小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」 -27ページ目

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

今朝の朝日新聞朝刊一面トップの八つ割りに小生の本の広告が掲載されました!

今朝の朝日新聞(5月30日付き)一面トップの八つ割り、一番右に小生の『横丁と路地を歩く』(柏書房)の宣伝が掲載されていました!
朝日新聞一面の八つ割り、ないし六つ割りの一番右、というのは岩波書店の定席にもなっているように、お金を出せばその位置に載せてくれるというものではありません。
今まで、各社ともに5段抜き等、大きなスペースで広告を打っていただいてきましたが、今回の扱いはボク自身にとって最高の扱い です!!



今日、外出中、日本テレビから電話があったみたいです。事務所で電話に出たものの話では、「内容は聞いていないけど、先週の読売新聞を見て、掛けてきたんじゃない?」とのこと。その流れからすると、また「ガード下」ネタ。
まあ、実際に話を聞けばわかるんですが、「横丁と路地」の話ならいいんだけどな~。

7月(?)発売の書籍のタイトルがやっと決まりました!

書名は『ここだけは見ておきたい 東京の近代建築Ⅰ 皇居周辺・23区西部・多摩』です。

本文はずいぶんと前からできあがっていましたが、なんともタイトルがなかなか決まらず、次から次へと発売が遅れ、やっと決まったのが先週。ところが、週が明けたらまた変更。まあ、こんな書籍もないでしょうが、このタイトルが、最終決定になると思います。数年前に上梓した平凡社の近代建築本と同様、オールカラーになります。

今日は淑徳大学の公開講座「消えゆく銀座の近代建築を見納める」でまち歩きします。天気もいいし、気持ちよさそー。
夜は国立で読書会。ジェンダーの視点から考察したフラヌール、遊歩を論じます。なんちゃって、単なる飲み会?

12回「横丁・小径学会」神楽坂遊歩――を行います

12回「横丁・小径学会」神楽坂遊歩 (『横丁と路地を歩く』出版記念)


ナビゲーター:小林一郎

  日:201467日(土)

集合場所:JR「飯田橋駅」西口改札前

集合時間:午後2

内容:『横丁と路地を歩く』(柏書房刊 小林一郎著)のなかの「コロ石の花街とモンマルトルの丘――神楽坂」を遊歩する予定です。

「かくれんぼ横丁」「兵庫横丁」など楽しいまち歩きです。



*参加費無料、一緒に遊歩しましょう。

『横丁と路地を歩く』(柏書房刊 小林一郎著)、amazonで予約受付はじまりました!
本書は〝横丁〟と〝路地〟の誕生を江戸時代の江戸、尾張、京都、大坂の町割りにまで辿り、その誕生を解き明かすとともに、東京、名古屋、伊勢、京都、大阪――と現代の横丁と路地を訪ね、それらの魅力を紹介しています。

『横丁と路地を歩く』は、早ければ土曜日の午後ないし日曜日には大型書店の店頭に並びますが、それに先行して、amazonが予約販売をはじめました。まだ、表紙写真もスペックも何も表示されていない状態ですが、ご興味のある方、アクセスしてみてください。


横丁表紙

今朝の読売新聞にコメントが掲載されました!

今日(5月20日朝刊)の読売新聞「くらし」ページの「生活調べ隊」で「鉄道高架下「駅カン」へ街づくりの拠点にも」という記事が特集され、そのなかで小生のコメントが掲載されました。

〝駅カン〟というのは記者の造語ですが、これからこの駅間の利用が活発化されていくと考えられます。

ちなみに、ガード下の歴史は、実質的に戦後の飲み屋街からはじまり、「消費は美徳」と消費が煽られた高度経済成長期にはスーパーマーケットが出展。近年ではショッピングモールを意識した店舗展開が見られましたが、この長引く不況の中で、「昨日と今日は同じ、そして明日も同じ」という時代から、企画提案型の社会へと変わりつつあるなかで、ガード下も一つの企画、コンセプトに基づいた展開が次々と現れています。それが、阿佐ヶ谷のアニメーションストリートや食文化をテーマにした秋葉原のCHABARAなどになります。

今週は読売新聞にコメント

20日(火)、読売新聞・朝刊の「生活調べ隊」で「ガード下」が特集され、小生がガード下のこれからについてコメントしています。機会があったら、お読みください。

同じような内容で、某テレビ局も企画を練っています。このところガード下は、「マーチ エキュート神田万世橋」(万世橋)のほか、アニメをテーマにした商業施設「阿佐ヶ谷 アニメストリート」(阿佐ヶ谷)、食文化をテーマにした「ちゃ ばら」(秋葉原駅高架下)など、話題が多いため、取材も増えています。

*今週末には新刊『横丁と路地を歩く』(柏書房)が発売されます。出版者から詳しい連絡が入りましたら、お知らせ致します。多くの人々に読んでもらえるといいな~!

いったい誰と話してるんだ?
今日はフジテレビのディレクターが事務所に到着する直前に、わざわざ「ガード下の~」って電話が入り、しばらく話していると、なんか違和感がある。すると、ノックがして「フジテレビの~」と入ってきた。うん? じゃ電話で話していたのはいったい誰なんだ!「あの~どちらさんでしたっけ……」「はい、読売新聞の~」。あ~あ、この間来て取材して帰った。「あの~」と電話の主。「何か~」、「いや~、なんか勘違いしてたみたいだけど、話は同じだからいいでしょ」とかえしましたが、最近、本当にわかんなくなっちゃてる。

出版トークイベント

かつては、本を上梓すると友人が音頭をとって「出版記念パーティー」が開催されました。これは、あくまで、友人が主催者――というカタチをとります。版元の担当者はあくまで添え物。

ところが、この出版記念パーティー、結構お金が掛かります。まず、会場費、それに飲み食い代。基本的に立食ですが、それでも掛かります。それと、小生が出版の世界に入った頃にはパーティー会場に出版社の営業が本を携えて同行し、そこで書籍を販売する、という形をとっていましたが、近年ではパーティー参加費の中に書籍代も含めて徴収し、会場で手渡しするというのも誕生していました。

そうなると、金額も張り、1万円ほどになってしまう状態でした。そこで、登場したのが、出版トークイベントというシステム。会場は書店の一スペース。だいたい、最上階というのが多いでしょう。飲み食いもなし。ということで参加費は無料。これなら、周囲に負担を掛けないですむ、ということで広がっています。

ただ、この企画にもネックがあり、7080席のスペースにボツボツと2030人――、というのではなんともみっともない。数年前、三省堂の本店でトークショーをという話が持ち上がったこともありましたが、小生の名前では動員力がない、と鄭重にご辞退申し上げた経験があります。

とはいえ、開催してくれるんなら、「夫婦で行くぜ」という同級生も。ということで、今回は、話にのってもいいかな~、と思い出しはじめました。