小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」 -37ページ目

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

最後の同潤会、見られそう!

昨日は、最後の同潤会・上野下アパート解体前のマスコミ公開日でしたが、翌日の今日もその延長で朝からテレビ局が入っていました(なぜか、小生にはお呼びがナシ、というかどなたも呼ばれず、局の方だけで収録している様子)。

この同潤会が解体される前にある本を出したかったんですが、遅れに遅れ(オイラのせいじゃない!)、間に合いません。ただし、解体は来月からのようですので、「橫丁・小径学会」遊歩(525日)にはその姿が見られそう! 皆さん、是非ご参加ください。噺家橫丁の真ん前が同潤会アパートです。

フィールド・ウォーキングの下見に行ってきました

今週の土曜開催のマスコミクラブの街歩き企画の下見をしてきました。全国三十番代の民衆駅として誕生したJR錦糸町駅舎前から大横川親水公園を通って東京スカイツリーまでの1km半程度の距離です。とはいえ、このコースはきつい! というのは、真っ直ぐに引かれた道路に戦後の新しい(?)建物が建ち並ぶ、という街並みのため、視覚的に単調、というのが大きな原因です。ここでは、次から次と現れる近代建築のシークエンスというのは望めません。

定規で引いた町割りは、江戸からの踏襲ですが、中央区の佃などと比べ家屋が新しいのは、東京大空襲に遭い、関東大震災後の震災復興建築が残っていないため。これも街並み探訪として貴重な体験ですが、途中、江戸切り子の店なども立ち寄ったりして、気分を変えながら進む予定です。まあ、これ、仕事じゃないんですけど、仕事じゃない、っていうところがいいと思っています。

「国立近現代建築資料館」明日、オープンです!

連休中、ちんちん電車の痕跡を辿るイベントに参加したほか、建築探訪として旧古河庭園、旧岩崎邸、それに上野動物園(これ建築の書籍に載せるつもりはないんですが、54日はみどりの日(429日がスライドしたんですね)ということで、無料(みどりと動物園とどう関わりがあるのか判りませんが)でしたので、入ってみました。一応、寛永寺の五重の塔は動物園の中、ということもあります。

このほか、八王子の滝山城(跡)へ。去年の秋、小田原北条最期の地の八王子城を散策したんですが、今回は八王子城の前の滝山城(落ちてはいないんですよね)を見学。郭、堀もきちんと残っていて、貴重な財産でした。

と、ここまで書いたところで、何を書きたかったか思い出しました。かつての司法修習生の研修所(東京・湯島)、いまの合同庁舎内に「国立近現代建築資料館」が誕生しました。明日、58日オープンです。口開けの企画展覧会は「建築資料にみる東京オリンピック」です。

ただ、この資料館どこから入るのか、今日現在、春日通り側の合同庁舎入り口には衛視がいかめしく立ち、看板も掲示されていません。連休中におじゃました旧岩崎庭園の中には(岩崎庭園のチケットを販売しているゲートの中)、資料館へ入ることができる動線が確保されていました。ということで、いったん、岩崎庭園の中に入ってからの入場になる?

真実は明日、明らかになる! なんて、大げさなことでもないんですが……。

「横丁・小径学会」(http://yokochogakkai2012.jimdo.com/ )おかず横丁遊歩のご案内

開催日:525日(土)

集合:JR「浅草橋駅」東口改札前 午後2

内容:噺家横丁、佐竹商店街、おかず横丁など。

*遊歩後、飲み会も予定(店は行き当たりばったり!)

ご興味のあるかた、ご連絡ください。一緒に歩きましょう。

図書館の開架と閉架
かつては、図書館というと基本的に開架式の図書館しか利用しませんでした。図書館は基本的に開架であるべき、というのがボクの持論で、書棚の前に立って、本の背表紙のタイトルを見て、興味をもって手に取り、開いて、そこでそのまま読み続けるのか、却下して次の本に当たるのか判断する。これが書店でも図書館でも基本だと考えています(ある大学の仕事をしていた、20年ほど前、その大学はとっても立派なキャンパスで図書館もっていましたが、ほとんどの書籍、雑誌が閉架。なんと、大塚久雄全集なんてのも閉架でした。ここの学生、どうやって経済史の勉強するの? と驚きましたが、まあ、経済学部はない、とのことで……。それにしても学生に勉学の機会を与えようというより、学校の大切な書籍を盗まれないようにという立場ばかりが目立ったのを記憶しています。
ところが、歳をとると(?)、読みたい本はほとんど、閉架式。どこに行っても、申請書を提出して、書籍を出してもらうことになります。これに慣れると閉架式はほんとうにとっても楽。係の方に書棚から本を見つけてもらって、もってきてもらえるのが便利です。
こうなると、さらに時間を有効に使いたい、ということで、気になるのが待ち時間。ボクが住んでいる足立区の中央図書館も、東京都の中央図書館もとっても素早く出してくれます。これ、大歓迎! ただ、国会図書館は時間が掛かりますね。もちろん、以前に比べれば断然早くなりましたが……。ということで、多少遠くなっても広尾の都立中央図書館に出向く、といのがボクの一般的なパターンになっています。近くの、国会図書館でももっと早くなればね~。

いつから母校の先生?

