暴力ショー
パリ五輪で、女子ボクシングの試合が、物凄い勢いで再生回数を稼いでいる。
アルジェリアの選手が、イタリアの選手を、圧倒的な力の差のパンチで、殴っている様子。
これ、誰がどう見ても、男が女をタコ殴りしている図にしか見えない。
イタリアの選手は、試合放棄したけど、これ、可哀想過ぎたわ。
IOC憲章の中に「すべての人は差別なくスポーツをする権利がある」というのがある。
そして、今回のアルジェリアの選手は、医療規則的にも女性で、パスポートの記載も女性なんやという。
でも、どこからどう見ても男。
なんか、ただの暴力シーンを見せられて、気分が悪かったわ。
LGBTとか多様性か知らんけど、そんなのは、どうでもええ。
女性の競技に男が出て来れたら、女性の競技が元男性ばかりにならへんか。
誰かが、パスポートとか、チンチンとかおっぱいの問題やなくて、あんたは遠慮してくれって言わないと女性スポーツ終わるで。
あかんもんはあかん。
それこそ、その競技を開催する責任者がダメ出しするしか、こんなのを防ぐ方法は無いで。
性転換者には、申し訳ないけど、参加資格が無いってことにするしか、手は無いようにも思うわ。
個人の権利より、公共の利益の方が優先される。
当たり前の事やないのか。
植田ショック
先週の8/1-5日。日本の株式市場は、リーマンショック以来歴代第二位の株価の暴落があった。
下げ幅を見たら、これ、史上最大の下げ幅やん。
新聞は解説で米国の株安を上げているけど、これ、7月31日の日銀植田総裁の発表した金利値上げがきっかけになってないか。
米国市場の値下げ幅が900ドル程度やのに、日本市場の下げ幅が桁違いに大きすぎるのやね。
米国や英国などは、景気の閉そく感を見て、金利を下げる方向にあるなか、日本だけ0.25%とはいえ、ここ10年では無かったほど、異例の金利引き上げ。
唐突感は否めないわな。
それに、これまた極端な円高1ドル160円以上やったドル円が142円と派手な動き。
円高は輸出関連株を中心に株安を招く。
金利上げも株安。
日米金利差の縮小も、円高に追い打ちを掛けるから、トリプル要素が重なって、日本株はボロボロになった。
これ、私は、植田シヨックやと思うで。
タイミング最悪やったし。
せっかくのインフレ基調を、止めるのに金利上げは理解できるけど、少し早すぎるって。
インフレインフレって、石油を安くするため税金でばらまいて、電気代上げさせないため、また補助金出して。
モノの値段を上げたいのか、抑えたいのか、どっちやねん。
確信と絶対の自信が無いから、こんな中途半端な金融政策しか出来てないのやないか。
御用学者に責任取らしてクビにして、もっと、核心的理論を持っている人に指南してもらうべきやないのか。
戦略性が微塵も感じられへんわ。
4月から政府に騙されて、新NISAを始めた投資初心者の人たち。
しばらく飴をなめさせてもらったけど、そんな時期は短くて、このたった数日で帳消しになって、ほぼ全部が元本割れになったのやないか。
だから、政府の進めた通りにしていたら、損をする。
これで、投資市場に流れていた個人の金融資産が一気に引くで。
誰がこの責任取るつもりなんや。
誤審
今度のパリオリンピックで話題に上ることの多い審判の誤審問題。
人間が審判をするのだから、ある程度のミスは仕方のない事なんやろうけど、それにしても、酷いのも多いね。
審判の方自身のスキルの低さとか、経験の少なさなら、仕方ないのかも知れないけど、どこかの国だけ贔屓しているとなったら、これは、大問題になる。
スポーツ全般に言えることなのやけど、審判は、競技をするうえで、絶対的な権力が与えられている場合がほとんど。
審判のいう事を聞かないと、その競技が成り立たないからなんやね。
審判は、公平に見てくれるもの。これが大前提にならないと、スポーツが成立出来ないのやね。
