バイクと自転車と本と -5ページ目

デカいバイク

日没時刻が18時を超えると春って感じがする。

 

平日ロードバイク(自転車)のトレーニングで、

フレックスを使って16時くらいから開始して、練習終えても日が落ち切ってない安心感。

 

今日はそのロードバイクトレーニングの予定だったけど、

急遽ムルティストラーダV4のオイル交換のためディーラーへ。

 

走行距離3500kmで2回目のオイル交換。

 

平日にトレーニングするのは気持ちいい。

一方で平日にバイク乗るのもまた、気分がすっきりする。

 

今日思ったのは、

自分は身の丈に合わないデカいバイクに乗るのが好きなんだということ。

シート高という意味ではストリートファイターV4の方が足つきは悪いんだけど、

ムルティストラーダV4のボリューム感は、

外から見ても、跨って操作してるときでも迫力あるなと思う。

 

ZX14Rも、その大きさが好きだった。

 

ただ、大きな窓ガラスに映る自分の乗車姿勢をふと見る機会があると、

子供がバイクに乗っているようで、正直いって似合ってないなと思う。

 

SSとかストリートファイターV4はまだいい。車体がかなり小さいので。

 

メガスポとかアドベンチャーバイクは、

まぁ子供とは言わずとも女性が無理してバイクに乗っているようなアンバランス感。

といったら女性ライダーの反感を買いそうだけど、

やっぱり身長170~180cmの人がバイクとの対比的には美しいと思う。

バイクカタログのモデルは175cm以上ぐらいの身長が多いような気がするし。

 

 

20年もバイクに乗ってきて、今さら上記のことで悩むってことはない。

 

ただ、自分は小さいから大きなバイクを操るのが楽しいと思う感性があるのかもと思う。

 

ムルティストラーダV4のパニアケースが空なのに外さないのは、

見た目のでかさがカッコいいと思うから。

 

 

そういう中で自分にも美意識はあって、

身長低くてもメガスポとかアドベンチャーを技術と経験でスマートに乗る、という点でバランスは取ろうという思いはあるので、

技術と経験を入れる余地がない、例えばハーレーのようなバイクにおいては、

乗ったときのバランスの悪さはかなり気になる。

 

今まで欲しいと思いながらハーレーを最後に選ばないのは、

自分には似合わないからなぁという思いが根っこにあるかもしれない。

空冷883だったらサイズ的に良いと思うんだけど、

あれこれ別のバイクを選んでいるうちに生産終了してしまった。

 

 

じいさんになったら足つきの悪いデカいバイクを扱うのは大変になるだろうし、

好きなのに乗れるのは今のうちだろう。

 

 

タイヤとバッテリーを安く調達

最近は1年に1000kmどころか、500kmも走っていないかもしれないロードスターを売らないと決めた。

凄く悩んだけど、

良いクルマだということは間違いない。

 

5月の自動車税、秋の車検に加えて、

タイヤが経年劣化でややひび割れを起こし始めていること、

バッテリー電圧が低下していること、

維持しようとすると、これら必須メンテ事項を何とかしないといけない。

 

けど、

お金はかけたくない。

 

まずタイヤ。

純正でアドバンスポーツV105という、わりとグレードの高い部類のスポーツタイヤが装着されている。

6年半ほど所有して、

ロードスターで峠を限界狙って攻めて楽しいクルマではないと思ってる。

だから限界グリップ性能はそこまで要らない。

現状で燃費は17,8km/hと低燃費志向ではないタイヤにしては良い数値で、且つ乗り心地にも不満はないが、

グリップ性能より快適性を優先したい。

 

コンフォート系のタイヤでいいなと思って調べていて、

意外と低燃費でコンフォート系のタイヤは安くないのだなと知る。

 

オートバックスのセール時や、タイヤ館で見積もりを取ったけど、

やはり一般カー用品店での交換費用は10万ほどは掛かる。

 

安く済ませたいと思って調べていて、

ネットでタイヤを注文して、提携店にタイヤ直送、そこに行って交換する、という形態があることを知った。

タイヤフッドやオートウェイというネットショップ。

TIREHOOD

AUTOWAY

 

