皆さんおはようございます。
朝早起きしてお散歩。途中に咲いているラベンダー。いつもこの時期満開に花を咲かせて、良い香りいっぱいになります。
さて、我が家に突然降りかかったお家問題。今日は最終回です。前回までのお話しはコチラ
大家さんとの交渉(対決)の日がやってきました。もう新しいお家の契約は完了済みだけれど、「それを言うと
"こちらにもどうしても引っ越さなければならない事情がある"
と思われて足下見られるよ」と知人にアドバイスされました。なるほど
でも「新しいお家を見つけたので"条件によっては引っ越してもいい"オーラ」は出さなければならない。微妙な交渉
ドイツ語の苦手な主人は、「マズイ事を言ってしまいそうだからなるべく黙ってる」事に。どんな条件を出されても嬉しそうにしないで睨みを利かせててねとお願いしていざ対決です。
私達の希望は4ヶ月分の家賃免除(約4000EURO)+ 引っ越し費用として5000EUROの補償金。それだって新しいお家の保証金で半分は消える。
計算機で計算する大家さん。難しい顔。
ウーンそれはちょっと高いなあ。
ここに続けて住んで家賃を今までより350ユーロ上げるっていうのはどう?
ハア~
今さら何を言ってるの
建物が古いからリノベーションしなきゃならないって言ったのソチラでしょ。しかもその後は自分の家族が住みたいって言ってたし
大体、350EUROも高くなったら、それプラス異常に高い電気代で、住居費、メチャクチャヤバいんですけど
あり得ない
というよりもう新しいお家契約しちゃったからそれはムリ(心の声)
1時間位あれやこれや交渉して、出た妥協案。
- 8月末まで家賃は免除
- 引っ越しは大家さんが全額負担(子会社がやるらしい)
- 補償金3,500EURO
- 退去時は簡単な掃除のみでOK
補償金は希望額よりは少なくなってしまったけれど、引っ越し業者に頼むと軽く2,000EUROはかかっちゃうからまあいいか。
主人に
あなたはどう思う?
と聞くとメッチャ不機嫌な顔
君がそれでいいなら、いいよ
ですって。(後で聞くと、どうやら彼は自分の役割を忠実に果たして演技してたらしい)
というわけでようやくこの問題から解放されたのである。良かった~。(ここに住み続けてetc.と言われた時はちょっとドキッとしたけどね。)
補償金もっと貰いたかったなあとも思うけど(新しい家具を買わなきゃならなかったりイロイロ物入りになりそうなんです)まあ、頑張った方かな。
この建物、ボロボロだし、いつか引っ越す時が来る事を考えると、他人のお金で引っ越せる今が潮時。新しい住まいも楽しみだし。
と考え方も段々前向きになってきた。
ともあれ、これで仕事に集中できる。来週はデュオコンサート。ここのところ、練習に集中できていなかったから今からスパートかけます。
デュッセルドルフ近郊にお住まいの方、来ていただけたら嬉しいです。
20年以上続けているライフワークのようなコンサート。後何年できるかなあ。