千葉の水道水汚染問題について
本日の朝は以下のニュースによって、激怒で始まりました。
・放射性ヨウ素、22日採取分370ベクレル--八千代・水道水 /千葉
以下、一部抜粋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
八千代市は29日、市内の睦(むつみ)浄水場で22日に採取した水道水から、1キログラム当たり370ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたことを明らかにした。大人も摂取制限の対象となる暫定規制値(300ベクレル)を福島県以外で超えたのは初めて。23日以降は数値が下がっており、22日の水が集合住宅の受水槽に残っている可能性は低いため、「現時点で問題はない」という。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発表が遅すぎる。なめているんですか。
これで怒らない千葉県民はどうかしていると思います。(祥は埼玉県民ですが、、)
千葉県では、22日時点の水道水から370ベクレルという洒落にならない値が出ていました。
これは3月17日に国が引き上げたインチキ基準値300ベクレルをも超えています。
引き上げる前は10ベクレルだったので、37倍の値ということになります。
これが、一定の基準値以下に下がるのを待っての発表をした、と。悪質過ぎます。
勿論、子どもを始め、乳児が飲むなんてトンデモないレベルです。
間違いなく、乳児で水道水からミルクを飲んでいた子がいるはずです。
判明した時点で発表すれば、そうした事態は避けられたケースも多いでしょう。
今回の被害範囲に含まれている、千葉県白井市は祥が小学校2年生から高校3年生までの間に住んでいた土地です。
今は縁遠くなった人間達ばかりですが、祥と同じように子どもを抱えている同級生もいるでしょう。。
県や、水道局だけの判断でこうした隠蔽がされていたとは思えません。
間違いなく国の圧力がかかっていたと思います。
想像ですが、一定基準値以上の値が検出された場合、即座の公表は禁止されていて、政府に報告の上、政府と情報の発信について検討しているのではないでしょうか。
今回の一番の問題は、水道局が発信している情報の信憑性が無くなったことだと思います。
危険な値が出た場合、情報が即座に出てこない。隠されるか、偽の値を出すか、
全てが正直な値とは思えません。。
下記のようなサイトも出来ていましたが、検閲後の情報である可能性が否定できなくなったように思えます。
・全国の水道の放射能濃度
各テレビ局で、水道水の基準値を超えた水について、学者が飲んでも大丈夫などと無責任な発言を繰り返しています。
これは完全に内部被曝について、無視した言い方であると祥は思っています。
大体、安心なものなら何故基準値があるのか。何故隠蔽する必要があるのか。
「もはや政府が発表しなかったから知らなかった」という政府を無条件に信じる態度では、自分の身すら守れなくなってきています。
原発対応の対策は、自分たちで何が起きているのかをしっかり把握して、それに備えた行動をとる必要があります。
追記・記載するか迷ったのですが、、
祥はこの日記について、書くことを一日中考えていました。
記事を書くための情報を先ほど検索中に下記の方のHPを見つけて驚きました。
祥の言いたいことと殆ど被っていました。
記事をパクったようなつもりは無いのですが、、こちらも参考になると思います。
興味があれば読んでみてください。
原発 緊急情報(41改) 千葉の水道汚染と発表
・放射性ヨウ素、22日採取分370ベクレル--八千代・水道水 /千葉
以下、一部抜粋
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八千代市は29日、市内の睦(むつみ)浄水場で22日に採取した水道水から、1キログラム当たり370ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたことを明らかにした。大人も摂取制限の対象となる暫定規制値(300ベクレル)を福島県以外で超えたのは初めて。23日以降は数値が下がっており、22日の水が集合住宅の受水槽に残っている可能性は低いため、「現時点で問題はない」という。