カリスマ的な皆から信頼される審判ばかりなら良いのやけど、そうでない場合は、チームで審判を監視するようなシステムも必要なのかもね。
協議とか、リプレー検証とか、AI判定とかが、これからは、主流になっていくのだろうから、これら、審判のスキルの粒がそろわない問題は、だんだん減ってくると思う。
いろいろな協議でカメラが駆使され、映像解析をコンピューターがやるようになると、ホームタウンデシジョンとか、中東の笛とか、恣意的な傲慢審判は淘汰されていくべきやろうね。
今まで賄賂で勝っていた国は、全然勝てなくなったりして、これ、おもろいね。
人が人を見てジャッジを下す。これが審判の仕事。
このお仕事をいかに公平に冷静に出来るか。
審判にも評価ポイントを付けて、良い審判には、金メダルでもあげたらどうなんやろうね。
逆に誤審ばかりをしてしまう審判を排除できる仕組みが必要になってくるのかも知れないね。
極端過ぎる
日銀の植田さんが、政策金利を一気に0.25%も引き上げるとした。
同時に、量的な引き締めも開始。為替にも3兆円以上介入したという。
おかげで、8/1、2の日本の株式市場は大暴落するし、為替も一時148円代突入。
そら、これだけ長い間ゼロ金利を続けてきて、いきなり0.25。つぎは0.5とか言うのやから、世の中ひっくり返るで。
この4月から新NISAでちょこっと儲けた人も、これで儲けを吐き出して、原価割れ。
投資なんて、しなけりゃ良かったという恨み節も聞こえてきそう。
まぁ、金利政策をまともに戻したいのは、分かるけどね。
ちょっと早すぎないかと言う人も多いかもね。
円安は株高。利上げは株安。この原則に戻りつつあるのやけどね。
それにしても日本株の乱高下幅が1300円とか、半端ないほど大きい。
1日2日にして資産が何百万も消えた人もいるやろう。
まぁ、また戻るとは思うけど、国債購入額を減らすなどの引き締め策を続けると、せつかくのインフレターゲットがしぼむ。
ここ、難してところやで。
Amazonで買うな
みなさんは、ネットで買い物をしてますか。
買い物って言ったら、Amazonに楽天にYahoo!とか、ネットショッピングは安くて速いから、利用されている方が多いと思います。
ネットの方が、実売店より格安なケースがほとんどやから、家電量販店なんか行くのは、お年寄りばかりなんていう現象になってますよね。
でもね。Amazonで買い物をしていると、その利益って、そのまま米国に行ってしまって、日本で納税されてないって、知ってますか。
日本で商売しているのに、日本に納税しないって、これ、財務省は、しっかり米国と交渉せんかって、怒らないとあかんのやね。
AmazonジャパンはAmazon本社の子会社だから、日本での利益はほとんどゼロにして、本国の米国で納税している。
これ、日本の富を米国に吸い上げられているようなもの。
これを阻止するには、日本人なら、日本の会社で物を買おうってことになるのやね。
あれだけ騒がれている大谷翔平選手。
米国で大金を稼いでいるのやけど、いずれ日本に戻るのやから、親に仕送りとかしたら、日本でも相当、納税しとるのかと思ったら、日本での納税はほぼゼロなんやて。
結局、米国で稼いで、米国に納税しているだけ。
日本のスポンサーから貰ったギャラまでも米国に納税していたら、何にも日本の富にならへん。
結局、日本と米国のパワーバランスの差なんやね。どっちも。
これ、日本に少しは納税してもらうようにしないと、ええように、カモなれているねただのええ人になっちゃっているのやね。
財務省は日本人にだけ、上から目線で、えらそうなことばかりやっているけど、外国がからむと、まるで塩をした菜っ葉のように、へなへなになりよる。
いつまで、戦後体制の米国追従を続けないといけないのか。
日本は独立国やないのか。
徴税義務まで他国に遠慮して、何を偉そうな事を言うのかって。
情けなくて涙も出えへんわ。
公共放送はオワコン
