●マイナンバー制度とは●
郵便局から、すでにお手元に届いた方が大勢いるのではないでしょうか。
マイナンバー制度とは、日本に住民票があるすべての人に12ケタの番号を割り振る共通番号制度です。
2016年1月より、段階的に導入されます。
マイナンバー制度の目的は
1、公平・公正な社会の実現
2、行政の効率化
3、国民の利便性の向上 です。
不当な負担逃れや、不正受給の解決、複数の行政機関などでの情報照合や転記の重複作業を削減したり、提出書類の削減や手続きの簡素化を目指しているのですね。
医療分野では、予防注射や健康診断、診療結果、処方箋の情報を医療関係者で共有し、重複投薬や検査を避けるなどの効果を期待しています。
●介護料の変更●
介護保険の利用者は基本的に費用の1割を負担しますが、残りの9割は介護保険財源となります。
この介護保険財源は、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40~64歳)から徴収した保険料50%と、税金50%から成り立っています。
第6期介護保険事業計画の保険料の内訳は、第1号被保険者が22%(前期1%増)に、第2号被保険者が28%(同1%減)に変わりました。
●自己負担金について●
2015年8月から、一定以上(年間の合計所得が160万円以上、または、単身の年金年収で280万円以上)の所得がある者は2割負担に引き上げになりました。
ただし、その世帯の第1号被保険者の年金収入などと、その他の合計所得金額の合計が280万円に満たない場合や、2人以上世帯における負担能力が低い場合については、1割負担のままとする措置があります。
●補足給付の見直し●
2015年8月から、施設サービスを利用した場合にかかる食費や、居住費の補足給付にあたり、一定の預貯金などがある人(単身では1000万円以上、夫婦世帯では2000万円以上)と本人所得が非課税でも、配偶者が住民税を課税されている人は、給付対象から除外されました。
2016年8月からは、補給補足の支給段階の判定にあたり、遺族年金や障がい者年金の非課税年金も考慮されます。
●高額介護サービスの上限、引き上げへ●
2015年8月から、自己負担金限度額に新たな設定がされ、現役並みの所得の第1号被保険者がいる世帯の負担上限額は、月額37、200円から月額44、400円に引き上げられました。
●特別養護老人ホームへの入所●
特別養護老人ホームは、入社待ちが全国で約52万人にのぼっています。そのため、2015年4月より、原則、入所できるのは「要介護3」以上の人になりました。「要介護1,2」であっても、現在すでに入居中の人は継続して住み続けられ、やむを得ない事情によっては、新規入所できます。
介護保険の利用者は基本的に費用の1割を負担しますが、残りの9割は介護保険財源となります。
この介護保険財源は、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40~64歳)から徴収した保険料50%と、税金50%から成り立っています。
第6期介護保険事業計画の保険料の内訳は、第1号被保険者が22%(前期1%増)に、第2号被保険者が28%(同1%減)に変わりました。
●自己負担金について●
2015年8月から、一定以上(年間の合計所得が160万円以上、または、単身の年金年収で280万円以上)の所得がある者は2割負担に引き上げになりました。
ただし、その世帯の第1号被保険者の年金収入などと、その他の合計所得金額の合計が280万円に満たない場合や、2人以上世帯における負担能力が低い場合については、1割負担のままとする措置があります。
●補足給付の見直し●
2015年8月から、施設サービスを利用した場合にかかる食費や、居住費の補足給付にあたり、一定の預貯金などがある人(単身では1000万円以上、夫婦世帯では2000万円以上)と本人所得が非課税でも、配偶者が住民税を課税されている人は、給付対象から除外されました。
2016年8月からは、補給補足の支給段階の判定にあたり、遺族年金や障がい者年金の非課税年金も考慮されます。
●高額介護サービスの上限、引き上げへ●
2015年8月から、自己負担金限度額に新たな設定がされ、現役並みの所得の第1号被保険者がいる世帯の負担上限額は、月額37、200円から月額44、400円に引き上げられました。
●特別養護老人ホームへの入所●
特別養護老人ホームは、入社待ちが全国で約52万人にのぼっています。そのため、2015年4月より、原則、入所できるのは「要介護3」以上の人になりました。「要介護1,2」であっても、現在すでに入居中の人は継続して住み続けられ、やむを得ない事情によっては、新規入所できます。
今日、日本人の認知症の約6割は、アルツハイマー型認知症と推測されています。
アルツハイマー型認知症は潜伏期間が10年~20年と長く、その間に徐々に進行していきます。
