BEM (Begin with the End in Mind)
この質問をこれから少しづつ一緒に答えてみよう。
「あなたの人生の中で何がしたいのですか?」
「あなたはいったい将来なにがしたいの?」
そんなこといわれても、
いっぱいやりたいことがありすぎ得てわからないよね。
でもなんにも考えずに、だらだら、なんとな~く。っていうのはどうかな?
心中ではどこか退屈な自分や納得のいかない自分の声を聞くことができるはずだよ。
車で旅行するとき1キロ先の信号機が赤にあるかなんて考えても無駄だし、
考える方がおかしいよね。 でも行き先の住所や、概算でどのくらい時間がかかるのか?がわからないと 遅刻しちゃったり、迷子になったり。問題ばかり起きる旅行になっちゃうよね。
「あ~あ。なんで僕だけにこんな時にこんな不運がおきるのだろう。」
どんなに完璧な計画を立てても予定は未定であって、問題は起きることがあるけど
計画なしに飛び出すのは、問題をください!ってお願いしているみたいなもの。
英語でいう「Doer」と「Talker」は最初の出発点で
実践する考え方が大きく違う。
"Doer" はまさに “DO”実行するが名詞化したもの“DO-er"
アルクのサイトではこんなふうに日本語で訳している
(www.alc.co.jp 参照)
doer 【名】
- 実行{じっこう}する人、行為者{こういしゃ}
- やり手、〔思索家{しさく か}ではなく〕実行家
アルクでは
talker 【名】
- 話す人
- おしゃべりな人
- 空論家
Talkerはいろいろな理屈や分析資料をマスターし、話では納得のいく哲学をもっているのに対し、Doerはある程度の視野を理解すると即座行動に移すことにある。
行動を移すことにより、現実常にかわる状況を同時に受け入れ、川の流れに沿って進んでいく。Talkerの様に実際存在しない分析結果を重視しないので、途中に起きる問題は「起きるもの」だと考え進んでいく。
途中、起きえる問題は大きなものから小さなものと様々だが、
その場でできるベストの状態をつくし、流れを理解しながら進み
何事にも真剣勝負であたっていく。
途中同じような旅行者とあう場合、自分が今まで養った経験や知恵を隠すのではなく、お互いよい結果がでるように全てをシェアすることで
予想もできなかった問題もクリアーしていく。
しかし、この進み方にも限界がある。
長時間の旅(6ヶ月以上)となると当初蓄えたエネルギーが徐々に低下し、
リスク回避を考え、「安全策」しか見えなくなってくる。
Talker から見る視野では遥か向こうへ旅し、さまざまな事柄を達成しているが、
エネルギーが落ちたDoerから見ると中途半端な旅となってしまう。
このような状況をさけ、さらに突き進むDoerもいる。
問題の起き方やチャレンジの難易度は前者のDoerと同じだが
一つだけ違った武器をもっている。
これが世界1%の「達成者」が実践し、
いかなる問題にも勝ち抜いていく「秘密」といわれている。
B.E.M
Begin with the End in Mind
最後の結果を胸に抱きながら始める。
この「最後」という言葉は様々な状況で使える。
人生の最後、
5年後の自分
六ヶ月後に達成する時
プロジェクト終了するとき
一日の終わり。。。など
旅に出発するとき
目的地についた時の自分を想像してみる。
どんな気持ちであろうか?
頂上から見る山脈の眺めや
達成したとき感じる充実感や
沢山の人々が笑っている風景を見る穏やかさ、
または、単純に自分に満足する感覚。
このイマジネーションがクリアーで常識から外れていればいるほど、
強い念となって脳に焼き付く。
どんな事柄も簡単ではない。 また、だれも最初から簡単なんていった訳でもない。
だから自分が想像もしていない問題が起きるのは当然なことで
問題がおこらない時は自分の心臓が止まったときだけだと思う。
自分が本当に達成したい目的地にたどり着くためには
必ず問題がある。 この問題をチャレンジとして受け止め
成し遂げるためには「目的地についた時のイメージ・希望」が必要なのだ。
B.E.M
Begin with the End in Mind
そのイメージを心に強く焼き付ければ
どんなに大きな問題が途中幾度と降り掛かっても
希望という力の方が大きいのだ。
だから「駆け引き」しない。
自分が達成したいことの方が大きいから。
チャレンジする価値があるから。
B.E.M
Begin with the End in Mind
次回は実際にB.E.Mを練習してみよう。
See ya,
D
カバンの話
少々休養をとってバケーションでもとってみるのはいかがでしょうか?」
ドクターの提案がきっかけで、やっとバケーションをとることにする。
彼が最後にとったバケーションはもう5年以上も前になる。
ハワイに2週間家族旅行を含めてのことだった。
インターネット割引でタヒチ島にあるプライベート・ビラを見つけ、
ショート・バケーションをとることをやっと決心する。
「体あってこそ人生だらな。」
家族もこんな機会に南国の島にバケーションとあって
自分の病気も全てが悪いわけではないと思うだろう。
ビラにつくと即座にインターネットのコネクションを探す。
光ではないが、DSLのコネクションでまずまずのスピードである。
せっかくのバケーションというのに、
フライト中にたまった山済みのEメールを一つ一つチェックしないと落ち着かない。
朝食を片手に次々と仕事をこなしていくが、アウトルックの緊急表示のメールで
コーヒーを机に置く。
「あいつ、また間違えたのか。。」
ブラックベリーのスピードダイヤルを押すと
自動的にオフィスのエキステンションにつながる。
オーダーには間違いないようだが、クライアントとの対応の仕方が悪いようだ。
いつになったらマニュアルにないことを部下に教えることができるのだろうか?
