空気環境アドバイザーの chiemi です

 

昨日、官房長官が会見で、 

新型コ○ナ感染者が緩やかに増加傾向にあるため 

咳エチケットや手指の消毒など感染対策を 

と、呼び掛けたそうです 

 

「コ○ナ騒動」から加熱する異常な「除菌・抗菌」ブームについて 

少し冷静になって、考えてみましょう 

 

 

人間の体には、内側、外側あらゆるところに、体を守る細菌や微生物が存在します 

「常在菌(ノーマルフローラ)」です

腸内細菌が大切! と良くいわれますが、これも常在菌 

 

そして、これらの「常在菌」は人の健康にとって、とても大切なものです 

 

たとえば、皮膚の場合 

角質層は、アレルゲン、細菌、真菌、ウイルスなどの侵入を防ぐバリアで 

表皮の「抗菌ペプチド」が細菌の細胞膜を攻撃、殺菌したり 

弱酸性に保たれた角質層が、細菌の増殖を防いだりしています 

 

色々な常在菌がそれぞれの役割で体を守ってくれていますが、 

この抗菌ペプチドの生成にも常在菌は関係していますし 

もちろん体の免疫システムとも関係があります 

 

 

「除菌、抗菌」は、有害な菌を殺すだけでなく、常在菌にもダメージを与えます 

有害な菌だけ都合よく殺す・・・なんて都合よくはいきません 

 

ゴ○ジェットが都合よくゴ○ブリだけ殺して、子供のカブトムシは平気 

・・・とはなりませんよね(変な例えだけど・・・) 

 

 

常在菌を排除してしまうことは、自分に本来備わったバリア機能を壊し 

ひいては免疫力、抵抗力を下げてしまうことにも繋がります 

 

つまり、過度な除菌、抗菌製品の使用や消毒は「逆効果」と言うことです

 

そして、米国食品医薬品局(FDA)は、 

市販の抗菌石鹸が普通の石鹸と水で洗うよりも病気の予防に優れていることを示す十分な科学的根拠はなく、 

さらに、これらの製品が長期間にわたって広く使用されているため、健康への潜在的な悪影響の問題が提起されている。 

とリリースしています(2019年6月) 

 

 

私も以前はそんな事は全く知らず、病気になった後に新しい友達に 

「良く考えてみて。除菌や消毒は常在菌も殺すんだよ」  と教えて貰いました

 

子供の頃から、風邪薬や抗生物質を飲むと便秘になっていた事が腑に落ちたり 

酷い体調不良の果てに化学物質過敏症を発症した時、腸が食べ物を吸収出来ない状態になってしまったのは、コロナ初期で異常なまでに消毒しまっくって、常在菌も免疫も何も無くなっていたんだろうな、と妙に納得したりで 

それって本当のことなんだな、と実感した次第です。 

 

言われて考えてみたら「なるほど」でも、

知らない、興味ない、だと辿り着かない

まさにそんな感じでした。

 

 

長くなったので、一旦ここまで 

② に続きます 

 

 

 

空気環境アドバイザーの chiemi です

 

気温も上がり「蚊」に悩まされる季節になりました

そこで、安心・安全な「蚊取り線香」について

「化学物質」目線で考えてみましょう。

 

現在、一般的な蚊取り線香、電気式蚊取り器の主成分は

「ピレスロイド系」の合成殺虫剤です。

 

元々は明治時代、金鳥(大日本除虫菊(株))の創業者が

旧ユーゴスラビア原産の除虫菊の種をアメリカ経由で手に入れ

日本で栽培、その粉末で蚊取り線香を作ったのがはじまりで、

 

その除虫菊の天然殺虫成分「ピレトリン」に似せて作られた

合成化学成分が「ピレスロイド」です。

 

「ピレスロイド」は恒温動物にとって分解、排泄されやすく

比較的毒性は低いとは言われているものの

やはり合成殺虫剤であり、使用量や、吸入などにより

頭痛、咳、嘔吐、皮膚炎などの症状を引き起こすこともあります。

 

加えて気を付けたいのが、その他の成分(添加剤)

