紫の扉
これを演じる池尾さんがこれまたかわいくてねぇぇぇぇ
マジメに悩んでるんです
死ぬほど悩んでるんです
非常にせつないんです
なんだけどマジメにやればやるほど、言えば言うほど微笑ましい
何回観てもセリフは一緒だから
てか、セリフの通りに言って笑いを取るってすごいことだと思います
しかも人が笑うタイミングって一緒じゃないでしょう?
でもちゃんとセリフが笑いとかぶさらず聞こえてくるので
客との距離感の取り方が天才的なんだと思います
違う扉のシーンにも出てくるんですが
ぼそっと言うことでも笑わせてもいただきました
ついつい応援したくなっちゃう一生懸命なコワリちゃん
大好きです
甥っ子の嫁にと言われるとイヌミちゃんと同じ顔になるかもだけどね
(これはどんな子がきてもなるっしょ)
あ、あと
ゴミ出しも新聞を止めることも全部OKだと言ってたけど
そこ借家なんで、そこで死なれると大家さんとても困ります
もうそんなこと絶対に考えないと思うので、まあおぼえておかなくていいです(爆)
泣けている間はきっと大丈夫
一番怖いのは泣かなくなった時だそうです
ずっと泣いていた子が、ある日突然泣かなくなって微笑んだ
その時が一番怖かったと友人が言っていた
そうかもしれないね
…と、いろいろ好き勝手な妄想繰り広げましたが(妄想とわかっているらしい)
実際、きちんと受け止めるならば、きっと
7つのドアからつながる部屋
そこにはいろんな人がいるけれど
部屋
箱
そこに残ったのは希望
そこの住む「人」こそ希望だと
そういう話だと思うのですよ
今回いろんな想像の羽をいろんな方向に飛ばさせていただきました
そんなとても私好みのお芝居でした、ありがとうございました
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このコワリちゃん
緑の扉や青の扉とも深くかかわっています
緑の扉ではネットの中とは言え、皆と一緒にいながら孤独を深めていく
きっとメールではうまく話せていたイヌミと
直接話したら感じてしまったと思うの
イヌミが「今回ゲスト呼んだの失敗だった」と思っていること
視聴者が誰ひとりとして自分を望んでいないということ
そんなコワリちゃんが気になっていたカツヤくん
コワリちゃんが勇気を出したその瞬間からコワリちゃんから目が離せない
良かったなって心から思えるそんなカップル誕生の瞬間を見れて嬉しい限りでした
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さて、今回の芝居
実は全通する気はなかったりしたの
もちろん長年恋焦がれていた女優さんの舞台なので、いっぱい観る気でいたんですが
全通するのは彼の君だけだと決めていたので
どんなに気にいっても1公演だけはさっぴこうと思っていたのだよ
……彼の君以外の理由でリピートしようと思わなくなってどれくらいたつのでしょう
いかん、気がついてはいけないことに気がついてしまった