これでダンロップのスポーツタイヤDZ102を注文した。

一本なんと11000円くらい。これにタイヤ交換、廃タイヤ処分料が12000円で、

トータル5.6万円ほど。

 

選べるタイヤ銘柄に少し偏りはあるけど、

めちゃくちゃ安く入手できる。用品店の半額ほど。

 

 

 

次にバッテリー。

リチウムバッテリーで軽量化できたらいいなと思って調べると、

確かに現状10kgくらいのバッテリーが5,6kgくらいに軽量化できそう。

ただ、

値段も高くて5,6万円。

2,3万円ならリチウムにしてたけど、さすがに高い。

 

一方で普通の鉛蓄バッテリーをAMAZONで調べると、これがまた異常に安い。

ボッシュという品質的に堅実だろう大手メーカー品で、8000円もしなかった。

 

 

 

最近は何でも値上げで、

タイヤも公式には4月から値上げがアナウンスされている中で、

ここまで安く調達できて満足。

 

 

タイヤ交換したら、少し遠出ドライブでもしてみよう。

 

 

 

ストリートファイターV4SP2を買おう

ロードスターは売らずに、もう少し所有することにした。

 

ストリートファイターV4SP2の購入について、

今のストリートファイターV4Sの下取り価格を含め見積もりを作成してもらった。

その結果ロードスターで資金を作らなくても何とかなりそう、というのが最大の理由。

 

あとは、

ロードスターを今売ったらこの先、自分はクルマに興味を持てない気がして迷いがあった。

今売っても100万円以上はいきそうだし、自動車税、任意保険、車検代といった維持費もなくなり、

身軽になるのは確か。

空いたスペースに250ccトレールとか置くこともできる。

 

だけど、「もったいない」という思いがずっとあってなかなか吹っ切ることができなかった。

自動車税考えると3月末にはビッグモーターとかガリバーに行かなきゃなと悩みながらも

ずっと先延ばしにしてきた。

 

この写真の峠で休んでいるとき、人生で初めて流れ星を見た。

オープンカーならではの体験。

 

気温2℃くらいのビーナスラインも快適にオープンで走れる。

冬はオープンカーが強い。

まぁ、ムルティストラーダV4でもそのぐらいの気温はいけるのだが。

 

 

クルマはバイクに乗る元気がないときの癒しになる。

その一点で売るのに惜しい、という気持ちになってる。

 

基本的に休日はバイクばっかりだけど、ロードスターにしかない価値もやっぱりあるような気がする。

 

 

 

ストリートファイターV4SP2は人生で一番良いバイクに一回乗る、という思いで買う。

一番良いっていうのは定義があいまいだけど、

ストリートファイターV4自体のバイクとしての完成度は自分のバイク歴でも群を抜いている実感があるので、

その最高峰スペック版を所有してみたい。

 

今のところ7月と言われているが、果たしてちゃんと納品されるか。

最近のDUCATIの供給性の渋さを考えると不安があるけど、これを励みに頑張る。

 

 

 

モトクロス気づき

夏までモトクロスで頑張って成長する実感が得られなかったら、

たまにオフロード楽しむ程度の趣味に位置付けて、

別のことを探してみようと思ってると以前書いた。

 

まだ分からないけど、トレーニング含めて集中しているところ。

 

最近の気づきは、

自分の体格(52kg)ではサスを最適化しないと要らない苦労ばかりするのは間違いないということ、

それと、

ノーマルスプリングのままでも、各減衰を緩めていけば扱いやすさはちゃんと向上すること、

最後に、

グリップのドアノブ握りは全てのライディング要素に繋がる超重要項目だろうということ。

 

 

次にKX250を更新するときは、

始めからスプリングレートを一段下げて納車してもらおうと思ってる。

 

サスの伸びも圧も段階的に下げていったとき(今は調整範囲で最柔に近いところ)、

最初は動きすぎるように感じるバイクに戸惑ったものの、明らかに倒し込みなどは楽になった。

特に轍をトレースしていくようなコーナーや、

滑りやすい中速コーナーあたりでバイクを扱いやすくなったように感じる。

 