NHKのネット業務範囲を検討する有識者会議を、いま、総務省が開いている。
もともと、日本全国にあまねく放送を見られるインフラ環境を確保するために、存在したNHK。
日本放送協会は全国に有って、それぞれ放送をしているのやけど、多くは民法と変わらず、キー局の放送を右から左に流しているだけ。
今の10代20代は、テレビを見る習慣がどんどん減っていて、配信だけで事足りている現状。
言っちゃ悪いが、お年寄りのための放送維持になっている。
世界でも、公共放送があるのは、英国とフランス、ドイツなど。共産国は別やけどね。
他は、だんだん消えつつあるのやないかな。
そんななか、NHKのネット配信を必須業務に格上げする議論が進んでいる。
ただ、放送インフラを、誰のお金で維持していくべきか。
ここは、議論が分かれるのやね。
放送が配信と違うところは、タイムリー性と一方向性。
ネット事業はいつでも見られるしね。
もうこれからは、ログインしなくても、誰もが見られるものを、安い負担で成立させていくぐらいしか、未来は無いのやないかな。
具体的には、NHKを民営化して、スポンサーを日本政府がやる。
つまり、税金で、必要最小限の公共性を維持して、受信料は廃止する。
これで、いろいろなことが変わって来るような気がするのやね。
官製値下げ
暑い夏。
最近こそ、少し円高になったものの、電気を作るための石油や石炭、LNGなどは、輸入頼みだから、電気代は本来なら、馬鹿高くなっている。
政府は、電気代の急激な値上げが国民生活を直撃すると、緩和策として、電力業界に補助金を再開しているけど、その累計額が、何と4兆円に迫る勢いになっている。
これ、いつまでも社会主義国のようなことやつてていいのかな。
そら、電気代が下るのは助かるのやけど、官製値下げとまで言われると、電力の市場経済が歪んでしまうのやないのかな。
新聞の記事を見ていると、いつも、一世帯あたり1000円の補助とかいう書き方をしているけど、電気代全体を考えたら、これ、企業用の電気も安くなっているわな。
日本の電気のうち、家庭で使われるのは30%。
残り70%は、工場などの産業用と、オフィイスビルなどの業務用で使われている。
これ、補助する対象は、家庭用だけにすべきやないのかな。
好決算の大企業を税金でまた補助する体質。これ、世の中を歪めるで。
液化天然ガスの高騰はピークの22年9月からすれば、40%も価格が下がっているやないの。
どうも、ガソリン、軽油と同じように、電気ガスも、税金で補助金を出して、役人がええ顔をしたい。天下り先にしたい。そんな、せこ~い魂胆があるのやないのかな。
莫大な補助金は公金から出ているってこと。
これにダメ出ししないと、好き放題されるで。
一部の業界だけ、えこひいき出来る体質。
これが大問題の原因やて。
だから五輪は面白い
絶対金メダルだって言われていた人が、2回戦で、コロッと負けてしまったりする。
逆に、そんなに期待されてなかった人が、良い色のメダルを取ってしまったりする。
五輪には魔物が住んでいるのやね。
だから、絶対が無い。だから、面白い。
もともと、スポーツは、意外性がある。
選手たちのその日の体調であったり、気分であったり、集中の度合いであったり、それによって、大きく結果が左右される。
そのブレを出来るだけ少なくするのが、ハードな練習であったり、繰り返し繰り返しのトレーニング。
世界で一番、訓練を積んで来た人が、金メダルを取れる確率は上るのやけど、それだけではない何かが、運命を変えてしまう。そういうものなんやろうね。
もう最近の日本は、死ぬ気で勝てとか、カンカンになって、選手たちにプレッシャーを掛けるのは良くないこと。
もっと、愉しんでと、選手たちを送り出すことが増えた。
本番にベストな力を出せたなら、それでいい。結果は二の次。
でも、本当は金メダルを取ると、スポンサーが付き、大金の契約がもらえたり、未来のお仕事が増えたりするのは、自由主義社会の良いところでもあるわな。
