EGKオフィシャルブログ -25ページ目

こんにちは、コンバースです!

指揮者の平尾ですが、今回はコンバースの紹介です。
 
EGKの演奏会は毎年
・代表野村を中心とした室内楽
・コントラバス・アンサンブル「コンバース」
・オーケストラ曲
という3本立てでお届けしておりますが、
その一角を担っているのがコンバースです。
 
コンバースとはいったい何者なのか、
言葉で説明するよりも見てもらった方が早いので、
昨年の第17回EGK演奏会でのコンバースの演奏を一部載せちゃいます!
 

(第17回EGK演奏会 「コンバース」より「大きな古時計」)
 
YouTubeでも公開中です(^^)/
https://youtu.be/w0l4NTlzs_8
 
 
まあ、こんな感じで、
「みなさんが知ってる曲を通じて、お客さまと演奏者が一緒に楽しみながらステージを創っていく」
というコンセプトで、
クラシック音楽の枠を超えて様々なジャンルの音楽を演奏しています。
 
動画部分以外にも、実は舞台上であんなことやこんなこともやっているのですが、
これ以上はここには書けません。(笑)
 
是非10/23にご来場いただき、直にコンバースのステージを楽しんでいただければと思います。
 
では、最後にメンバーから一言ずつ。
 

1st Cb.平尾 純
ベース弾き以外には分からないかもしれませんが、ハイポジ(高い音)は結構たいへんなんですよ。。(笑)
 
2nd Cb.馬島 かなえ
低音ばっかりで(弾いてる側は全然低音ばっかりなつもりじゃないんですが)あんな曲にもこんな曲にも挑戦しています。
お楽しみ下さい!
 
3rd Cb.伊藤 大
練習は辛くて仕方ないですが、本番だけは楽しくやります!
 
4th Cb.高階 勇人
コントラバスならでは、低い音もたくさん弾いてますので、そちらもお楽しみください!
 

というわけで、コンバースメンバー一同お待ちしております!
 
(写真左より 平尾、馬島、伊藤、高階)

代表の想い~2016年秋~

毎年秋の恒例行事と言えば…
我らが代表兼コンサートマスター野村が練習の合間に団員向けに語りかける「代表の想い」のコーナーですよね!
 
今年も昨日の練習にて「代表の想い」が熱く、かつクールに語られました。
 
今年のテーマは「人を大事にするEGK」といったところでしょうか。
 
みなさまにも是非ご一読いただき、
「EGKが目指す音楽」をイメージしながら23日の演奏会にご来場いただければ幸いです。
 
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みなさん、お疲れ様です。
 
毎年時間をいただいて、私から一言話させていただいています。
代り映えのある話をできるわけでもなく、また相当かんでしまうことになると思いますが、お付き合いください。
 
今回は、室内楽のみの方も含め、69名の出演となりました。
皆様ご参加いただき、本当にありがとうございます。
 
皆様には、EGKに参加して有意義な時間を過ごせたと思っていただければと願っています。
みんな、音楽が好きで、合奏することが好きなのは間違えのないことでしょう。
では、数あるオケの中で、EGKで音楽をやる意味はなんなのか、皆様個人個人でいろいろと理由はおありでしょうが、
私にとっては、ここに集まってくれたみんなと一緒に演奏することが大事だと思っています。
 
EGKの練習出席率はあまりよいとはいえません。
特に弦はそうです。
しかし、ここにいるメンバーは、私、平尾あるいは各トップが一緒に音楽をしたいと願って集めた結果の人たちです。
どうせ出席率がよくないなら、プロの方とかに参加いただいたほうが「うまい」演奏になると思います。
でも、そこの場には私の求める「感動」はないです。
自分の信頼できる人たちと、回数の多い少ないはあれ、一緒に練習していろいろ考え、試し、創り上げていく、
だからこそ本番の場で、今この瞬間の音楽、そこでしか感じられない思いがあってそれが音に込められ、「感動」できるのだと思います。
自己満足かもしれません。
でも、私は自分が楽しめないようでは、周りの方、またお客様に対してだって気持ちを伝えられないと思います。
 
今回、室内楽でVcは相原君と佐渡さんと演奏します。
はじめは、別の方と演奏する予定でしたが、8月半ばにどうしても参加できなくなったという連絡をいただきました。
その方からは、時期も時期だし、プロないしそれに準じる方を紹介すると言っていただけました。
でも、他の室内楽メンバーに諮ったところ、誰も知らない人と一緒に演奏するのはちょっと…という意見が出ました。
私もまったく同じ考えでした。
 
また、シーズン開始前、あるパートでなかなか出演者が固まらず、私が平尾からどうなっていると聞かれたのですが、
そのときに平尾から「吹く人が決まらないとイメージできない。誰という顔を思い浮かべて自分の中のイメージを創っている」といわれました。
今回シーズン入りするにあたって、改めてEGKは人を大事にするオケでなくてはいけないと思った次第です。
 
平尾は指揮する前に自分の世界をもって臨んでくれていると思います。
でも、それは平尾の音楽の強制ではない、そこに我々の音楽、やりたいことを受け入れてくれる余地があります。
そして、平尾と我々で音楽を一緒に創っていく、これがEGKの特徴なんだと思っています。
皆様、自分の思いを込めて、幸せな気持ちで演奏しましょう。
 
あと1週間よろしくお願いします。
 
熱く語る代表野村。聞き入る団員たち。

【動画】ライン4楽章 ~昨年の第17回EGK演奏会より~

昨年の第17回EGK演奏会の動画アップ第4弾!

