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二次的創作のこと

あんまりしないんですが(普段の妄想をそう言うのでは?)

改めて桃色の扉の「セリフ」を思う(よっぽどツボだったらしい)

このヒトミさん、もう扉を閉める準備のできていた人だとしたらどうだろう


ここから先は本編「Seven Doors」とは全く違うお話です(おい)


管理人さんにはもう開けることのできない扉
桃の扉は閉ざされてしまった

そこにつながる橙の扉、その橙の扉につながっていた黄色の扉

それが唯一の桃の扉の中に入る方法


さて、扉を閉じる準備はすんだ

と、言っても

ヒトミさんにはあまり手段はありません

ロープなんてもっての他

ひとつひとつ手探りで

さあ…と思う直前に橙の扉が開かれて、それと同時に黄色の扉も開かれた


誰もいない、誰もこない扉のうちで、ひっそりと終わらせることは容易ですが

マコトさん、ほぼ毎日やってきます

「買い物しといたよ」「掃除しといたよ」「洗濯しておいたよ」

…思うんですけど、親友の彼氏に下着とか洗われるの絶対イヤよね
(すみません、お客様、舞台はファンタジーでございますよ)

まあマコトさんはそこんところは気がつく男であったと信じるので
うまいことやってくれていたとは思うけどさ


食事に関して言うと

ヒトミさん、マコトさんがもっとも得意とするクリームスパゲティにも反応しません

これは珈琲も同じ

これ確実にヒトミさんの嗜好には合っていないはずなんです
一瞬手が止まる

一瞬止まって…何事もなかったかのようにもう一口飲む、それで終わりです

食事もマコトさんがいれば申し訳程度には食べてはくれますが
後で食べてねと置いて帰った日には手もつけてない

「まずかった?」と問うと「いいえ」と答える

ただ食欲がなくて、それだけですと

コトハは忙しくて毎晩帰ってくるのが遅い
海外に行くことも多い

必然、ヒトミさんと一緒に食事を取ることが多くなる

申し訳程度でも食べてくれた方がいいし
第一、一人で誰かを待ちながら食べる食事よりはおいしい

マコトさん、目の前にいるヒトミさんの表情を変えたいと
ほんのちょっとでいいからと、そう思ったんだと思うんです

そんなある日

マコトさんが作ったナポリタンを食べて
ヒトミさん、一瞬手が止まる

一瞬止まって…大粒の涙が流れ出す

どうして?

それはヒトミさんが初めて取材した
それからも何度も何度も通った
世界で一番おいしいと思った
そのお店の味でした

ヒトミの書いた記事を読んで、お店に行って、何度も何度も頭を下げて

「ヒトミちゃんにだけ」って条件でマコトがレシピを教えてもらった

そんなナポリタン

その涙はヒトミの

マコトの

何かを洗い流したような
いいえ、押し流したような気がするのです


2人手をつないで外に出る

「今日は少し元気だね」
「どうして?」
「少し強く手を握り返してくれたからかな」

…君たち、中学生ですかーーーーーー!!!!!(爆)


昨日のTVの話に始まるたわいのない話も
少し前の苦い思い出話も

とにかく2人でいるだけで楽しい

楽しくて楽しくて

あまりにも楽しくて

だから

ヒトミさんはもう一度、扉を閉めようとしたんじゃないかと思う

これ以上好きになる前に
これ以上欲してしまう前に

全てを壊してしまおう


それがあの雪の日ではなかったかと思う


ヒトミさんはこのままで良かった

マコトさんと会えるだけで良かった

だってコトハのことも大好きなんだもの

昼間のマコトさんだけで充分な気もしました


あの日、マコトさん、コトハに告げるの何度も失敗するんです

ヒトミは言う

「今日じゃなくてもいいよ」

先延ばしにしたいのはヒトミです

「言うっていったのにな」も「マコトくんのたぶんはあてにならない」も

責めてるわけじゃない、ほっとしてるんです

言うっていいながら言えない、たぶんって言ってもあてにならない
そんないつものマコトさんでいてほしい、もう少しだけ

でもその日はやってきた

マコトが強く握る手
その日は少し痛かった気がする


…とかいう桃がタイプなんですが、いずれどちらかで会えますように

さて、そろそろ七戸荘を失礼させていただこうと思いますよ

彼の君への帰り道、忘れかけたのは久しぶりなのでね

紫の扉

これを演じる池尾さんがこれまたかわいくてねぇぇぇぇ

マジメに悩んでるんです
死ぬほど悩んでるんです
非常にせつないんです

なんだけどマジメにやればやるほど、言えば言うほど微笑ましい

何回観てもセリフは一緒だから
てか、セリフの通りに言って笑いを取るってすごいことだと思います

しかも人が笑うタイミングって一緒じゃないでしょう?