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発表が遅すぎる。なめているんですか。
これで怒らない千葉県民はどうかしていると思います。(祥は埼玉県民ですが、、)
千葉県では、22日時点の水道水から370ベクレルという洒落にならない値が出ていました。
これは3月17日に国が引き上げたインチキ基準値300ベクレルをも超えています。
引き上げる前は10ベクレルだったので、37倍の値ということになります。
これが、一定の基準値以下に下がるのを待っての発表をした、と。悪質過ぎます。
勿論、子どもを始め、乳児が飲むなんてトンデモないレベルです。
間違いなく、乳児で水道水からミルクを飲んでいた子がいるはずです。
判明した時点で発表すれば、そうした事態は避けられたケースも多いでしょう。
今回の被害範囲に含まれている、千葉県白井市は祥が小学校2年生から高校3年生までの間に住んでいた土地です。
今は縁遠くなった人間達ばかりですが、祥と同じように子どもを抱えている同級生もいるでしょう。。
県や、水道局だけの判断でこうした隠蔽がされていたとは思えません。
間違いなく国の圧力がかかっていたと思います。
想像ですが、一定基準値以上の値が検出された場合、即座の公表は禁止されていて、政府に報告の上、政府と情報の発信について検討しているのではないでしょうか。
今回の一番の問題は、水道局が発信している情報の信憑性が無くなったことだと思います。
危険な値が出た場合、情報が即座に出てこない。隠されるか、偽の値を出すか、
全てが正直な値とは思えません。。
下記のようなサイトも出来ていましたが、検閲後の情報である可能性が否定できなくなったように思えます。
・全国の水道の放射能濃度
各テレビ局で、水道水の基準値を超えた水について、学者が飲んでも大丈夫などと無責任な発言を繰り返しています。
これは完全に内部被曝について、無視した言い方であると祥は思っています。
大体、安心なものなら何故基準値があるのか。何故隠蔽する必要があるのか。
「もはや政府が発表しなかったから知らなかった」という政府を無条件に信じる態度では、自分の身すら守れなくなってきています。
原発対応の対策は、自分たちで何が起きているのかをしっかり把握して、それに備えた行動をとる必要があります。
追記・記載するか迷ったのですが、、
祥はこの日記について、書くことを一日中考えていました。
記事を書くための情報を先ほど検索中に下記の方のHPを見つけて驚きました。
祥の言いたいことと殆ど被っていました。
記事をパクったようなつもりは無いのですが、、こちらも参考になると思います。
興味があれば読んでみてください。
原発 緊急情報(41改) 千葉の水道汚染と発表
31日は注意が必要。
本当に様々なニュースが一日に飛び込んでくるようになりました。
朝には一通りニュースをチェックして、本日書く記事の内容を考えているのですが、夜になるとそれどころじゃないほどの情報量に押し流されます。
とりあえず、今から風呂に入り、記事を少し書こうと思いますが、急ぎはこちら。
・31日は関東南部まで…ドイツ気象局が放射性物質拡散予想
http://rtwrtw.up.seesaa.net/image/20110330-6.gif
ちなみに日本時間ではないので、右上の時間に+9時間してください。
また、水質汚染が強まりそうですね。。
とにもかくにも、明日はなるべくマスクを着用するようにしましょう。
特に、茨城・千葉は必須だと思います。
朝には一通りニュースをチェックして、本日書く記事の内容を考えているのですが、夜になるとそれどころじゃないほどの情報量に押し流されます。
とりあえず、今から風呂に入り、記事を少し書こうと思いますが、急ぎはこちら。
・31日は関東南部まで…ドイツ気象局が放射性物質拡散予想
http://rtwrtw.up.seesaa.net/image/20110330-6.gif
ちなみに日本時間ではないので、右上の時間に+9時間してください。
また、水質汚染が強まりそうですね。。
とにもかくにも、明日はなるべくマスクを着用するようにしましょう。
特に、茨城・千葉は必須だと思います。
フランスに打診
3月28日朝のNHKで以下のようなやり取りがあったようで、2chで評判になっていました。
・今朝のNHK
