空気環境アドバイザーの chiemi です

 

① では、除菌・抗菌成分は、有害な菌だけでなく 

健康維持に大切な常在菌にもダメージを与える話をしました

 

 

 

②では、「超強力」のアピールが加速する

除菌、抗菌をうたった洗濯洗剤について考えてみましょう 

 

 

衣類に残留した除菌、抗菌成分は、常に肌に触れ続け 

表皮だけでなく、経費毒として体内にも吸収されます 

夏場は汗をかくので、吸収率は更に高まります 

(女性は特に下着で粘膜からも吸収されます) 

 

近年は、香害の原因でもある「かおり続く柔軟剤」と同じく 

除菌・抗菌成分がマイクロカプセルに入れられている場合は特に

衣類から飛散するマイクロカプセルは、呼吸により肺にも直接取り込まれます 

 

除菌・抗菌剤入りマイクロカプセルは、その小ささから肺の奥に到達 

肺の中でマイクロプラスチックが弾け、プラスチックは体内に残留 

除菌・抗菌成分は血液に取り込まれ体内を循環・・・ 

 

冷静に想像すると、体に悪そう・・・というか何だか怖いですよね 

 

テレビでは

「煮沸レベルの消臭抗菌!」 

「除菌レベル 去年の4倍!」 

など、超強力除菌 が ”売り” のCMがまことしやかに流れています

 

実際私は、この除菌・抗菌成分で皮膚に赤い湿疹がでたり、 

皮膚全体が赤く腫れて、ヒリヒリした痛みが出たりします。

自分では使わないので、誰かが使った飛散物からの症状です。 

アレルギーやアトピーの方も、何か症状が出る方が居るかもしれません

 

 

複合的に色々と考えてみると 

果たしてそこまで除菌・抗菌することは、本当に必要なのか 

考えてみる必要があるのでは、と思います 

 

もちろん時と場合によっては、除菌、殺菌、消毒は必要であり 

仕事柄必要な場合もあります

 

一方で、過度な除菌、殺菌により本来備わっている体のバリア、免疫システムを 

壊してしまったり 

除菌成分が耐性菌を生む原因になることも事実です

 

 

どちらか一方が正しい、間違っていると単純に決めつけるのではなく 

一方的な情報やメディアに踊らされず、メリット、デメリットを自ら知り 

自分や大切な人の健康を守る方法を考え、選ぶことが大切なのでは

と思います 

 

 

私は日常生活では、

免疫を落とさないためにも除菌・抗菌剤は使わず、消毒などは本当に必要な時のみ

が、良いかなと思っています。 

化学物質過敏症になり、そもそも使えなくなってこの考え方に変えてから、 

特に病気になることもなく、逆に健康になったと思うからです。 

 

 

皆さんはどう思われますか?