福島・飯舘村の続報2 平均700万ベクレルの汚染。
昨日の2000万ベクレルの続報が出ています。
政府、テレビでは無視を決め込んでいるようなので、注意が必要です。
・福島・飯舘村の放射性物質、平均は基準未満 IAEA
記事を要約すると・・・
・15サンプルの平均値は700万ベクレルでした。
・最低値は60万ベクレルでした。
・IAEAの避難基準は1000万ベクレルだから、大丈夫!
問題になるのは以下の点。
正気とは思えない、IAEAの避難基準が1000万ベクレル
チェルノブイリ事故によるとき、1.5万ベクレルという汚染でも大問題になりました。
そして、旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレル。
(一説には50万ベクレルという話もあります)
90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55.5万ベクレル。
現在確認している最低値でも、ベラルーシ強制移住レベル以上です。
これでなぜ、大丈夫なのか、避難基準に満たないのか。
しかし、政府はIAEAの避難基準に超えていないから、避難の必要はない、という言い訳を得ました。
予想ですが、政府の対応と協議してから、避難基準をIAEAは発表していると思います。
はっきり言って、700万ベクレルでも想像を絶する汚染値だと思います。
(既に第一報の2倍になっています)
このサイトを読んでくださる方は、もう耳にタコでしょうが、政府を信じていはいけません。
政府既定の避難範囲の外にいるから安心という感覚は危険だと祥は考えています。
(最終責任は取れないので、強く言えないことがもどかしいですが、、)
また、風評被害が問題になっていると良く聞きます。
この風評被害について、中央大学・武田邦彦教授が以下のように言っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放射線の危険をあおるので「風評被害」が出ると政府が言っていますが、「風評被害」というのは「現実の被害」がない場合の時です. 今回の場合、福島県東部の首都はかなりの被曝です。また、周辺の野菜も残念ながら規制値を超える汚染をしています。つまり現在は「風評被害」ではなく、「現実の被害」ですから、これを風評被害と言って間違った方向に進まないことが大切と思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記内容に、祥も全面的に同意します。
政府の言っている事と、違う事を言うと風評被害というのは違います。
実害がどこに出ているかの認識を、自分で調べて得て対策をすることが必要です。
政府、テレビでは無視を決め込んでいるようなので、注意が必要です。
・福島・飯舘村の放射性物質、平均は基準未満 IAEA
記事を要約すると・・・
・15サンプルの平均値は700万ベクレルでした。
・最低値は60万ベクレルでした。
・IAEAの避難基準は1000万ベクレルだから、大丈夫!
問題になるのは以下の点。
正気とは思えない、IAEAの避難基準が1000万ベクレル
チェルノブイリ事故によるとき、1.5万ベクレルという汚染でも大問題になりました。
そして、旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレル。
(一説には50万ベクレルという話もあります)
90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55.5万ベクレル。
現在確認している最低値でも、ベラルーシ強制移住レベル以上です。
これでなぜ、大丈夫なのか、避難基準に満たないのか。
しかし、政府はIAEAの避難基準に超えていないから、避難の必要はない、という言い訳を得ました。
予想ですが、政府の対応と協議してから、避難基準をIAEAは発表していると思います。
はっきり言って、700万ベクレルでも想像を絶する汚染値だと思います。
(既に第一報の2倍になっています)
このサイトを読んでくださる方は、もう耳にタコでしょうが、政府を信じていはいけません。
政府既定の避難範囲の外にいるから安心という感覚は危険だと祥は考えています。
(最終責任は取れないので、強く言えないことがもどかしいですが、、)
また、風評被害が問題になっていると良く聞きます。
この風評被害について、中央大学・武田邦彦教授が以下のように言っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放射線の危険をあおるので「風評被害」が出ると政府が言っていますが、「風評被害」というのは「現実の被害」がない場合の時です. 今回の場合、福島県東部の首都はかなりの被曝です。また、周辺の野菜も残念ながら規制値を超える汚染をしています。つまり現在は「風評被害」ではなく、「現実の被害」ですから、これを風評被害と言って間違った方向に進まないことが大切と思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記内容に、祥も全面的に同意します。