学者「放射能って言ってもね、雨が降った時にちょっと増えるだけですぐ流れちゃいますから。はははは」
いのっち「土壌に染みこんだりはしないんですか?」
学者「…………」
女子アナ「………・」
いのっち「あっ……・・」
女子アナ「それよりも先生、視聴者の方が気になるのはですね」
学者「はいはい」
・今朝のNHKその2
学者「水道水210ベクレルというのはね、海外の基準から見るとはるかに低い数値ですし、乳児が1トン飲まないと現実的な影響はないんですよ」
いのっち「そうなんですか!安心しました!じゃあ先生、何ベクレルくらいになったら危ないんですかね!」
学者「…………」
女子アナ「………」
いのっち「あっ・・」
個人的には嫌いになれません。笑。
さて、東京電力が、フランスの原子力関連企業・機関に助けを求めています。
・福島第1原発:東電、仏に支援要請
フランスは電力の7割超を原子力発電でまかなっている「原子力大国」で高い技術力に定評があります。
その分、今回の事件には敏感であり、各国大使館の中で一番早く日本国内の自国民に国外退避を指示していました。
もっと早くに要請していれば、という思いも勿論あるのですが、、
問題は「何故、今の時期なのか」ということになるんだと思います。
記事内には、
フランス紙ルモンドは「東電が原発事故の統御不能に陥った可能性」との見出しを掲げ、事態を深刻視している。
とありますが、そう取られてもおかしくありません。
っていうか、祥もそのように取りました。
よりにもよってこの時期に他国に助けを求める、ということはかなり切羽詰まっているように感じます。
国家の体面などのナリフリに構っていられなくなってきたように思いました。
電力の復旧については報じられていますが、冷却装置の復旧については一切報じられません。
そりゃ、あれだけ爆発、遠方からの放水による圧力などがかかれば、しっかりとシステムが作動するとはあまり考えられないですけれど、、、
それに、塩の問題もあるといわれています。
原発作業員と思われる2chの書き込み(以前の記事に掲載)にも、塩の問題が出ていました。
また、広瀬隆さんの話(以前の記事に掲載)にも塩の問題が出ていました。
米国の学者によると、海水注入による1号機の塩の蓄積量は26トン、2、3号機はそれぞれ44トンを超えると言っています。
近頃では放水をやっと真水に切り替え出来てきているようですが、この塩の問題についても要因になっているように思います。。
個人的には、以前の記事にも掲載した広瀬隆さんの話が印象的です。
原発問題の初期のうちから、危険性を唱えただけあって、ネットでは注目され、批判されもしていましたが、かなりこの方の言っていた通りになってきているような印象を覚えています。
その中でも最近気にしているのが広瀬隆さんの以下の発言です。
福島には、第一原発、第二原発、六機と四機、全部で十機あるんです。
一機のが最後に最悪の事態になったら、勿論、そこにいる人、職員も職員の方もそこにはいられませんよね。
いられないか、退避するか、もう本当に倒れてしまうか。どっちかしかないわけでしょ。
そうすると、一機がいくということは、他にある、福島第一でしたら、他の五機ももう時間の問題なんです。
さっきのグラフの熱を取れないサイクルに入りますから。どういう順序でいくかは分からないけれど。
少なくても六機全部ダメになるんです。
そうすると福島第二も恐らく全部ダメになるだろうと。そういう風に私は想像するんですよね。
最悪の事を今は話しているけれど、確立としてはそんな低い確立じゃないんです。
全世界が見ているのはそこなんです。
一番最悪な結末が恐らくこれでしょう。
こうはならないように、心から祈っています。
ちなみに・・・・・
またも2chネタで恐縮ですが、以下のようなものも発見しました。
.───┐ ∠_ \L
 ̄ ̄ ̄| | llヽ _| ヽ 「福島原発ってドラえもんのいた未来ではどうなってんの?」
| | |l ̄| | l
| | / ´\ /
| | ヽ、_ `^イ
二二二 」 _ __ lニ二二l、 ____
─┴┐ ⊆フ_)__./ ┌ヽ ヽ┐ /´ `\
二二二二二二l / | | | |. / ヽ 「まだ作業中だよ」
_l_____| /`ー─‐|_| |_| / ヽ
| /`ヽ__, ─ 、ノ |─l l l
|───/ /lニ/ /二ニluul. | !
