昨日は新型コロナウイルスが全身の血管に感染するという衝撃的な論文をご紹介しましたが今日は血栓が出来るというニュースです。
こちらのニュースから引用します
30〜40代の新型コロナ患者が脳梗塞に・・・しもやけ状になる「コロナのつま先」に注意!
子供や若者の新型コロナウイルス患者に「しもやけ」のような赤い斑点が手足に見られることがあるそうです。
症例写真がニュースサイトに掲載されているので是非見てくださいね。
これらは「Covid toes(コロナのつま先)」と呼ばれていて、発熱などの症状の2〜3週間後に見られると。
昨日、新型コロナウイルスが血管内皮に感染し、喰い破るという論文を紹介しましたが、そう考えると理解しやすいですね。
そして「血栓」も出来やすくなるため、アメリカでは若者の脳梗塞が相次いでいるそうです。
しかも全くリスクのない、肺炎などの症状もない若者に・・・。
マウントサイナイ医科大学病院の重松医師によると、「新型コロナウイルス自体が血が固まりやすい状況を作り出して、異常な血栓を作り脳梗塞を引き起こしたのではないか」とのこと。
このウイルスは血管に様々な影響を及ぼしていることだけは間違いなさそうです。
しかしですよ。
どうやってウイルスは血管の中に入り込んだんでしょう・・・
上気道から吸い込まれたウイルスは肺に到達して肺炎を起こすのは分かりますよね
気管の方に行かずに飲み込まれたウイルスは胃で胃酸まみれになって多くは死滅すると思うのですが、それでもしぶとく生き残ったウイルスは腸に運ばれ最終的に便となって排出されるはず
実際、便中からもウイルスが検出されてますから、そいつらは胃酸に負けずに生き残った奴らってことですね
そんな生き残ったウイルスが腸の中を通過する際に腸から入り込む可能性があるのです。
腸粘膜にはバリアー機能があって、悪いモノが体内に入ってこないようにしてくれています。
ところが腸が荒れてしまうと腸内バリアーが低下してしまい、本来なら入り込まない大きな分子や悪いモノが素通りして入って来てしまう。
リーキーガット症候群の人の血液から大腸菌が検出されることがあるように、もっと小さなウイルスは簡単に素通りすることは容易に想像が付きます。
血管の保護も大切ですが腸内環境を改善することも大切ではないかと私は考えています。
腸は人体最大の免疫臓器。
ウイルスと戦うためには腸内フローラの多様性が大切。
だから何を食べるかが非常に重要だと思っています。
この話は書き出すと1回では終われないので今回はサラッと流しますが、腸内バリアーを壊すものは以下のようにたくさんあります。
- 抗生物質
- グルテン(小麦)とカゼイン(乳製品)
- アルコール類、カフェインなどの刺激物
- 細菌によって腐敗、汚染された食物や地下水
- 着色剤、防腐剤、酸化防止剤など、食品添加物として使用されている化学合成物の混入した食物や飲料水
- 酵素欠乏
- 非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、インドメタシン等)
- プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
- 精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )
- 避妊用ホルモン(ピル)
- 精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌



診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬も何を食べるかが大切なんでしょうね
ドッグフードに関しては
賛否両論がありますね
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