政府の言っている事と、違う事を言うと風評被害というのは違います。
実害がどこに出ているかの認識を、自分で調べて得て対策をすることが必要です。
福島・飯舘村の続報 2000万ベクレル
原発から40km。
福島・飯舘村の放射能による土壌汚染について続報です。
先日の記事で、IAEAが200万ベクレルを検出した件、
3日前の記事で、京都大の今中教授が326万ベクレルを検出した件について書きました。
本日、IAEAが先日の発表は誤報として、測定値を修正しました。
・IAEA、検出物質はヨウ素 福島・飯舘村の測定値修正
以下に一部を抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国際原子力機関は3月31日、福島第1原発の北西約40キロにある避難区域外の福島県飯舘村の土壌からIAEAの避難基準を上回る値が検出されたとした放射性物質は、半減期の短いヨウ素131で、測定値は1平方メートル当たり約2千万ベクレルだったと修正した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事の名前を見た時、祥は、IAEAが圧力に屈して、
「200万ベクレルなんて間違いで、そんなに出ていませんでした」
とか言い出すと思いました。本当にすいませんでした。
はい、200万ベクレルは間違いでした。2000万ベクレルでした。
正直、4月1日だから、エイプリルフールのネタかと思ったのですが、記事元は日本経済新聞。
さすがにこの時期に、天下の日経がそんなネタはやらないでしょう。本物です。
政府・テレビ局各社の反応は一斉無視。ヤフーニュースにも記載されませんでした。
今回ばかりはIAEAの報告といえど、無視を決め込んだようです。
そりゃそうだ。これを公開したら避難範囲は広げない訳にはいかないでしょう。
ここまで、人命を軽んじる政府とは思わなかった。
しかし、誤魔化しは長続きしないでしょう。明日から土日。
天下の日経がすっぱ抜きましたから、近日中に、政府は答弁を迫られるはずです。
ここで政府が避難は必要ないと言ったら、凄いと思います。でも言いそうですね。
京都大の今中教授の記事から、計算するに、
旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの約14倍、
90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約18倍です。
想像を絶する汚染です。
他地域の汚染は一体どこまで進んでいるのでしょうか。
この値からでは、東北・関東にも少なからず被害が出てしまうと思うのですが、、
余りに大きな値過ぎて、頭が麻痺しそうです。
現在、飯館村6000人のうち、3000人が自主避難していたが、最近は村に戻る人が増え、4000人程になっているそうです。
どの程度の放射線障害か、想像もつきません。一刻も早い強制退避が求められます。
地獄です。
地獄ができています。
福島・飯舘村の放射能による土壌汚染について続報です。
先日の記事で、IAEAが200万ベクレルを検出した件、
3日前の記事で、京都大の今中教授が326万ベクレルを検出した件について書きました。
本日、IAEAが先日の発表は誤報として、測定値を修正しました。
・IAEA、検出物質はヨウ素 福島・飯舘村の測定値修正
以下に一部を抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国際原子力機関は3月31日、福島第1原発の北西約40キロにある避難区域外の福島県飯舘村の土壌からIAEAの避難基準を上回る値が検出されたとした放射性物質は、半減期の短いヨウ素131で、測定値は1平方メートル当たり約2千万ベクレルだったと修正した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事の名前を見た時、祥は、IAEAが圧力に屈して、
「200万ベクレルなんて間違いで、そんなに出ていませんでした」
とか言い出すと思いました。本当にすいませんでした。
はい、200万ベクレルは間違いでした。2000万ベクレルでした。
正直、4月1日だから、エイプリルフールのネタかと思ったのですが、記事元は日本経済新聞。
さすがにこの時期に、天下の日経がそんなネタはやらないでしょう。本物です。
政府・テレビ局各社の反応は一斉無視。ヤフーニュースにも記載されませんでした。
今回ばかりはIAEAの報告といえど、無視を決め込んだようです。
そりゃそうだ。これを公開したら避難範囲は広げない訳にはいかないでしょう。
ここまで、人命を軽んじる政府とは思わなかった。
しかし、誤魔化しは長続きしないでしょう。明日から土日。
天下の日経がすっぱ抜きましたから、近日中に、政府は答弁を迫られるはずです。
ここで政府が避難は必要ないと言ったら、凄いと思います。でも言いそうですね。