最後のメールをチェックし終わるころには既に12時を回っていた。
昼食をビーチ沿いで済ませ家族とゆっくり散歩する。
道端でバックスキンを使用したハンドバックを作る男をみて
そのバックのクオリティーの高さに驚く。
妻も必要以上に2-3個と衝動買いをする。
母国で販売すれば3万、いや6万ぐらいでブランド価格設定で必ず売れる。
「これはすばらしいバックだね。 どのくらい時間がかかるの?」
彼は黙々と作業をする男に質問する。
「もう10年以上やってますので、一つ2時間ほどでできます。」
男はそうつぶやくと、作業に戻りもくもくとスキンを編む。
クオリティーの高さと効率のよさに感動する。
「そうなると、一日8時間で4つは作れるね」
仕事柄彼は詳細も聞きたくなっている
「いや、一日一つ作っるだけですよ。
もっとも、、家族と一緒に編めば一日12個ぐらいはできるますが。。
親戚もみんなこうして作るものですから。。」
「え?? 一日に一つ? じゃぁ 残りの時間は何してるの?」
そんな質問をする彼を見上げ、男はテレながらボソボソと呟く。
「朝10時ごろ起きて朝食し、
お昼にはカバンを作り、
家族と一緒にシエスタ(昼寝)し、
夕方友達とギターを弾いてマリアッチを練習して、
夕食前にサーフィンして、
残りはその日その日でみんなで飲んだ暮れたり。。
ミスター、こう見えても私はとてもいそがしい毎日を過ごしているんですよ。。」
男のビジョンの狭さに感嘆すると彼は自身満々で会話を続ける。
「おい。おい。。今日はあなたにとって本当にラッキーな日になるだろう。。。。
僕はハーバード大学、ビジネス課でMBAを取得している。
君にビジネスの基本を少し教えてあげよう。
このようなクオリティーの高い商品を作る君なら、
きっと人生を変えることができるだろう。」
「どんなすごいニュースなのですか?」
男は驚いた表情で彼に質問する。
「そうだな。まず、君のバックを作る弟子を沢山作るんだ。
大量生産する体制を固める。
クオリティーを落とさず効率的に大量生産するんだ。
価格設定もあまり高くせず、
良い質・そして低価格といったビジネスモデルだな。」
「それからどうすればいいですか?」
男も興味深深だ。
「ここからチャレンジなんだよ。
製品が起動に乗り始めたら中間業者をカットしていく。
価格ももっと落とせるし、直接バイヤーに販売する体制を作り始めるんだ。
量がでればもっと向上を拡大できるから、数もだせるし、質をコントロールするための管理やアフターケアーまで完璧に作ることが出来る。」
「うん うん、それから?」
「君の会社はこの町で一番になっているはずだけど、
ビジネスを拡張するためにはこの町を出て、
メキシコシティーに選出し本部を作る。
いずれ、ロスに販売店を展開し、シカゴ、ニューヨーク。
ヨーロッパはパリに拠点を置けば、アジアは簡単に落とせるよ」
「それはすごいことですね。こんなバックでも世界に進出できるなんて。。」
男の口はポカーンと開いたままである
「そうなんだよ。問題はビジョンをしっかりもち、
ビジネス戦略をつくることなんだ。」
「そうですか。私にはどうだか。。っで、それからどうします?」
「ここからが君の夢がかなう瞬間だよ。
会社がグローバル化することで、タイミングがよければIPOだ!