 

アクセルを開けても体が遅れずバイクを安定させるために、

上体を前傾にしつつも、くるぶしとステップ前面の角へのブーツからの荷重、膝でのシート挟み込みを意識。

アクセルをがっつり開けても辛くなくなってきたのは、

グリップのドアノブ握りが効果的だった。

ドアノブ握りをすると、自然と上体は前傾し、良い具合に肩甲骨の寄せ具合と胸の位置が安定するような気がする。

 

オンロードでも当たり前のように言われるドアノブ握り、重要だってことを知らないライダーはいない一般的知識。

それでも、

その効果を実感として得られているのは、20年バイク乗ってて今が一番かもしれない。

 

 

 

バイクという複雑な道具を扱うスポーツなので、

バイクの調整が重要なのは当たり前ではあるんだけど、

モトクロスを始めたCRF250R時代に一度ソフトスプリングを入れて印象が良くなったせいで、

ずっとサスはノーマルでやってきた。

 

出来ないことはライディングが悪いんだと考えて、マシンセッティングに対して思考停止になっていた。

 

スプリングレートそのものを下げずに減衰だけソフトにしても、本来はバランスが悪いはずなので、

どこかでショップに出して調整したいと思ってる。

その間も練習できるように、

しかもできれば今と違う刺激が欲しいということもあって、エンデューロレーサーが欲しいなと思うこの頃。

 

一番気になるのは350のexc-f、でも高い。150万円近くする。

中古で何か良いのないか気長に探すか。

 

 

あとはやっぱり、ロードスターは売るしかないか。

宝くじを買う理由

宝くじ当てて仕事やめたい。って衝動的に、だけど定期的に考えて、

実際にスマホでBIGくじを400円分だけ購入する。

 

これで年間に合計4000~5000円くらい使ってるかもしれない。

 

 

本気で当たるなんて思ってはいない。

一等は確率的には滋賀、奈良、三重の人口のうちから一人当たる程度らしいので。

ただ、

やめられる可能性を手にした、という事実がほんの少し精神を安定させる。

 

 

そして宝くじをぽちった時、

当たったら何て言って辞表提出しようかなぁと具体的に考える。

言いたいこと言ってやめてしまおうか。

いや、何も言わんで、勝ち誇った余裕を持って、ただただ迅速にやめるか。

 

でも、

嫌なことがなくなったら、楽しいことは楽しく続けられるものなんだろうか。

やりたいことをやり続けていい、金も時間もある、って状況は果たして有意義に過ごせるものなんだろうか。

飽きるんじゃないの。

1,2年はいけても、10年後には今の自分と違う自分になってるかもしれない。

 

とリアルな妄想をするまでが宝くじ。

 

 

まぁ、

生活リズムを半強制的に安定化させる仕事という縛りがなければ、人生は長く感じそう。

壮大な暇つぶしなんじゃないだろうか、仕事は。

 

宝くじ当たったら人生壊れるかもしれない。

好きなことも好きじゃなくなるかもしれない。

 

だから、これでいい。

たまに無性に投げ出したくなるこの仕事も、

自分の人生には金を稼ぐだけじゃない必要性があるのではないか。

 

という働くことへの自己正当化プロセスを定期的に反芻してサラリーマンをやっていく。

 

 

モトクロスと加齢

今後の成長を予感できずにスポーツを続けられるか。

 

これは凄く重要な問いだと思っていて、

20代、30代は、執着し続けさえすれば、昨日の自分を少しでも進歩させることは可能。

これは生き物として、そうだろうって話。

自分の能力や才能から決まる限界値はあるだろうけど、

その限界の際まで成長できる人なんて極一部だろう。

ということは、

成長=変化はし続けると思う。

限界なんて終着点は、そもそも凡人には到達できっこない。

だからこそ、限界そのものが低下してこない限り、やり続ければ伸びるはず。

 

ただ、加齢によって限界が低下して、

どんなに頑張っても維持することすら難しくなり、やがてパフォーマンスが低下してくるようになったとき、

自分はどうするんだろう。

 

