カリフォルニアの建築家日記 -107ページ目

BALI その2

バンクーバー経由でBALIに向かう。

フライトも順調。

バンコック空港まであと30分のところだった。


パイロット
「バンコク空港まで30分で着く予定ですが、現在空港からの連絡によると空港内で暴動があり空港がクローズするという報告がありました。」

機内ざわつく。

「このまま180度転回してシンガポールに向かいたいのですが、燃料がないので香港へ向かいます。 ご協力おねがいしまーす。」

機長の声はけっこう軽いのり。 協力っていったって、こちら側にはチョイスないよねぇ。

でもこんな状態であのノリはリラックス効果があった。 飛行機って自分でコントロールできないから 正直何も考えないようにしてる。 落ちる時は落ちる。  って感じかな。 わからないことビクビクしてもしょうがないし。


そのまま 香港直行!  バンコックからまた次のフライトがあるのに。

香港、 バリバリ広東じゃん。

やっぱり ブルースリーでしょう。





つづく。


















BALI その1

「ハ-イ、ミスター・タニガキ。」

「イヤァー。 ユー ルック ファミリア ウィズ ミー」 

そんな会話からバケーションスタート!。

飛行機でフライト・アテンダントに覚えていただくのは ちょっとうれしいような、かなしいようなぁ。
ちょっと複雑な気分。

いつもはプレゼンの準備とかしてせかせかしているのに、今回はゆーっくり 映画。

アーっとい間に成田。  

今回はLA-成田ーバンコックーバリ。


成田では3時間のレイオーバー。  

ANAのラウンジに直行。  ANAのラウンジはクオリティーが高いと思う。 きちんとデザインされてるし。
自分も誇りに思う。 日本の標準の高さ。  もし機会があったら、ぜったいにお勧めです。


通常は日本出張を終え帰米前に利用する。 ここでいつもすることは おそばをたべること。


味がどうってことではないけど。 そばの中にあるフィッシュ・ケーキ(日本語でなんていうのだっけ?)に
ちゃんと「ANA」って書いてある。   ハハ。。


もう一つ注目することがある。 実はラウンジの奥に秘密の寝場所があるのです。
マッサージ式のチェアーがあって、 ちょっと仮眠もできる場所。 パワーサプライがあるから ラップトップ(ノートブック?)を利用しながら寝そべることができる!

正直隠してあるのではないけど。 ほとんどの利用者は知らないじゃないかなぁ。 (お試し情報)
あとで写真をのせよう。



そんなことで時間ぎりぎりまで使う。  

実は一度ぎりぎりすぎて フライトをミスしそうになったぐらい。  反省しないと。


つづく。

突然登場 その2 「よろしくねぇ」

忘れてた。


今日はブレークファーストでこのアメバブログの話しを友達にした。


「日本出張時、ある友達 のきっかけでブログにはまってしまった」



Tiffany: 


「なんでダイスはいつもいろいろなことしてるの?」


Juan: 


「どこにそんな時間があるのかねぇ。ブログって中毒になるぜいっ。」


Tifany:


「日本語だったら私たちが読めないじゃない。なにか秘密ごとでも書くんでしょ!」




Juan & Tiffany


「とり合えず、日本のみんなによろしくねぇ!って私たちからも伝えてよ!」 



っとのことです。



JuanandTifany



自分からもこれからもよろしくねぇ です。← 誰にむかっていっているのか。





追伸・ このブログ、これから2週間お休みになるかもしれません。 みんなから忘れられてしまうかも。

とりあえず、この2週間で本当にたくさんの皆さんんからコメント、メールいただきました。


本当にありがとう!  






突然登場 その1 ~ 旅行のこつ三条

仕事もやっと終わって。 


終わりながら、こうしてブログを書く自分はかなりはまっているということか。

木村社長。 このごろかなり私の時間はブログに使っている。(笑)



さぁ~。待ってました。 Bali。←やっぱりオレンジかなぁ。

パスポートも戻ってきたし。 


ラップトップとゴルフバックと。 あとは現地で。


突然登場ー旅行のこつ 三条


1.ものを持っていかない。。

2.ものをもっていかない。

3.ものをもっていかない。


ない時は買えばいいと考えるのが無難。


でも結局買わなくて済むのが「旅行」です。






いったいなにが違うの?

I can go to shopping with John tomorrow in Osaka if I can finish writing with my essay tonight.


