今日これからのFX投資戦略
HPでこちらの東岳オリジナルFXレポート を公開しています。(どなたでも見れます!)
2日のアジア時間、アジア株式市場が全面高となったことに加え、豪12月貿易収支が事前予想を上回ったことから、リスク選好ムードが高まる中、豪ドルドルは当時間帯の高値1.0756まで値上がりし、5ヶ月ぶりの高値を記録した。昨日公表されたユーロ圏1月PMI製造業・確報値が大きく改善したことを好感し、ユーロや豪ドルなど、景気成長見通しに相関性が高い通貨が対ドルで上昇した。また、最近各中央銀行の量的緩和策もリスク資産の買いを誘った。ユーロドルは1日に再び1.3200関門を試した。その他、ギリシャの債務減免交渉が合意できる見通しもユーロを下支えした。ただ、最後の結果を待っている現段階では、ユーロへの支援は限られている。最終的に合意できれば、ギリシャは債務不履行にならずに済むため、ユーロは更に上伸するだろう。逆に交渉に失敗した場合、ユーロは再度売られる見通しである。ユーロドルはアジア時間に2度も1.3200関門を試したものの、突破できなかった。欧州時間序盤には1.3186から1.3130付近まで急落した。
本日夜には先週の米新規失業保険申請件数が発表される予定である。当指標は米国の雇用状況をタイムリーに反映できる。市場では、先週の米新規失業保険申請件数は37.1まで減少するとの観測が広がっている。前回は37.7であった。発表の結果が事前予想よりも少なければ、雇用市場の回復を示し、米景気先行きへの期待感も強まり、ドルは支援される一方、事前予想より増加した場合、ドルは売られると見込んでいる。
(こちら の2/2午後FXレポートより抜粋)
ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。
豪ドル、さらなる上昇へ?
【豪ドル、さらなる上昇へ?】
豪ドルの上昇に対しての障害は今のところ少ない。市場のリスク許容度は高く、米ドル相場の心理は総じて弱気で、そのうえ本日発表されたオーストラリア12月の貿易収支は極めて良好な内容だった。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は来週7日に政策理事会を開くが、利下げはすでに完全に織り込まれているため、この点ではオーストラリアドルにとって心配はないだろう。
さしあたって唯一の障壁となっているのは、昨年9月と10月につけた1.0760米ドル付近の高値だが、ここを突破すれば大量の逆指し値注文を巻き込んでさらなる高値水準に達する可能性がある。
豪ドルは現在、1.0707米ドル前後で取引されている。
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19:00 ユーロ圏12月生産者物価指数の結果発表
19:00 ユーロ圏12月生産者物価指数(前月比)
重要度○
前回 0.2%
予測 -0.1%
結果 -0.2%
19:00 ユーロ圏12月生産者物価指数(前年比)
重要度◎
前回 5.3%(修正値 5.4%)
予測 4.4%
結果 4.3%
全結果とこれから発表予定の
経済カレンダーの予想・結果 はこちらです。
そろそろ円の介入に警戒が必要
【そろそろ円の介入に警戒が必要】
円相場には介入の可能性が高まっている。
日本の政府当局者の発言が円高の是正につながる公算は小さく、昨年10月31日以来の直接行動が差し迫っていることを示唆している。
ドルが76円台を割り込むときに、介入リスクは極めて高まるだろう。円相場が過去最高値へと緩やかながら着実に近づくなか、日本の通貨当局は口先介入を強化している。
ドルは現在、76円08銭前後で取引されている。
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