カリフォルニアの建築家日記 -87ページ目

インスピレーション



Inspiration
[インスピレーション]

ひらめき、素晴らしい思い付き、
(創造的思想にたいする)刺激、
(人の創造性)刺激する人
霊感、啓示

You are the inspiration of my life.
あなたは僕の人生の励みです




インスピレーションってどこからくるのかなぁ。

カリフォルニアの建築家日記


Inspirationって遠く彼方から、
誰かが送ってくれているのかも知れない


カリフォルニアの建築家日記

Inspiration is not something you look for but you feel of..
インスピレーションって探すものではなく、感じるものなのだなぁ



いつもありがとう






D.



San Piedro, Vatican City


San Pietro
Vatican City



大きくてとても重いドアを
体を精一杯使って開ける

空気がとても冷たくて、とても静かな空間

自分の後ろでは大きなドアが閉じる音
すごく重圧感があって、低い音

「ドォーーン」

音にエコーがかかってる

誰かが自分を見つめてるような、

自分はなにかと、つながるような、


外の世界が幻だったように思える静けさ。


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足跡の音が、自分の後ろからついてくる

歩けば歩くほど、現実の世界を後ろに残すような感覚

いずれ足音も
聞こえなくなってくるんだ。


懐かしい匂いがする

とても不思議な感覚。





大丈夫。
何も気にしなくていいよ

大丈夫。
あなたは一人ではないから。

大丈夫
だから安心していいよ。

心の声って
なんの理由もなくささやいてくる






D.


日本語が変な記号に。。

アメリカに来て3年が過ぎるころ、
頭の中に異変が起こる


日常大半は英語で考え始めている自分にとって
逆に日本語の記憶があいまいになってくる。

ローカルにとってみれば、まだまだ自分は外国人であるのに、
自分の頭はローカルになりきっていたりする。

日本人にとってみれば、日本をはなれた遠い人であり、
自分にしてみれば、日本を忘れかける中途半端な人。


このままでは、全てが中途半端になってしまいそう。


一番の問題が「漢字」。 
難しい漢字が忘れるということではない、

普通の漢字がとても奇妙な文字に見えてくる。

「八」とか「心」とか、シンプルな漢字であればあるほど。

ハングル文字や、ヒンディーのような、自分が知らない文字に見えてきた。

英語の頭に変わるまで

日本語が変な文字に。。
英語の頭に変わるまで
凄くシンプルで。


英語の頭に変わるまで
似たような形で。。


このままでは文化も言葉も人間も。
中途半端になってしまう。

そんな不安を感じた時だった。






D.



へこんでる場合じゃないぞぉ

San Pietro, Vatican City


Piazza Di San Pietro
Citta del Vaticano
(サンピエトロ広場・ヴァチカン)

ヴァチカン市国。
イタリア・ローマ市内にある
世界で一番小さい主権国家。

今でも昨日のことのように覚えてる
全てが大きくて、
ダイナミックで、

神のスケールで建てられた「場」

街の中に穴を開けたように。
大きな広場が人々を迎える

その広場を屋根から見下ろせると聞いて
必死になって上ったな。
風が冷たくて、手が震えながらスケッチ始めたっけ。

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街を見下ろしてみると
人や車がアリのよう見えて。

どんなにつらいことでも、

どんなに大変なことでも、

何も心配ないように思えた。



スケッチしてたら2人のカップルが
写真とりたいというジェスチャーをした。
ドイツ人だろうなぁ。

広場をバックに撮るのかと思ったら、
自分と一緒にスケッチを撮りたいって。



あの時の写真見てみたいな。



D.


 

Piazza Del Campidoglio


Piazza Del Campidoglio
Roma

建物にも表情があるんだ
人のように笑ったり怒ったりというわけでもないけど、
そっと見つめていたり、
ズシンと立っていたり、

場所が変わると表情も変わってくるもの

そんな表情をアプローチしながら考えることも
大切なデザインの一つ

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スケッチを終え始めて

その「表情の大切さ」を感じ取れた

写真を撮るだけではわからなかった

ミケランジェロが思想した真相が

スケッチしながら感じることができた瞬間。

こうして考えると

街の中に沢山の「暗号」が。。




D.




【番外編】ハリウッドで有名人に遭遇したら?- 「まさか?」


そんなことがあってもいいの?
って時、あなたは?