(Initial Public Offering 新規株式公開)」
彼は誇りそう続ける
「確かに運も必要だけど、専門家をきちんとつければ必ず上場できる。
世界一流のデザイナーを雇い君のバックもグッチやビトンと並ぶ製品だ。
それから時期をみて君の会社を売ることができるだよ。
カバンを売るのではなく、会社そのものを売るんだよ。
10億、100億。 君もMillionaire(億万長者)だよ!」
彼自身、話ながらエキサイティングしている
「だけど。。 どのくらい時間がかかりますかね?」
「そうだな。チームの作り方や当然マーケットリサーチの対応にもよるが、
早くて15年、遅くて20、25年だな。
悪くないだろう?」
「そんなに早くですか?
っで、それからどうします?」
「それから? 当然だよ。‘花のリタイヤ’さ!
南国の島で朝はゆっくり起きて、そうだな。10時ごろ朝食。
お昼は家族と一緒にシエスタ(昼寝)し、
夕方友達とマリアッチ。
夕食前にサーフィンして、
残りはみんなで飲んだくればいい!。」
「。。。。。。。。」
先日大学時代以来会っていない友達とディナーをした。
彼は建築学科を卒業後、ビジネスの道に進み博士号を働きながら取得した。
一日14時間といった大変は労働時間であるが、
このまま進めば10-15年で管理職となり、
手取り1-5億円のアセットを手に入れられるという。
腕には車が買えるほど高級な時計をしていた。
「そんな沢山稼いでどうするの?」っと聞くと
「一億銀行にあれば、利子だけで十分生活ができる。
株と401Kなどをマネージする専門家さけつければ、
後は適当に趣味を探してリタイヤする。。。。
できれば、 ヨーロッパ、アジアに旅行に行きたいな。。。」
「リタイヤ」というと昔から長距離の旅行や南国の島に住むといった
自分の社会から離れることを創造する。
実際にその旅行に必要な経費などを計算してみたか?と聞くと
まだ先のことだからという。
彼はいろいろな夢を創造し、目的をもっとがんばっているが、
実際の夢は実は今できることは想像もしていないようだった。
そんな彼の話を聞く際、こんな言葉を思い出す。
Begin with the end in mind
最後のシーンを胸に置きながら始めよう。
目的地に向かい頑張っているつもりでも
実はその目的地は自分の庭で見つけることができるかもしれないね。
see ya,
D.
System Restart #01
I write this 'blog', knowing of you guys will read it after I make a single click to publish this article...
I haven't even met any of you guys in person but i am feeling as if i am talking to you in person right now..
It is a bit strange, isn't it?
Today and occasionally in future from now on, I will be writing in both Japanese and English, 'Japanglish' to be precise. There are things that I feel comfortable explaining to you better in English or sometime the other way around.. I guess speaking to you in English makes it sounds ' casual' where speaking to you in Japanese sounds more ‘serious’? Maybe it is just me. The point is... I wanna feel as free as I can be: like a bird flying along with beautiful breeze, or Koi fish swimming with natural flow as if they have nothing to worry about.. The purpose of this blog is to share everything I know to those who care about life, hoping that someone will get inspired and persuade with the concrete action before it is too late of a game. . I call it ‘ The Life-Game’.
I believe..this is the best contribution I can give for now..
So, here we go.
今日から少し変わったアプローチで記事を書いてみるね。
去年の11月後半からブログを書き始めて7ヶ月。
毎日日本語を書く事で頭の中も言葉の切り替えが即座にできるようになったんだ。
日本でプロジェクトを携わっている時、
本当に日本語の乏しさを感じて
「他の言葉ができるから」なんていういい訳をしていたんだ。
だからブログを書く事で日本語的なコンポーズの仕方やニュアンスなども練習することができて、凄くためになった。
2年前まで日本語がほとんど全く無い生活だったことを考えると、
今の自分はちょうど良いバランス感覚が戻ってきた感じかなぁ
ブログってさ、結局自分のために書いているんだよねぇ。
Web logを短縮してBlogだからウェブ上で考えを記録するだけだもの。
「これから羽ばたく日本人を応援したい」という理由で始めて、
今もその気持ちは少しも変わっていないけど、
応援することでfeel goodになる自分があるわけで、
沢山のメッセージやコメントをもらった時とても嬉しく感じたり、
なんとなく自分も日本と繋がっているような気がしてホッとしたり。
自分のような立場のハイブリッド族ともリンクできる機会があったり、
当時の自分と同じ立場のみんなから質問をもらったり。。
こうして同じ価値観を沢山の人々とシェアする事が本当の目的で自分がしたいことだったのだなぁって思う。
ビジネスパートナーがダウンしたことで再度自分達が本当にやりたい事や
人生で大切な事などを考える機会を作る事にしたんだ。
昨日、「人生で一番大切な日」って決断し、
自分を日常から離してビーチ際のカフェで時間をゆっくり過ごしたんだ。
いつもと変わらない時間、普通の水曜日なのに、
自分を取り囲む人々が不思議に見えて。
この人たちは何でここにいるのかなぁ?
