EGKオフィシャルブログ -23ページ目

繋がり

はじめまして!ホルンパートで参加させていただきました、倉掛です。
 
少し時間があいてしまいましたが、お忙しい中、先日の演奏会にお越し下さった皆様、
運営をしてくださった団員の皆様、当日の準備にご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
 
ホルンパートの先輩方にお誘いいただき、今回初めてEGKに参加させていただきました。
私はブラームス作曲の『大学祝典序曲』の3番ホルンを吹かせていただきました。
この曲の3番ホルンは、メロディーがあるだけでなく、
木管との掛け合いがあったり、ビオラと一緒に三連符を演奏したり…と、とてもおいしいパートです。
このようなパートを、偉大な先輩方の中で演奏することはとても緊張することでしたが、
EGKには独特のあたたかい雰囲気があり、次第に緊張もほぐれ、本番ものびのびと吹かせていただきました…!
 
私はEGKに参加させていただいて、『繋がり』について以前よりも考えるようになりました。
EGKでは年代や職種など様々な人が集まって音楽を創り上げているわけですが、
それがなんだか奇跡的なように思えてならないのです…。
もしかすると出会うこともなかったかもしれない、
そんな方と音楽を通じて繋がることができて、とても幸せに思います。
これからも音楽を通じて沢山の素敵な方々と巡り会えたらいいな…と思わされたEGKシーズンでした。
 
素敵な出会いと普段とは違う刺激をもたらしてくれたEGKに参加できて幸せでした。ありがとうございました。

クリスマスカード

1日遅くなりましたが、MerryChristmas!
 
指揮者の平尾です。
 
団員による今シーズンの感想シリーズが続いている中ですが、
今回ご来場いただいたお客さまに、EGK恒例となったクリスマスカードをお送りしましたので、
ご報告です。
 
今回も鈴木一生さんのデザインで、素敵なクリスマスカードをお届けすることができました。
 
引き続きEGKをよろしくお願いします!
 

アットホーム

はじめまして、セカンドバイオリン齋藤です。
演奏会からもう2ヶ月が経とうとしているんですね!あっという間〜。
 
わたし自身にとっては今回がEGK初参加となりました。
 
フィルの現役時代からお世話になっているコンマスの野村さん、指揮者の平尾さんを始め、
憧れの先輩たちや、大好きな同期後輩と一緒に演奏できるのは、
本番はもちろん毎回の練習も楽しいものでした。
 

今回乗る前に、とある人に「EGKってどんなオケ?」と聞いてみました。
そうしたら
「アットホームなオケだよ!」
と教えてくれました。
 
今回参加して、まさにその通りだなぁと。
それはOBオケだから、というだけではないと思います。
 
本番1週間前に、毎回恒例だという野村さんの想いを聞く時間がありました。
そこで、アットホームを感じる理由が分かりました。
言葉にするのがどうも苦手なわたしなので一言にすると、
EGKは奏者ひとりひとりを本当に大切に思っているんだ、
ということを強く感じたのです。
(詳しくは10/17のブログへ!)
 

初参加のわたしも早々にほっと安心できたEGK。
今回参加させてもらえて本当によかったー!

開いておくこと

チェロパートの相原です。
 
最近、「開いておくこと」をなるべく意識するようにしています。
 
社会人になって学ぶことだらけの中で、なるべく全てのことを吸収するために意識し始めたのですが、
それが今回は演奏の手助けをしてくれました。
 
自分が「開いて」いるだけで、色々な音が声になって聞こえてきます。
そして気持ちが伝わってきます。
そこに寄り添うだけで、今までよりもずっと気持ちよく演奏することが出来ることが分かりました。
きっとそれは仕事と音楽以外の全てのことに共通していることで。
 
自分が「開いて」いれさえすれば、ありとあらゆるものが僕の中に入ってきてくれる。
あとはそれを吸収して、少し返してあげるだけで上手くいく。
そんなことを今回の演奏会で知ることができたと思います。
 

