17:55 独・ユーロ圏1月PMIサービス業の結果発表
17:55 独1月PMIサービス業・確報値
重要度○
前回 54.5
予測 -
結果 53.7
18:00 ユーロ圏1月PMIサービス業・確報値
重要度○
前回 50.5
予測 50.5
結果 50.4
全結果とこれから発表予定の
経済カレンダーの予想・結果 はこちらです。
2012.2.3 東京市場と注目銘柄動向
日経平均 8831.93(- 44.89)▼0.51%
TOPIX 760.69(- 1.76)▼0.23%
売買高概算 23億3321万株
売買代金概算 1兆2612億円
時価総額 262兆0042億円
出来高上位銘柄
1.三井住友建<1821> 107円(+ 3円)143,632千株
2.みずほ <8411> 118円(- 1円)142,442千株
3.板硝子 <5202> 132円(- 18円) 87,250千株
4.シャープ <6753> 543円(+ 15円) 81,756千株
5.日立 <6501> 429円(+ 30円) 67,758千株
売買代金上位銘柄 (円)
1.グリー <3632> 2565円(+296円) 65,674百万
2.シャープ <6753> 543円(+ 15円) 43,130百万
3.キヤノン <7751> 3345円(+ 65円) 39,355百万
4.ソニー <6758> 1435円(+107円) 30,542百万
5.日立 <6501> 429円(+ 30円) 28,841百万
相場概況
外国証券の寄付前の注文動向
売り2520万株 買い2720万株 差引200万株の買い越し!
本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比44円(0.51%)安の8831円で取引終了です。
昨晩のNYダウが11ドルの小幅安となり、主要銘柄の決算発表と週末を控えて手控え気分が強まる中、昨日の上昇で9000円手前まで上昇した後だけに朝方からやや売りが優勢。今晩に1月の米国雇用統計の発表を控えていることも手控えムードを強めています。もっとも、下値を売り込む動きも見られず、終日8800円台半ばを中心に狭いレンジ内で揉み合う展開です。大幅赤字を発表したソニーやシャープがアク抜け感から上昇、大幅減益の日立も大幅高となるなど来期以降を期待した買いが入っています。米フェイスブックが上場を申請したことでグリーやディー・エヌ・エーなどネット関連の一角が値を飛ばしています。売買代金は概算1兆2612億円、上海総合指数は17ポイント(0.7%)高の2330です。またセクター別動向では、電機、石油、水産、商社などが高く、紙パ、ガラス、鉄鋼、不動産などが下げています。
個別銘柄動向
携帯向け交流・ゲームサイト「GREE」を運営するグリーが296円高の2565円と大幅高。昨日の引け後に2012年6月期の連結業績予想を上方修正し、好感した買いが膨らんでいます。経常利益は800~900億円を見込み、前期比2.5~3.0倍の大幅増益で従来計画からも200億円の増額です。サイトで遊ぶゲームの有料課金収入が想定以上に増えています。
携帯電話向けのゲーム・交流サイト「モバゲー」のディー・エヌ・エーも143円高の2237円と上昇。グリーの好調な業績を受けて買いが波及しています。米国でSNS(交流サイト)大手のフェイスブックが上場を申請し、SNS関連銘柄が上昇したことも支援材料となっています。
日立も30円高の429円と大幅高。昨日発表した2011年4~12月期の連結決算で営業利益が前年同期比21.4%減の2657億円となりましたが、今3月期の連結営業利益予想を従来の前期比10%減の4000億円を据え置いており、電機セクターで下方修正が相次ぐ中、相対的な収益の堅調さを好感した買いが入っています。
尚、引け後にパナソニックは2012年3月期の連結最終損益が7800億円の赤字(前期740億円の黒字)見通しと発表。過去最大の赤字額となります。完全子会社化した三洋電機の「のれん代」償却が響きます。売上高は前期比8%減の8兆円、営業利益は90%減の300億円見通しです。株価は昨日に592円と1980年10月以来となる約31年ぶりの安値まで下落しており、本日は7円高の599円となっています。
また、12年3月期連結最終損益が2900億円という過去最大の赤字を発表して昨日ストップ安となったシャープは、本日は切り返して15円高の543円となっています。
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1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
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ダウとナスダックが沈む中、S&Pが奮闘
上場企業の決算が強弱まじりの結果となったことに加え、投資家の間では3日の米非農業部門雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がっていることを背景に、米国株式市場の三大株価指数は高安まちまち。ダウ平均指数は前日比11.05(0.09%)安の12,705.41、S&P500指数は前日比1.46(0.11%)高の1,325.54となった。ナスダック指数は前日比11.41(0.40%)高の2,859.68で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比12(0.09%)高の12,665、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比12.00(0.21%)高の1,322.75で引けた。米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比5.00(0.20%)高の2,492.25で終了した。