歳取っても速い人はいる、っていう他人の話じゃない。

加齢による劣化の程度が年数という数字で一律に決まるわけがない。

能力も健康も、みんな人それぞれ。

自分がどうかは自分にしか当てはまらない。


 

努力とかセンスとか環境とか、あとモチベーションとか、

色んな制約の中でやれることは決まってると思う。

やらないことで劣化していくことは簡単に起こるのに。

 

この半年以上、

けっこう頻度を継続してモトクロスやってるんだけど、

なんかイマイチ伸びない。

今日のように雨上がりで乾いて荒れた路面だと特に、自分の体格とバイクのミスマッチを痛感して、

思うように走れず、つらい。

 

これから夏くらいまでに、

自分で納得できる成長が叶わなかったときには、

モトクロスはやめようかなと考えている。

完全にやめるわけじゃなくて、1~2か月に一回くらい、たまに走って楽しむ程度でいいかもしれない。

 

今まで何度もやめようかと考えて、結局また走ってる。

ただ、

こうやって少しずつ浮き沈みしつつ、全体として緩やかに気持ちが下っていって、

ほんとにやめていくような気もする。

 

まだいけそう、ってなったら前言撤回で手のひら返しすると思うけど、

けっこう厳しいなぁと最近実感してる。

 

とにかく半年間、真剣に考えて走る。

 

ガレージ建てて良かったこと

ガレージ建てるメリットの一つに、

自分専用の屋内トレーニングスペースができるということがある。

 

冬以外の平日は、週1,2回くらいフレックス退社してロードバイクでトレーニングする。

ただ、今のような季節は日没が早く、しかも雪が降るような天気の日もあって基本自転車は使えない。

 

そこでガレージ。

フリーウエイト、ランニングマシン、何でも置こうと思えば設置できる。

高校時代は漕艇部だったので、

ローイングエルゴメーターという世界で最も過酷なトレーニングマシンも、置こうと思えば置ける。

高校時代は懐かしいけど、

このメニューの辛さは日常的にはもう二度とやりたくないというレベル。

脚力と背筋をメインに、モトクロスに必要な部位が効率的に鍛えられそう。

でも、まだちょっと忌避感がある。怖い。

 

 

そこで自分が選んだのは、縄跳び。

 

去年の9月から平日2回、夜に帰ってきてから縄跳びトレーニングが習慣になった。

 

3分×5セット、インターバル1分。

 

縄跳びは自転車とかランニングと同様な単調反復運動のようで、

実はジャンプと縄の回転の同期をリズムよくこなす必要があって、

意外と運動神経が問われる。

 

縄跳びは小学生以来。

そもそも小学生のときも大縄跳びは好きだったけど、普通の縄跳びは全然はまらなかった。

遊びよりもトレーニングの要素が強するからだろう。

 

大人になってやると、

跳ぶという動作が本当に良い運動になる。

体重が重いから小学生よりもきちんと負荷になってるイメージ。

 

サボってジャンプの高さを抑えると縄に引っかかるから、きちんと最低限の高さを意識して飛ぶ必要がある。

 

 

それと二重飛びの運動強度の高さ。

心拍計は付けてないけど、180以上は確実にいってる。

 

今は連続100回を目標にやってるけど、

50回を超えたあたりで、かなり心拍がきつい。

跳び方に無駄が多いこともあって、60回が限界。

20回も飛ばずに引っかかることもあって、100回連続はまだ時間が要りそう。

単純に高強度の負荷に耐える、というだけならただ頑張るだけなんだけど、

縄跳びは運動の同期が要る、という意味でスポーツ性がある。

 

必要最小限の跳躍と、スムーズな縄の回転の同期。

モトクロスでも、

持ってる体力を全部使ってバイクを力で押さえつけたら10分走るのも厳しい。

体の動きの協調性を意識する良い運動になってる。

 

 

公園でも縄跳びはできるかもしれないけど、

夜はちょっと近所迷惑とか人の目が気になるだろうし、天気に左右される。

ガレージがあれば、必ず実行できるトレーニング。

室内気温1℃しかない夜もあるけど、屋内縄跳びは寒さを感じにくいからハードルは低い。

あと、

跳ぶという動作はストレス解放に繋がってるような実感がある。

 

