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記事の訂正について。

先日、下記のようなニュースがありました。

 ・農産物出荷制限、市町村単位で 解除も可能に

このニュースを見て、自治体でも出荷制限を解除できるようになると思い、
「おいおい、自治体に丸投げとはふざけんな政府」といった感じの記事を昨日夜に書いていたのですが、、、

これ、普通に考えて、出荷制限を市町村単位に変更するだけで、制限や解除をするのが自治体になる訳じゃないですね。。

本当に申し訳ありませんでした。。
祥みたいなサイトでこういう勘違いはあってはいけないことでした。。

朝方に「あれ、なんかおかしくないか・・・?」と気づいて朝に、該当記事は削除しました。
5日の夜から、6日の朝にかけて祥のサイトを見た方は、お気をつけください。

今後、記事を書く前の確認を強化します。

1億倍

悲劇が止まりません。

 ・福島第1原発事故 2号機取水口付近の海に流れる水から国の排出基準の1億倍のヨウ素131

短い記事なので、以下に全文抜粋します。

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東京電力は、福島第1原発で2号機の取水口付近の海に流れ続けている水から、国の排水基準の1億倍の高濃度のヨウ素131が検出されたと発表した。
東京電力によると、4月2日に採取した2号機の取水口付近の海に流れ出ている水から、放射性物質のヨウ素131が、国の排水基準の1億倍となる1立方cmあたり540万ベクレル検出されたという。
さらに、2号機の取水口付近の海水からは、ヨウ素131が、国の基準の750万倍となる1立方cmあたり30万ベクレル検出されたということで、海水の汚染が続いている。
東京電力は、5日午後2時ごろから、配管付近の石の層に「水ガラス」と呼ばれる速乾性の薬剤を流し込み、固める対策を実施する予定。

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水産壊滅です。
桃鉄ぐらい現実味の無い金額が吹き飛びそうな事態です。。

シーベルト換算ツールを使って計算してみました。
コップ1杯200gと換算すると。。

1億倍だと、23.76 Sv
750万倍だと、1.32sv

え~、まず、1億倍の方はコップ1杯で死にます。絶対。
750万倍であれば、コップ1杯ぐらいであれば、大丈夫だと思いますが、人によっては死にます。
(あくまで祥の知識の計算なので間違っていればすいません。。)

ていうか、コップ1杯でシーベルト単位の被曝ができる水が大量に流れていることが問題です。
また、先日の記事で書いたように、生体濃縮の話があります。
場合によっては、魚の体内で30倍~50倍に濃縮されるという記事も出ています。。
少なくても、茨城・銚子辺りの魚は非常に危険になると思われます。

今後、関東圏で魚を食べるときは、注意と覚悟が必要です。
被害状況が鮮明になるまで、魚を口にすることは控えた方が良いと思います。

また、問題はセシウム。

ヨウ素であれば8日の半減期なので、放出さえ止まれば、1年ほどすれば落ち着くと考えられます。
(といっても、影響を受けた海草や魚がどうなるのかが別問題として残りますが、、)

しかし、セシウムの半減期は30年。
このヨウ素の量で、セシウムが出ていないとはとても思えません。。
考えたくもないですが、セシウムが大量放出されていた場合、日本の太平洋沖は死の海へと変貌します。

・・・炉が溶け出している気がします。

そして、さらにこんなニュースも出てきています。

 ・年間の被曝限度量、引き上げを検討 原子力安全委

要点を以下にまとめます。

・政府は年間被曝限度量を、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めた。

・・・・・・・・・・・
はっきり言います。洒落にならない事態に変貌しつつあります。

政府は、広がる危険区域から強制退避させるつもりは無い、と見てよいでしょう。
これが、まかり通るのであれば、食品の流通についても今後規制が緩和される可能性があります。

年間20ミリシーベルトの被曝が現実的なものになりつつあるようです。

汚染水の海へ放出

絶望的なニュースが出ました。

 ・<福島第1原発>低濃度汚染水、海に放出 1万1500トン

以下、一部抜粋。

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東京電力は4日、東日本大震災で被災した福島第1原発の施設内にある、低レベルの放射性汚染水計1万1500トンを海へ放出すると発表した。放出は午後7時過ぎから始まった。東電は、放水は「2号機から海へ流出している、高い放射線量の汚染水の保管場所を確保するための応急策」と説明している。

 (中略)

放出される汚染水の放射能は法令基準の約500倍(最大値)だが、東電は「環境への影響は軽微」としている。


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軽微な訳ねーだろ!

誰もが突っ込みを入れると思います。
11500トンもの放射能汚染水の放出。もはや環境テロです。。
現状、やむを得ない処置、ということですが、、これほどまでの絶望を感じた日はありません。

日本の常任理事国入りは間違いなく閉ざされます。
いや、そんなことはどうでもいい。

水産・観光は絶滅でしょう。。
誰が、このニュースを聞いて築地の魚を食べたいと思いますか。
漁業従事者、魚屋、鮨屋、生活と文化が破壊されます。
海外各国への影響の度合いも心配です。
日本も諸外国から、今は被災者扱いですが、戦犯扱いされる日も訪れるでしょう。。

また、産経の記事には以下のような一文があります。

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この汚染水の海洋放出に伴う海への汚染影響は、近隣の魚介類や海藻などを毎日、摂取すると、年間約0.6ミリシーベルト被曝(ひばく)する計算となる。これは自然界などから受ける年間線量(2.4ミリシーベルト)の4分の1に当たる。

