数日前、卵子ドナーの採卵した後
安静にしていただいている間、待合室で座っていました。
お昼をはさんでいたので人はいなかったのですが
ヨーロッパから臓器移植のエージェントが来ていたので
ロビーで話していました。
アメリカでの卵子提供のルールは臓器移植のルールと重なる部分もあり
アメリカの現状を話していました。
卵子と他の臓器は違うという意見もありますが
いつかFDAの方とお話したところ
患者さまを守るという点から、卵子も他の臓器と同様に扱って国の規定をつくる方が
しっかりとした規定が出来るようです。
臓器移植も卵子提供同様、さまざまな事情により
自国では移植が出来ない場合はあります。
医療学会のガイドラインは成功率をあげ、安全に治療が出来るためにあるものですが
国の法律やガイドラインは、自国民を守るためにあります。
法律をつくる専門家集団は、医療学会とは異なります。
そのため、医学的に認められていても、国のシステム上、どうしても自国で出来ない場合があります。
そこで、いろいろな理由で、さまざまな専門家がアメリカにもやってきます。
臓器移植と言えば、ヨーロッパではフランスが有名でしょうか。
1952年に最初の生体腎移植が実施されました。
そして1976年に最初の生命倫理法が制定され
・臓器提供は匿名で行われる必要がある
・臓器提供は無料で行われる必要がある
こうした条件が出来ました。
そして、生前に拒否の意思表示をした場合を除き、全ての成人居住者が臓器提供を同意したものとみなされるようになりました。
アメリカは生前に提供する意思表示がなければ他人に提供はできないオプトイン方式を採用していますが
ヨーロッパでは基本、生前に提供を拒否する意思表示をしなければ、自分の臓器を提供してしまうオプトアウトを採用しています。
これでは拒否をする意思表示をし忘れてしまった場合は、突然なくなられた方も勝手に臓器移植となってしまいます。
そのため、多くの人に臓器移植の事を真剣に考えてもらえるよう、こうしたシステムを取り入れているようですが
ヨーロッパの国によっては、旅行者も提供拒否の意志表示をしていなければ、旅行先での万が一の事故で提供をしなければならない事になりかねません。
個人的にはオプトアウト方式をしなくても
多くの方に臓器移植を考えてもらう機会を与えるべきですし
ましては、卵子提供でのオプトアウトシステムは複雑な治療なだけに危険です。
世界の医療技術はどんどん進み、オプトアウト方式を採用している国では
必ず、卵子提供の場合はどうするべきかの議論が出てくると思います。
ルールをしっかりとしていなければ
亡くなられた方の身体から卵子を取り出し、本人の提供拒否の意志がない理由で、他人に移植という事にもなりかねません。
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