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2018年の10月下旬、楊田は、ゴッチ氏から「日産e-NV200『えこの弐』号を関東某所まで移動してもらえまいか」という依頼を受けたので、仕事の段取りも可能であったことからこの依頼を「快諾」、出発が平日の夜だったのですが、倉敷から東京へ向け出発したのであります。
先回より、この日産e-NV200「えこの弐」号で、倉敷から東京方面まで移動する模様を紹介しています。
今回はその 第 2 回目 となります。
ゴッチ本部長から依頼を受けたのは、出発日の数日前のことでした。
出発日は、その日の仕事が終わり次第、出発したかったのですが、
この日は、丁度、、コロンビア・日本国交樹立110周年事業の一環で、コロンビアの有名アーティスト「ラ・ハグア」のライブへ行く予定もあったのです。
そのような訳で、E2山陽自動車道倉敷ICのゲートインが、またもや夜間となりました。
それでも、このドライブのために、仕事の調整をさせて戴いた関係先の皆様には、感謝多謝です。
えこの弐のハンドルを握って、長距離ドライブをするのは、2017年の夏以来、1年ぶりのこととなりますが、
地元を通る高速道路のICやPA、トンネルなどの配置が、大分、分かってきました。
日産e-NV200「えこの弐」号の走行可能距離をもってしても、岡山・兵庫エリアのEVドライブでは、
福石PAでのEV充電は必要不可欠です。
生憎(あいにく)の雨模様、夜10時過ぎ、充電器が無事、空いていました。今回ドライブ、初の充電ポイントでした。
約30分の充電で、9.42kWhの充電をしました。
今回は、本格的な夜通しのドライブとなりますので、睡魔が襲ってきたら、最寄りのPA・SAで仮眠を取ることも予定に入れていましたが、
意外に、睡魔は遣ってきません。
引き続き、福石PAから東方面へ向けてのドライブを開始します。
本線に合流します。
しようとしましたが!!
夜11時頃の高速道路は、長距離トラックの多いこと、多いこと!
日本全国のトラックドライバーの皆様が、私たちの生活を支えて下さっていることを、改めて実感します。
夜間にトラックが多い理由は、もう、ご存知ですね。
ETC車載器を搭載した車両の場合、深夜割引が適用されるため、物流コストの関係でトラック利用率が高い、というワケです。
以前にもコメントしましたが、いま、通過しようとしている交通の要衝、龍野西SAにも、EV用急速充電器の設置をお願いしたいところです。
9龍野ICです。龍野市エリアは比較的、平坦なのですが、暫く進みますと
若干、起伏があるのと、トンネルが連続します。
7姫路西ICです。姫路西バイパスとの接続しており、明石バイパス、第二神明、阪神高速道路へと接続する玄関口です。
姫路西ICから程なく東の場所に、白鳥PAがあります。このPAに充電器がありますと、安心感が全然違うのですけれど。。
白鳥PAを出ますと、トンネルが5連続となります。
旧播磨国内ですが、姫路エリアと加古川エリアとの境あたりとなる関係で、
6姫路東ICが、姫路エリアの東端であることを、肌で感じます。
再びトンネルを潜りますと、程なく
5加古川北ICを通過し
急速充電器が設置されている、権現湖PAに到達します。今回は、電池残量に余裕がありましたので、通過しました。
三木市、小野市への最寄りインターチェンジである、4三木小野ICを通過しますと、程なくして
E2山陽自動車道のサービスエリアでも最大級の三木SAまで到達します。
三木SAもEV用急速充電器がありますが、未だ、電池残量にもうすこうし余裕がありましたので、通過しました。
三木SAのように、大規模な休憩施設には、2台以上のEV用急速充電器の設置をお願いしたいところです。
3三木東ICを通過しますと、
2三木ジャンクション(JCT)が近づいてきます。
三木JCTは、神戸淡路鳴門自動車道との分岐点となっており、
また、阪神高速7号北神戸線を使って神戸市中心部へ行く際には、ここ三木JCTから分岐します。
福石PAから約、約80km強、走行しましたので、そろそろ、電池残量が気になりました。
雨も若干強く、もう一つ先に有るE1A新名神高速道路の宝塚北SAの充電器が空いていなければ一大事ですので
安全を期して、ここ淡河(おうご)PAに入ることとしました。
時刻は午前零時を過ぎました。ドライバー休息のため、駐車しているトラックで溢れています。
淡河PAは、サービスエリアではないものの、24時間営業のコンビニが運営されていますので、重要な休憩ポイントです。
空いていますでしょうか。
大丈夫でした。これでまた、30分程度の充電を行うため、人も心身ともに充電することができます。
ここで、「EVあるある」を披露します。日産EVユーザーの方々ならばお馴染みですけれど
充電中は、車内前部に設置されたランプが光ります。
この状態は、電池残量が半分以下のときです。
やはり、90km程度のドライブを続けますと、日産e-NV200「えこの弐」号の電池も大半を使い切ってしまいます。
充電時間15分前後で充電量が半分くらいになりますと、二つ目のランプた点灯します。
日産e-NV200「えこの弐」号の電池容量は24kWhですから、一般的な家庭の2日分の電気を貯めることができますから、15分で1日分の電気を充電できる、この休息充電器の能力も凄いですし、それを、たったの30分で使い果たすEVドライバーとしての罪深さも感じてしまいます。
充電時間が25分から30分となりますと、3つ目のランプが点灯し、点滅せずに点きっぱなしとなりますと、クルマの充電は完了です。
充電中、気付いていたときには、極力、データ撮りのためスマホ撮影もしていました。
この状態だと、あと、20km程度は進めますが、宝塚北、あるいは西宮名塩で充電待ちだったら、随分、気落ちしたと思います。
EVユーザーが徐々に増えつつある現代ニッポン。充電待ちが社会問題化しつつある、と注意喚起、致します。
2020年の段階では、1台につき、30分の充電すらも、「長すぎる」と思える状況となりましたが、
2018年10月下旬のこのときは、深夜帯での30分充電をする人は、見かけませんでした。
これが、もう、間もなく「運のよいことだ」と思える日も、近いかもしれません。
日産e-NV200「えこの弐」号による倉敷から東京への深夜のEVドライブ、まだまだ続きます。
次回も、どうぞ、お楽しみに!
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
このシリーズ
【新シリーズ】e-NV200「えこの弐」号で関東出張_00移動をした前提(2020.5.17)
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<関連シリーズ>
<蛇足「えこの弐」とは>
エコノミライ研究所のブログを最初からお読み下さっている方々には、説明不要かもしれませんけれども
過去記事がありますので、リンクを貼っておきます。
ご参考になれば幸いです。
HハンドルNネーム、e-NV200について(2017-09-09)