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今のマスコミが言うことですから、間違いなくこれ以上の影響が出ます。
しかもこれ内部被曝ということです。

また、生物濃縮の問題もあります。

生物濃縮は、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象です。
放射能もこれによって濃縮されます。その為、牛乳などが危険になってくるのです。
今回は海に流れ出している、ということで、さらなる被害拡大が懸念されます。

先日の記事の広瀬隆さんの文章を一部抜粋します。

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米国のコロンビア川で、ある科学者が調べたデータがあります。川上にはハンフォード再処理工場という原子力プラントがあります。川に流れ出す微量の放射性物質を1とすると、プランクトンで2千倍、プランクトンを食べる魚で1万5千倍、魚を食べるアヒルの体内では4万倍に濃縮。そして川辺の水鳥の卵の黄身では100万倍もの濃縮が起きていたというのです。

 実際にこういうことが生態系の中で起きたのが、私たち日本人がよく知っている水俣病です。この場合は死の灰ではなく、有機水銀によってたいへん多くの方が被害を受けました。


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・・・事態が日に日に悪化しています。
ごく当たり前の食事に、今以上に気を使う生活が始まります。

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・・・・・・こうした食卓が遠くなっていきます。

原発10キロ在住者・2chに降臨

原発10㎞の時点に現在でも住んでいる、という人間が2chに書き込みを行いました。

勿論、ネットの戯言として、「嘘つけ」と処理されそうになりましたが、、

2chで書き込みをすると単一の「ID」を割り振られます。
このIDをメモ書きしたものを、住所の分かる電柱に貼り撮影。
これにより、本当に原発10kmの地点(正確には9km)に今も住んでいる人間の書き込みだと判明しました。

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ちなみに書き込みから、現在の状況が分かります。

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「ずっとダッシュ村のある浪江にいますよ。最近酷い頭痛と起きたら鼻血で血まみれになりました。中々死なないもんですね…。食事はお米だけ。バイクで検問回避して食料確保してる。貯金は350万ほど、あと5月から失業者だから失業保険でしばらく暮らす。貯金が底つくのが先か、俺の身体が動かなくなるのが先か…」
「ドコモとauは死んでる。こいつのおかげでいままで生きてる。iPhoneマジ神アイテム」
「元々結婚するつもりも無いので、このまま消えるさ。東電は憎いね。やっと手に入れた自由を踏みにじられた。仕事も起動に乗ってたのにさ! やられたよ」
「お風呂は川の水沸かして、お米は給水のタンクの水で炊いてる。飲み水はジュース買って飲んでる」
「まあ、死ぬ気です。浪江の空気ヤバいよw ジョギングしたら気を失うレベル」
「避難も考えたけど、家を失ってまで生きる気力が無いので…自分の人生さ好きにしていいだろ? 悲しむ人間もいないさ」
「そういや、お母さん生きてたわ」
「泥棒いるねー。不審なトラックいっぱい来てる」
「住所は死ぬ前に晒すよ。まだ会社の契約残ってるから迷惑かかるので。とにかく頭が痛い。おでこの中あたり?」
「ごめん会社とTwitterでは普通に避難した事にしてる」
「峠こえたのか鼻血はでなくなった。鼻血出たのは請戸に行った夜だね。海側はヤバいかも」
「ジョギングする人間なんだけど、肉体の充実感がなく疲れる。俺の体力が低下してるからなのかもしれないけど」
「なんか服が放射能臭くなった…」
「匂いあるね。あきらかに自然の物ではない化学物質的な匂いする」
「外出たおかげでまた頭痛してきたわ」

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既に放射線障害が出てきているようです。。洒落にならない事態になるのは確定でしょう。。
それにしても、無味無臭と言われる、放射能に「匂い」とは。。
何か化学反応でも起こしているのでしょうか。

それにしても、ある意味。ある意味で、ですが。。
本当に開き直ったら、世界の終わりを目の当たりにするような、気分になれるのかもしれない、と思いました。

そこには、世界の果ての孤独があるように思います。

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気象庁が放射能飛散予測を出さない理由

以前の記事でも紹介しましたが、諸外国の放射能飛散予測の話です。

4月6日・7日と放射能飛散が激しく予告されています。

ドイツの飛散予報(4月6日・午後9時)
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ノルウェーの飛散予報(4月7日・午前0時)
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6日7日と日本の西日本までもが危険な状態になります。
また、強風のため、少しでも風向きが変われば被害範囲は広がると思われます。

・外出は極力避け、マスクをしましょう。
・換気扇は可能な限り使わず、エアコンも同様。暖はヒーターなどを推奨。

この2点が重要になってくると思います。

また、中部大学の武田邦彦教授もこの件で注意を発していたので、興味があれば見てください。

 ・原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ

さて。。

何故に日本は出さないのか・・・!
以前の記事で日本気象学会が、会員の研究者らに、研究結果の公表自粛を呼び掛けていると記事にしました。

その理由として以下2点をあげているといわれていました。

 ・学会の関係者が不確実性を伴う情報を提供することは、徒(いたずら)に国の防災対策に関する情報を混乱させる
 ・防災対策の基本は、信頼できる単一の情報に基づいて行動すること

「信頼できる単一の情報」というのなら、気象庁がとっとと飛散予告を出せよ!!
とか思っていたのですが、以下の記事によって真相が明らかになりました。

 ・日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測

まとめますと・・・

気象庁では、3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算しているそうです。
具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している、とのこと。

ただ、放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していない、とのことです。

これほどまでに人命を軽視する政府は見たことがありません。。