 

縄跳び終わったらバイクを軽く拭いて呼吸を整えるというルーチン。

だからいつもバイクがキレイ。

 

DUCATIのリセールバリュー

ムルティストラーダV4のアルミハンドガードを取り付けにディーラーに行ってきた。

 

ノーマルは樹脂製なのに対して、フレームの一部がアルミ化され、ガード部分も拡張されている。

万が一のレバー保護に加えて、手の風除け性能がかなり高くなった。

 

久しぶりにムルティストラーダV4に乗ったけど、

相変わらずモトクロッサーみたいにピックアップの良いエンジン。

これでほんとにデスモからデチューンしたのかと疑うレベルでパワーが出ているし、それが故に燃費もけっこう悪い。

ツアラーとしてそれでいいのかという燃費(油断すると15km/Lを簡単に割る)なんだけど、

その分元気は良くて、ストリートファイターV4と比較しても2速ウイリーの勢いが凄い。

DUCATIは乗ってて気持ち良いポイントを明確に意識して設計してそう。

 

 

 

さて、ディーラーでは今年発売となるストリートファイターV4SP2について色々聞いてきた。

 

意外だったのは、

DUCATIのスペシャルモデルのリセールバリューが高いこと。

最近のDUCATIのブランド戦略はプレミアム路線をさらに推し進める方向らしく、

全体のバイク単価は高価になっているし、何より台数も絞られてきている。

 

実際、

22年の限定ではなくカタログモデルであるはずのパニガーレV4Sの日本入荷数はかなり少なかったらしい。

その分、バイクの市場価値も高く、中古車を見ても値段が維持されるようになってきたとのこと。

グーバイクのパニガーレSPの価格に至っては新車と変わらない。

 

また、ユーロ5以降の環境規制を考えると、

当たり前のように200馬力以上のフルスペック仕様で手に入る状況はもしかしたら最後になるかもしれない。

ムルティストラーダV4みたいな最高性能を問わないバイクは何とかなりそうど、

パニガーレやストリートファイター系は、使わないとしてもスペックに価値があると思う。

 

10年くらい前は国内規制で変な延長マフラー装着を余儀なくされ、パワーも低かった。

あのとき、DUCATIにはあまり魅力を感じなかったけど、

2025年とか26年頃からのバイクは、また牙を抜かれた仕様になるかもしれない。

 

そう考えると、

SP2、買っても良いんじゃないだろうか、という気になってきた。

 

 

将来のバイクがどうなるのか不安なところだけど、

後になってみれば、公道で200馬力以上が許された異常な時代だった。なんて懐古してるかもしれない。

 

バイク乗りにとってのロードスター

 

今年の秋はロードスターの7年3回目の車検と、

ストリートファイターV4Sの最初の車検が重なっている。

 

合わせて30万以上は掛かるだろうと思われる。

 

 

以前から検討しているストリートファイターV4SP2への乗り換えについて

ディーラーに電話して状況を聞いてみた。

日本に入ってくるSP2はかなりの希少車種になりそうだけど、

自分のとこのディーラーは既に1台発注しているらしく、

6月くらいに入ってくる予定だとか。

 

冬はムルティストラーダの方が圧倒的に快適なものの、

ストリートファイターV4もちょいちょい乗っていて、

単純な公道の楽しさ瞬間最大風速としては最高のバイクだと思う。

その最上級の仕様に惹かれる。

 

 

なので、このバイクを手に入れるために、ロードスターを手放すことを検討している。

今後も所有すべきかどうかずっと悩んでいて、

前回の車検のときも色々と考えた末に、ぎりぎりな気持ちで車検を通した。

 

通勤で使わなくなってから乗る頻度が激減している。

モトクロスもロードバイクも乗らない休日があったとき、

DUCATIとロードスターでは選択肢として検討の場にのらないほどバイク一択。

 

バイク乗りでロードスターみたいな軽量マニュアルカーが気になる人はそこそこいると思う。

6年所有しての感想としては、

自分の場合は、楽しさでいえばバイクには到底かなわない。

4輪と2輪の間には、絶対的に埋められない一体感の差があると感じる。

 

