久しぶりに症例のブログを書きます。
2018年12月に書いたブログの続報です。
https://ameblo.jp/drfujimoto/entry-12423341760.html
前回は抜糸まででしたが、9ヵ月後に帰国されましたので、その時の写真を示します。
術前と術後9ヵ月の正面です。
閉瞼時の写真です。
凹みはなくなり、傷はゼロにはなりませんがある程度目立ちにくくはなりました。
斜めから見たときの写真です。
二重の幅はもちろんですが、眉下の厚み感も改善しています。
デザインですが皮膚にかなりゆとりのある方でしたので、元の切開線の半分ほどを切除しています。
よく皮膚切除をすると目を閉じれなくなるの危険なので切除してほしくないという方がおられます。
実際、他院で手術をして閉じなくなった方を診ることはよくあります。しかし、皮膚のゆとりのある方では、取り過ぎなければ安定して凹みを改善し幅を狭くすることができます。
この方もゆとりがありましたので、これだけ狭くしても、下方視で瞼の丸みが残っています。
無理のない範囲で切除をするのが大切で、狭くするために闇雲にすると問題が生じます。そのため、状態を見極め切除量を設定することが大切です。
あと皮膚切除をすると眉と目が近づくのでしたくないという方がおられます。
正面の写真を見ていただければわかりますが、眉の位置、睫毛の位置が変わらなければ二重が狭くなった分、二重の折り返りから眉までの距離は長くなっています。
例外として、一重の方の二重手術や眼瞼下垂の手術などでは、楽に瞼が開くようになり無理に眉を上げて見なくてよくなるため、皮膚切除と関係なく眉が下がることがよくあります。この場合は睫毛と眉が近づいてしまいます。
他にも修正手術では注意すべき点がたくさんあります。また機会があればブログで説明できればと思います。
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