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成金コンビ

真実へのClewでの一服の清涼剤でありました

数回観た人はもれなくこの成金コンビの行く末が非常に気になっていたはず(爆)

思いまするに

親も警察庁偉いさんで
実は親同士の閒ではすでに「婚約中」

親の後継ぐ成澤さんが警察に入るのは当然っちゃー当然なんですが

嫁に行くまで、いわゆる内勤でいいはずの金田さんまで刑事部にいるのはなぜか

たぶん彼女、非常に勘がいいんです

なのでなにげーーーに口にした事で意外に事件を解決してるんです(妄想)

最終的に自分で成澤くんを選ぶ所も実に良い勘です

本作出演者の中では一番オススメ(他にまともな人が出ていないとも言う)

直属の上司、冴木係長は自分が仲人をやる気ですが
ごめんなさい、お父さん達が偉いさんなんで
水沼警視正(政略結婚済)が仲人やりますよ(妄想妄想)

きっと近日中に行われるであろうイベント「成金コンビのウェディング~自称28歳係長・冴木の思惑」では「ベルばら」セリフを2人に課したいです(おい)

金「さながら(ふたご座の)カストルとポルックスのように、魂を近く寄せ合って生きてきた」とか
成「千の誓いがいるのか?万の誓いがほしいのか?命かけたただ一つの言葉をもう一度言えと言うのか
愛している…生まれてきて良かった」とか言わせてください(爆)

「私達の事件が起こった時、この2人こんなことしてました」設定なら
浅野さんとか成海さんとかも出れるしね

実は成澤さんが最後に「俺達も行くぞ」って金田さんの肩に手をかける所好きだったので
最初と最後で金田さんにもう少し変化があったら、もっと好きだったかもしれないです


イベントに期待!!

平田さんと冴木さんのこと

通常であれば、彼の君を基点にしてはならない場合
当然即座に武原さん基点にしてしまう所なんですが

だって「主役」だし

初日そうならなかったのは

怖かったんですもん(苦笑)

だってさー
自分のせいで葵ちゃんが謹慎とかになっても
警察手帳と手錠とかを係長に預けることになっても怒った顔してたんで

今回の事件、理不尽なのはわかるけれども
それに葵ちゃんを巻き込んではダメだよって思って

なんだけれども22日の夜
警察手帳と手錠を係長の前に置いて、とぼとぼと定位置に戻る葵ちゃんを
平田さん、目で追ったんだ

ああ、巻き込んだんだってこの人わかってるんだなと
それでも、やらなければならないことなんだなと

それはなんだ?

ん?そも平田はなんでちゃらんぽらんな男になったんだ?

前は熱血刑事だったはず
今でも心の中では血潮たぎってる顔をしておりますが

はて?その謎をどう解こう

前述の通り、平田の父親は
張り込み中に車を止めた場所が「偶然」マンホールの上で
そこに溜まったガスに「なんらかの火」が引火した不幸な「事故」で亡くなった…ことになっています

係長いわく「殉職」だけれども

普通警察が調べて「偶然」とか、原因は「なんらか」とかありえない

「張り込み中の警察官」の事件ですよ

本来、ことさら丁寧に調べるもんだ

残っている調書も圧倒的に少ない

その当時も「警視正」が持っていってしまったのか?


で、この平田父の事件

相棒冴木と張り込み中に起こった事件です

「偶然」冴木さんが食べ物を買いにいった間に


ここまでに「偶然」が2つ


観ている観客にはわかります

平田父が自分の使い捨てライターで火をつけた時には爆発は起こらなかった

そこで平田父がタバコを吸うのをあきらめていたら、その日も事故は起こらなかった

でもその日、平田父はライターを探したんです
ダッシュボードの中にはなかった

それでも探すと

落ちていたんです、助手席の…ちらっと見ただけではわからない椅子の下

冴木が座っていたら確実に見えない

そして探そうと思わないと見つからない

そんな隙間にライターは落ちていた


「今日も動かないかもしれませんね」

何日も彼等が張り込みをしていたのはわかる

タバコは匂いがこもるからと

何度も何度も「この中ではタバコは吸わないでください」と
そう言った冴木のものでないとしたら誰のものだろう

いや、冴木はタバコ吸うんですよ、本当は


この男、そういう男であったとしたらどうだろう

タバコを吸うんだけれども、「もしも」の時のために
「吸わない」振りを何年も続けられる男であるとしたらどうだろう

いつ見つけてくれるかわからない
万が一にも誤爆しないともわからない

そんなジッポの上に座って、何日も何日も


いや、何年も

相棒にも嫌煙家だと思わせていた男だとしたらどうだろう


精神的にもギリギリの所で

あの日、冴木は平田父に声をかける

「タバコは外で吸ってくださいよ、匂いがこもるんですよ」
「あ、絶対タバコ吸わないでくださいよ」

暗示にかかったかのように

平田父は車内でタバコを吸う

「窓あけりゃ問題ねーだろ」

親子二代にわたって
警察が言う所の「正義」ではない事件を追っていたのだろうか


でもまあ実際、河野さん作る冴木はそこまで悪い人には見えなかったし

最後の最後に水沼警視正に「警察は正義か?」と問うような青臭い所もあったりするので

母親一人子一人で育った河野(妄想妄想)はクビになるわけにはいかん状況でもあったりしたのでしょう

その母のために金が必要だったのかもしれない(あくまで妄想)