染料、香料、保存料などの合成成分が使われており

殺虫成分に加え、それらも放出されます。

 

化学物質の安全性は「単体」で謳われているものであり

複数の化学物質による複合的な人体への影響や

複数の物質が化学反応を起こし、別の有害物質になる危険性

については考慮されていません。

 

それらを考えると、やはり「天然成分100%」が安心・安全

小さなことから、合成化学物質の使用を減らすことで

体への負担を減らし、不定愁訴の改善などに繋がる可能性もあり

もちろん、環境にも優しいです。

 

今ではインターネットで簡単に安全な商品を買うことが出来ます

ちょっとしたことで手に入る健康について、考えてみるのも良いですね

 

 

【 天然の素材100%の蚊取り線香 】

かえる印のナチュラルかとり線香(ライオンケミカル、ほんもの総合研究所)

・全成分:除虫菊粉末(総ピレトリン0.4%)・除虫菊粕粉・タブ粉末・

               木粉 ・ヤシガラ粉末

・着色料、防腐剤不使用

 

昔ながらの天然除虫菊蚊とり線香(ライオンケミカル)

・有効成分:除虫菊末(総ピレトリン0.4%) その他の成分:植物混合粉

・無香料・無着色

 

○ 菊精渦巻 天然除虫菊 かとり線香(ライオンケミカル)

・有効成分:除虫菊末(総ピレトリン0.4%) その他の成分:植物混合粉

・『菊精渦巻』の復刻版・大正8年の発売当初からの変わらぬ成分内容

 

○ 菊花せんこう(りんねしゃ)

(注)総ピレトリン0.1%のため雑貨扱い。防虫効果(殺虫ではない)

・除虫菊末・除虫菊粕的(北海道滝上産・中国・ケニア産 総ピレトリン 0.1%) 、

   タブ粉、澱粉、木粉(北海道産白樺・福岡県産ひのきなど) 薄荷、 陳皮(和歌山)

・着色料、防腐剤、農薬類不使用

 

 

 

【子どもの健康と安全に関する全国調査(エコチル調査)/国立環境研究所】

 

 

「空気環境アドバイザー」認定式に出席のため、愛知県春日井市へ 

当日は、認定式・セミナー・ワークショップと充実の内容でした

 

 

○ セミナー講師は 

(株)クオリア・コンサルティング 代表取締役社長 大塚久美子さん 

( 元(株)大塚家具 代表取締役) 

家具で使用される化学物質(塗料、接着剤)とその影響についてや

日本の伝統技術でつくられた家具について、など 

とてもわかりやすくお話して下さいました

 

 

○ ワークショップのテーマは

「合理的配慮の義務化で私たちができることは何? 

   ~化学物質過敏症患者と事業者の事例から考える~」 

 

2024年4月に 障害者差別解消法 が改正され

事業者の合理的配慮が義務化されました

 

今回は「障害者差別解消に関する相談事例集」(東京都福祉保健局)から 

実際に東京都に寄せられた相談事例を題材に

化学物質過敏症患者、事業者それぞれの立場や、合理的な解決方法

について考え、意見交換を行いました 

 

この法改正は世間ではあまり知られていませんが、

「どんな人にも生きやすい社会」を作っていく上で大切なことは何か

を考える良い機会になりました

 

 

出席者は、会社経営や個人事業をされている方が多く 

様々な方と交流が出来たことは、とても貴重な経験でした 

 

また、化学物質過敏症として会場に来るまでに苦労したことは何ですか?