仕事しなくていいのかな?
サーフィンも10年以上やってないなぁ。
スキューバのライセンス。どこに保管してるっけ?
スケッチブックを開いて、
すこしづつ 頭の中にあるものをダウンロードしてみたんだ。
始めは何を書くかなんて決めないで。。
一つ一つ、頭に浮かんだ事を書き写していくんだ。
結果? すご~くスッキリした。
散らかっていた部屋を片付けた感覚というか、
大きな声で歌った後の満足感というか。
System Restart #01【質問を変える】
17の時こんな質問を先生からもらった事がある
「あなたは人生、なにをしたいのかな?」
世の中でこんなシンプルな質問に答えらる人は1%弱と言われている。
考えてみれば当然だよ。
自分だって人生一体何をしたいのかなんてわからない。
質問自体がおかしいんだよね。
人生予期せぬことが沢山ありすぎるし、やりたいことだって一つじゃない。
「どんな人のようになりたいか?」とか「どんな人と呼ばれたいか?」
だったからわかるような気がするけど。
「君の夢はなに?」
この質問も大きな落とし穴がある。
夢だから夢で終わってしまってもいいような気がしてしまうし。
夢も定義しないと、大統領になる夢からお菓子の当たりを引く夢まで
チャレンジの仕方が変わってくる。
当時自分の夢は「英語が話せるようになること」だった。
英語が話せるようになったら、又違う夢ができてイタリア語や他の言葉も話したくなってきたり。
「やりたいことななに?」
沢山あった。 スタントマンから、探検家、バンドを組んで音楽活動や
世界中の人々と話しをしたり、友達を作ったり。世界旅行や宇宙に行きたかったり。
スタントマンになるにはまだまだ子供だったから、
心身宙返りやバック中を練習したり、
探検家になりたいから、探検家になった振りをして近所の溝や洞穴をさがしたり。
でも本当に自分が何になりたいかなんて一つに決める事ができなかった。
今考えてみれば、だれが一つしかいけないっていったのか。
質問の内容が徐々に変化した。
「自分はどんな人と呼ばれたいの?」
この質問から大きく考え方が変わった。 自分がやりたいことを探すという考えから
「自分がなりたいもの」を探し「ヒーロー像」模索したり、実際会いにいったり。
結果、ヒーローを見つけることで、その人がこなす職が自分のなりたい人物となった。
ヒーローだって当然一人だけではなく、父親が難しそうな図面を描きコーヒーを片手に考えている像がカッコよく感じたり、いろいろな本を見てはすばらしいアイデア・哲学を語っている人物像があったり。
結果自分が選んだProfession「専門職」が建築家だった。
建築家になったらどのような建築家になるのか
ヒーローである建築家はみんな既にこの世にはいなかったから、
実際彼らが残した建築を触る事で
彼らの考えや情熱や社会への責任みたいなものを学んだ。
今こうして考えてみると自分がなりたいもの、やりたい事はほとんどかなっている。
これまでにできていないものもあるけれど、
それはVISION(ヴィジョン)がクリアーではないか
紙に文章でかけるほどクリアーに説明できないのなら、
現実にできないのは当たり前だよね。
具体的に細かく説明できないのならば、他人もあなたを助けようがないよね。
お金や名誉のゴールも同じ事がいえる。
億万長者になりたいとか、年収いくら稼ぎたいとか。
有名になりたい、社長になりたいとか、ボードメンバーになりたいとか。
世界を救いたいとか、犯罪を消したいとか。
自分も同じような「見えないゴール」を追いかけたことがあった。
言葉では説明しているようだけど、その結果像がクリアーにイメージできないよね。
どんな社長にいつまでになりたいのか。
実際今社長だったら、いつ誰と、何をしているのか。
社長というポジションは紙に書けばそれだけでなれるけど、
実際自分が想像する社長はどのような事ができる社長なのか?
結果、名刺や地位なんてなんの意味もなく、
一生かけて目的にする必要もないんだよね。
いつまでに、どのようにして、どのような結果を出せば
自分がイメージする経験ができるのか?