まあでも一度、手を染めてしまった刑事ってのは、どこまでも利用されていくものです


平田父への罪滅ぼしという面もあったのか

冴木は何かにつけ平田家を訪ねた

強く育ってほしいと願い、それこそ剣道なんか教えちゃったりして

その冴木から父親の話を聞くにつけ

いや、父のようにも感じられる冴木にこそ憧れて

冴木がもっとも望まぬ道に少年は進む


警察官となって

やがて

青年は調べ始めるだろう

父親の事件を


そして青年は出会う

父親の事件、2番目に駆けつけた警察官に

その人は言う

駆けつけた時、ガスの匂いはしなかったこと
火元と言われる使い捨てのライターは平田刑事の胸ポケットに収まっていたということ

あまりにも少ない調書の中に
彼の証言は記載されていなかった

証言は冴木のものひとつ

すみやかに事故として処理された

冴木は父の事件に関与しているのか


それはやさぐれるわー


まあ、後半はやさぐれた「ふり」をして、ずっと「真実」を探していたんだろうけど

冴木もそれに気がついてたんで
「見張り」と称して、平田のブレーキにならないかと本城を相棒につけたんだろうと思う

なんとか上に目をつけられないようにと願いながら

これが彼の最後の親心だったんじゃないだろうか


なにげに好きだったこの2人ですが、気になった所を最後に(最後に書くなや)

・平田さんが舞台奥に向かって聞き込みを行う所
通常の席で聞いていると「夜中にどうも」って言ってるように聞こえました
お気に入りの舞台上に近い席で聞くと「夜中に車?」だったよ(爆)

・平田さんの机ドン!!!!!
机が千秋楽まで持つのか不安なほどの勢いだった
久しぶりに「クラッシャー」って通り名を思い出した

・平田さんの階段ゴロゴロ(初日、階段ではなくホームからの転落だと思っていた)
やっぱりバン!!!!!!!って音がすごかったので
ああ今日のチェキ会武原さん参加できないわーと思った日があった
終演後に「大丈夫です!!」と笑っていましたが
とある作品でそのまま病院に行った事件もあったじゃないですかー!!!!
ファンは心配性なのよ、そこんとこよろしく!!

・若き日の冴木さん
初日「車内でタバコ吸わないでくださいよ」が「署内」に聞こえてて
警察署で爆弾騒ぎ起こすなんて、すっごいわーとか思ってました

今回の基点探し

さて、彼の君はいつも私の芝居の基点の君であるわけなんですが
今回ばかりはそういうわけにもいかず(充分基点にしている気も)

まず基点探しをする第一回目
あらどうしよう見つからない

おもしろいんだけれども、どっかひっかかりをつからないと
さららららーと流れていく人なので(なんてやっかいな)

セリフを思い返してみて………葵ちゃんかなと


というわけで葵ちゃんを中心に観ようと試みた回もあった

平田さんと葵ちゃんの身長差がツボだったこともあって

ここに「萌え」を見出そうともしたんですけれども

まあ何回か観ると、それは違うなと

平田さん、葵ちゃんにとって「ターニングポイント」の人だったんじゃないかと思います

ずっとずっと後、葵ちゃんが30超えた頃、少しだけ後振り返ってみた時に
確実に自分の人生を変えた人

今作、一見さわやかに終わっていますけれども
あの勢いで行くと近日中に平田さん消されちゃうじゃん

でもあのやりとりがあると
楔として葵ちゃんの中に残る

考えて
ちゃんと周りを見て、浮かないように
でもゆっくりと確実に今度こそ

私が「真実」にたどりつく


平田のような

平田の父のような

そんな警察官達が本当の「正義」を守れるように

その道を絶やさない、そんな覚悟を決めた本城刑事のターニングポイントの男が平田なのかと思ったりしました


さて、その本城刑事、葵ちゃん

ゆとり世代と言われて怒る

これはたぶん

「あんな奴らと一緒にするな」ではなく

たぶんまぶしいんだ、彼らが

たとえば金田さん

職場の近くに家を借りて
非番の日にはおしゃれをして、合コンに出かけて
彼氏がほしいよーって言う

普通の女の子達

葵さん、たぶんその中に入れなかったんだ

何度か入ろうとはしたんだと思いますよ

でもなんていうか「違和感」

キラキラと輝く女の子達の中にぽつんとひとり

自分で感じてしまう「異物感」

どうか一緒にしないでください
あんなまぶしい人達の間に自分をまぎれ込ませないでください

葵さんのメガネは伊達めがねなんじゃないだろうかとも思う

あれは一種のバリアなのかなとか


彼女が1時間半かける通勤時間

それは彼女のリセットの時間

窓辺に座り、本を読みながら時折暮れていく夕日をながめて想像をめぐらせる

まるで自分が普通の少女のようにも感じられる特別な時間

ついそのことをしゃべってしまう

でもね、やっぱり笑われる

ほらね

普通のことをしゃべっているつもりなのに

小さい頃から育ってきた場所がどんなに愛おしいか
早起きしたわけじゃなく、当直だったこと

彼女は上の目を気にしてやっているわけじゃない

ただ真面目にやっているだけなんだけど

そんな風に見られてしまっているんだろうか?
自分の行動は人にはそう映っているのだろうか

どこか人と

やはり違うんじゃないか

いつも不安で


でも違ってもいいのだと

お前の中にある「思い」

それこそがお前

「真実」なんだと

平田が教えてくれたような気がするのです


うん、確実に平田に出会えたことで葵ちゃんは変われた

なんてことを考えて、葵ちゃん中心で観ることを決めて挑んだ何回目か

それを力ずくで覆していったのが、やはり平田さんを演じた武原さんかなぁ

最終的には平田さんを追ってしまっていましたね