シューマン/交響曲第3番「ライン」 第4楽章 です。

 

4楽章の重厚な響きが三鷹のホールと相まっていい感じになっています。

 

高画質のライブ映像です。

YouTubeでも公開中です(^^)/

https://youtu.be/3MhW8kfCCFE

 

 

メンパチ

こんにちは。
室内楽で第2バイオリンを演奏させていただく西浦です。
 
みなさん、「メンパチ」をご存知でしょうか?
メンデルスゾーンが作曲した弦楽八重奏曲のことです。
 
この曲は、メンデルスゾーンがなんと16歳!の時に書いた曲です。
天才と言われる彼の神童ぶりが、いかんなく発揮された名曲だと思います。
 
1楽章からは若さとすがすがしさと希望をもらい、寂寥感に満ちた2楽章、遊び心が満載の3楽章を経て、パワフルで圧巻の4楽章。
私はこの曲をかけたとたん、現実から逃避でき、聴き終わった時には元気をもらい、若返ったような感じになります。
 
そんなメンパチですが、演奏するのはとても大変です。
8人の奏者がそれぞれの音楽やスタイルを持っていますので、それらを練習ですり合わせていく過程は、とても楽しくもあり、時にはスリリングでもあります(笑)
自分とは異なる考え方には新しい発見があり、また自分の演奏を客観的に聴いてもらうことはとても勉強になります。
 
そんな個性あふれる8人の奏者ですが、本番の演奏に向けての、抱負や意気込みをご紹介させていただきたいと思います。(敬称略)
 
第1バイオリン 野村真奈人
音楽をやる楽しさ、喜び、幸せな思いを込めて演奏します。
 
第2バイオリン 西浦丈
俺たち今いけてる!という瞬間をできるだけたくさん作り、お客様にもそう感じていただけたら最高です。
 
第3バイオリン 梅咲安紗子
念願のメンパチが弾けてとても幸せです!今回は対向配置でお届けします、お楽しみに。
 
第4バイオリン 中條日菜子
みんなが思わずにやにやするようなめんぱちになるといいです。練習ではゲラゲラしています。
 
第1ビオラ 相川美佐子
8人8様、一人一人の個性がとても楽しいです。みんなが輝く中で、私も自分の色を出したい!
 
第2ビオラ 久保麻由子
2年ほど前に、プロで活躍する方々の室内楽リハーサルをみる機会がありました。
意見を言い合いながら実験し、自分たちのものにしていくその過程があまりにも劇的で説得力があり、自分の中の色々な言い訳やら何やらをぶち壊してもらいました。
今は、弱いメンタルも嫌いな部分も全部出てしまう演奏という行為が、物凄く苦しくもあり、また快感でもあります。
聴いていただくには足りない部分があまりにも多いのですが、ホールに、空気に、その瞬間に溶けるような演奏を実現できたら良いなぁと、エネルギー満タンの姿勢で演奏したいと思います。
 
第1チェロ 相原一輝
先輩方と演奏できることがとても嬉しいです。胸を借りて思いっきり楽しんで演奏します!
 
第2チェロ 佐渡慶一郎
思いのほか練習が楽しいので、本番を延期してほしいぐらいです。それをお伝えできれば、と思います。
 
みなさん、メンパチという曲のイメージと、8人の奏者の人物像をつかんでいただけましたでしょうか?
一同気持ちを一つにして演奏いたしますので、どうぞ聴きにいらして下さい!!
 

単純ですが、好きなんです

初めまして、2ndバイオリンの三村と申します。
ただいま現役3年生です。
EGKへの参加は、去年に引き続き2回目となりますが、毎回の練習がいつも勉強です……
まだまだ分からないことだらけで、音楽の奥深さをひしひしと感じております(>_<)
 
さて、今回のメイン曲はベートーベンの交響曲第8番ということですが、どうやら私、今年はベートーベン様にご縁があるようです。。
 
8月、六大学オケで第7番を演奏しました。
そして今回のEGKの第8番。
さらに来春3月には、ひとつ上の先輩方の卒団演奏会で第9番を演奏する予定です。
 
1年でベートーベンを3回も、しかも789と連続して演奏できるだなんて…これは「学べ」と言われているに違いありません。
私事ですが、オーケストラは大学に入ってから始めたので、実は交響曲を全然知りません。
出会う曲ほとんどが、初めましての状態です。(お恥ずかしい話ですが…)
しかし、どの交響曲も良いところがたくさんあって、練習するうちに「好きだなぁ」と思うようになります。
初めて聞いたときには全然理解できないのですが、パートトップやコンマス、指揮者の歌い方を見たり聞いたりして、
自分なりに考えているうちにだんだん好きになってきます。
恐ろしく単純です。笑
 
なので今回のプログラムも、今はもう好き(単純ですみません)なのですが、まだまだ思うように歌えません。
残り9日、この「好き」の気持ちを上手く伝えられるように邁進して参ります!
 
