「空気環境アドバイザー」認定式に出席のため、愛知県春日井市へ
当日は、認定式・セミナー・ワークショップと充実の内容でした
○ セミナー講師は
(株)クオリア・コンサルティング 代表取締役社長 大塚久美子さん
( 元(株)大塚家具 代表取締役)
家具で使用される化学物質(塗料、接着剤)とその影響についてや
日本の伝統技術でつくられた家具について、など
とてもわかりやすくお話して下さいました
○ ワークショップのテーマは
「合理的配慮の義務化で私たちができることは何?
~化学物質過敏症患者と事業者の事例から考える~」
2024年4月に 障害者差別解消法 が改正され
事業者の合理的配慮が義務化されました
今回は「障害者差別解消に関する相談事例集」(東京都福祉保健局)から
実際に東京都に寄せられた相談事例を題材に
化学物質過敏症患者、事業者それぞれの立場や、合理的な解決方法
について考え、意見交換を行いました
この法改正は世間ではあまり知られていませんが、
「どんな人にも生きやすい社会」を作っていく上で大切なことは何か
を考える良い機会になりました
出席者は、会社経営や個人事業をされている方が多く
様々な方と交流が出来たことは、とても貴重な経験でした
また、化学物質過敏症として会場に来るまでに苦労したことは何ですか?
と、突然発言の場をいただき
・通勤ラッシュ時の在来線
・新幹線
・タクシー
などで具体的にどのような問題が起こるかについて
皆さんに具体的に知って頂くことも出来ました
大人が空気を吸う量は
呼吸1回あたり平均500mlで、一日に約20kg
「ごはん100杯分」に相当する、驚きの量です
この、水や食物より遥かに多い量の空気を
私たちは毎日摂取しています
「空気環境」という目線で健康を考える大切さと
それを広めていく重要性を
改めて実感した一日になりました