認知症は単なる物忘れとは違い、脳の細胞が死んでしまったり、うまく働かなくなったりする状態を指します。成人期に起こる知能低下により、複数の認知機能障害があるため、社会生活に支障をきたすようになります。
日本人の代表的な認知症には、上記に述べたアルツハイマー型認知症のほか、「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」があります。
~主な症状・原因~
●アルツハイマー型認知症・・・認知機能障害、もの盗まれ妄想、徘徊、とりつくろいなど
<原因>アミロイドβよいうタンパク質が蓄積し、脳の神経細胞が死滅
●脳血管性認知症・・・認知機能障害、手足の痺れ・麻痺、意欲低下、感情失禁など
<原因>脳卒中が原因であることが多く、脳細胞の一部が死滅
●レビー小体型認知症・・・認知機能障害、パーキンソン病、症状の変動が大きい、
睡眠時の異常行動など
<原因>レビー小体というタンパク質ができ、脳の神経細胞が死滅
2015年1月、厚生労働省は「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~)」を策定しました。
これは、認証の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた環境で、自分らしく暮らし続ける社会の実現を目指すことを基本方針にしたものです。
「新オレンジプラン」は以下の7つの柱を基に構成されています。
①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
②認知症の容態に応じた適時・適切な医療及び介護などの提供
③若年性認知症施策の強化
④認知症の人の介護者への支援
⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
⑥認知症の予防法や診療法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発および、成果の普及推進
⑦認知症の人やその家族の視点の重視
これまで認知症は、特殊な人、厄介な人、異常な行動・言動をする人というふうに考えられていました。しかし、今では誰もがなりうる病気であり、できないことがあるのが普通なのです。
これからは、原因を理解して見方を変えていくといった意識変化が大切です。
アルツハイマー型認知症は潜伏期間が10年~20年と長く、その間に徐々に進行していきます。
認知症は単なる物忘れとは違い、脳の細胞が死んでしまったり、うまく働かなくなったりする状態を指します。成人期に起こる知能低下により、複数の認知機能障害があるため、社会生活に支障をきたすようになります。
日本人の代表的な認知症には、上記に述べたアルツハイマー型認知症のほか、「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」があります。
~主な症状・原因~
●アルツハイマー型認知症・・・認知機能障害、もの盗まれ妄想、徘徊、とりつくろいなど
<原因>アミロイドβよいうタンパク質が蓄積し、脳の神経細胞が死滅
●脳血管性認知症・・・認知機能障害、手足の痺れ・麻痺、意欲低下、感情失禁など
<原因>脳卒中が原因であることが多く、脳細胞の一部が死滅
●レビー小体型認知症・・・認知機能障害、パーキンソン病、症状の変動が大きい、
睡眠時の異常行動など
<原因>レビー小体というタンパク質ができ、脳の神経細胞が死滅
2015年1月、厚生労働省は「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~)」を策定しました。
これは、認証の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた環境で、自分らしく暮らし続ける社会の実現を目指すことを基本方針にしたものです。
「新オレンジプラン」は以下の7つの柱を基に構成されています。
①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
②認知症の容態に応じた適時・適切な医療及び介護などの提供
③若年性認知症施策の強化
④認知症の人の介護者への支援
⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
⑥認知症の予防法や診療法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発および、成果の普及推進
⑦認知症の人やその家族の視点の重視
これまで認知症は、特殊な人、厄介な人、異常な行動・言動をする人というふうに考えられていました。しかし、今では誰もがなりうる病気であり、できないことがあるのが普通なのです。
これからは、原因を理解して見方を変えていくといった意識変化が大切です。
●心筋梗塞とは●
動脈硬化や血栓などにより、完全に冠状動脈が閉塞し、血液が流れなくなり、心臓に必要な酸素や栄養分の供給が滞ることで、心筋が壊死に陥る病気です。