京都大の今中教授の記事から、計算するに、
旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの約14倍、
90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約18倍です。
想像を絶する汚染です。
他地域の汚染は一体どこまで進んでいるのでしょうか。
この値からでは、東北・関東にも少なからず被害が出てしまうと思うのですが、、
余りに大きな値過ぎて、頭が麻痺しそうです。
現在、飯館村6000人のうち、3000人が自主避難していたが、最近は村に戻る人が増え、4000人程になっているそうです。
どの程度の放射線障害か、想像もつきません。一刻も早い強制退避が求められます。
地獄です。
地獄ができています。
食品偽装・中国産緊急輸入
国外輸出で食品偽装が出ました。
・愛媛産青ジソに「放射性物質」 福島産と判明
福島農家は今回の被害者ですが、これだけはやってはいけません。
福島の野菜のみならず、日本の野菜全てが信頼されなくなり買われなくなります。
また、海外宛で今回の事態が起こる、ということは、国内でも今後起こってくるように思えます。
とりあえず、現時点では起きていないことを祈るばかりです。
現在、農家への基準値は原発発生前に比べて格段に増大していますが、
それでも、農家で取れる野菜の放射線量は基準値を遥かに超えてきているものが多いです。
参考までに国際ガイドラインは1キロ当たり100ベクレルとされています。
しかし、それに引っかかって輸出できなくなっているものが出てきています。
・静岡産野菜など輸入停止=小松菜から放射性物質-シンガポール
詳細は、上記リンク先にありますが、現在この厳しい基準値を超えて出荷制限を受けている県は以下の通り。
福島、茨城、栃木、群馬、千葉、愛媛、神奈川、東京、埼玉、静岡
静岡でも小松菜から648ベクレルという数値が出ているといいます。
県ごとに差異はあれ、少しずつ放射能汚染は広まっているようです。
正直、今は日本の検査報告より、海外の検査報告の方がよっぽど信頼できます。
どうも、例の水道水の件から、今ひとつ信用できないんですよね。。
ちなみに、特に危険と言われているのは、牛乳、葉菜類ですので産地には注意が必要です。
牛乳は、牛が放射線物質を含んだ葉っぱを食べてしまうことで、非常に高い放射線量を含む可能性があります。
今現在の基準値は大丈夫だったとしても、出荷する日の分は基準値は超えているケースなどが無いのか心配です。
買うときは産地に注意しましょう。
放射線のヨウ素は、半減期が8日とよく言われています。
つまり、8日で半分、16日で四分の一になります。
しかし、このヨウ素の部分がそこまで下降傾向にないのが実情です。
これが表すことは、放射能、放射線物質は今現在も継続して漏れ続けている、ということになります。
さて、そんな中、中国から野菜が緊急的に輸入されることになりました。
・上海 285トン新鮮野菜が日本に緊急輸出
3月28日、中国から緊急措置ということで、奉賢区検験検疫局から、特別扱いの「検閲抜き」で野菜が輸入されました。
こうして、ただ記事だけを見ると美談ですが、その後、以下のニュースの存在が明らかに。。
・奉賢区の豚100頭あまりが突然死
奉賢区の養豚場で、飼料をあげた豚が突然死していました。
しかもこれ、輸出をする前日の記事ですよ。。
こうやって、人が困っているときにピンポイント爆撃してくる存在もいるので注意が必要です。
・愛媛産青ジソに「放射性物質」 福島産と判明
福島農家は今回の被害者ですが、これだけはやってはいけません。
福島の野菜のみならず、日本の野菜全てが信頼されなくなり買われなくなります。
また、海外宛で今回の事態が起こる、ということは、国内でも今後起こってくるように思えます。
とりあえず、現時点では起きていないことを祈るばかりです。
現在、農家への基準値は原発発生前に比べて格段に増大していますが、
それでも、農家で取れる野菜の放射線量は基準値を遥かに超えてきているものが多いです。
参考までに国際ガイドラインは1キロ当たり100ベクレルとされています。
しかし、それに引っかかって輸出できなくなっているものが出てきています。
・静岡産野菜など輸入停止=小松菜から放射性物質-シンガポール
詳細は、上記リンク先にありますが、現在この厳しい基準値を超えて出荷制限を受けている県は以下の通り。
福島、茨城、栃木、群馬、千葉、愛媛、神奈川、東京、埼玉、静岡
静岡でも小松菜から648ベクレルという数値が出ているといいます。
県ごとに差異はあれ、少しずつ放射能汚染は広まっているようです。
正直、今は日本の検査報告より、海外の検査報告の方がよっぽど信頼できます。
どうも、例の水道水の件から、今ひとつ信用できないんですよね。。
ちなみに、特に危険と言われているのは、牛乳、葉菜類ですので産地には注意が必要です。
牛乳は、牛が放射線物質を含んだ葉っぱを食べてしまうことで、非常に高い放射線量を含む可能性があります。