大昔のバレーボール男子の松平さんという監督さんが言っていた言葉が思い出される。
金メダルを取るためには、地の利、人の輪、時の運。
この3つが揃わないといけないのやと。
まぁ、その通りかもね。
私は、これに、その人が持っているパワーのようなものも、加えたいけどね。
世界中のパワーの強い人たちが集うのがオリンピック。
我々はその戦いぶりを、見て、応援して、愉しませてもらうことが出来るのやね。
グローバルなんていらない
今の岸田政権のやっている政策を見ていると、日本に外国人の人を呼び込んで、それで、日本経済を維持しようとしている。
人口の減っていく国に未来は無い。
それは分かっているのやけど、その方針、もう一度、ちょんと国民に問いただしてみた方が良いと思うのやね。
アメリカは人口2億だったのに、いまは3億の国になっている。
その主力が移民政策。それはわかるのやね。
でも、国土の小さい日本でアメリカと同じ方法で、国を発展させようとするのには、無理があると思うのやね。
日本各地にベトナムやら、クルド人などの多く住む町が増えてきた。
そのため、治安は悪くなるわ、ゴミは窓から道に直接捨てるから、とんでもなく汚い町が増えているやないの。
日本人より外国人を、国の宝だと言う頭のおかしな首相が、このまま日本の総理でいいのかって話やわ。
日本が日本で無くなって、日本の富裕層は海外に逃げだすって、これ、国壊しやって認識があるのかって。
そんな、日本にしてくれって、誰が頼んだんやつてことなんや。
人口減っても仕方ないから、日本は日本であってほしいわ。
そして、日本人が必死で維持してきた社会保険とか、年金とかを、昨日今日やつてきた外国人に分盗られるのは、はっきり言って、大変気分が悪い。
国民の財産を我が物顔で、異国の人たちにばらまくのは、今すぐ辞めて欲しいのやね。
日本は甘い国。世界から見たら、とんでもなく、ガードが低くて、お人好しな人たちの集まり。
こう、舐められている現状を、一刻も早く何とかしてほしいのやね。
岸田政権に好き勝手な事をさせていたら、日本が日本で無くなる。
憲法改正して、日本も大統領制にして、ドラスティックな政治転換が出来る国にしてほしいけどな。
議会制民主主義は、まどろっこし過ぎて、英国のような良さが見えない。
総理大臣ぐらい、自分たち一人一人の一票で決められることにしないと、もう今のやり方は、制度疲労でガタガタになっているのやないか。
負けは負け
いきなりオリンピックが始まると、話題は、この関係のお話しばかり。
やっぱり、五輪は、皆が熱くなるね。
ただでさえ、暑い夏やのにね。
競技初日で話題になったのは、柔道競技。
女子48㎏級の角田さんの金一号は見事過ぎた。
巴投げからの寝技パターン。完璧やて。
こめかみに貼られていた磁気シールさえ、有名になった。
これ、マークをわざと消した特注品なのやて。
逆に男子60㎏級の永山選手は、判定でごたごたした。
待てをかけられたので、緩めたら相手選手が閉め技を6秒間かけ続けた。
その結果永山選手は失神し、1本負けを喫したというのやね。
まぁ、相手選手も待てが歓声で聞こえなかったというから、気を許したのが負けの原因やわな。
参ったか、失神が1本のルールで、気を抜いたから負けたのだから、これは、仕方ないところやないのかな。
小川も、待てがかかっても気を抜くなと、教えられていたと言っていた。勝負なのやから。
まぁ、気を取り直して銅メダルまで行ったのやから、良しとせんと。
それより、判定を不服として、握手をしなかった永山選手は、株を落としたね。
武道なのやから、礼に始まり礼に終わる。
日本選手が判定に不満があるとはいえ、あの態度はいただけなかったかな。
相手を失神させてまでやる競技なのだから、気を抜いた方が負け。
負けは負けなのやから、潔く負けを認めた方が、恰好良かったで。