発症から2週間以内のものを急性心筋梗塞、発症から1か月以上経過したものを陳旧性心筋梗塞と呼びます。
心筋梗塞は12月~3月にかけての発生が多いです。原因は冬の急激な温度差による血圧の変化と血管の収縮が大きく関係しています。
また、心筋梗塞が発生しやすい時間帯があり、午前9時~12時ごろが最も発生率が高いと言われています。もっとも冷え込む明け方に、睡眠中の脱水や血圧の変動などが重なることで、血管内のプラークが破れて血栓ができやすくなるのです。その後、血管が完全にふさがるまでに、明け方から約3~6時間経過した午前9時から12時ごろに多き発生すると考えられています。
●主な症状●
・激しい胸痛と、不安感や重圧感からくる冷や汗や嘔吐。
・その他・・・ショック症状・左前と中央胸部の圧迫感・心音虚弱・吐き気・虚脱感・血圧低下など。
・症状の出る部位・・・背中・左肩・左腕・下顎・上腹部・みぞおちなど。
痛みの持続は30分~数時間に及び、疲労やストレスの蓄積によって誘発されます。
●冬場に心筋梗塞を起こさないために●
外出時は体の熱が逃げないように、暖かい服装を心掛けます。マフラーや帽子、手袋を着用し、首筋や手首、頭を保温することで、冷たくなった血液による血管の収縮を防止し、血圧の急激な上昇を避けることができます。
●冬場の心筋梗塞を防ぐための10ヵ条●
1、冬場は脱衣所と浴室を温かくしておく
2、風呂の温度は、38℃~40℃と低めに設定する。※42℃~43℃は血圧が高くなり危険。
3、入浴時間は短めに
4、入浴後にコップ1杯の水分を補給する
5、高齢者や心臓病の方の入浴中は、家族が声をかけて確認する。
6、入浴前にアルコールは飲まない。
7、収縮期血圧が180㎜Hg以上、または、拡張期血圧が110㎜Hg以上ある場合は入浴を控える。
8、睡眠時の発汗で血液が濃縮しているため、朝基商事はコップ1杯の水分を補給する
9、寒い野外に出るときは、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調節する
10、たばこを吸う方は禁煙をする
動脈硬化や血栓などにより、完全に冠状動脈が閉塞し、血液が流れなくなり、心臓に必要な酸素や栄養分の供給が滞ることで、心筋が壊死に陥る病気です。
発症から2週間以内のものを急性心筋梗塞、発症から1か月以上経過したものを陳旧性心筋梗塞と呼びます。
心筋梗塞は12月~3月にかけての発生が多いです。原因は冬の急激な温度差による血圧の変化と血管の収縮が大きく関係しています。
また、心筋梗塞が発生しやすい時間帯があり、午前9時~12時ごろが最も発生率が高いと言われています。もっとも冷え込む明け方に、睡眠中の脱水や血圧の変動などが重なることで、血管内のプラークが破れて血栓ができやすくなるのです。その後、血管が完全にふさがるまでに、明け方から約3~6時間経過した午前9時から12時ごろに多き発生すると考えられています。
●主な症状●
・激しい胸痛と、不安感や重圧感からくる冷や汗や嘔吐。
・その他・・・ショック症状・左前と中央胸部の圧迫感・心音虚弱・吐き気・虚脱感・血圧低下など。
・症状の出る部位・・・背中・左肩・左腕・下顎・上腹部・みぞおちなど。
痛みの持続は30分~数時間に及び、疲労やストレスの蓄積によって誘発されます。
●冬場に心筋梗塞を起こさないために●
外出時は体の熱が逃げないように、暖かい服装を心掛けます。マフラーや帽子、手袋を着用し、首筋や手首、頭を保温することで、冷たくなった血液による血管の収縮を防止し、血圧の急激な上昇を避けることができます。
●冬場の心筋梗塞を防ぐための10ヵ条●
1、冬場は脱衣所と浴室を温かくしておく
2、風呂の温度は、38℃~40℃と低めに設定する。※42℃~43℃は血圧が高くなり危険。
3、入浴時間は短めに
4、入浴後にコップ1杯の水分を補給する
5、高齢者や心臓病の方の入浴中は、家族が声をかけて確認する。
6、入浴前にアルコールは飲まない。
7、収縮期血圧が180㎜Hg以上、または、拡張期血圧が110㎜Hg以上ある場合は入浴を控える。
8、睡眠時の発汗で血液が濃縮しているため、朝基商事はコップ1杯の水分を補給する
9、寒い野外に出るときは、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調節する
10、たばこを吸う方は禁煙をする
インフルエンザと風邪はどちらも年間を通して発症し、症状も酷似しています。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症であるのに対し、風邪はコロナウイルスや、ライノウイルスなどの様々なウイルスによって起こる上気道炎の総称です。
一年を通して発症するインフルエンザの特徴は、12月~2月にかけてもっとも多くなることです。