でもちゃんとセリフが笑いとかぶさらず聞こえてくるので
客との距離感の取り方が天才的なんだと思います

違う扉のシーンにも出てくるんですが
ぼそっと言うことでも笑わせてもいただきました

ついつい応援したくなっちゃう一生懸命なコワリちゃん
大好きです

甥っ子の嫁にと言われるとイヌミちゃんと同じ顔になるかもだけどね

(これはどんな子がきてもなるっしょ)

あ、あと

ゴミ出しも新聞を止めることも全部OKだと言ってたけど
そこ借家なんで、そこで死なれると大家さんとても困ります

もうそんなこと絶対に考えないと思うので、まあおぼえておかなくていいです(爆)

泣けている間はきっと大丈夫

一番怖いのは泣かなくなった時だそうです
ずっと泣いていた子が、ある日突然泣かなくなって微笑んだ
その時が一番怖かったと友人が言っていた

そうかもしれないね


…と、いろいろ好き勝手な妄想繰り広げましたが(妄想とわかっているらしい)

実際、きちんと受け止めるならば、きっと

7つのドアからつながる部屋
そこにはいろんな人がいるけれど

部屋



そこに残ったのは希望

そこの住む「人」こそ希望だと

そういう話だと思うのですよ


今回いろんな想像の羽をいろんな方向に飛ばさせていただきました

そんなとても私好みのお芝居でした、ありがとうございました




このコワリちゃん

緑の扉や青の扉とも深くかかわっています

緑の扉ではネットの中とは言え、皆と一緒にいながら孤独を深めていく

きっとメールではうまく話せていたイヌミと
直接話したら感じてしまったと思うの

イヌミが「今回ゲスト呼んだの失敗だった」と思っていること

視聴者が誰ひとりとして自分を望んでいないということ

そんなコワリちゃんが気になっていたカツヤくん

コワリちゃんが勇気を出したその瞬間からコワリちゃんから目が離せない

良かったなって心から思えるそんなカップル誕生の瞬間を見れて嬉しい限りでした




さて、今回の芝居

実は全通する気はなかったりしたの

もちろん長年恋焦がれていた女優さんの舞台なので、いっぱい観る気でいたんですが
全通するのは彼の君だけだと決めていたので
どんなに気にいっても1公演だけはさっぴこうと思っていたのだよ

……彼の君以外の理由でリピートしようと思わなくなってどれくらいたつのでしょう

いかん、気がついてはいけないことに気がついてしまった

最初の3つの扉のことなど

赤・緑・青は三姉弟の話です

時間の配分が非情に良く、入りやすかった
赤がとても短く、緑が少し長くなってコメディ
青はアドリブ交えての芝居なので長さは青の度量次第…みたいな(爆)


赤のミカミが長女

箱が私で
私が箱で

彼女は自分を箱の面に例える

たとえば仕事の顔や大学での顔
恋人としての顔、家族の中での顔

空気の読める人でいたいのです
頼れる先輩でいたいのです
かわいい女でいたいのです
良い姉でいたいのです
自慢の娘でいたいのです

どうか裏側を暴こうとしないでくださいと泣くほどに願う

彼女の闇がとても気になりました

だってミカミちゃん、あとの物語でもとても良い女だったから

演じた鵜飼さんの強靭な声帯にも惚れ惚れしましたよ
あんなドスのきいた声出して、喉つぶれない人っているんですね
そんなドスのきいた声も、甘やかな声も、そして穏やかな声も
声フェチとしては眼福…いや耳福でございました


緑のイヌミが次女

……つい漢字を聞いちゃったよね、狛美だそうです

お父さん、お母さん、由来はなんですか???????(そこか?)

長女を理解できないゆえに姉の借りてるアパートに隠しカメラつけて実況しちゃう困ったちゃんです(苦笑)

それ犯罪だからね!!!

うん、全く理解できないみたいなんです

ぬいぐるみという無機質な物に話しかけちゃう姉
一人暮らしでつい独り言を言ったり、妄想を始めちゃう姉
電話しながら枝毛を探しちゃう姉
おじやを冷めたままお鍋から食べちゃう姉
振込用紙届いてるのに振込忘れてガス止められちゃった姉
ゴミ箱まで行って捨てればすぐ済むのに、あくまでも遠くから投げ入れたい姉

…全部理解するのもどうかと思うけど
…全然理解できないのもどうかと思う(爆)

年の近い姉妹っていうのは一番近いライバルであり、一番近い同士なのかな
なんだかんだ言いながら「お姉ちゃんはお人好し」だってことわかってるイヌミはでもとても良い子でした

