あっ、と驚いたカツとコロッケの話
20数年前のある日、僕は題名が無い音楽会の収録の仕事をH木さんにもらってサントリーホールにいた。
ゲネプロと本番の間の2時間休憩?で向かいビルの揚げ物定食屋でフライ盛り合わせ定食をラッパセクションの人たちと食べていた。
そのなかの1つが一口カツの様相で最後の1つに残しておいた訳だが・・・食べてみたら何とコロッケだったので思わず「あっ!」って小声で言ってしまった。
その瞬間、それまで隣で穏やかだったH木さんが一変。
例の高見山のようなハスキー声で
「お前、今『あっ!!!』っていったろ?!」
と凄まじい勢いで突っこまれ、別に悪い事をした訳でもないのに
「え、そうですか?いいましたっけ?」
とトボケてしまったら更に勢いを付けて
「いや、お前は今絶対に『あっ!』って言った。カツだと思ったのにコロッケだったんだろ? 俺は、き・い・た!!!」
そんなこんなでその時はその時で楽しかった訳ですが僕はその記憶を25年近く忘れなかったので平Kさんの記憶にあるか確かめた訳ですが「記憶には無いけれど確実に自分もコロッケをカツだと思って喰った事がある筈だ」とあの時の勢いを棚に上げて穏やかに他人事のように語られていました。
アレからというもの迂闊に「あっ」と言えなくなってしまい今でもカツを見てもコロッケなんじゃないかと疑うようになってしまいました。
ですのでカツやコロッケをアップされる方はこれからはH木さんをタグ付けてあげてください。
写真は僕が平Kさんと出会った頃のものです。

近況報告
今年に入ってカスタムオーダーのマウスピースや海外からのオーダーの製作に追われてなんだかんだでバタバタしていたらなんと腹膜炎で入院してしまいました。
アンチJUN'Sの方々には大変残念な事ですが・・・・もう大丈夫です!!!
年末に発売されたカクタゴンも皆さん半信半疑だったようですが「意外と誇張じゃなかったのね!」という反応で販売も徐々に加速されてきている雰囲気があります。
1月はカクタゴンの追加生産の他ノスタルジア、シンフォニー・スタンダードの2−1、3−1を増産致しました。
スペックは何も変わりませんがマイナーチェンジも多少ありまして今までのサウンドや吹き心地とまたちょっと違って新鮮な作品達になったと思います。
来月は滞ってしまっているETシリーズやThe6の製作を進める所存です。
そんなこんなで予定通りになかなか進まない製作ですが焦らずに品質だけは常に第1に考えて工程を進めて行こうとおもいます。
仕上がって来たハンマータイプのカクタゴン、やはり素晴らしく良いです!
僕は今までのメインを返上してカクタゴンX2H、時々X1Hを使っています。
型番最後のHはハンマーリムの意味です。
The6のハンマーリムが種子島の方にメッキから上がって来ました。
近々記事に上げたいと思います。