すべて具体的にイメージできるようにすることで
自分でもびっくりする事実を発見することができるんだよ。
質問をクリアーにしていくと、実は億万長者や年収というものは
過程を計るための道具の一つとしてつかえるだけで、
決してゴールではないことがわかる。
本当に求めていたものは億万長者ができること、
年収いくらの人ができることなんだよね。
お金はいくらあっても足りないし、
お金があっても時間がないとか、
友達がいないとか、
病気になって死んじゃうとか。
長い時間かけて頑張って社長になったら20歳の時より10倍残業して
家族の時間もとれないとか。
友達の結婚式も欠席したり、葬式の時だけ会う「友達」ができたあり。
本当に大切なのは
Time「時間の自由」とMobility「自分の意思で移動できる自由」だったんだよね。
真の社長ができること「時間の自由」、
ボードメンバーができること「Mobility」
そう考えると、ポジションに関係なく目的を達成することができる。
カフェに座って4時間がアッという間に過ぎていた。
全てをいろいろなアングルから考え直してみたんだ。
気がついて見るとスケッチブックいっぱいに
いろいろな考えが自由に泳いでいてね。
もっと自分に質問してみた。
フィーリングはどうだろうか?
「どんな気持ちでいたいかな?」
今まで自分はHappyになりたいと思っていた。
でも今はHappyになることが目的ではないってわかった。
Happyだけじゃクリアーじゃないんだよね。
Happy(happiness)って一瞬で終わってしまうし、
ずっとHappyでいることなんてありえないし、
嬉しくても泣くことだってあるし。
Time / Mobilityを確立するHappinessもあるし、
美味しいアイスクリームを食べるだけでもHappinessを感じるし。
酔っぱらって夜中にコレストロール1000倍のラーメン食べてもHappinessだし。
じゃぁ 究極はどんな感情を探しているのだろうか?
Happyの反対になりたくないからなのかな?
Happyの反対は? SAD?
違うよな。 悲しくたって笑うことがあるし。
幸せでも悲しかったり。
Happyでも達成した後、慣れてしまえばHappyじゃなくなるし。
SADでも慣れればSADじゃなくなるし。
究極の目的。それは
「退屈をさけること」
全ての答えは「退屈」にあるんだ。
自分の人生の行動はほとんどこの「退屈」を避けるため新しい目的を作り
チャレンジする原動力が生んでいたんだ。
オートバイの事故以来「毎日を楽しく過ごしたい」と思う心の裏には
「退屈な人生だけは絶対に嫌だ」という信念があったんだ。
退屈は嫌だ←⇒エキサイティングなこと
この事がわかれば、もっとクリアーな質問を自分で与える事ができる。
What would excite you the most?
あなたが本当にエキサイティングと感じることはなに?
もっとクリアーに質問してみよう。
What would excite you the most
if you can do in 6 months?
あなたが本当にエキサイティングを感じたいことで
6ヶ月以内にしたいことは?
締め切りを作れば、脳も自分の実力に合わせて答えをだしてくる。
もう一つフィルターをかける。
今月のテーマだよ。
You are ALWAYS better than you think you are.
あなたの実力は自分が思っているよりもっとすばらしい。
今度はこの質問に答える過程をデザインしてみよう。
‘What would excite you the most
if you can do in 6 months?’
D.
システム・リスタート
システム・リスタート
11:50pm California Hospital
時間とはその人の感じ方や心理状況によって良くも悪くもなる。
同じ時間が流れているのに、昨日の1時間と今日の1時間では
時間の長さの感じかたが大きく違う。
ドアから一歩外に出た世界はいつもと変わらぬ同じ時間が流れているのに、
この部屋の中は一生に一度しかないような大切な時間に感じるんだ。
「癒し」とは全く正反対の閉鎖された部屋に自分を含むVisitors達(訪問者)が
彼を取り囲み、いつも決まって同じ言葉を問いかける。
「Hi Harv, How R U feeling..」
彼の腕につながれた沢山のチューブがつながれ、通常では痛々しい風景なのに、
鼻から入れられたチューブを見ると、腕のチューブが序の口に感じてしまう。
彼はそっと首を縦にふり、ニコッとする。 まだモルヒネを沢山打っているので
「High」状態なのだろう。
ドクターによると今夜中に山を越える。
明日の検査次第で本格的な手術をするか家族を含めて決めるという。
ガールフレンドのNorine(ノリーン)は
Visitors達に気を使い一生懸命笑顔を振舞っている。
心中はやっぱりストレスを感じているのだろうナァ。
彼の入院を聞き、沢山の友達が駆けつける。
もう10年以上会っていない友達も少なくない。
病室外の会話はいつも決まっていて
「Haven't seen you guys for a long time,
how's it going?」
しばらくぶりだね。 どう?調子は。
いつもみんな忙しそうなのに、こういう機会にみんなが集まる。