「Really?」
RアL・Lイ?
「まさか!」

「I can't believe this!」
アイカァン(t)ビィィーヴ・(th)イス!
「信じられない!」


「No way!!!」
ウェーイ
「そんなことが!!!」







早速実戦で。


ハリウッドをドライブする


信号待ちをしていると、、、



横断歩道を渡る買い物帰りの人
(っん?有名人?)。。。?




Wait a minute..
ウェイ(t)アメィネェ..
ちょっと待てよ。。




??

????


No way ! ! !
ノーウェィ~!!!
えぇ~?


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レーザー銃もってるけど

ポリースに捕まらないのかナァ?

※期待してた有名人じゃなくてゴメンネ
次回は本物を。






See ya,

D.



Piazza Navona, Roma, Italia


Piazza Navona
Roma

ローマに滞在中はこのプラザに
どれだけお世話になたことか?

毎晩のようにボックスワインで
めちゃくちゃに酔った友達の肩を支えながら。

深夜だれもいないはずの広場に
ポツンと座っていたおじさん。

水溜りに写る電柱や建物の窓。

広場はいつも変わらず
いろんなドラマを支えていたんだなぁ

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この時期はペンの使い方にとても苦労していた。
鉛筆や絵の具ではもっと詳細な表現ができるのに、
この留学時に絶対インクペンをマスターしたかった。

万年筆(インク)は経済的、質も落ちない
何よりも早く描ける。

でも使い方がわからないと難し。。。かったなぁ。

影になる部分なんて、真っ黒になってる。




D.


Who, Whichでもつなげ!

Good Morning,

Japanglish101も中級編に進んでいます。
初めての方は最初から読まれることをお勧めします。

英語は本当にシンプルで付け出しながら話していく言語です。
「説明しながら話す」っと言ったほうが良いかもしれません。


先日はシンプルにthatでつなげ」を説明しましたが、 →関連記事を読む
今日はもうすこし、発展してみよう。 


1.Whoでつなげる!

日本語で考えると
「昔々、たくさんの人々から愛されるお姫様がいました。」

英語では、
「昔々、お姫様が居ました。 お姫様は愛されていました、たくさんの人々から。。」

Once upon a time,
There was a princess, the princess was loved by many people.

a princessが重なっちゃって二度言うのが面倒くさいよねぇ。

人を説明している場合はwhoを使ってつなげます。

「Once upon a time,
There was a princess who was loved by many people..」



2. which でつなげる!
同じようなことで、物を説明する場合、whichでつなげます。。

ドバイのホテルのレストランで食事をした際、、、

「金でできてるスプーンがあったよ。」←本当の話。。
there was a spoon. the spoon was made out of solid gold!!!

There was a spoon which was made out of solid gold !?

※solid gold = 金の固まり

文章では長くみえるけど、一つ一つゆっくり話せば簡単。
実はヒヤリングも同じこと。


I am encouraged by everyone
who..... leaves me many wonderful comments every day.

みんなからこうして、たくさんのすばらしいコメントをいただいて、勇気付けられます。


Who....のところで、一息置いたっていい。  


日本語でも、「えぇ~」とか「いぃ~」とか言ってるよね。

He is the man who can accomplish anything that is not common practice in an entertainment industry which promotes many questions that are very politically related.........
文法的にはRun onといって正等ではないが、口語では十分OK..

長い文を見ても、これからは安心。 

日本語で訳さない!
小さなフレーズが、だらだらくっ付いてるって考えればいいだけ。






See ya,


D.


Hadrian's Villas


Hadrian's Villas
Roma


歴史と一緒に住むこととは
どう言うことだろうか?

先祖から受け継がれた文化を継続する

戦争の辛い思い出を忘れないように
次なる世代へ伝え続ける

先祖の起こした間違いや、
良き日々を思い浮かべるために
歴史は語り継がれるのであろう。

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でも、実際その街に住む人々はどうだろうか?
歴史を守るだけでは成長しないのでは。

成長できない街はいずれ滅びてします。

時代のニーズにあった共存できる街づくり

年輪のように芯が時間が過ぎるにつれ
太くなっていく街

そんな自然と共存できる街には
新しいことが必要となるのではないかぁ

当時のルネッッサンスの人々にとっては、
今僕達が見る歴史的建築が
一番最高のモダン作品だった。



Modernism is not a style
Modernism is a way of living.


「モダンとはスタイルではない」
「モダンとは人の生き方ではないか?」




歴史は尊重する
文化は生きて意味を成す
自分達ができることは
現実に精一杯生きて、
未来へ飛躍することなのかも知れない。




D.
2009