最近息子が釣りを始めました。
僕よりも熱心に釣りに行きたがります。
凄く良い親子のコミュニケーションの時間ですね。
何か釣れたときにはハイタッチ!!!
皆さんも是非釣りや屋外レジャーを楽しみに種子島に来られてみて下さい〜
新製品 カクタゴン発売〜
またまた投稿をサボっておりました。
今回はとっくに発売されていた新シリーズ「カクタゴン」の紹介です!
この製品なんとなく今まであった球体付き「レゾナンス型マウスピース」に見えますね?
確かにベースとしてはそうなのですが球体部分を多角多面体にしてあるんです。
ワールドカップに合わせてこのデザイン!
と思った方は鋭い、と言いたいところですが私サッカーの事は全くといって良いくらいわからず野球よりも大きいボールを使う事くらいしか知りません。
本題に戻ります。
この多角多面体の加工は5軸加工機、CNCマシニングセンターと呼ばれる機械で加工されます。実際にはコレよりも遥かに複雑な形状も加工出来てしまうのですが今回はこの機械の導入記念、そしてJUN'S 発足10周年&種子島移住記念という事で数量限定で作成致しました。
「形だけが違うんでしょ〜」
と思った方、いますよねぇ。
絶対。
しかし吹いて驚く事なかれ。
凄いです!!!
とにかく圧倒的な響きの豊かさ。
そして角々しくならずに吹いたその瞬間にホールの隅まで音が届いているプロジェクション性能。雑味はないのにテイスティーでコクとキレがあるフルサウンド。
たかが多角多面体と思われるでしょう。
されど結果を見れば「進化」と呼ぶに相応しい事はわかって頂けると思います。
この性能をフルに生かしたかったので今回はオール熱処理で作成致しました。
製作したサイズは6種類。
3-1 3-2 2-1 2-2 X1 X2 のみです。
皆さん試奏はCカップ系と決め込んで来られる事が多い様子ですが個人的には3−2、2−2、X2も是非試して頂きたいと思っています。
スロートは25番。
バックボアはオリジナルデザインでロータリーにもピストン楽器にも使える万能型です。1本で2本分の役をこなせます。
待望のハンマーリムのタイプは年内を予定していましたが不測の出来事の連続で年明け1月中に出来上がる予定です。
試奏は東京ショールームで可能です。
が、試奏室が工場の管理の都合で移動致しました。
詳しくは↓をご覧になられて下さい。
JUN’S SPACE営業時間
月曜日~金曜日まで(祝祭日を除く)通常営業日(要予約)

店舗外観
AM 10:00~PM 7:00まで
(試奏室のご利用はPM 6:30まで)
土曜日・日曜日・祝祭日は全予約制
AM 11:00~PM 6:30まで
(試奏室のご利用はPM 6:00まで)
土・日・祝祭日ご利用ご希望の方はご利用希望日の3日前までにお申し込み下さい。
全予約制=ご利用のお客様は03-3202-4755へお電話下さい。前日までのご連絡をお願い致します。
※予約をされていない場合、スタッフの有無などにより来店をされましてもご対応できない場合がございます。
住所
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田3-18-17
℡03-3202-4755
それでは皆さんのお越しをお待ちしております〜
移住から半年以上経ってしまいました。

皆様お久しぶりです。
久しぶり過ぎてブログをやめたとすら思われていたかも知れません。
種子島での生活も少しずつですが落ち着いて慣れて来ました。
とにかく自然が豊かで海も綺麗。
島の方々もとても親切にして下さいますし子供達も可愛がって貰っています!
折角なので「家庭菜園に毛が生えた程度の事をやってみたい」なんて近所の方に呟いてみたところ・・・・
300平方メートル近い広さの畑を無料で貸してくださいましたが・・・・家庭菜園の広さじゃなくて戸惑っています。

芋を数種類、苦瓜やらトウモロコシやらスイカやらナスやら色々植えてみましたがまだ半分も使えていません。
あと釣りも天気が良くて風が強くないときには時々出かけてやってみています。
市場での価値はともかくヤガラが家族から大好評です。
ハタやカサゴなどの根魚も良く釣れます。
最近はシマアジでしょうか。
主にジグヘッド+ワームのセッティングで楽しんでいますが「餌の方がもっと釣れるよー」っていわれます。準備が面倒なのでルアーで暫く遊んでみようと思っています。





そろそろ作り始めないと不味いので製作を開始致しました。
先ずは輸出用からです。
8月半ば過ぎには国内に流通するものも作り始めます。

先月はシンガポールから友人家族が訪問して来てくれました。
友人の奥さんには種子島デビューコンサートの伴奏をしてもらいました。


ところで実はまだ肝心なリフォームが出来ていないんです。
そろそろ案をまとめて着手しないといけません。
なんだかんだで2016年後半はバタバタ忙しくなりそうです〜
第1の節目
カミさんも僕も家族全員永住権を持っていました。正直、シンガポールパスポートに切り替えても良いと移住の考えが出るまでは思っていました。
しかしもう持っている意味がなくなってしまったので返却して来ました。
取得はそれなりに大変らしいのですが返却はあっという間です。
役所で次回の取得は不可能に近い話であるという念押しをされました。
自分の選択とはいえとても寂しい感じがしました。正直。

