250EXCの初オフと不具合入院 | バイクと自転車と本と

250EXCの初オフと不具合入院

今週はリフレッシュ休暇で休みなのに、一週間の天気が微妙。

2泊3日くらいで伊豆、長野のツーリングを計画していたが今のところ雨。

 

とりあえず今日は3か月ぶりのイナベ。

 

ここで骨折してから初のオフロード。

納車したての250EXCで。

広場でオーバル練習だけ集中して走った。

バイクの操作だけに全力になれるなら、オーバルだけでも十分に楽しい。

 

2ストは久しぶりだけど、エンジンブレーキの感触がコーナーインしていくときに丁度良くて、

KX250で走ってるときの自分と比較しても、もしかしたら速いかもしれない。

乾き切った砂っぽいスリッピーな路面でも、

良い感じに2速で立ち上がれる。

この2ストエンジンはほんとに出来が良いと思った。

 

あとはサスのスプリングレートがKX250よりワンランク柔らかいせいか、

倒し込みもコントロールも凄くし易かった。

 

KX250の方も、スプリングレートを下げてみようと思った。

 

体の方もけっこう違和感なく動けた。

 

 

良い気分のまま終われるかと思ったけど、

洗車した後のバイクに異変。

一切何も触れていないのに、突如勝手にセルが回り続ける現象が発生。

心霊現象かよ、って一瞬何が起きているのか理解できなかった。

 

スタートスイッチ兼用の新仕様のキルスイッチにリコールが出ているとは聞いていたが、

どんな症状なのかは納車時には分からなかった。

水分を含んで回路の導通が出てしまったのか、

バッテリーが終わるまで1分くらいセルが回り続けた。

 

KTMは過去に公道バイクでスーパーデュークRと790アドベンチャーRに乗っていたが、

思い返せばどちらも入庫レベルの不具合があった。

 

ほんともう、またか。って感じだ。

コースじゃなくて公道走ってるときに雨が降っても同じ現象が起きただろう。

今回はコースで発覚してよかった。

 

KTMって会社は、

いわゆる設計審査(DR)を品質設計の中でちゃんとやってるの?と疑いたくなる。

多分不十分なんだろう。

細かいことは発売してから直しましょうの精神。人が乗る乗り物なのに。

 

面白いバイクを作れるところは良いんだけど、

設計のレベルがやっぱり低い。

95%の部品が新規です、って普通はモデルチェンジのアピールポイントなんだろうけど、

KTMだと不安過ぎる。

 

 

 

今日は体が違和感なく動けることが分かったので、

次はKX250で走りたい。

 

250EXCはいつリコール対策部品が届くのか、

過放電したバッテリーや、回り続けたセルモーターなど、

色々不安なところがあって次にいつ乗れるのか分からない。

 

一つ思ったのは、

よっぽどじゃなければ、KTMのストリートバイクは今後選ばないだろうなということ。

 

ただ、

250EXCの性能そのものにはかなり満足している。

この文章、

同じように買ってすぐ不具合が出た790アドベンチャーRのときも書いたのを思い出した。

相変わらずなKTMだ。