| ___| ̄ | | |_|. l /
└─( )(ニ|  ̄|./二ニ) ヽ /
 ̄ ̄ / ) >━━━━━━ く
`ー ´ / ヽ
・・・・・笑えない状況になってきたなぁ。。
・今朝のNHK
学者「放射能って言ってもね、雨が降った時にちょっと増えるだけですぐ流れちゃいますから。はははは」
いのっち「土壌に染みこんだりはしないんですか?」
学者「…………」
女子アナ「………・」
いのっち「あっ……・・」
女子アナ「それよりも先生、視聴者の方が気になるのはですね」
学者「はいはい」
・今朝のNHKその2
学者「水道水210ベクレルというのはね、海外の基準から見るとはるかに低い数値ですし、乳児が1トン飲まないと現実的な影響はないんですよ」
いのっち「そうなんですか!安心しました!じゃあ先生、何ベクレルくらいになったら危ないんですかね!」
学者「…………」
女子アナ「………」
いのっち「あっ・・」
個人的には嫌いになれません。笑。
さて、東京電力が、フランスの原子力関連企業・機関に助けを求めています。
・福島第1原発:東電、仏に支援要請
フランスは電力の7割超を原子力発電でまかなっている「原子力大国」で高い技術力に定評があります。
その分、今回の事件には敏感であり、各国大使館の中で一番早く日本国内の自国民に国外退避を指示していました。
もっと早くに要請していれば、という思いも勿論あるのですが、、
問題は「何故、今の時期なのか」ということになるんだと思います。
記事内には、
フランス紙ルモンドは「東電が原発事故の統御不能に陥った可能性」との見出しを掲げ、事態を深刻視している。
とありますが、そう取られてもおかしくありません。
っていうか、祥もそのように取りました。
よりにもよってこの時期に他国に助けを求める、ということはかなり切羽詰まっているように感じます。
国家の体面などのナリフリに構っていられなくなってきたように思いました。
電力の復旧については報じられていますが、冷却装置の復旧については一切報じられません。
そりゃ、あれだけ爆発、遠方からの放水による圧力などがかかれば、しっかりとシステムが作動するとはあまり考えられないですけれど、、、
それに、塩の問題もあるといわれています。
原発作業員と思われる2chの書き込み(以前の記事に掲載)にも、塩の問題が出ていました。
また、広瀬隆さんの話(以前の記事に掲載)にも塩の問題が出ていました。
米国の学者によると、海水注入による1号機の塩の蓄積量は26トン、2、3号機はそれぞれ44トンを超えると言っています。
近頃では放水をやっと真水に切り替え出来てきているようですが、この塩の問題についても要因になっているように思います。。
個人的には、以前の記事にも掲載した広瀬隆さんの話が印象的です。
原発問題の初期のうちから、危険性を唱えただけあって、ネットでは注目され、批判されもしていましたが、かなりこの方の言っていた通りになってきているような印象を覚えています。
その中でも最近気にしているのが広瀬隆さんの以下の発言です。
福島には、第一原発、第二原発、六機と四機、全部で十機あるんです。
一機のが最後に最悪の事態になったら、勿論、そこにいる人、職員も職員の方もそこにはいられませんよね。
いられないか、退避するか、もう本当に倒れてしまうか。どっちかしかないわけでしょ。
そうすると、一機がいくということは、他にある、福島第一でしたら、他の五機ももう時間の問題なんです。
さっきのグラフの熱を取れないサイクルに入りますから。どういう順序でいくかは分からないけれど。
少なくても六機全部ダメになるんです。
そうすると福島第二も恐らく全部ダメになるだろうと。そういう風に私は想像するんですよね。
最悪の事を今は話しているけれど、確立としてはそんな低い確立じゃないんです。
全世界が見ているのはそこなんです。
一番最悪な結末が恐らくこれでしょう。
こうはならないように、心から祈っています。
ちなみに・・・・・
またも2chネタで恐縮ですが、以下のようなものも発見しました。
.───┐ ∠_ \L
 ̄ ̄ ̄| | llヽ _| ヽ 「福島原発ってドラえもんのいた未来ではどうなってんの?」
| | |l ̄| | l
| | / ´\ /
| | ヽ、_ `^イ
二二二 」 _ __ lニ二二l、 ____
─┴┐ ⊆フ_)__./ ┌ヽ ヽ┐ /´ `\
二二二二二二l / | | | |. / ヽ 「まだ作業中だよ」
_l_____| /`ー─‐|_| |_| / ヽ
| /`ヽ__, ─ 、ノ |─l l l
|───/ /lニ/ /二ニluul. | !
