105、東大が画期的なCNFの製法を開発
産学連携により実用化に成功
日本製紙株式会社、東京大学
取材: November 2018:https://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201905np/index.html
CNF関連製品を市場に送り出す
強度は鉄の5倍で重さは鉄の5分の1――。植物由来のセルロースナノファイバー(CNF)は、循環型社会実現への“夢の新素材”と期待されています。自動車車体などが鉄からCNF配合強化樹脂に換われば、軽量化による大幅な燃費向上が可能です。CNF自体の環境負荷は低く、燃焼時のCO2排出は実質ゼロ(カーボンニュートラル)、土壌に埋めても微生物によって分解されます。それだけでなく、CNFは紙の需要が減少する製紙業界にとって新たな成長分野に位置付けられています。紙の原料であるパルプから均一なCNFをつくる技術は、東京大学が2006年に確立しました。その周辺技術をNEDOプロジェクトで東京大学らと共に開発、実用化の道を拓いたのは日本製紙株式会社です。その後、同社はCNFに抗菌・消臭機能を付与した機能性シートの開発に世界で初めて成功し、2015年には子会社の日本製紙クレシア株式会社から、大人用紙おむつ「肌ケア アクティ」シリーズをCNF関連製品として世に送り出しました。
※詳しくは下記資料をご覧下さい。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「
※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。
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【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車
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