ニューヨーク時間序盤、米労働省が発表した先週新規失業保険申請件数は36.7万件となり、市場予想をやや上回る結果となったことは、米国雇用状況が改善しつつあると示した。セクター別と個別銘柄では、金融株は小幅に上昇した。バンク・オブ・アメリカは1.22%高の7.45ドル、シティグループは1.27%高の31.99ドル、アメリカン・エキスプレス1.07%高の51.16ドル、モルガン・スタンレーは0.67%高の19.52ドルで終了した。個別銘柄では、米化学大手ダウ・ケミカルが発表した第4四半期決算は予想に及ばなかった。また、当面の市場状況から見ると、2012年第1四半期の決算は明らかな改善が見られないため、同社株は1.18%安の33.54ドルで終了した。小売会社のアンは6.72%下落の22.91ドルで引け、同社は第4四半期の業績は予想を下回ると表明したことが嫌気された。
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バーナンキの弱気見通しで、銅先物相場崩落
米国が2日発表した雇用関連指標が堅調な内容となったことから、3日に発表される米非農業部門雇用統計に対する楽観的な見方が浮上したことを好感し、2日のスポット金は3取引日連続で上伸した。あるアナリストはこの前、休暇のハイシーズン時に雇用した臨時工がすでに解雇されたため、1月の米雇用増加ペースが2011年12月より鈍化する可能性があると示した。だが、米労働省が2日発表した1月28日までの週の新規失業保険週間申請件数は36.7万件と、市場予想の37.1万件と前回値の37.7万件を下回った。これを受け、米非農業部門雇用統計も好調な内容となるとの期待感が高まっている。また、中国が昨日発表したデータによると、2011年の金生産高が歴史的最高値360.95トンまで上がったものの、市場の反応が薄かった。最終的には、当日のスポット金は前日比15.6ドル(0.89%)高の1,759.1ドルで終了した。スポット銀もこの前の上昇の流れが継続し、前日比0.62ドル(1.84%)高の34.30ドルで終了した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が米国経済に対する悲観的な見方を示したことは、強い米雇用データによるプラス影響を相殺したため、2日の銅先物価格は再度下落して引けた。バーナンキ議長は2日、米下院予算委員会で証言し、「欧州債務危機の深刻化により、米国の経済見通しと金融システムを悪化させる可能性のあることが引き続きリスクだ」と示したほか、「とりわけ異例の高水準にある長期失業はやっかいな問題だ」も指摘した。最終的には、COMEX銅先物3月限は前日比4.30セント(1.12%)安の378.65セントで引けた。
米エネルギー情報局(EIA)が1日発表した米国原油在庫が大幅に増加したことを受け、原油需要見通しをめぐる懸念が強まっており、2日の原油先物価格は続落した。1月28日までの週のEIA原油在庫が420万バレル増となり、アナリスト予想の300万バレル増を上回った。また、スペインで発表された1月失業者数が前回値より4%急上昇し、459万人に達したことは、ユーロ圏の第4大経済体の失業状況が急速に悪化したことを示したほか、原油相場の押し下げ材料となった。原油相場は昨日ほぼ弱含み展開となり、アジア時間には小幅安で寄り付いた後一時回復し、98.00ドル関門に迫ったものの、欧州時間になると再び下落に転じ、ニューヨーク時間には下げペースが加速し、今年以来の安値95.43ドルをつけた。当日のNYMEX原油先物3月限は前日比1.27ドル(1.30%)安の96.35ドルで引けた。
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2/3 午前のFXレポート
2日の欧州時間序盤、ギリシャ政府は、新たな救済策をめぐる国際社会との協議はおおむね終了したが、交渉がまとまるまでにはまだいくつかの課題を克服する必要がある、と明らかにした。このニュースを受け、投資家の間では欧州債務危機への懸念が再燃し、リスク通貨は下落した。当時間帯に、ユーロドルは当日の安値1.3085を更新し、ポンドは小幅ながら値下がりした。前期発表された英1月PMI建設業は予想を下回ったことで、市場では英国経済成長のペースが鈍くなる懸念が高まり、ポンドドルは1.5850水準から1.5800付近まで反落した。ニューヨーク時間序盤、米労働省が発表したデータによると、先週新規失業保険申請件数が引き続き下落し、36.7万件となり、2008年9月6日終了週以来の新安値を記録した。これらのデータから見ると、米国の雇用状況が改善しつつあり、市場では3日に発表予定の米1月非農業部門雇用者数が楽観視され、リスク通貨は安値を試してから反発し、ユーロドルは当日安値付近から急速に1.3185付近まで反発した。午後、ギリシャのベニゼロス財務相は、債務減免協議が妥結した後のギリシャの銀行に対する資本増強に関して政府が欧州連合(EU)、および国際通貨基金(IMF)と進めている協議が難航しているとの考えを示した。また、スペイン1月の失業率が再び上昇し、求人がすくなくなる。これにより投資家の間では、ユーロ圏の第4大経済体の雇用状況へ懸念が引き起こし、ユーロドルは高値から反落した。当時間帯、ポンドは前期の下落を引き継いだ。英中央銀行のポーゼン金融政策委員は、英国の銀行インフラ再構築に向けた広範な措置の一環として、英中銀は英国債以外の債券の買い入れを検討する必要があるとの考えを示したこと受け、ポンドドルは当日の安値1.5794を更新した。
(こちら の2/3午前のFXレポートより抜粋)
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