31日のNY株式市場は高安まちまちの値動き
HPで最新証券CFDレポート 公開中!
米国が発表した製造業と消費者信頼感指数は共に予想に及ばなかったことに加え、今週米中両国の1月の雇用データが発表される予定であるため、市場に慎重ムードが台頭し、ニューヨーク株式市場の三大株価指数は31日高安まちまち。ダウ平均指数は前日比20.81(0.16%)安の12,632.91、S&P500指数は前日比0.62(0.05%)安の1,312.40となった一方、ナスダック指数は前日比1.90(0.07%)高の2,813.84で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比21(0.17%)安の12,580、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比0.50(0.04%)小幅安の1,308.00、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比5.75(0.23%)安の2,456.00で終了した。昨日ニューヨーク時間序盤ごろ、米国で発表された1月シカゴ購買部協会景気指数が60.2となり、事前予想の63.0と2011年12月の修正値62.2を共に下回った。また、1月の米消費者信頼感指数は61.1まで低下し、市場予想の68.0を大幅に下回った。個別銘柄とセクター別では、弱い経済指標を手がかりに資源株が下落し、下げ幅はトップとなった。アルコアは1.55%安の10.16ドル、エクソンモービルは2.05%安の83.74ドル、下落幅は当日ダウ平均指数構成銘柄のトップとなった。製造業も軟調となった。キャタピラーは1.17%安の109.12ドル、ゼネラル・エレクトリックは1.01%安の18.71ドルで引けた。
(こちらの記事は1/31 証券レポート から抜粋しています。)
ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。
2/1午前FXレポート
2/1午前FXレポート
本日の欧州時間、スイス12月小売売上高と独、ユーロ圏と英国の1月PMI製造業が発表される予定である。投資家の関心を集めている。投資家はまずスイス12月小売売上高に注目すべきである。小売売上高は百貨店を含む小売・サービス業の月間の売上高を集計した数値である。当指標は直接的に消費者支出の増減を反映できる。一国の経済現状と見通しを判断するには重要な指導的な働きがある。一国の小売売上高が上昇する場合、この国の消費者支出が増え、経済状況が好転すると示し、この国通貨の好材料となる。反対に、経済状況が悪いと示し、この国通貨の悪材料となる。スイス11月小売売上高は前年比1.8%増となり、12月の数値は前回値を上回る場合、スイス経済発展が良いと表明し、スイスフランの後押しとなる。その後、投資家は独と英国の1月PMI製造業に注目すべきである。好調な結果となる場合、ユーロとポンドを押し上げるだろう。今夜、投資家は米1月ADP全国雇用者数に要注意である。当指数は米雇用統計の非農業部門雇用者数が発表される前に公表されるため、非農業部門雇用者数の先行指標として見ることも多い。
HPでこちらの東岳オリジナルFXレポート を公開しています。(どなたでも見れます!)
(こちら の2/1午前FXレポートより抜粋)
ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。
2012.1.31 ニューヨーク株式市場動向
31日のNY株式市場は、低調な経済指標を受けてダウは4日続落。ハイテク株の比率が高いナスダックは下げたものの切り返し小幅反発です。
欧州連合(EU)首脳会議で加盟25カ国が財政規律強化のための新条約の制定で合意に達したことや、ギリシャの債務減免を巡る同国政府と民間債権者との協議に関しパパデモス首相が「近く合意する」との見通しを示したことを受けて欧州に対する懸念が後退。NY株は買い優勢でスタートしました。
ただ、11月の米S&P/ケースシラー20都市圏住宅価格指数が予想以上に低下、1月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)と1月の消費者信頼感指数が予想に反して低下するなど、この日朝方発表の経済指標が相次いで弱い内容だったことから米景気回復の鈍さを意識した売りが出て指数はマイナスに転じました。
午後は金融やハイテク株などを中心に買い戻しが入り指数は下げ幅を縮小させました。米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀はこの日、短期債を売却して長期債を買い入れる「ツイストオペ」の2月の実施スケジュールを発表しましたが、金融政策が景気を下支えするとの期待が根強いことや、週末発表の雇用統計への期待なども相場の下支えとなっています。
業種別では、公益、金融、ハイテクなどが高く、資本財、日用品などが軟調でした。
個別銘柄では、米銀大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJPモルガン・チェースは、冴えない経済指標を受けて下落する場面もありましたがすぐに上昇に転じています。クレジットカードのアメリカン・エクスプレス(アメックス)は引けにかけて上げ幅を拡大させました。
決算は悪かったものの一部事業の採算改善が評価された鉄鋼大手のUSスチールが上昇。1株利益が市場予想を上回った玩具メーカー大手のマテルは大幅上昇となっています。引け後に決算発表を控えたアマゾン・ドット・コムがしっかり。アップルは3日続伸で過去最高値更新です。
一方、石油最大手のエクソンモービルが下落。朝方発表の同社の四半期決算で、純利益は4年ぶりの高水準となりましたが、売上高が市場予想を下回ったことが嫌気されました。朝方発表の四半期決算が市場予想を上回った医薬品大手のファイザーは上昇して始まりましたが、通期見通しを下方修正したことから株価もマイナスに転じました。
四半期決算が大幅減益となり、1株利益も市場予想を下回った穀物加工最大手アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)が大幅安。同じく失望決算を発表した家電販売大手ラジオシャックが急落し、同業のベストバイも大幅下落となっています。
ダウ構成銘柄では、アメックス、ユナイテッド・テクノロジーズ、バンカメなどが高く、エクソン、メルク、アルコアなどが下げました。
NY原油先物は3日続落。欧州懸念の後退で一時101ドル台まで上値を伸ばしましたが、米経済指標の予想外の低下で値を消しました。金先物は反発。ユーロ高・ドル安を背景に金に買いが入り一時1750ドル台にまで上伸、約2カ月ぶりの高値をつけています。バルチック海運指数(BDI)は、08年12月11日以来の700割れです。
CME日経225先物は、ドル建てが8810(大証比変わらず)、円建ては8800(同10円安)で取引を終了しました。
本日午前十時、中国1月PMI製造業指数発表!
時間 |
国名 |
国内・海外主要経済指標等 |
前回 |
予想 |
重要度 |
09:30 |
豪
|
第4四半期住宅価格指数(前期比) |
-1.2% |
-0.6% |
○ |
09:30 |
豪
|
第4四半期住宅価格指数(前年比) |
-2.2% |
-3.3% |
○ |
10:00 |
中国
|
1月PMI製造業 |
50.3 |
49.6 |
◎ |
17:15 |
スイス
|
12月小売売上高(前年比) |
1.8% |
- |
○ |
17:30 |
スイス
|
1月PMI製造業 |
50.7 |
51.0 |
○ |
17:55 |
独
|
1月PMI製造業・確報値 |
50.9 |
50.9 |
○ |
18:00 |
ユーロ圏
|
1月PMI製造業・確報値 |
48.7 |
48.7 |
△ |
18:30 |
英
|
1月PMI製造業 |
49.6 |
49.8 |
△ |
19:00 |
ユーロ圏
|
1月消費者物価指数・速報値(前年比) |
2.8% |
2.7% |
○ |
22:15 |
米
|
1月ADP全国雇用者数(万人) |
32.5 |
18.5 |
○ |
24:00 |
米
|
12月建設支出(前月比) |
1.2% |
0.7% |
△ |
24:00 |
米
|
1月ISM製造業景況指数 |
53.9 |
54.5 |
◎ |
(重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
>>> 結果はこちら
あまりクリックしないでね!