サンタモニカの住宅地に補正工事をおこなっている一軒の家があります。
町に馴染み過ぎていてわかりにくいですが
ロサンゼルスを代表する建築家「フランクゲーリー」が住んでいた家です。
（フランクゲーリー自邸）
フランクゲーリーは世界的に有名な建築家で、ロサンゼルスダウンタウンにある
ディズニーコンサートホールを建築デザインした人です。
今では世界的に有名な建築家ですが、世間で注目されるようになったのは
1978年に自宅を安価で改装した、このフランクゲーリー自邸からです。
フランクゲーリーの作品の特徴といえば脱構築建築です。
普通、建物は床と壁、天井がお互いに垂直にくっついて成り立ちますが、フランクゲーリーの建物はちょっと違います。
各パーツの一般的な概念をぶっ壊し、遊び心を加えたのがフランクゲーリーの建物です。
今ではベニスビーチ周辺ではよくみる建築ですが
当時はそれまでの常識を覆す衝撃的な建築でした。
二つの相反する考えがある時
二つの考えの矛盾をしっかりと理解し、新しい考えや視点を生み出す考え方を
脱構築思想とも言います。
常識を理解し、常識をぶっ壊し、新たな視点をつくることこそが
フランクゲーリーがやろうとした建築であり
不妊治療の分野でも考えるべき視点かもしれません。
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