昨日は、朝から東京都の中央図書館(有栖川宮記念公園内)。今日は国会図書館から日比谷公園内のみどりの図書館でこれまでiプラザで行われたイベントをまとめた冊子を購入。その後、八重洲にまわってJTBの「旅の図書館。

最後に、御茶ノ水の母校の図書館へ。カードをかざし、入ろうとすると、ゲートが開かず。何回か繰り返していると、近くにいた係の年配の男性が、「先生! こうです」ってジェスチャー付きで教えてくれました。あッ、そうだったんだ、と教えられたとおりやると、やはりダメ。更新はしているはずなのに……。たまりかねて、係員が代わりにやってくれたら、スムーズにゲートイン。ちゃんと開きました。普段、カードリーダーを扱うことなんかない境遇なので、なんともちんぷんかんぷです。

でも、いままではどうやって入っていた? 自分自身不安になるととともに、うん? ボクぁ~、母校で先生してないぜ! 

「橫丁・小径学会」に資料掲載しました!

「橫丁・小径学会」中野遊歩、三田遊歩の際の資料をホームページ上(yokochogakkai2012.jimdo.com)からアクセスできるようにしました。ご興味ある方、ぜひご覧ください。(ホームページ作成が、まだよく解っていない小生にとっては大事業!)

明日は、午後からACCで東京駅赤煉瓦駅舎、そして日銀本店の建築についてお話ししてきます!

明日は、午後から公開講座で「重要文化財・東京駅赤煉瓦駅舎と日本橋の街並みを訪ねる」を開きます。東京駅赤煉瓦駅舎と日銀の設計はいずれも明治時代の大御所・辰野金吾。赤煉瓦駅舎はアムステルダム駅、日銀はベルギー国立銀行を手本にしたと言われる建物です。明日は、現地で建築物を観察しながら、その真相に迫ります。

現地集合現地解散のどなたでも参加できるフィールドワークです。ご興味のある方、主催者の朝日カルチャーセンター千葉まで、ご連絡ください。連絡をとれば、まだ、参加できま~す。(筈です!)

なんで建物がなくなっちゃったの?
昨日、神田の藪蕎麦に行くと、あたりはもぬけの殻。一緒にいた人たちは皆唖然としてしまいました。中には、ガイドブック片手にウロウロする外国人の姿も(藪蕎麦を訪ねてきたようです)。
Facebookに繋がったTwitterで昨日こんなことをつぶやいたところ、「おつかれさん!」とか「○○にも藪があるよ」とコメントが入りました。うん? 別に、藪でどうしてもそばを食べたいわけじゃなくて、先月火事を出し、でも外から見ている分にはどうも厨房の奥の屋根が火で部分的に焼失しているくらいだったのと、4月には営業を再開する、という話を聞いたと思い、なんで建物がなくなっちゃったの? と驚いた、と言うわけだったんですが……。ボクにとっては、都選定の藪蕎麦の建物が火事をきっかけにあっけなく取り壊されてしまったことにショックを受けたんですが、その1~2週間後の山の上ホテルの火災(新館の方)とともに、世間ではあまり話題にされなかったようです。

街、建築、そして江戸!
今度の日曜日(14日)には、「消えた街と今に残る街」をテーマにお茶の水から神田を歩きます。これは、若い方たちが集まって立ち上げたNPO法人「東京まち歩き倶楽部」という団体が主催者。タイトルは「建築評論家・小林一郎と楽しむ、神田探訪」。ボクが担当するのは、今回までですが、神田の街歩きの内容は、今秋出版(二冊)予定『残したい日本の近代建築遺産』(仮題、吉川弘文館刊)に盛り込むつもりです。
このほか、来週の水曜日(17日)には朝日カルチャー千葉主催の公開講座「目利きの東京建築散歩」で東京駅と日銀、そして日本橋を探訪、さらにその週の土曜日(20日)には淑徳大学池袋エクステンションセンターでの公開講座「江戸を訪ねる東京のんびり散歩」で浅草川(浅草―両国間。
両国から河口を大川、逆に浅草から上流、鐘淵までを隅田川といいました)を散策します。この浅草川は300年前のサンクチュアリ。浅草川が禁漁区になってしまったため、漁師は品川に移され、以降浅草のりの産地は大森品川、となったというオチ。
今秋からは東急さんからも講師として呼ばれています。こちらは、街歩きというより一軒一軒の近代建築訪問にする予定で、公開講座となるかどうかは、明らかになり次第、ご報告します。

ということなんですが、本業(編集屋)もちゃんとしなくちゃ!