「今夜中にこのエッセイを書き終われば明日ジョンと大阪へショッピングへいける。」
こんなセンテンス。みんなはなんてことないように思えるでしょう。


でもこれって結構「頭がいい」考え方。日本語と英語語の違いはこの考え方が違うだけ。


「今夜中にこのエッセイを。。」


このままだとだれが、何をして、どうするのか全くわからないでしょう。


「私は」が抜けてるし、最後まで聞かないと、「行く」という意思がわからない。


日本語って最後の文を聞くまではわからないってこと。


逆に考えると、日本人って話しをしながら結果を決められるっていう考え方もできる。



「今夜中に。。。ショッピングにいかなくてもいい。」とかね。



では英語(実は世界に存在する大半の言語)はそのようには考えないんだ。


ちょっと違ったアングルから想像してみて。 



むかし、むかし、言葉が発達していなかったとき、人が人に話しかけてる。


言葉が発達してないとなかなか難しいことって考えられないよね。


そんなとき、自分を象徴する言葉から並べるはず。


「僕 好き」とか「君 行く」みたいに。


これがもう少し発展すると「僕は好き」とか「僕が好き」みたいに微妙な変化ができるようになる。 


日本語的考え方(韓国語やブータンなど)と英語圏的考え方の違いはここから始まったのだと思う。


「僕 行く あなたと どこへ どのようにして なんで」みたいな考え方が英語園


「僕(省略)なんで どこへ どのようにして あなたと いく」が日本語圏のアプローチ。


つまり英語の方が実はもっともっと単純ってことだったのです。 


だから誰でもはなせるようになる。使いやすくなるってこと。 


発音の話は後にすることにして、この簡単でいってみれば結構ルーズな言葉が英語だった。



英語の頭になったとき、自分の意志もけっこう自己表現的になる。言葉、すなわち文化の違いってこと。


まずは結果をつたえたくなる。


「僕は行きたい」 そして誰と、どこで、どのように、いつ、みたいに。



最初のセンテンスを聞いただけで、聞き手はあなたがどうしたいかがわかる。


実はこれって本当に大事。 特に大人(大学生以上)になってからはなす英語を学ぶとき一番大事なことだと思う。



まずは最初の2-3つの言葉に集中するだけで実は結構いってる意味がわかるようになってくる。 


逆にいうと、最初に自分の結果を表現しないと聞き手は全然わからなくなってしまう。


「実は、いつ、どのようにして、だれと、、、」なんて話してると、


「誰が? 何がしたい?」なんてことになる。


これが「文法の違い」になるわけで、僕たち日本人は特に英語が苦手な民族として理解されている理由だったのです。  




こんなに難しい日本語をはなすのだから、他の言葉はある秘密を何個か理解すればそんなにたいしたことではないということに気づいてくるよ。


つづく


 

Samの世界

Mr.Sam SBEのブランドが出来上がってきた。 サムはハリウッドのサパークラブを経営するオーナー。
彼との出会いは3年ほど前だっただろうか。 一つ一つのクラブはとてもよいが、全体の会社SBEを見るとブランディンにかけている。

ブランドってただロゴをぺたぺたはるだけではない。 ユーザー(お客さん)とどのようにコミュニケーションするかが、問題だよ。 そんな会話から始まった。

会社をデザインするって思ってるより難しい。 彼の会社はホテル、レストラン、クラブを数十所有しており、一つ一つのキャラクターを一つにまとめるにはまず彼自身を理解しなくてはならなかった。

サミー。(
サム ナザリアン ) は両親のビジネスの成功から巨大な資金を手にした、外から見てみると本当にラッキーな人物である。 彼のオフィスは当初マドンナが所有していたオフィスをそのまま買い取り現在にあったっている。

彼のスケジュールも経験した事がないほど「ハリウッド」だった。



秘書から連絡があった。

D、明日 21時にXXXXのパーティーでMr.Samから話しがある。バウンサーに ボブの具合はどう?と聞くように」


。。。



パーティーの場所に行って見るとオープン前から行列。結構、VIP. 

「車をヴァレーする際、超VIPじゃん。なんていってしまう自分は結構ミーハーだ。」←正直。


「ボブの具合はどう?」

「ついてこい」

裏のキッチンから入り2階のプライベートへ。

サムはいつも電話してる。 

何人かすでに座って待ってる。 


電話を切ると後ろの秘書に電話を渡して彼はこういった。

「スタークとの契約が成立した。 これから凄いことになるぜ。」

サムは世界的有名なフィリップ・スターク と3年間の交渉の後 アメリカで彼がデザインする全てのレストラン・クラブを彼が所有するという契約だった。



話しながら彼は立ち上がり見せたいものがあるって。


クラブから出ると、車が用意されていてバーバンク空港へ直行。


そこで見たものは。


なんと。 


G5


プライベートジェット!ではないか~!


big G

ラスベガスにはあっという間。レストランを次々とまわる。

もう夜中を過ぎてる。

ここがいい。ここがわるい。 

オーナーというのにディテールにくわしい。

時間があっという間に過ぎる 

ロスについたのは朝5時をまわっていた。

クラブにもどり自分の車で帰る中、 いつもとかわらぬ朝だった。

「夢」のようだった。

あれから3年がたつ。

SBEはロス一番のエンターテイメント・レストランを経営する会社となった。

サムの会社SBE → SBE.com



BREAKTHROUGH #01 ~  達成するまでの道

 