歳とって運動が億劫になったら変わるかもしれないが、

楽しさで選べば結論出てる。

 

ただ

ごくたまに、

あいた時間の夕方にロードスターでちょっと遠くのコンビニに行ったりするとき、

そのとき例えば体力的にも精神的にも疲れてて、先のことにネガティブなとき、

そういうときロードスターにはとても癒される。

 

この癒しの要素はバイクではあまり感じたことがない。

 

自分ひとりがちょうど収まる程度の運転席の中で、

バイクに近い軽やかな運転フィーリングを感じつつ、

良い具合に守られている感覚が良いんだと思う。

 

 

ストリートファイターV4SをSP2に更新して得られる変化やプラスの部分ってかなり微々たるものかもしれない、

代償としてロードスター手放すほどの価値があるのかと。

 

ただ

ストリートファイターV4には公道バイクとしてこれ以上はないと思える完成度を感じる。

最近の国産スポーツカーのようなリセールバリューがDUCATIにもあったら。

大晦日モトクロス

今年は5月に初めてモトクロスコースいなべの半年会員になって、

そこから半年間、ここ5,6年では最も高い練習頻度で走った。

 

どうしようか迷ったけど、

半年会員が切れてから、今月からは年会員に更新した。

 

自分が全力でモトクロスできる期間は、

体力的にも気力的にも、今ぐらいが多分最後かもしれないと思うのが理由の一つ。

 

実際今感じるのは、

ちゃんと練習頻度とトレーニングを継続してさえいれば、

昔と比較してもほとんど40歳という年齢の衰えは感じないんだけど、

ちょっと間が空くと、一気に落ちていく感覚がある。

 

そして取り戻すのにまた時間が掛かる。

ただ、戻らないことはないという段階。

 

大晦日にモトクロスやるのは多分人生初。

寒さはあるけどそこそこに晴れ間もあって、2週間ぶりに楽しく走れた。

クラス分けがギリギリ要らないぐらいの走行車数で、大晦日だけどけっこう走りに来る人がいるものだ。

 

2022年が終わる今、

色々と面倒ごとや不安なことはあるものの、

バイクに、それもモトクロッサーに乗れてて、ほんと幸せだなぁと感じる。

 

今日なんか路面のギャップがきつくて2週間ぶりということもあり、

10分以上走ってると体が限界だったんだけど、

これが出来てれば、

まぁその他のネガティブなことはまぁよしとしよう、ぐらいの心持ちになる。

 

 

最近、youtubeのショート動画で色んなギター動画があがってくるようになって、

ああ、ギターが弾けたらいいなぁ、って強く思う。

今年は戸建てを手に入れたから、楽器を好きに練習できる環境もある。

 

ただやっぱり、今からやるのは厳しそうだって思いから抜け出ることはないだろうなと思う。

 

例えばバイクとか自転車とか、

自分が今までやってきた経験と、今できるようなったスキルとか知識を考えて、

これと同じような執着を、その他のことに注ぐにはもう歳取り過ぎたなって感覚がある。

 

何かを始めるのに遅すぎることはない、

ってフレーズは20代の頃から嘘くさいと思っていたけど、

40代になった今、自分の性格的には間違ってなかったと思う。

 

若い頃に始めることは何だって、最初は浅瀬でじゃぶじゃぶと遊んでいる程度のことなんだけど、

それでも何もかも新鮮でとにかく楽しかった。

 

あれって、当たり前のように自分には先があるってことを疑いもしないからこそ得られる感動かもしれない。

回りの同年代を巻き込める環境とか、

自然と年長者に教えてもらうことに抵抗のない若さとか、そういうことも後押ししてるかも。

 

この先新しいことに挑戦できないわけじゃないんだけど、

積み上げてきた時間を自覚すると同時に、過ぎ去った時間は戻らないし先が有限なことも事実なわけで、

そういうことを考えていると、

バイクに乗れている今が本当にありがたいことだと実感する。

 

 

来年もバイクで色々遊べたら良い。