| ___| ̄ | | |_|. l /
└─( )(ニ|  ̄|./二ニ) ヽ /
 ̄ ̄ / ) >━━━━━━ く
`ー ´ / ヽ
・・・・・笑えない状況になってきたなぁ。。
千万言も尽くせぬ哀切
前回、原発から40キロはなれた飯館村の雑草の葉に265万ベクレルという洒落にならない数値が出た、と言う事に対して、フリーザさんで例えさせて頂きました。
>2011年03月27日 あーこの気持ち覚えがある。。
さて、雑草の葉っぱがそれだけ汚染されているのであれば、土壌汚染はどうなっているのか。
そうした疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
・土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算
以下に一部抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。
(中略)
土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると、1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・これは。。
よくテレビでの発言と真逆の危険性を説くと、テレビではそんなこと言っていない。
東大の教授が、~~は大丈夫と言っていた!という反論があります。
しかし、この方は京都大学の助教授ということで、今回はそういう反論も起きそうにありません。。
これでもまだ、国は健康に影響が無い範囲だと言い続けるのでしょうか。。
フクシマは、今後チェルノブイリと同格の名前として諸外国に認知されるでしょう。
(既になっているという話もありますが、、)
チェルノブイリ事故からは25年が経ちますが、今でもチェルノブイリ産の食料品を食べる、チェルノブイリに旅行に行くという話を聞くと、大丈夫なのか?と懸念が湧く人が殆どでしょう。
こうした事態は、フクシマにも及ぶことと思います。
また、今は、農業・水産の汚染が心配されていますが、観光業も絶望的になると思います。
東北・関東でも外国人旅行客は難しいでしょうし、それどころか、北海道や中部以西の旅行客にも多大に影響を及ぼすでしょう。。
今回の原発事故に起因した影響がいつまで続き、損害がいかほどまで跳ね上がるか、想像もできません。。
そんな中で、下記のような事件も起こっています。
・福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」
以下に一部を抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。
(中略)
23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむせるようなしぐさを繰り返した。「福島の野菜はもうだめだ」。男性の次男(35)は、男性のそんなつぶやきを覚えている。「今まで精魂込めて積み上げてきたものを失ったような気持ちになったのだろう」
男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、この地域では育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・・。。
自分の仕事に誇りを持ってらっしゃる大変立派な方だったのだと思います。
かつて、マラソン選手の円谷幸吉は、「三日とろろ美味しゅうございました」からなる遺書を残し、自殺。
彼のその遺書は、川端康成に「千万言も尽くせぬ哀切」と評されましたが、その遺書を読んだ時と似た感覚を味わいました。
負の連鎖が起こっています。
余談になるかも知れませんが、円谷幸吉さんの話はこちらで見ることができます。
>2011年03月27日 あーこの気持ち覚えがある。。
さて、雑草の葉っぱがそれだけ汚染されているのであれば、土壌汚染はどうなっているのか。
そうした疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
・土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算
以下に一部抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。
(中略)
土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると、1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・これは。。
よくテレビでの発言と真逆の危険性を説くと、テレビではそんなこと言っていない。
東大の教授が、~~は大丈夫と言っていた!という反論があります。
しかし、この方は京都大学の助教授ということで、今回はそういう反論も起きそうにありません。。
これでもまだ、国は健康に影響が無い範囲だと言い続けるのでしょうか。。
フクシマは、今後チェルノブイリと同格の名前として諸外国に認知されるでしょう。
(既になっているという話もありますが、、)