 

ベト8をベースで弾いてみました。

第18回EGK演奏会まであと10日!
 
指揮者の平尾です。
 
「自分の出してる指示はどんな感じなんだろう?」
と思い、今日は試しにベト8をベースで弾いてみました。
自分が出してる指示通りに。
 
なんと!かなり難しいじゃないですか、これ。(笑)
 
「1楽章のCからDは燃える」
という話もありましたが、確かに一人で弾いてても燃えちゃいましたが、
弓の使い方とか、結構難しいですねー。
 
これはホントにゆっくり、じっくりさらった方がいいですよ。>団員の皆さん
 
でも、しっかりアーティキュレーションを付ければ
音も飛ぶし、音楽もつながることが再確認できました。
 
あと、ベースで何回もベト8は演奏したことありますが、
その時には気づかなかった曲の構造とかも
今回は理解して指示できてることも確認でき、
ちょっと安心…というか、自信にもなりました。
 
「いいこと言ってるじゃん、俺!」
みたいな。(笑)
 
残り10日になってしまいましたが、
今一度スコアをじっくり勉強して、
ベートーヴェンとブラームスが書いた一つ一つの音の意味を考え、
一つ一つの音を大切にEGKの音楽を創っていきたいと思います。
 
10日後の10/23は是非大田区民プラザに足をお運びください!
 

【動画】ライン3楽章 ~昨年の第17回EGK演奏会より~

昨年の第17回EGK演奏会の動画アップ第3弾(^^)/

シューマン/交響曲第3番「ライン」 第3楽章 です。

 

『なぜ冒頭のFl.奏者は笑顔なのか!?』

 

高画質のライブ映像です。

YouTubeでも公開中です(^^)/

https://youtu.be/dxyqAHxcvt0

 

 

ベートーヴェンは低弦好き?

10/9(日)に4回目の合奏練習がありました。
もうすぐ本番ですね。
コントラバスの平山です。
ベートーヴェンの8番が大好きです。
 
今シーズンはいつもと比べて練習で低弦が指摘される頻度が多いように思います。
指揮が平尾さんだからというのもありそうですが、ベートーヴェンの8番だからというのも大きいです。
今日も、たくさんのご指導をいただきました。
はい。練習します。
 
低音パートにとって一番の見せ場(の一つ)は一楽章の再現部。
フォルテ×3のtuttiの中でファゴット、チェロ、コントラバスが主役になります。
ただ、他の楽器が音量を落とさないと聞こえなくなってしまう所でもあります。
 
私の願いは、ここでどの楽器も手加減なしにフォルテ×3で演奏してもらうこと。
かつ、低音のメロディーがお客さんに届くこと。
低音パートのチーム力が試されますね。
 
他にも見どころたくさんです。
楽しみです。

 

 

 

↑10/9の練習より動画にて。コントラバスは写ってませんが(^^;)

 

あと15日!

第18回EGK演奏会まであと15日!

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

 

http://i-amabile.com/concert/egk18

 

2016年10月23日(日) 13:30開場/14:00開演
大田区民プラザ 大ホール
(東急多摩川線下丸子駅徒歩1分)
全席自由・入場無料

メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20
野村真奈人(Vn1) 西浦丈(Vn2)  花田安紗子(Vn3) 中條日菜子(Vn4)
相川美佐子(Va1) 久保麻由子(Va2) 相原一輝(Vc1)  佐渡慶一郎(Vc2)

コントラバス・アンサンブル「コンバース」
平尾純 伊藤大 高階勇人 馬島かなえ
※曲目は当日発表!

ブラームス/大学祝典序曲 ハ短調 作品80
ベートーヴェン/交響曲第8番 ヘ長調 作品93
指揮:平尾純
 

 

豊かな色

EGKブログをご覧のみなさま、こんにちは。
フルート2ndの美馬です。
演奏会まで半月ほどとなりました。
ドキドキ、ワクワク。
 
8月の下旬から始まった、今回の演奏会へ向けての練習も後半に入り、2回目の管打練を行いました。
音程、音の長さなど、細かいところ、演奏者が日ごろ気になっていたところを丁寧に合わせた1回目の管打練。
2回目の今回では、なんというか、管打楽器としての音の形や色がクリアになってきたように思います。
 
音は、見えません。
もちろん、触れません。
それでも、形や色があると、わたしは思っています。
音の立ち上がり、
音の終わり(語尾、なんて言うこともあります。)、
伸ばしているときの響き。
音を形づくり彩る要素は様々ですが、それらをそろえる練習でした。
次の練習で、弦楽器の音と合わさったときに、より明確な形と豊かな色となることが、楽しみです。
 
さあ、半月後。
演奏者一人一人の音を、EGKオケの音としてみなさまにお届けします!