仕事帰りや州外から駆けつけてくれた友達もいる。
友達の結婚式も欠席したり、赤ちゃんが生まれた時も会うことが出来なかった友達。
このような機会だから会える友達。
自分の過去を振り返ってみると、同じような経験が沢山ある。
自分で緊急と決めればどんな事だって可能なんだ。
昨日までみんな忙しい時間を過ごしていたのに。
こうした時間はいつでも作る事ができる。
「だったら病気以外の理由で行動できる
自由な時間をつくるようにもう一度人生をデザインしてみよう」
建築を自由にデザインする時間
友達・家族といつでも一緒に過ごせる時間
世界中いつでもどこでも遊びにいける時間
彼がこうして入院した事は誰も予期できなかった。
「なぜこんな事に。」って起きた事に質問したって
過去が変わる事でもないものね。
でもこの出来事が彼にとって、
そして自分にとってどのような意味があるのだろうか。
彼を通して、命・健康を最大重視することを再度確認した。
また、なぜみんなで頑張っているか理由をもう一度確認する必要があるなぁ。
体って自分が考えているより、結構もろい。
食べ物を外に放置したら2-3日で腐ってしまう。
体だってちゃんと管理しないとすぐに腐って壊れてしまう。
コンピューターだって、100個のアプリケーションを起動したら
オーバーヒートしてしまう。
頭だってちゃんと管理しないと錯乱してしまうだろう。
建築も、どんなに素晴らしい建材やフォルムを作っても、
基礎工事がしっかりしていなければ、見事に崩れてしまう。
人生設計も同じことなんだよなぁ。
これからもっと楽しい事やエキサイティングな事をしたいから、
自分達の基礎をしっかりデザイン管理しよう。
どんなに頑張ったって病院入りじゃ意味がないじゃない。
この機会を利用して、私生活もビジネスももう一度デザインしてみよう。
今日、自分の人生がまた大きく変わろうとしている。
ドアの外ではいつもと変わらない時間が流れているのに。
勝手に自分で決めるだけでいいだ。
理由? そう感じたから。- Why not?
D.
追伸・ 沢山の励ましのメッセージ本当にありがとう。
ハービーも本当に勇気付けられ、順調に回復すると思います。
僕達パートナーを含めR204は建築を通して一つのゴールに向かって
集まり毎日試行錯誤しています。 建築・デザインを通して「人」を学び、
社会貢献を考えると同時に、家族・友達との時間を自由に使いこなせる人生設計を
再度デザインすることを決心しました。
これからも沢山の悪天候を経験すると思うけど、
明日からどのようにして羽ばたくことができるのかが、
楽しみ。
これからも応援ヨロシク。 -d
お知らせ
いつもジョークばっかりいってるやつだから、はじめはまともに相手にしてなかったけど。
結果、救急車を呼ぶほどに。
3ヶ月前に入院したばかりなのに。
状態が落ち着くまですべてを集中します。
記事のほうも少々お休みします。
みんな、理解してくれて、ありがとう。
D.
今月のテーマ
2009 January
幸運は自分の努力で呼び寄せることができる
2009 Feburary
仕事とは自分を映しだす鏡である
Work you do is a mirror of who you are inside.
2009 March
やめない限り失敗はない
There is no such thing 'failure' unless you quit.
2009 April
「忙しい」とは心を亡くすと書く
2009 May
どんなに退屈なことでも
情熱をささげればアートになる
Most menial work can be a piece of art when it done by an artist
2009 Jun
いままでは 心のままにしたがひし
今は心よ われにしたがへ
2009 July
あなたの才能は自分で思っているより
はるかにすばらしい。
You are better than you think you are.
今月のテーマ。
世の中には自分より優れた人々が沢山いて、
自分とは天と地のような関係に感じてしまうが、
現実は個人で考えるほど離れているわけでもなく、
自分も優れた人々の輪の中にいるということ。
Do not overestimate competition
and underestimate yourself..
10年前、独立を決断したとき、常に頭の中で繰り返した言葉。
競争相手や「世の中」を過大評価するな。
また、自身を過小評価するべきではない。
明日は明日になってからしかわからない。
わからない事だからこそ、心配・不安を感じるものだ。
皆さんは自分が本当にしたい事があるのにも関わらず
不安という力にコントロールされ続ける経験はないだろうか?
もしあなたが将来に不安を感じているのなら、
世の中も同じように不安を感じている。
もし、君が本当にやりたいことがあるのに
経済・自信・経験などの理由で行動に移せないというのなら、
世の中も同じように行動に移せていないはず。
素晴らしいアイデアがあるのに、友達や周りの人の意見に左右され、
自分の飛躍するチャンスを諦めているとしたら、
世の中も同じように状況に置かれている。
また、こんなに沢山の人がいるのだから、
誰かがやっているだろうと予測してはいないだろうか?
