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今回は、平均寿命と健康寿命について書きます。
寿命といえば一般的には平均寿命を指しますが、実は健康寿命という概念も存在します。
健康寿命とは、何らかの介護が必要になったり寝たきりにならず、自立して生活できる期間を指します。
核家族化と少子高齢化が進んだ現代の日本では、健康寿命という概念が今後ますます重要な意味を持ってきます。
これは、同時に我が国の財政面からみても明らかです。
平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に支障のある「不健康な期間」であるといえます。
平成22年の厚労省のデータでは、平均寿命と健康寿命の差は、男性で9.13年、女性で12.68年であり、晩年期のおおよそ10年前後は何らかの介助が必要であるとされます。
この平均寿命と健康寿命の差を限りなく0に近づけることが、私たちの老後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ;生活の質)を高めることに繋がります。
そのためには、健康な時から、正しい食生活や適度な運動を心がけ、良質な睡眠をとり、日々のストレスをため込まず心穏やかに過ごすことが大切でしょう。
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