アメリカに来たばかりの当初は 当然の事ながら英語なんて全くわからない。


サンキュー、イェス、 ノー。 アイ ドン ノー。


このくらいだったかなぁ。 ぜんぜんわからないから。 現実はそんなことをかまってくれない。 


 

自分の名前を呼ばれるとただニヤニヤしてた。 ただ笑うしかなかった。

 

そんな自分にも転機が何度もあった。これを「ブレイク・スルー」と呼んでいる。




 

ブレイクスルー #1


 

アメリカのド田舎にはまって6ヶ月ぐらいたっただろうか。なんとなく友達のいってることとかわかってきた。 聞き流すっていえばいいのか。 断片的な単語は理解できるから




 

「ダイス、行く、映画、週末、一緒に、私たち、?」ってかんじ。




 

頭の中は 100% に ほ ん ご




 

いわれたことを常に日本語になおして理解する。 これが高校を過ぎてから英語を本気で学ぶ人の頭のなか。




 

この時間は日本語の辞書を手に話さなかった。今考えると、あの辞書はほとんど役に立っていなかったように思える。 


文法英語を学ぶには当然辞書を必死になって調べまくるのは大事。 でも本当に使える英語を学ぶにはどうだろうか?


 

辞書を生まれて始めてつかったのはいつごろだっただろうか? 小学校というより、中学校だったような。。




 

そんな自分に転機が訪れた。




 

日本語辞書を食った! っというと大げさだけど。 


何ページも食った(笑)




単語が覚えられないと そのページごとやぷって食った。 


 

そんなことをしてるうちに 辞書を持つことすらバカバカしくなってきた。 


ぜんぜん覚えられないし。


ぜんぜんわからないし。 


悪い練磨にはまりかけていた。 


 

自分が悔しくて たまらなかった。 


そんな自分をごまかすために いろいろなスポーツをチャレンジして、ストレスをリリースしてた。 パーティーにも根気よく参加した。 




 

変な話しだけど、全てが 外人だった。←実は彼らが地元で自分が外人なことにも気づいていなかった。




 

相手も酔っ払ってるから何かを話しかけてくる。 自分ひとりなのに、恥ずかしかった。 でも話しかけてくる。 


自分で何を言っていいかもわからなかった。 


ただ笑った。 相手も笑ってた。






 

 

 

そんなことを何週間も続けてた。  





ある週末、ジュリアーンと友達のパーティーにいった。 


やさしい子で、こんな自分にも声をかけてくれたり、いろいろなところに誘ってくれたり。 彼女の誘いにはよろこんで参加した。  


当時 車なんて持ってないから彼女が当時住んでいた大学の寮まで送ってくれた。


 

結構酔っぱらってた。 


サムという友人とけんかしたこととか、先週なんで授業にこなかったのか?とか。

 

 

車から降りる際、彼女はいった。




 

「来週 一緒に 映画をみにいかない?」 


 

「うん。金曜日?」




 

「そうねぇ。また電話するわ、それと、明日の授業、サボるのいけないわ」


 

「うん。 明日はぜったいに行くよ。」






 

 

寮に帰ってベッドに寝そべった。 時計を見ると午前1時をまわってた。

 

ふっと気づいた。


 

さっき、彼女の声が本当の声に聞こえてた。 


彼女の言ってる事が単語じゃなくて、感情として聞こえてた。 


単語じゃなくてニャンスみたいに感じてた。


 

日本語で考えてなかった。ただ、ジュリアーンの声をそのまま感じてた。




 

 

「ウジュ ライクツゥ ゴー ウォッチャ ムービー ディスウィーケンド ウィズミー?」  ( Would you like to go watcha movie with me?)




 

 

言語は文法ではなく、感情を表現する音なんだ。




 

 

 





 

 

 

つづく。

 

 

 

頑張れ!

フライト

日本行きは延期になりそう。

正直ほっとする。

11月ももう半ば、いつの間に。 

Harvey
「we should prepare for our Christmas party before you take off to your next trip」

D
「おh、シューツゥ、もうそんな時期?」

Harvey
「don't also forget the holiday card design.」
「you told me to remind you last year」

D.
「。。。。。ドキ」

そんなわけでR204のクリスマス・・お正月カードのベータです。
メールリストに興味があるかたは教えてくださーい。 カリフォルニアから届きます。



新・プロジェクトへの道

突然M氏日本からの電話  某A社の会長がお会いしたいということで21日のスケジュールはどうかって。

え。 今週の金曜日じゃない。



パスポート再発行しているのですが。



19日の朝にできあがって、午後1時の便に乗れば、日本時間の20日16時には成田に着く。



21日は可能か。 




でも 先週末帰ってきたばかりなのに。




明日の朝結果が。




っん。 飛行機代はいくら? ← 考えただけでもおそろし。 


よっしゃ。とことこん 飛んだろぉ!




つづく



追伸; ブログ友達ともあって話したいなぁ。  気になる人達、たくさんいる。 
ねぇ、木村社長! だいちゃんとかあってみたいな 笑