世の中を過大評価する瞬間、
自分が持っているチャンスをすべて失ってしまう。
Let's not overestimate the world you belong to.
自分がかなえたい夢は誰もが遠く感じるもの。
遠く感じるから大変だろうし、不可能に感じるもの。
だから、チャンスなんだよ。
みんなやる前にもうあきらめてしまうんだよ。
だから、結果は少数の人しかできないのだよ。
Do not overestimate competition
and underestimate yourself.
You are better than you think you are.
大丈夫。君はもう立派な大人だから、やってできないことなんて一つもない。
D.
野菜を作ろう
4月から野菜づくりをはじめたんだ。
野菜づくりといっても
ちょっとした実験を兼ねている。
Seed Starter (種育成キット)といって一週間に一度だけ
特定の方法で水をやると
種が急成長し、強い根が作られる。
2週間後ある過程を経た土(ラザーニア・ガーデンという)に
植え替えたら、野菜自体が急成長するというプロセス。
(詳細は後日)
後は2-3日に一度、適度の水をあげるだけ。
実験的にトマト、ナス、たまねぎ、ポテト、イチゴにひまわり、
枝豆、ハラペーニョ、おまけにコーンなど、全て種から作ることに。
種は全てAmazonで購入。 ←安い!
2ヵ月後。。。
こんなに成長が早いのか!
今朝チェックしてみたら
知らない間にトマトが急成長。
「食べてもいいよ」だって。 笑
お店でみるような
見かけではないけれど、
味は最高だ!

初めて味わった自家製野菜の味。
必要な量だけ育てればいいから
ぜんぜん手間もかからない。
なんでもやってみるものだよねぇ。
ちなみに。。
りんごは食べられないほど。。
早春期に水をやっておけば
後は勝手に育ってしまう。
実り豊かな結果
Busy does not mean "Productive"
努力・根性という言葉を頭にたたきつけられて育った自分。
忙しいということは良い習慣のように感じた時期があった。
どこに行ってもメールをチェックしたり、常に携帯が鳴り続けていた。
職場ではみんなが自分の判断を求め、
アウトルック(OUTLOOK)は即座にいっぱいとなる。
今考えるとそんな忙しい自分を創ることで
世の中とつながっている錯覚を楽しんでいたのかもしれない。
集団生活に必要な「マネージメント」を学ぶ時期
「時間はお金」(Time is Money)であり時間を効率的に使う重要性や
会計・人材・マネージメントといった数字で見ることができるアートを学んだ。
短期的報酬やプロジェクトの利益、スタッフが費やす時間、それにかかる費用(保険・ベネフィットなど)が仕事の結果を判断し、結果、会社の「成績表」となる。
何度ファイナンス課と口論したものか。。。
"Productive" という本当の意味がわからないと両者のバランスを
整えることができないのだ。
人生には目的があり、僕たちの目的は実り豊かな結果を出すことだと思う。
この「実り豊かな結果」がProductiveであり、
Busy vs 効率 を整える尺度となっている
「残業・徹夜してがんばっている人」=完璧主義型
「午後5時ぴったりに帰る人」=効率重視型
立場によってお互いの見方・視野が変わるもだ。
【完璧主義型】
残業・徹夜をしている人からすれば、
「なんであいつ、もっと頑張らないのかな?
自分はこんなに頑張っているのに。。。」
そんな経験はないかな?
確かに物事を達成するためには時間がかかる。
きちんと仕事をしたいから、完璧に作業を進めたいものだ。
でも、時間をかけることが目的ではなく、
いかに少ない時間で「質の良い結果」を出すことが目的ではないかな?
だれだって残業や徹夜を進んでする人はいない。
でも、徹夜・時間をかけることで無意識に自分に満足していることに
気がつかない方も多い。
人は自分で与えられた時間内で働くといわれている。
緊急事態や、明日締め切りとなると4時間でできてしまう同じ仕事も
来週締め切りとなると来週まで仕事をしてしまう。
一日8時間と頭で決めてしまうと8時間仕事をし
一日12時間と言われると12時間仕事をしてしまうのです。
実際は自分で締め切りを作りその締め切り内で終わらせる「作戦」を作れば
考えられないスピードと集中力で「質」の良い効果を出せるようになる。
自分はこれを「Birth Process」と呼んでいる
赤ちゃんが生まれるとき、両親の心境は緊急事態で
世界は何も変わっていないのに、両親を含む周りの人は緊急事態となり
集中して効率的に行動する。
結果も間違いが起きてしまうといけないので
「質」も保たれている。 人間やればできるというわけだ。
「赤ちゃんが生まれる」という事実は個人の言い訳を聞いてくれない。
どんなに忙しい会議があっても、どんなに例外な状況におかれていても、
結果を出すために「Priority」となる。
情報が足りなくても、自分が不利な状況に置かれていても、
限られた時間内に決断しなければならない場合は
とりあえず決断できる。 っというより決断しなくてはいけないのだ。
この状況を逆に利用してしまえば、
半分の時間で実りある豊かな結果を出せるようになる。
【効率重視型】
午後5時に帰る人から見れば、なんであなたはもっと早く仕事ができないのかな?
