「横丁」と「ガード下」は共存しない?
先日、朝日新聞(大坂本社)の編集委員が東京まででてきて、小生の事務所で取材して帰りました。これは「横丁と路地」の話。その際、雑談でガード下についてお話したところほとんど興味を示しませんでした。
「横丁」と「ガード下」は共存しない?
先日、朝日新聞(大坂本社)の編集委員が東京まででてきて、小生の事務所で取材して帰りました。これは「横丁と路地」の話。その際、雑談でガード下についてお話したところほとんど興味を示しませんでした。
『横丁と路地を歩く』、図書館の事前注文、好調だそうです
『横丁と路地を歩く』(柏書房)、やっとタイトルが決まったばかりで、表紙デザインもできあがっていない筈ですが、TRC(図書館流通センター)での事前注文が好調、との連絡を版元からいただきました。
報道各社から小生のところに来る取材申し込みは、どこもガード下のネタですが、ボクの気持ちは「横丁と路地」。できることなら、皆さん、「横丁と路地」の小林に切り替えてくださ~い!
いや~、来月発売の小生の本のタイトルが変わっていました!
5月末発売の本のタイトルが
『横丁と路地を歩く』になったそうです。
編集部が小生に伝えるのを忘れていた、とのことです。
まあ、6月に発売される近代建築の本のタイトルもまだ正式に決まっておらず、いやはやなんともはや、です。
5月になると突然、身に覚えがない印税が振り込まれてくる!?
夕べの読書会での話。
突然、見ず知らずの大学から印税が振り込まれる、というお話。実は、これは入試問題に使用されたためで、きちんと印税を支払ってくれるそうです。入試問題も送られてくるそうで、そこで、皆さん、試みるのが、問題への挑戦。ところが、「作者はどのような考えをもちましたか?」というんで、自分自身で考えて解答したところ、「間違っちゃった。違うんだって」と、ある仲間。
「小林さんのところにも振り込まれるかもしれませんよ」と文学の先生。「5月になると一斉に振り込まれます。ただ、いい例ならいいんですが、批判の対象として扱われるケースもあるんですよ」と。まあ、人生いろいろですね~。
今日の読書会のテキストは『日記で読む文豪の部屋』
今日の読書会のテキストは『日記で読む文豪の部屋』(柏木博著、白水社刊)。本人にヴェンヤミンのパサージュの引用のところと、荷風の大久保の家の売却について、直接お聞きしたいことがあったんですが、なんとも、ボク自身の本の方で、最後の部分の書き直しを試みようとし始めたため、頭の中は自分の原稿で目一杯。柏木さんの世界が頭の中からすっ飛んでしまっていました。これじゃ、単なる飲み会と化しそう。まあ、毎回、小生の場合は、読書会の時間帯より、その後の飲み会のほうに重点がおかれている、といわれるとそうではあるんですが……。
朝日新聞(大阪本社)のコラムにも紹介された「横丁・小径学会」
いよいよ明日の土曜日、第11回「横丁・小径学会」・目白文化村遊歩――を行います
開 催 日:2014年4月12日(土)
集合場所:西武新宿線「中井駅」改札前
集合時間:午後2時
内容:大正~昭和初期に宅地開発された郊外型住宅を遊歩します。
*参加費無料。一緒に遊歩しましょう。
最新刊『路地と横丁の誕生』(仮題)が予約販売されていました!
先ほど、事務所内で、パソコンを使って調べ物をしてもらっていたところ、小生の新刊が出版社のホームページで予約販売されているのをみつけました。
タイトルはまだ、決まっていないはずですが以下の内容が告知されていました。
気の早い方、予約してみてください。
『路地と横丁の誕生(仮)』
著者:小林一郎
出版社:柏書房
予価2,160円(税込み)
刊行日(2014年5月)[5月23日と聞いています]
ISBN:978-4-7601-4409-9
判型:四六判・上製
総ページ数:280頁[現在288頁の予定で進めています]
内容:
路地・横丁は…
●どのようなものなのか
●どのように誕生してきたのか
●なぜ我々を魅了するのか
全国の有名な横丁も紹介!
東京に限らず、京都・大阪・名古屋などの横丁についてもそれぞれの町割りまで辿り、成り立ち・変遷・現在を解説。
……呑んべ横丁…菓子屋横丁…おめかけ横丁…かっぱ横丁…ジャンジャン横丁……
小林一郎(こばやし・いちろう)
1952年、東京都葛飾区柴又生まれ。建築やまち歩きを中心とした書籍・雑誌の取材・執筆・編集・制作を長年手掛け、TV・ラジオにも多数出演。主な著書は、『目利きの東京建築散歩』(朝日新書)、『「ガード下」の誕生』(祥伝社新書)、『多摩川サイクリングロード完全ガイド』(マガジンハウス)等。