実況に家族ならではのつっこみ箇所が何箇所かあって
ネタばらしされた時に「ああ!」ってなればもっと好きだったかな

たとえば「おじや」には「くさや」入れるだろ的な(爆)
そこんとこミカミとテンション同じ!みたいなね

あとミカミの闇の部分になんとなく気がついててくれると
もっと作品的に私の好きな部分が増えたかもと思いますが
…はい、わかってます、Seven Doorsの趣旨からはきっとはずれます(爆)


青の弟カツヤくんも、ちゃんと相談する内容、姉によって使い分けてるみたいで
そういう所、本当の姉弟っぽかったです
ラスト、弟くんを見る表情も2人全く違ったものね

弟の告白にガッツポーズを作るミカミと
この娘ですか?????なイヌミ

まあ…告白されたコワリちゃんはどっちにしても苦労しますよ小姑には(爆)


イヌミを演じる中村知世さんの声、少し高めで非情にかわいらしい声なんですが
言ってること全部聞こえてきたんで、やっぱ訓練されてる声だなって思いました

声と言えばこの三姉弟、非情に声が良かったです

とりあえず弟さんのイケメンボイスCDは買わせていただきました
ipodに入れたのでご興味がある方は声かけてください
個人的には「怖い夢でも見たの?」から始まる甘い囁きがお気に入りです(^^ゞ


話を知世さんに戻すと…めっちゃかわいい
私的に理想のお顔立ちなのです

実年齢は知らないけれども、ミカミとイヌミの話を見てた時は
姉は大学生って言ってたから、イヌミは中学生くらいか???とか思った
しかしカツヤくん登場で年齢修正(爆)

まあそんな感じに年齢不詳
非常に非常にかわいらしいんだけれども
たぶんこの方、絶対「桃ドア」みたいな役似合うと思うので
演出家様、次回私に「せつない恋をする知世さん」を観せてください

んでもって相手役が彼の君で、黄色のような役だったら

全通約束します、DVD買います、囁きCDも買いますから
いやむしろ作ってください


ああもう一度、知世さんに話を戻す

私、この人

妖精から殺人鬼まできっとこなせる役者だと感じたので(どんなだ)
そこの演出家、あなたの横にこんな良い素材がございます

使って!(伝わるかどうかわわかりませんが、私信)

あ、この緑の話のタイトルは「おひとりさま」

このタイトルからこんな内容が来るとは思いませんでしたよ(爆)


さて青の扉は弟くん

実は舞台が始まる前、キャストの方は舞台スペースや客席スペースをウロウロしてまして
後を振り返った時に立っていたかわいい男の子
やはり役者仲間が観にくるものなのだなーと思ったら出演者だったという…ラッキー!(爆)

そんなイケメンが「イケメン」をマジメに演じるとこんなに笑えるものかと思いました

弟くんをイケメンにしようと集まったこの会
弟くんはイケメン仕様を丸暗記してて

髪は黒髪にしろ

細マッチョになれ
彼女が熱出した時に牛丼やめろ、おじやを作れ
デートの時は歩幅合わせて車道側歩け
食事はキレイに食べろ、割り勘やめろ
なんでもいいよはセンスが良い物ならなんでもいいよの意味

極めつけは
「女の子は皆お姫様!」

…こんな子ばかりなら夜な夜な泣く女の子は世界から一人もいなくなるでしょうに
…と思いつつ黄色にもひかれるのが女の不思議な所(爆)

エチュード的な部分もあり、憶えている所で言うと

街角で肩がぶつかった女の子に言う甘い一言と

・塩昆布が髪についてますよ
・通帳落としましたよ
・僕とつきあってくれたら世界で2番目に幸せにしてあげるよ、だって1番は君とつきあえる僕だからさ!
・お嬢さん、そこは崖ですよ、どうせ落ちるなら僕との恋に落ちませんか?

お客様からお題をいただくもの

・奈良の大仏を見に行って、大仏絡めながら囁く一言
・アニメイトで同じ漫画を立ち読みしていた女の子に一言
・隣に引っ越してきた女の子が挨拶に来た時の一言
・夏祭りで出会った浴衣の女の子に言う一言
・夕日でセピア色に染まる教室、ピアノを弾いてる、まだ話したことない見知らぬ美少女への一言

等、カツヤくん、時々打ちのめされていましたけれど
この公演が終わる頃にはかなり強い男になっていると思います(爆)




イヌミちゃんにショウくんが合ってると思い始めた今日この頃です




どうやらイヌミの生中継見ていたのはマコトさんらしい
服の好みはペヤングのジャージか
…そりゃコトハさんともヒトミさんとも合わないはずだ(たぶん違います)





思い返すと


・ミカ姉のおじやもぐもぐが非常にかわいかった


・イヌミのセリフで一番大事なのって、実は最後の

「ミカ姉って本当にお人好しだよね」かもしれない…とか今頃思う


そんなミカ姉が嫌いじゃない

むしろ「かなわないな」って思う

そんなイヌミにも会ってみたかったな