今現在の基準値は大丈夫だったとしても、出荷する日の分は基準値は超えているケースなどが無いのか心配です。
買うときは産地に注意しましょう。
放射線のヨウ素は、半減期が8日とよく言われています。
つまり、8日で半分、16日で四分の一になります。
しかし、このヨウ素の部分がそこまで下降傾向にないのが実情です。
これが表すことは、放射能、放射線物質は今現在も継続して漏れ続けている、ということになります。
さて、そんな中、中国から野菜が緊急的に輸入されることになりました。
・上海 285トン新鮮野菜が日本に緊急輸出
3月28日、中国から緊急措置ということで、奉賢区検験検疫局から、特別扱いの「検閲抜き」で野菜が輸入されました。
こうして、ただ記事だけを見ると美談ですが、その後、以下のニュースの存在が明らかに。。
・奉賢区の豚100頭あまりが突然死
奉賢区の養豚場で、飼料をあげた豚が突然死していました。
しかもこれ、輸出をする前日の記事ですよ。。
こうやって、人が困っているときにピンポイント爆撃してくる存在もいるので注意が必要です。
情報の判断を政府に委ねない
IAEAとは・・・
国際原子力機関は、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関です。
原子力の平和転用、即ち原発促進です。
当サイトで何度かとりあげている広瀬隆さんによれば、IAEAはチェルノブイリ事故の時、
「このような事故はサッカー場の騒動より小さいものだ」と世界に告げたと言います。
原発促進派や、原発利権団体が、今回の事故について「被害は軽微」「もうすぐ回復する」なんて言っても、
信用するには当たらないでしょう。
さて、そんなIAEAが以下の情報を発信しました。
・避難基準超す放射性物質=飯舘村で検出―IAEA
以下、一部抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飯舘村で1平方メートル当たり200万ベクレルを検出した。
これはIAEAが定める避難指示基準の2倍に相当するという。
IAEAは「あくまで初期の評価」と強調しつつも、日本政府に対して慎重に状況を評価するよう伝えた。日本政府は同原発の20キロ圏内を避難地域に、また20~30キロ圏を屋内退避地域に指定しているが、IAEAは事実上、範囲の拡大を迫ったと言える。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何か覚えがあるようなニュースです。
そうです、先日の記事でとりあげた、飯舘村の土壌汚染についてです。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教が、1平方メートル当たり326万ベクレルを計測しました。
(チェルノブイリ事故の、強制移住(避難でないことに注意)になった値の2倍、ということでした)
問題になるのは2点。
①IAEAが危機を発信している。
原発推進派のIAEAですから、基本的に物事を抑え気味に話すと思っています。
そうした団体がこの問題について警告を発しました。それだけの危険度だということでしょう。
また、京都大の今中教授によれば、1平方メートル当たり326万ベクレル。
IAEAの発表によれば200万ベクレルと、発表には大きな隔たりがあります。
同じ市内でも検査場所によって多大な差があるのか、IAEAが多少レベルを抑えて発表したのか、どちらかでしょう。
②すでに2日前に分かっていた。
京都大学の今中教授によって、既にこの事は警鐘を鳴らされていました。
それなのに、大半のマスコミは無視、政府も無視、国民の殆どはこの事態を知りませんでした。
IAEAが発表したことにより隠しきれなくなり、このニュースは大々的に国民の目に知れ渡ることになったのです。
これが今のマスコミです。政府です。
さて、今回のニュースに対して、政府の結論はこちらです。
・福島第1原発事故 枝野官房長官、現時点の避難地域拡大の必要性について否定
一部抜粋は必要ありませんね。このままの意味です。避難は必要ない、と明言しました。
避難を指示すれば、責任も出ます。今の状況では難民すら出かねません。
しかし、だからといって、避難必要無しとは。。。。
今まで、強い表現はできるだけ避けてきましたが、今回は言い切ります。
今の政府を盲信していたら、政府に殺されます。
自分達での判断が絶対に必要です。
飯舘村は原発から40kmの場所だと言います。
風向きもあるでしょうが、50km圏内にいる人は避難した方が良いです。
外国各国の80Km退避は決して過剰反応では無いでしょう。
チェルノブイリ事故が起きた時も、大した影響は出ないといわれました。
癌の発生率などが多少あがる程度で、それも目に見えて分かるほどでは無いだろうといわれたのです。
その後何が起きたか、10年後のドキュメンタリーがこちらです。
見ていただければ、分かると思いますが、当時のチェルノブイリの状況と、今の日本の状況。
似ていると思いませんか?