「好き!好き!」

はじめまして。
今回初めてEGKに乗らせていただきました、現役大学3年生のオーボエの篠崎と申します。
 
今回の演奏会では、大祝とベト8のオーボエ2ndで乗らせていただきました。
 
EGK初心者、どころか今年初めて早稲フィルのOBオケに乗らせていただく機会に恵まれて、
普段とは違ったメンバー、そして経験豊富な先輩方に囲まれて楽器を吹いたりしたこと、
短い練習期間でしたが、私にとって毎回の練習がとても新鮮で刺激的でした。
 
その短い期間の中で、EGKの素敵だなあと思ったところは、人と人とのつながりを大事にしているオケだというところです。
オーケストラで演奏する上でアンサンブルというものが非常に重要な要素だと思いますが、
私は、アンサンブルは信頼だと思っています。
お互いの信頼があってはじめてアンサンブルができる、といったところでしょうか。
言葉にすれば当たり前のことですが、簡単なことではないと思います。
人とのつながりを大事にするEGKだからこそ、この短期間の練習でオケになれるのだと思いました。
 
今回私が吹いた2ndというパート、オーボエといえばソロがあったりとか、目立つというイメージがあるかと思いますが、
このパートは目立ったりしません。
でもいなきゃいけない存在。
存在感を出しすぎてはいけないけれど、でも存在していないといけない。
特にベートーベンではこのバランスがすっごく難しくて。
でもそれがすごく楽しくて。
EGKという環境で、このメンバーで、大祝とベト8を吹けるのがたった2ヶ月で終わってしまうのが、とても惜しく思いました。
けれども、いろんな先輩方とお話しさせていただく中で、
年にたった2ヶ月でも仲間たちと音楽ができることは、貴重な機会なのではないかと思いました。
 
これから就活をひかえた身として、自分がどんな将来を送っているのかまったくわからない、
ましてやその将来に音楽という要素が含まれているのかもわからない、、、
大好きなオーケストラをずっと続けたいという気持ちはもちろんあるけれども、
社会人になってからも音楽を続けることはそう簡単なことではないはず。
その中で、EGKで活躍する先輩方は、私にとって憧れの存在でもありました。
同じ早稲フィルというオケで共に過ごした仲間たちと卒団しても、社会人になってからも、もっと大人になってからも、
また一緒に音楽ができるって、とっても素敵なことだと思います。それができたらどんなに幸せなことか……
 
 
はいっ!はじめてのブログではりきっていろいろ書いてしまいました…笑
 
ただただ「好き!好き!」という思いでやってきたオーケストラですが、
なぜ自分が音楽を続けているのか、どうして自分は音楽を続けるのか、考えるきっかけになった機会になったと思います。
まだまだ答えは出ません。
これからも考え続けます。
 

来年も是非ご来場下さい!

一ヶ月くらいお時間が経ってしまいましたが、
ご来場いただいたみなさま
演奏会にお越しいただき誠にありがとうございました!!
 
コントラバスパートの高階です
 
今年のコンバースはお楽しみいただけたでしょうか?
 
今回はドラゴンクエストと、AKBと、津軽海峡・冬景色と
いろんなジャンルに挑戦してました。
 
ドラゴンクエストを弾いていると、
なんかゲームをやりたくなってきて、
個人練習の時間を削って、気がついたら
弓ではなく、コントローラーを持っていて
ドラクエをやってしまうこともありました・・。
 
また、津軽海峡・冬景色という曲は他の演歌と違って、
三連符でメロディが構成されている曲でして、
なかなか合わせるのが難しいかと思っていたのですが、
やはり日本人の血が流れているのか、
意外とすんなりと合わせていくことが出来ました。
本番では、最前列にいらしたご年配の方が
大変楽しそうにお聴きいただたようでして
我々も大変うれしかったです!
 
