今までに何度か採り上げてきたPFAS問題。
山田正彦先生がこんな記事を書いておられました。
なんと、下水汚泥肥料の中にPFASが含まれていることがわかりました。
輸入肥料の価格高騰で、その代わりとなるものとして下水汚泥肥料の使用が推進されているそうなのですが、各地の汚泥肥料からPFASが検出されているというのです。
農作物への移行はどうなのか?
摂取した人体への影響は?
という問題があります。
これは国が調査と研究をすべきでしょう。
農家さんにとっても自らが使う肥料で、自らの農地を汚染させるわけにはいきません。
医師サイトでもこんなニュースが掲載されていました。
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東神戸病院が「PFAS相談外来」を設置…25人中14人がアメリカの基準値超え、西脇市の水道水
2025年8月13日 (水)読売新聞
兵庫県西脇市の水道水から2021年度に、発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が国の暫定目標値を超えて検出された問題で、県民主医療機関連合会(兵庫民医連)の呼びかけで今年5月に任意で実施した住民らの血液検査の結果説明会が同市内で開かれた。
検査は、東神戸病院(神戸市)で希望する26~89歳の男女計32人(西脇市25人、同市以外7人)から採血し、病体生理研究所(東京)で分析。
7月20日に西脇市総合市民センターであった説明会には、同市をはじめ、神戸市や明石市などから約90人が出席した。
分析結果を見ると、7種類のPFASの血中濃度の合計値が、西脇市の受検者は1ミリ・リットル当たり平均23.3ナノ・グラムで、25人中14人が米国の学術機関が示す基準値(20ナノ・グラム)を上回った。
また、他市の受検者と比べて、「PFOS」と「PFHxS」の濃度が高い傾向が見られた。
PFHxSは過去に繊維製品のはっ水加工などに利用されていたが、昨年から国内での製造・輸入が禁止されている。
分析をした小泉昭夫・京都大名誉教授は「汚染源の特性を反映していると考えられる」と指摘。
「西脇市では、現在は検査対象外になっている水道水中のPFHxS濃度も測定し、住民と市が一体となって国に調査と対処を求めていくことが大切だ」と述べた。
一方、住民の不安解消に向け、東神戸病院は「PFAS相談外来」を設けた。
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Yahoo! Newsにもありました↓
思った以上に汚染は進んでいるのかもしれません。
調べていないだけでPFASの血中濃度が高い人は大勢いるのではないでしょうか。
PFHxSとは
1万種類以上あるとされる有機フッ素化合物(PFAS)の一種、ペルフルオロヘキサンスルホン酸。
英語の「Perfluoroxane Sulfonate」の略称で「ピーエフヘクスエス」などと読む。
水や油をはじくPFOAやPFOSと同様の性質を持ち、その代替品として泡消火剤などに使用されていた。
毒性や蓄積性が確認されたため、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の廃絶対象となり、国内でも製造・輸入が原則禁止されている。
今、各自でできる対策としては水道水はそのまま飲用せず、PFASを取り除ける浄水器を通すことくらいでしょうか。
うちではミネラルウォーターをオルターから購入しているので、基本的に水道水は飲みません。
両親が水道水を煮沸して飲用していたので、こちらの浄水器をプレゼントしました。
PFAS問題は国全体の問題なので大がかりな国の調査が必要でしょう。
早急に取り組んでもらいたい。
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