チェルノブイリの方たちが「大した影響は無い」といわれて、その場に留まった、と聞いた時。
子どもの頃ですが、子ども心に「騙されてるよ、それ。。」と感じました。
今の地元住民は間違いなく、海外の子どもからそうやって思われています。
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染
国際原子力機関は、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関です。
原子力の平和転用、即ち原発促進です。
当サイトで何度かとりあげている広瀬隆さんによれば、IAEAはチェルノブイリ事故の時、
「このような事故はサッカー場の騒動より小さいものだ」と世界に告げたと言います。
原発促進派や、原発利権団体が、今回の事故について「被害は軽微」「もうすぐ回復する」なんて言っても、
信用するには当たらないでしょう。
さて、そんなIAEAが以下の情報を発信しました。
・避難基準超す放射性物質=飯舘村で検出―IAEA
以下、一部抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飯舘村で1平方メートル当たり200万ベクレルを検出した。
これはIAEAが定める避難指示基準の2倍に相当するという。
IAEAは「あくまで初期の評価」と強調しつつも、日本政府に対して慎重に状況を評価するよう伝えた。日本政府は同原発の20キロ圏内を避難地域に、また20~30キロ圏を屋内退避地域に指定しているが、IAEAは事実上、範囲の拡大を迫ったと言える。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何か覚えがあるようなニュースです。
そうです、先日の記事でとりあげた、飯舘村の土壌汚染についてです。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教が、1平方メートル当たり326万ベクレルを計測しました。
(チェルノブイリ事故の、強制移住(避難でないことに注意)になった値の2倍、ということでした)
問題になるのは2点。
①IAEAが危機を発信している。
原発推進派のIAEAですから、基本的に物事を抑え気味に話すと思っています。
そうした団体がこの問題について警告を発しました。それだけの危険度だということでしょう。
また、京都大の今中教授によれば、1平方メートル当たり326万ベクレル。
IAEAの発表によれば200万ベクレルと、発表には大きな隔たりがあります。
同じ市内でも検査場所によって多大な差があるのか、IAEAが多少レベルを抑えて発表したのか、どちらかでしょう。
②すでに2日前に分かっていた。
京都大学の今中教授によって、既にこの事は警鐘を鳴らされていました。
それなのに、大半のマスコミは無視、政府も無視、国民の殆どはこの事態を知りませんでした。
IAEAが発表したことにより隠しきれなくなり、このニュースは大々的に国民の目に知れ渡ることになったのです。
これが今のマスコミです。政府です。
さて、今回のニュースに対して、政府の結論はこちらです。
・福島第1原発事故 枝野官房長官、現時点の避難地域拡大の必要性について否定
一部抜粋は必要ありませんね。このままの意味です。避難は必要ない、と明言しました。
避難を指示すれば、責任も出ます。今の状況では難民すら出かねません。
しかし、だからといって、避難必要無しとは。。。。
今まで、強い表現はできるだけ避けてきましたが、今回は言い切ります。
今の政府を盲信していたら、政府に殺されます。
自分達での判断が絶対に必要です。
飯舘村は原発から40kmの場所だと言います。
風向きもあるでしょうが、50km圏内にいる人は避難した方が良いです。
外国各国の80Km退避は決して過剰反応では無いでしょう。
チェルノブイリ事故が起きた時も、大した影響は出ないといわれました。
癌の発生率などが多少あがる程度で、それも目に見えて分かるほどでは無いだろうといわれたのです。
その後何が起きたか、10年後のドキュメンタリーがこちらです。
見ていただければ、分かると思いますが、当時のチェルノブイリの状況と、今の日本の状況。
似ていると思いませんか?
