出版トークイベント
かつては、本を上梓すると友人が音頭をとって「出版記念パーティー」が開催されました。これは、あくまで、友人が主催者――というカタチをとります。版元の担当者はあくまで添え物。
ところが、この出版記念パーティー、結構お金が掛かります。まず、会場費、それに飲み食い代。基本的に立食ですが、それでも掛かります。それと、小生が出版の世界に入った頃にはパーティー会場に出版社の営業が本を携えて同行し、そこで書籍を販売する、という形をとっていましたが、近年ではパーティー参加費の中に書籍代も含めて徴収し、会場で手渡しするというのも誕生していました。
そうなると、金額も張り、1万円ほどになってしまう状態でした。そこで、登場したのが、出版トークイベントというシステム。会場は書店の一スペース。だいたい、最上階というのが多いでしょう。飲み食いもなし。ということで参加費は無料。これなら、周囲に負担を掛けないですむ、ということで広がっています。
ただ、この企画にもネックがあり、70~80席のスペースにボツボツと20~30人――、というのではなんともみっともない。数年前、三省堂の本店でトークショーをという話が持ち上がったこともありましたが、小生の名前では動員力がない、と鄭重にご辞退申し上げた経験があります。
とはいえ、開催してくれるんなら、「夫婦で行くぜ」という同級生も。ということで、今回は、話にのってもいいかな~、と思い出しはじめました。