まして動き出す音なのです。


 ニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリ


 スマートフォンの光と音の刺激を離れて、自分を取り巻く音に、静かに耳を澄ませてみたくなる絵本です。