と、突然発言の場をいただき

・通勤ラッシュ時の在来線

・新幹線

・タクシー

などで具体的にどのような問題が起こるかについて

皆さんに具体的に知って頂くことも出来ました

 

 

 

大人が空気を吸う量は

呼吸1回あたり平均500mlで、一日に約20kg 

「ごはん100杯分」に相当する、驚きの量です 

この、水や食物より遥かに多い量の空気を

私たちは毎日摂取しています

 

「空気環境」という目線で健康を考える大切さと

それを広めていく重要性を

改めて実感した一日になりました

 

 

 

空気環境アドバイザーの Chiemi です。

 

今年は例年になく初春から暖かく、

梅雨~夏に向けてエアコンクリーニングを早めに

そんな季節になりました。

 

エアコンクリーニングの危険性について

「化学物質」目線で考えてみましょう。

 

一般的に、掃除業者が使用する業務用洗剤は

家庭向けよりもキツイ = 危険度が高い です。

 

例えば

パイプクリーナーの苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)濃度

・家庭向け = 1%前後が多い

・とある業務用= 4.5%(5%超は法律で劇物指定)

髪の毛が溶ける = タンパク質が溶ける

つまり、素手では扱えない。と言うことです。

 

エアコンクリーニング洗剤について調べると

アルカリ性。洗浄後に中和剤で洗い流し、

pHが中性になったことを確認する

などと書かれていました

 

洗浄が不十分な場合、エアコン内に洗剤が残り

エアコンを使うことで、残留洗剤が部屋に放出されます

 

エアコンクリーニングが原因で化学物質過敏症になった

という話は、実際ありますし

お掃除のお仕事の方が、業務用洗剤などの影響で

化学物質過敏症になった、という話も聞きます。

 

同様に、市販のエアコンクリーナーについても

洗剤濃度は低いかもしれませんが

使用後に洗浄しない = エアコン内に洗剤が付着したまま

になるため、注意が必要かと思います。

 

特に、喘息など呼吸器にアレルギーのある方

アトピー等皮膚にアレルギーのある方、などは特に

個人的には、ケミカルなエアコンクリーグはお勧めしません。

(空気中の化学物質は、経皮毒として皮膚からも吸収されます)

 

石鹸や、酵素系など、「生分解」する安全な洗剤を使う業者もあります

エアコンはお部屋の空気の状態に直接影響するため、

優しい洗剤を使う業者を選択することが、健康や安心安全に繋がります。

 

新品の衣類をおろす時、どっち派ですか?

○ 着る前に洗濯する

○ そのまま着る

 

私としては、

新品の衣類は、「洗濯してから着用すること」 をお勧めします

 

新品の衣類には

① 染料、加工剤、仕上げ剤、防臭・防虫剤などの化学薬品

② 生産から販売までの流通過程での汚れなど

③ 店舗での汚れ(最近では店員や客の柔軟剤のマイクロカプセルなども)

などが付着しています。

 

①は、VOCであるホルムアルデヒドをはじめ、様々な化学物質が使われています。

ちなみに、ホルムアルデヒドは水で洗えば落ちます。

染料は色が濃い方が強く、

価格の安い物の方が、強い化学物質が使われている可能性が高いです。

 

②の流通過程では、海外工場から船便で輸送されると考えると、

汚れだけでなく、害虫やカビが発生している可能性も。

 

③効果長持ち仕様の「抗菌・除菌洗剤」「匂い続く柔軟剤」使用者の衣類から、大量のマイクロカプセルが飛散し、周囲の色々なものに、アレルギーの原因にもなるカプセルを付着させています。

 

 

ちなみに、化学物質過敏症の私の経験ですが

 

○ 知人の新品の洋服から甘い臭いの強い化学物質が揮発

  皮膚への刺すような刺激が強く、3m圏内に近寄れず(柔軟剤とは異なる臭い)

  洗わず着たらしく、後日洗濯した同じ服で会ったら、全く平気に

 

○ 赤色のコットンのパーカーをファストファッションで購入

  二度ほど洗濯したが、染料がキツくて体が痛くなり着れず

  結局5~6回洗い、ようやく着られるように

 

仕上げ剤、染料、価格帯での安全面での差など、知識として知っていましたが

まさに身をもって体験しました。

 

洗濯機で洗えるものは、基本的に洗ってから着用する

些細なことですが、肌への負担、何より経皮毒を減らすことが出来ます。

 

特に子供さん、肌の弱い方、アレルギーのある方(肌以外、呼吸器なども)

あと身体が弱っている方も、解毒に大切なエネルギーを使わないように

「着る前に洗う」 を、ぜひ習慣にしてみて下さいね。