医師サイトに掲載されていた医療ニュースをシェア。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
国内は魚介類調査中心 ペットからの検出も
2025年07月11日(金) 共同通信社
人を含む生物への健康影響が懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)。
分解されにくく蓄積しやすい性質を持つため、モニタリングが重要になる。
ただ現在、国の調査は魚介類などが中心。
国内でもイヌなどペットからの検出事例も報告されており、専門家は動物調査の必要性を訴える。
PFASを含む化学物質の調査には、環境省の「化学物質環境実態調査」がある。
同省によると、水などに加え、生物では魚類などの水生生物や鳥類を調べる。
主な目的は環境中に蓄積した化学物質の動向をみることにあり、陸上の哺乳類は対象に含まれていないという。
PFASは食物連鎖を通じて生物に影響を及ぼす可能性があり、農林水産省も調査を実施。
農水産物に加え畜産物も分析している。
ただ家畜そのものではなく、対象は牛肉や鶏肉などの製品だ。
一方、動物の汚染は国内でも明らかになりつつある。
愛媛大などのチームはこれまでに、屋内飼育のイヌやネコを対象としてPFASの血中濃度を調査。
北海道と大阪それぞれで実施した結果、いずれも検出された。
PFASに詳しい京都府立大の原田浩二(はらだ・こうじ)教授は「現在のモニタリングは魚などが中心だが、陸上生物に対する調査も重要だ」とする。
「生態系への影響を調べるために、基礎的なデータを積み上げていくことが必要だ」としている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近PFASについての記事がよく採りあげられています。
こちらの記事も最近投稿されたもの。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
PFAS肝臓でより高濃度 ツシマヤマネコに汚染脅威
2025年07月18日(金) 共同通信社
発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、愛媛大などのチームは17日、絶滅危惧種であるツシマヤマネコの臓器からPFASを検出したと発表した。
腎臓と肝臓を分析、肝臓がより高濃度だった。
チームによるとツシマヤマネコに関する実態調査は初といい「汚染物質に動物が脅かされている状況と言え、国内で野生生物を広く調査する必要がある」とした。
山形市で開催中の環境化学物質合同大会で同日明らかにした。
チームは環境省の許可を受け、交通事故などで死んだ約20匹のツシマヤマネコを調査。
肝臓や腎臓で、輸入や製造が原則禁止となっているPFOAやPFOSを含む37種類のPFASを調べた。
その結果、PFASの値が、肝臓では1グラム当たり4・6~360ナノグラム(ナノは10億分の1)、腎臓では同2・4~210ナノグラムとなった。
中央値も肝臓が腎臓を上回った。
肝臓の分析では、ほぼ全ての個体で、肝細胞での試験で代謝に影響が出た値を超過。
肝臓へのリスクが考えられ、高濃度だといえるという。
実際に過去には肝臓に病変が見つかった例もあり、関連について解析が必要としている。
腎臓も高い値だとした。
汚染原因としては、不法投棄ごみや、国内外から漂着する海洋ごみの可能性が考えられるという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
PFASは最近話題にあがってくるようになりました。
永遠の化学物質と呼ばれており、体内に蓄積すると排出するのが難しい物質です。
だから摂取しないよう気をつけることが大事。
水道水は飲まないほうがいいでしょう。
以前はトリハロメタンが注目され、それを取り除ける浄水器がもてはやされた時期がありましたが、今はPFAS対策をされたほうがいいです。
まさかペットにまで汚染が広まっているとは・・・。
ペットのみならず野生動物からも検出されたということは、私たち人間にも蓄積している可能性が高いでしょう。
せめてPFASを取り除ける浄水器を使いましょう。
うちで使っているのは中村あっちゃんからプレゼントでもらったこれ↓
おそらく人間にも相当、汚染が広がっていると思うので皆さん、対策を。
お知らせ
アーカイブ配信チケットは9月まで見放題です↓
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
お読み頂けると幸いです。
そして2冊目も出版しました↓
手に取って頂けると幸いです
公式LINEでも情報発信中
敏感肌の私でも
かぶれずに使えて
なおかつ
美容効果を実感できる
自分のために作った
オリジナルコスメはコチラ↓
ドクターズコスメならではの技術がぎっしり詰まってます