24'250EXCの公道走行感想 | バイクと自転車と本と

24'250EXCの公道走行感想

学生時代、エンデューロレーサーの2スト250ccは憧れだったのを覚えている。

KTMだけじゃなく、GASGASとかハスクとか。

試乗させてもらうとあまりのパワーにまともに乗れる気がしなかった。

 

あれから15年以上経って、

初めてのエンデューロレーサー2スト250ccKTM250EXCでの公道走行。

 

 

レーサーで公道走れるってところが新鮮。

とはいえこれまでずっと乗ってきたKX250の感触から、

軽量オフタイヤのレーサーで公道走って楽しい要素なんてないだろ、とも考えていた。

 

これはある意味予想通りで、

頼りないフロントグリップと、

最近の軽量ハイパワーな大型オンロードバイクと比較してしまうと、

パワー感自体にも驚きはなく、

公道走ってて楽しい要素はかなり薄いと思った。

 

ただ、昔の記憶の2スト250ccを思い出すと

遥かに扱いやすくなっており、インジェクション技術を使いこなしたKTMの進化は凄いもんだと思った。

 

振動も圧倒的に少なくて、

一定速度で走行していても平和。

アクセルの極端な開・閉の2択しか許さないのが昔の2ストなら、

このバイクは普通のバイクしか経験がない人が乗っても、

違和感はほとんどなさそうなぐらいエンジンが安定している。

とことこ林道を走るのにも相性が良さそう。

 

4スト250モトクロッサーの方がパワーの出方は急激だと思った。

EXCはもりもりっとパワーが出てくる感じで、ピーキーな感じは全然ない。

 

 

EXCに乗ってる友人に聞くと、進化したこの2ストでもやはり公道比率が高いとプラグかぶりはあるらしく、

一定速度でも平和なエンジン特性ではあるけど、エンジン自体にはあまりよろしくはなさそう。

そもそも公道乗ってて楽しい要素もあまりないし、

当然だけどオフロード中心で遊ぶバイク。

ナンバー登録が出来ることで広がる遊びがどこまであるかは住んでる環境に依りそう。

学生の頃は、時には柵を超えてグレーというよりは黒な山への不法侵入をやったりしてたけど、

さすがにそういうことはもう出来ない。

やはりトランポに積んでコース中心だろう。

 

とりあえずイナベの広場でオーバルとかウイリーの練習をしながらリハビリしたい。