Non Mysterious -2ページ目

南イタリアへの道

アニメ制作の関係から音楽系に力をいれているので、どうもイタリア語が進展しなくて
困っている。

語学は、毎日、母国語を忘れるくらい没頭することで上達していくものなので、こんな
お気楽な取り組みではいつになったら話せるようになることやら。

と頭ではわかっていてもいざとなったらスペイン語で話せば通じるはずだし、こちらも
ゆっくり話してもらえば日常会話くらいなら困らんだろう。

とのんきに構えているから、よけいに上達は望めないといういつものパターンになって
しまう。

それを見透かされてイタリア人から、「イタリア語はそんなに簡単な言語やないで!」
と警告を出されてしまっている始末。

理想を言えば、3ヶ月くらい短期語学留学して基礎を固めてしまうのが自分には最短
コースなんだけど、バカンスで行くならともかくふつうには行けないのが現実。

もし、南イタリアに遊びに行くという目標がなかったら、きっと、「もっと時間が取れる
時期に取り組んでもいいやろ」と妥協するに決まっている。

でも、外国語を話せるようになりたいなら、そのことばを話している国に行くか、必ず
話さなくてはいけない状況に自分を追い込むしかないのだ。

どこぞの小説家がやっていたように外国語をだれかに教えるのもひとつだし、日本語
を禁止して外国語だけで話す相手を無理やり作るのもそのためかと。

でもなんといってもモチベーションとなるのは、今の自分には南イタリアの美しい風景
や街並みの写真を眺めることである。

そして、地元のひとが行くような美味しい店で食事したり、クラシックなカフェで過ごす
自分の姿を描くこと。

ほんとは、こんなこと書いてるひまがあったら、入門書を少しでも進めていくのが
いちばんなんだけどね。

ホットチョコ

早咲きの桜が満開になっていそうな陽気が続いたあとで、少し寒のもどり
のような天気の日曜日の午後。

アニメの主題歌を歌うグループを結成ということで首都に移住してもらった
アーティストと一年ぶりくらいにカフェということで、出かけた。

先日にストリート系のアーティストと歌うことになるわけで、実際にやって
みないとわからないけれど、二人の声質ならいけそうなはず。

それはさておき、ひさしぶりに入ったそのカフェは、ホットチョコが得意な
場所で、「同じ価格で、チューロ(細長い揚げドーナツみたいなやつ)も
付けますけど?」というので、それを頼んだ。

すると出てきたのが、山盛りのチューロたちで、数えなかったけど、たぶん
八本くらいはありそう。

それを先端を少しだけちぎってホットチョコに一部を浸して食べるという
のが正しい食べ方。

しかし、日曜日の6時過ぎともなると、揚げ物はきつく感じる時間帯に
入っていて、各自、一本しか手が出なかった。

相手は多才なひとなので、「こないだこういうシナリオを考えたので
聞いてください」と、ハリウッド映画のようなあらすじを話し始めていた。

それを聞いている間に浮かんでくるシーンやアーティストの特性から考え
うるキャラを頭の中で描きながらなので、ドリンクを持つ手はほとんど
ストップしている。

で、「そうかあ、このひとは、アクションとかもできるのだったっけ」、と
思い出した。

なので、「じゃあ、今度、短編アクションのシナリオを書いてみるから、
トライアルで何か作ってみようか」と伝える。

そんなこんなで明日から、新ユニットとの歌トレもスタートするので、
多忙になっていく早春になりそうな予感。


ストリートミュージシャン

メトロで見かけるストリートミュージシャンの多くは、車内を移動しながら演奏して、
お金をもらうというケースがほとんど。

もちろん違法だし、技術はともかく選曲がよくないので、あまり面白くないのがふつう
で、音楽的にも得るところはあんまりないかも。

でも、メトロの乗り換えエスカレータの途中のスペースで、ストリートミュージシャン
たちが演奏している中に、音楽的に面白いひとたちがいたりする。

日本だとそういう中からメジャーデビューするインディーズなアーティストが隠れて
いたりするんだけど、スペインでそういうケースは、たぶんなさそう。

で、現在制作中のアニメ作品の主題歌を日本語で歌うグループを結成ということで、
スカウトしたアーティストがいて、話しをしてみるとストリート系というこが判明。

さっそくオーディションを兼ねて会ってきたんだけど、まだ、寒い日だったので、
メトロ内で歌ってもらうことに。

「ここで練習してるんだけど、けっこうひとが聞きに来るから楽しい」

というその歌声はなかなかのもので、そういわれてみると、カップルたちがやって
きてよりそっていたりする。

ちょうどそこは、小さなホールのようになっている場所で、音響効果も悪くなく、
歌うにはちょうどいいので

「あ、ぼくも歌ってみたくなった。ちょっとそのギター貸してくれる?」

ということになるのは自然な流れで、気がつくと数時間が流れていた。

そんなわけで、制作スタジオのアニメとマンガの原作者という立場と平行して音楽
関係も同時進行で、作曲家との連携が本格的になってくる春。

もし、金融危機で映画制作が延期にならなかったら、きっと両方やっていたと思う
ので、神様の計らいにいたく感謝しているのでありました。

ということで、超多忙な日々ながら窓越しに見える木々の新芽に感動するのが
楽しみになっている最近。

どうか楽しい春の日々をお過ごしくださいませ。あ、南半球のひとは、秋の日々を。