そのあとのオーケストラでは、
ブラームスの祝典序曲とベートーヴェンの交響曲第8番でした。
 
1曲目の祝典序曲については、
他の曲とは違って、ブラームスらしく
コントラバスだけが別のメロディを奏でている箇所とか
実は結構ありまして、やりごたえがありました!!
(みなさんはお気づきいただけましたでしょうか?^^;)
 
また、メインの曲目となるベートーヴェン8番は
他のベートーヴェンの交響曲よりは
その前後の7番や9番よりはあまりメジャーではありません。
ただ、弾いていて、短い時間の中に色んな要素が
凝縮されている曲だと改めて感じました。
 
ベートーヴェンの交響曲をやる度に思うのですが、
以前弾いた時はここはうまくいかなかったことがあったけれど、
今回はうまくいったりと、
毎回、自分の実力がどこまで行っているのかを
(学校の音楽室にある肖像画のベートーヴェンの顔で
見つめられながら)試させられているようで、
ベートーヴェンの交響曲を弾く度に勉強させられます
 
毎年精進しているこんな私達ではございますが
次回も良い演奏会を目指していきたいので
来年も、今回ご来場いただいた方も
来られなかった方々も
来年も是非いらしていただけれると幸いです!!

これだからオケはやめられない!

こんにちは、ビオラの平田です!
本番が終わってからはや1ヶ月が経ちました…!
改めまして、今回ご来場いただいた皆様、また関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 
EGKに演奏者として参加させていただいてからは、3年目になります。
 
私事ですが、小学生の時にオーケストラでビオラを始めてから10年と少しになります。
 
オケ経験を重ね、多くの演奏機会を頂いて、今まで様々なオーケストラで演奏してきました。
そして、EGKに参加させていただいて、このオーケストラは特に毎年毎年音楽への考え方、
取り組み方に新たな発見をもたらしてくれるオケだなぁ、と改めて感じています。
 
特に考え方が変わった転機になったのは昨年、就職してからです。
音楽に集中できた学生時代とは変わって自由に使える時間に制限がかかり、
うまく自分でコントロールしながら音楽と向き合わなくてはならなくなり、少し自分の中でもがいた時期がありました。
そんな時でも、EGKの皆さんはあたたかく私を迎えてくださいました。
練習の仕方なども、学生の時のようにがむしゃらにやるだけではなく、
どうすれば皆さんにとけ込めるか、どこを工夫したら変わるのか、
などと学生時代より考えながら取り組むようになりました。
 
音楽への考え方がガラッと変わった昨年でしたが、今年は感覚的に新たな発見をすることが出来ました。
練習で皆さんと音を合わせた瞬間、自分の中で、ぱぁーっと世界が広がる感じがありました。
その感覚がなんとも心地いいのです。
音楽が明るいテンションの時でも、ちょっと暗めのテンションの時でも、ゾクゾクっとする瞬間があって。
もちろんうまくいかない時もあるんですが、ぱぁーっとする瞬間に出会えるともう嬉しくて嬉しくて。
EGKにしかないこの感覚(うまく伝わらない!笑)に出会えたことが今年の一番の収穫かな、と思っています。
その感覚を味わいたくて、毎週練習に行くのが楽しみでした。
 
これだからオケはやめられない!と改めて感じさせていただいた、3年目のEGKシーズンでした。

1音1音への意識

こんにちは。
先日の演奏会に来てくださった皆様、お越しいただきありがとうございました。
 
パーカッションパートの清水と申します。
 
大学祝典序曲でバスドラムを叩いて、
アンコールにもそそくさと入ってきてバスドラムを叩いていたのが僕です。
EGKには今回初めて乗せていただいたのですが、
少ない練習回数の中で奏者の皆さんの思いが指揮者の平尾さんのもとに一つになっていくのを感じられた気がします。
 
社会人になってもオーケストラを続けられて、このように表現する場があるのはすごいことですし、何より楽しいなと改めて感じました。
 
このような環境にいられて幸せです。
個人的には出番の数こそ少なかったものの、その分1音1音への意識が高まり、
また尊敬する先輩方の音を聴きながら演奏できたこともあって、
「イメージした1発を出す」ということにいつも以上に気持ちを向けられた演奏会でした。
音数が多いと「正しく叩く」ということに気をとられがちな部分もあるので…
 