効率が悪いんだよ。と思うだろう。
効率だけを考えて、五時に終わらせることが目的になっている方も沢山いる。
タイムカードの成績や「仕事が速い」という勲章は「社員分析」という過程では
大切な要素とだと考えられている、
しかし、結果をみるとじっくり時間をかけたものとでは天と地の差があったりする。
効率の良し悪しは「質」という尺度を使い判断する
プロジェクトにかけた時間だけを気にして作業したり、
ただ時間だけを短縮したのでは、
「雑な仕事」をしているだけとなる場合があるので注意したい。
実りのある結果を出すために効率を考えるのだから、
まずは自分ができる最高の質に集中し時間を無視してみるのも良いだろう。
上司・ボスが持つ視野はどうだろうか?
「あいつはよく残業して頑張っている」
「あの子は毎日きちんと時間内に仕事を終わらせている」
上記、両者とも「忙しく仕事に専念している」ことになる。
上司によっては残業しないやつは頑張っていないとか
早く帰るやつは会社に専念していないなどと考える方も多いようだ。
英語ではDedicationといい、「専念・献身」するということで、
このことは社員に求めることではない。
結果、彼らが自分の意思で専念することだと思う。
会社の目的は「事業結果」を出し「個人を育成する」ことであり、
個人にあった指導を考え自ら実践することが真のリーダーであり
与えられた仕事ではないだろうか?
昔自分がされたから、今はあなたがする場です。。
は避けたいものだ。
社員の立場に応じて違った視野を提供する。
残業が目的ではなく、5時帰りが目的でもない。
誰もが明確に創造できる目標を確認し
実り豊かな結果を時間内に達成できれば、
残りの時間は自由に休み、遊びにいかせてもいいじゃないか。
一日8時間。。 誰が決めたのか?
Busy does not mean "Productive"
いそがしいからって、実り豊かな結果を出していることとは限らない。。
※ お知らせ
いつも沢山のメッセージありがとう。
7月からスケジュールを大幅に変更いたします。記事更新は月・水・金をベースを考えていますが、
「外出中」はランダムとなります。 それでは
Enjoy the rest of the weekend!
See ya,
D.
マニュアルに載っていないこと
子供の頃、
何をするにも「許可を得てから」と指導された。
規則はみんなを一つにまとめる大切なルール。
ルールがないとみんなが自分勝手な行動をしてしまい、
バラバラになってしまう。
「あなたが変わった事をすれば
みんなに迷惑がかかるでしょう?」
変わりもの好きの自分は、何度と両親に迷惑をかけたことか。
自分勝手の行動からなるルール違反はいけないよね。
でもね、
世の中にはルールブックやマニュアルに載っていないことも沢山なるよ。
ルールブックやマニュアルにないことを決断したり
行動しなくてはいけない時はどうするの?
実はね、
世の中って自分が考えているほど完璧じゃないよ。
世の中には沢山の穴が開いていて、
自分の答えを沢山の人々が待っている事だってあるんだよ。
だから大丈夫。
ルールブックになくても、
自分で信じて
とりあえずやってみなよ。
大丈夫
やってみればいろいろ見えてくるから。
ルールブックになくても、
本当に自分が良いと思っているなら
とりあえずやってみなよ。
大丈夫
だめならまたやり直せばいいから。
ルールブックになくても、
本当に世の中のためになると思ったら
とりあえずやってみなよ。
大丈夫。
だめなら、あとで「ごめんなさい」って言えばいいから。
"Ask for forgiveness instead of permission"
許可を求めるのではなく、許しを求めろ
Forgiveness = 許すこと、許し、容赦、寛容
Permission = 許可、許諾、認可、承認、同意
See ya,
D.
※毎日沢山のメッセージありがとうございます。 みんなからのご意見・感想にはとても感謝しています。 返信には少々時間がかかると思いますが、丁寧に返信したいと思っています。 御理解よろしくおねがいします。 -D