アシスタントのアンチュン君。

上の子も下の子もベッタリです。

エドワード君 15年の付き合いです。

子供たちも大きくなりました。

オフィスにお別れ。

記念撮影。

Good bye Concert Hall !!!
これから引っ越し準備が大変です。
頑張ります~~~~
チョイ深めモデル

銀メッキのスタンダードモデルが好スタートを切っています!
銀メッキになった事や材料に吟味を加えた事を懐疑的に見られていた方も多かったようですが試奏されて多くの方が驚かれていました。
傑作だったのは
「ピュア、クリーンな音って表現していたからもっと味気ない音を想像していたらリッチなのにのにピュアな音でビックリした!」
というものでしょうか。
どんだけ疑い深いのだろうと思いつつ世間の皆様を代表した声の1つとして受け止めさせて頂きました(笑)。
そんな「ピュア&プラスα」というコンセプトをベースにJRB3-2、2-2、X2という型も遂に市場に出ました。
一般的にいわれている「Bカップ」に匹敵する深さのモデルです。
スタンダードモデルでは用意していないのですがノスタルジアとシンフォニー・スタンダードの2ラインで用意させて頂いています。残念ながらスタンダードモデルでの販売予定はございません。
今の所は非熱処理タイプのみで熱処理タイプは製作しておりません。
JRB3-2、2-2、X2は深めのカップに有りがちな「モッサリ感」や反応、立ち上がりやハイトーンのコントロール性の悪さは解消されて今までのJRB3-1、2-1、X1と同列に扱いやすいマウスピースになったと思います。
基本的に選ぶ基準は「吹き易いか否か」ではなく「どの音を求めるか」ということだと思います。
意外に多くの方が耳からの情報をシャットアウトして「出るか出ないか」、「吹けるか吹けないか」ということに執着して楽器やマウスピースを選ばれていると思います。
自分の欲しい、好きな音とは何だろう? 欲しい音に応えられるマウスピースはあるかしら?
細かい事はよくわからないけれどインスピレーションが感じられる物、湧いてくるような物が欲しい!
信頼出来て余計な事に振り回されずに使っているうちに自然に上手になるマウスピースを先ずは見つけたいetc...
そんな方は是非ショールームや取扱店に足を運ばれて下さい。
訪問の際は必ず電話もしくはメールで営業を確認されてください。
JUN`S SPACE / ファルコンルネッサンス株式会社
〒169ー0051
東京都新宿区西早稲田2-15-10 関口ビル6F
☎03-6457-6665
代表/担当;関口宏彦
s.hirohiko93@falcon-r.co.jp
ではでは~
THE 6 / トロンボーン用新型

The6/ トロンボーン用の試作が6本上がってきました。
ユーフォニアムにも使用はできますがサウンドの狙いとしてはトロンボーン寄りです。
サイズ的には6番台、6ハーフ系に成ります。
熱処理、非熱処理は各3本、スロートなどのスペックは6本とも変えてあります。
ご興味のある方は是非試奏にショールームへいらしてください。
配送での試奏のご希望には対応しておりませんのでご了承ください。
来られる際には必ず営業日であることを電話などでご確認ください。
製品化は未だ決定ではありませんが皆様の声を生かして将来的には完成度の高いものを提供できたらと思っております。
それでは~
JUN`S SPACE / ファルコンルネッサンス株式会社
〒169ー0051
東京都新宿区西早稲田2-15-10 関口ビル6F
☎03-6457-6665
代表/担当;関口宏彦
s.hirohiko93@falcon-r.co.jp
銀メッキヴァージョンのお知らせ

ご無沙汰しております。
今まで多くのリクエストがあった銀メッキのスタンダードモデルが出来上がってきました。
材質も吟味して銀メッキとマッチングの良い仕上がりです。
非常にピュアでクリーンな音色に仕上がりました。決して味気ない音ではございません(笑)。
気になる価格は21000円です。
サイズはJRB3-1、2-1、X1の3種類でご用意させていただいています。
いろいろな方に試奏して頂きましたが出来のよさに驚かれていました。
是非ショールーム、取扱店で試奏されて下さい!
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
JUN`S SPACE / ファルコンルネッサンス株式会社
〒169ー0051
東京都新宿区西早稲田2-15-10 関口ビル6F
☎03-6457-6665
代表/担当;関口宏彦
s.hirohiko93@falcon-r.co.jp