手術の傷あと(眉毛下皮膚切除術など) | なにわの美容外科医 ☆なんでも 快・魁・回想録☆

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今回は手術(眉毛下皮膚切除・小陰唇縮小術)の傷あとについてお話します。

 

目元の手術の中でも眉毛下皮膚切除術は長い傷が見えるところについてしまいます。

しかし、眉下の部分は丁寧に縫合すれば傷があまり目立たない部位です。

 

当院の手術方法

1、座位(すわって)でデザイン

2、臥位(仰向け)で眉毛の流れ方などを考慮しながらデザインの清書

3、電動注射器で痛みをおさえながら局所麻酔の注射

4、メスで皮膚切開し、皮膚のみ切除

5、状態によって、眼輪筋の部分切除(切除しないこともあります)

6、吸収糸で眼輪筋の縫合(切除していなくても引き締めはします)

7、吸収糸で密に皮下縫合

8、ルーペ下で顕微鏡手術の手術器具で極細の糸を用いて皮膚縫合

 

といった流れです。

クリニックによって眼輪筋や脂肪の内部処理の方法は違うかもしれませんが、丁寧に縫合する技術があれば少なくとも傷は目立ちにくくなります。

 

手術時間は両側で2.5-3時間かけて行っています。その手術時間の8割を縫合に費やしてます。

密な皮下縫合に一番時間がかかりますが、表皮のずれを最小限にした皮膚縫合もかなり気をつかって縫合しています。30針くらいは片眉で縫合していると思います。

 

↑このくらいの距離であれば、ほぼ傷はみえません。

 

↑このくらいアップにしてもほぼわかりません。上のデザインを見て比べるとなんとなく傷跡がわかるかもしれません。

 

丸ブルー今の術式で手術したモニターさんがまだいません。募集中です!今回の方はモニターではありませんが、ご厚意で写真を使わせていただきました。

注意この写真はどちらかと言えばきれいに治癒した方です。もう少し細い線が見えることもあります。

 

同じように丁寧に縫合するだけで仕上がりが格段によくなる手術として小陰唇縮小術があります。

 

見えない部位だし、多少雑に縫合してもあまりわからないと思っている医師も少なからずいるようです。食い込んで糸の痕がついたり、ひどい場合は食い込みで切れてしまって、ガタガタになってることもあります。

しかし、丁寧皮下縫合を行い、表面も細かくずれないように、そして食い込み過ぎないように縫合し、適切な時期にちゃんと抜糸するだけでかなりキレイに仕上がります吸収糸だからと言って抜糸せずにそのままにしておくと痕が残りやすくなります。抜糸は少し痛いですが、がんばって抜く方が良いです。

 

もし術後の傷が気になる方がおられましたら、小陰唇の修正手術も行っていますので、カウンセリングにお越しください。

切除しすぎて小陰唇が残っていない場合でも周囲の組織から小陰唇形態を再建できることもあります。

(小陰唇に関しては症例写真をネットにアップするのが憚られるので写真は載せていません。すみません。)

 

 

☆眉毛下皮膚切除術☆

 

【費用】 両側:380,000円(税別)

 

【リスク】 内出血・感染・傷跡が目立つ・左右差・眉毛欠損・ツッパリ感・麻酔アレルギー等

 

☆小陰唇縮小手術☆

 

【費用】 

・片側:150,000円(税別)
・両側:200,000円(税別)
・広範囲の場合や陰核包皮修正は追加料金がかかることがあります。 (5-10万円程度)
 

【リスク】 

・細菌が入ることで感染することがあります。
・擦れたりすると血腫(血がたまる)ことがあります。
・全く左右対称は難しく多少の差がでることがあります。
・傷が落ち着くまで痛みがでます。
・局所麻酔のアレルギーのある方は重篤な合併症をきたすことがあります。
(既往のある方は事前に必ずお申し出ください)
 

 

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