チェルノブイリの方たちが「大した影響は無い」といわれて、その場に留まった、と聞いた時。
子どもの頃ですが、子ども心に「騙されてるよ、それ。。」と感じました。
今の地元住民は間違いなく、海外の子どもからそうやって思われています。
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染
長期化
今いち、何をやっているのか分からない菅首相ですが、こんな発言がありました。
・日本は有史以来最大の危機に直面 菅首相が認識を示す
ただちには影響が無い、と言い続ける割に、有史以来最大の危機とはこれいかに。。
今まで「原発は収まる安全だ。無用の煽りはするな」と言わんばかりの対応をしてきた政府。
そうした政府にしては、おかしな発言です。
(菅首相がおかしな発言をするのはいつも通りではあるんですが、そこら辺は置いておくとします)
政府について、事故当初では、ある一定時期までに原子炉は抑えることができるから、
それまでに国民をパニックさせずにおけば良い、というような対応に感じていました。
ところが、祥がサイト再開を始めるような時期から、
事態の長期化を政府が感じているような発言が増えてきました。
そうした中、以下のようなニュースも出てきました。
・原発安定3つのシナリオ 最短で1カ月以上 最悪なら数年
電気は通電しましたが、冷却装置の復旧については全く目途がたっていない状況です。
そうすると、原子炉を冷やすためには、他の方法を考えざるを得ません。
恐らくこれが、先日話したようなフランスの専門家に頼るような事態につながるのだと思います。
上記の記事にあるようなシナリオに本当になっていくのかは不明ですが、
菅首相や枝野の発言からも、政府が長期化を前提に行動しだしているではないかと思っています。
少なくても福島第一原発の危険な原子炉全てを冷却するのは、相当難しいでしょう。
仮にできたとして、あと1ヵ月以内に可能だとはとても思えません。
また、こうした状況でも事態は動いていきます。。
・福島第二原発1号機で一時煙
勘違いされないように、言いますと。。
2号機ではなく、第2原発の1号機です。
昨日書いた自分の記事が今更ながらに怖くなってきます。
事態の長期化は避けられそうもありません。。
※お願い。
世間では、徐々に今回の原発騒ぎはヤバいという認識が広がっています。
ですが、まだまだ「自分は蚊帳の外で、対岸から火事を見ている気分」という方は大勢います。
もし、祥のサイトを少しでも信じて良いかも、と思ってくれる方がいて、
周りにまだ危機意識を持っていない方がいらっしゃれば、良ければ祥のサイトをお勧めください。
(特に、関東・東北在住の方)
しばらくは気になる記事を毎日更新を目指していくつもりです。
よろしくお願いします。
・日本は有史以来最大の危機に直面 菅首相が認識を示す
ただちには影響が無い、と言い続ける割に、有史以来最大の危機とはこれいかに。。
今まで「原発は収まる安全だ。無用の煽りはするな」と言わんばかりの対応をしてきた政府。
そうした政府にしては、おかしな発言です。
(菅首相がおかしな発言をするのはいつも通りではあるんですが、そこら辺は置いておくとします)
政府について、事故当初では、ある一定時期までに原子炉は抑えることができるから、
それまでに国民をパニックさせずにおけば良い、というような対応に感じていました。
ところが、祥がサイト再開を始めるような時期から、
事態の長期化を政府が感じているような発言が増えてきました。
そうした中、以下のようなニュースも出てきました。
・原発安定3つのシナリオ 最短で1カ月以上 最悪なら数年
電気は通電しましたが、冷却装置の復旧については全く目途がたっていない状況です。
そうすると、原子炉を冷やすためには、他の方法を考えざるを得ません。
恐らくこれが、先日話したようなフランスの専門家に頼るような事態につながるのだと思います。
上記の記事にあるようなシナリオに本当になっていくのかは不明ですが、
菅首相や枝野の発言からも、政府が長期化を前提に行動しだしているではないかと思っています。
少なくても福島第一原発の危険な原子炉全てを冷却するのは、相当難しいでしょう。
仮にできたとして、あと1ヵ月以内に可能だとはとても思えません。
また、こうした状況でも事態は動いていきます。。
・福島第二原発1号機で一時煙
勘違いされないように、言いますと。。
2号機ではなく、第2原発の1号機です。
昨日書いた自分の記事が今更ながらに怖くなってきます。
事態の長期化は避けられそうもありません。。
※お願い。
世間では、徐々に今回の原発騒ぎはヤバいという認識が広がっています。
ですが、まだまだ「自分は蚊帳の外で、対岸から火事を見ている気分」という方は大勢います。
もし、祥のサイトを少しでも信じて良いかも、と思ってくれる方がいて、
周りにまだ危機意識を持っていない方がいらっしゃれば、良ければ祥のサイトをお勧めください。
(特に、関東・東北在住の方)
しばらくは気になる記事を毎日更新を目指していくつもりです。
よろしくお願いします。