郊外よりも空気が乾燥する、人口の多い都市部の方が感染の機会が多いとされています。集団で生活する、学校や老人ホーム・保育園などでは短期間で感染が拡大します。
インフルエンザは、「季節型インフルエンザ」と「新型インフルエンザ」に分けられ、原因であるインフルエンザウイルスは、A型・B型・C型に分類されます。
A型は、人や豚・鳥などの動物、B型・C型は人のみに感染します。
「季節型インフルエンザ」は、冬を中心に毎年流行するため、多くの人が免疫を持っています。風邪のような症状で、比較的早く回復しますが、免疫のないこどもや何らかの疾患を持っている場合は、症状の重症化にともない、合併症を引き起こすことがあるので注意が必要です。
「新型インフルエンザ」は、鳥インフルエンザなどの新しく発生したインフルエンザです。ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行を起こす危険があります。消化器系の症状を発症することが多いと言われています。
風邪は、一年を通して見られ、発症後の経過も穏やかであり、咳や発熱、鼻づまりなどの症状が見られます。インフルエンザと違って高熱にはならず、関節痛や筋肉痛などの全身症状があまり見られないことも特徴です。
インフルエンザも風邪も、主な感染経路は飛沫感染・接触感染・空気感染です。
●インフルエンザの予防法●
・ワクチンの接種
・マスクの着用、手洗い・うがい
●インフルエンザと合併症●
・免疫力の弱い小児「インフルエンザ脳症」
主に1~2歳に多い。脳障害、多臓器不全に至ることも。
・高齢者「二次性細菌性肺炎」
呼吸器疾患、腎臓病、糖尿病などの持病により、気管や咽喉などの粘膜や全身の抵抗力が低下する。
●インフルエンザの治療法●
・抗インフルエンザ薬によるウイルス増殖の抑制
48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると、症状の悪化を抑制し、短期間で回復する。
~抗インフルエンザ薬の種類~
・飲み薬 「タミフル」
・吸入薬 「リレンザ」「イナビル」 等
どれも比較的強い部類なので、下痢・悪心・嘔吐などの副作用がおこることもあります。
※特に、異常行動には注意が必要です。
主にタミフルでの発生が多く、抗インフルエンザの使用には十分な注意が必要です。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症であるのに対し、風邪はコロナウイルスや、ライノウイルスなどの様々なウイルスによって起こる上気道炎の総称です。
一年を通して発症するインフルエンザの特徴は、12月~2月にかけてもっとも多くなることです。
郊外よりも空気が乾燥する、人口の多い都市部の方が感染の機会が多いとされています。集団で生活する、学校や老人ホーム・保育園などでは短期間で感染が拡大します。
インフルエンザは、「季節型インフルエンザ」と「新型インフルエンザ」に分けられ、原因であるインフルエンザウイルスは、A型・B型・C型に分類されます。
A型は、人や豚・鳥などの動物、B型・C型は人のみに感染します。
「季節型インフルエンザ」は、冬を中心に毎年流行するため、多くの人が免疫を持っています。風邪のような症状で、比較的早く回復しますが、免疫のないこどもや何らかの疾患を持っている場合は、症状の重症化にともない、合併症を引き起こすことがあるので注意が必要です。
「新型インフルエンザ」は、鳥インフルエンザなどの新しく発生したインフルエンザです。ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行を起こす危険があります。消化器系の症状を発症することが多いと言われています。
風邪は、一年を通して見られ、発症後の経過も穏やかであり、咳や発熱、鼻づまりなどの症状が見られます。インフルエンザと違って高熱にはならず、関節痛や筋肉痛などの全身症状があまり見られないことも特徴です。
インフルエンザも風邪も、主な感染経路は飛沫感染・接触感染・空気感染です。
●インフルエンザの予防法●
・ワクチンの接種
・マスクの着用、手洗い・うがい
●インフルエンザと合併症●
・免疫力の弱い小児「インフルエンザ脳症」
主に1~2歳に多い。脳障害、多臓器不全に至ることも。
・高齢者「二次性細菌性肺炎」
呼吸器疾患、腎臓病、糖尿病などの持病により、気管や咽喉などの粘膜や全身の抵抗力が低下する。
●インフルエンザの治療法●
・抗インフルエンザ薬によるウイルス増殖の抑制
48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると、症状の悪化を抑制し、短期間で回復する。
~抗インフルエンザ薬の種類~
・飲み薬 「タミフル」
・吸入薬 「リレンザ」「イナビル」 等
どれも比較的強い部類なので、下痢・悪心・嘔吐などの副作用がおこることもあります。
※特に、異常行動には注意が必要です。
主にタミフルでの発生が多く、抗インフルエンザの使用には十分な注意が必要です。