今更ながらバスドラム1発の奥深さに気付かされたような気がします。
 
とは言え到底イメージ通りの音が出たわけではありません、、まだまだです。
 
現在は大学4年生で、12月に早稲フィルの定期演奏会、3月には卒団演奏会で演奏する予定なので、
この経験を生かして、他の曲、他の楽器でもよりよい演奏ができるように精進していこうと思います。
素敵な経験をありがとうございました!
 

オケの暖かさ

こんにちは!
コントラバスパートの小林です。
寒さが厳しくなってきておりますが、秋晴れが心地良い季節ですね(^^)皆様いかがお過ごしでしょうか?
 
さて、1ヶ月前のことではありますが、第18回EGK演奏会は無事終演致しました。
ご来場頂いた皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
 
今回私は初参加だったのですが、初回練習から本番までのたった2ヶ月で様々な経験をさせて頂きました。
 
特にベートーヴェンの8番は私にとっては難しくて、でもその分勉強にもなりました。
私は弾くのでいっぱいいっぱいになる中、先輩方は敏感に様々なことに気付いてらしたり、
他パートでもベースパートでも自分以外の方から素敵な音が聞こえてくる場面が何度もあったり…
練習中、沢山の刺激を頂きました。
 
そんな練習を経ての本番。
一人一人を大切にするからこそ生まれるこのオケの暖かさが、音色にまで表れているのを感じながら弾いておりました。
本当に楽しくて、所々ニヤニヤしてしまいました…(お恥ずかし💦)
そんな楽しさが客席にも届いて、お客様にも楽しんで頂けたなら何よりです。
 
こんな未熟者の私ですが、次にEGKに参加させて頂けることがもしあれば、
その時にはもっとお役に立てるよう、これから精進を重ねて参りたいと思いますε=ε=┏(・о・)┛
 
またいつか、皆様にお目にかかれる機会を楽しみに頑張ります!!
 
ここまで読んで頂きありがとうございました♪

声にならない想い

こんにちは。今年も1stVnで参加させていただきました中里見と申します。
 
人生何度目かの1年生として迎えた今年は、
見慣れたはずの風景にも違う色を感じるシーズンになりました。
楽器を弾く自分とそうでない自分を使い分ける器用さがない私は、
スーツを脱ぐことも忘れ練習に向かうことが多々ありましたが、
その不器用さが私に心の通じ方を教えてくれました。
 
多くの音が渦巻く中に自分の音が溶け込んでいく快感や、自分のパートだけでフレーズを繋いでいく緊張感。
誰に命令された訳でもなく、心を一つに集中力を高めてより良い音にしようという気迫に、音に心が共鳴した瞬間を感じました。
また、他のパートから魂のこもった密度の濃い音が発せられた時、自然と涙ぐんでしまったことがありました。
声に出していないのに、言葉がないのに、その瞬間にかける気持ちが分かったように感じました。
無機質な雑音に耳慣れた私は、真っ直ぐに届いたその表現に対して、心の震えを押さえることができませんでした。
その日の帰り道、月明かりの下いつのまにか脱いでいたスーツのジャケットのシワに誇りさえ感じました。
 
私を四六時中見つめる青い光は、「何になりたいのか」と私の頭を悩ませ、
人に無関心な東京の雑踏は、「このままで良いのか」と私の焦燥感を駆り立てます。
それでも、来年もまた心の通う音の中に存在していたいと思う気持ち、失いたくないという惜しさが、
すっかり通い慣れた地に今日も足を向かわせます。
どんなに心が小さくなっても、音に込めて伝えたいという熱と、
オーケストラから聴こえてくる魂の叫びに応える感受性だけは忘れず、
音で感情表現を伝えられる人になりたいと思っています。