チェルノブイリ事故からは25年が経ちますが、今でもチェルノブイリ産の食料品を食べる、チェルノブイリに旅行に行くという話を聞くと、大丈夫なのか?と懸念が湧く人が殆どでしょう。
こうした事態は、フクシマにも及ぶことと思います。
また、今は、農業・水産の汚染が心配されていますが、観光業も絶望的になると思います。
東北・関東でも外国人旅行客は難しいでしょうし、それどころか、北海道や中部以西の旅行客にも多大に影響を及ぼすでしょう。。
今回の原発事故に起因した影響がいつまで続き、損害がいかほどまで跳ね上がるか、想像もできません。。
そんな中で、下記のような事件も起こっています。
・福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」
以下に一部を抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。
(中略)
23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむせるようなしぐさを繰り返した。「福島の野菜はもうだめだ」。男性の次男(35)は、男性のそんなつぶやきを覚えている。「今まで精魂込めて積み上げてきたものを失ったような気持ちになったのだろう」
男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、この地域では育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・・。。
自分の仕事に誇りを持ってらっしゃる大変立派な方だったのだと思います。
かつて、マラソン選手の円谷幸吉は、「三日とろろ美味しゅうございました」からなる遺書を残し、自殺。
彼のその遺書は、川端康成に「千万言も尽くせぬ哀切」と評されましたが、その遺書を読んだ時と似た感覚を味わいました。
負の連鎖が起こっています。
余談になるかも知れませんが、円谷幸吉さんの話はこちらで見ることができます。
この時期の退院に疑問
原発の状況が予想以上に早く進んでいて記事が間に合わないです。。
ということで昨日書き終わらなかった記事です。
ついに、シーベルト単位の被曝をされた方が出てしまいました。
・被曝作業員の放射線量は2~6シーベルト やけど治療も
言うまでもないかもしれませんが、
1シーベルト=1000ミリシーベルト=1000000マイクロシーベルトです。
人体に影響があるといわれているのが100ミリシーベルト。
仮に5シーベルト浴びているとしたら、5000ミリシーベルト。
人体に影響があるといわれている50倍の量であり、全身被曝であれば死んでも不思議ではない数値です。
今回は足、ということですが、決して軽んじて良いレベルではありません。
シーベルト単位の被曝をされた方が出た事件は、実は12年前の日本でも起こっています。
悪名高い、東海村JCO原発事故です。
当時、色々と報道されていたので、覚えていらっしゃる方も少なくないと思います。
この事故では、3名の作業員が推定1シーベルト以上の多量の放射線を浴びています。
シーベルトという放射線量が何を引き起こすのか。恐ろしい現実がそこにはあります。
この事故は、JCOのずさんな作業工程管理での、燃料加工の工程中に、
ウラン溶液が臨界状態に達し、核分裂連鎖反応が発生して起きました。
詳細については、上のリンク先を読んで頂ければ分かりますが、以下に被害の内容を一部抜粋します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<事故被曝者>
・推定16-20シーベルト以上の被曝をした当時35歳の作業員
染色体が傷ついたため、新しい細胞ができない状態となる。まず白血球がつくられなくなったため、実妹から提供された造血細胞の移植が行われ、これには成功したが、体内の放射線のためなのか、その細胞の染色体に異常が発見された。また一旦増加の傾向をみせた白血球数が再び減少に転じた。これは放射線の影響で変異した体内の抗体物質の攻撃により、造血細胞が破壊され定着しなかったことが原因と関連書籍などで解説されている。事故から約2ヵ月後、この作業員は心停止状態に陥るが医師たちの懸命な治療により蘇生するも、心肺停止によるダメージから脳や心臓、肝臓などの機能が著しく低下し、最終的に打つ手がなくなったために、医師は次に心臓停止をしたら処置しないと家族に告げた。事故から83日後の1999年12月21日に多臓器不全で死亡した。
・推定6~10シーベルトの被曝をした当時40歳の作業員
造血細胞の移植が一定の成果をあげ、一時は警察の本事故捜査員への証言を行うまでに回復した。しかしその後容態が急変し事故から211日後の翌2000年4月27日に多臓器不全で死亡した。
・推定1~4.5シーベルトの被曝をした当時54歳の作業員
一時白血球数がゼロになったが、放医研の無菌室において骨髄の治療を受け、回復。12月20日に放医研を退院した。
・担当していた医師の証言によれば、被曝した作業員と初めて顔を合わせた際、健常者と見紛うほど元気であったため非常に驚いたという。ただし被曝して間もないうちは一見健康なように見えるが、放射線が体を通過した際に染色体が破壊されているため(関連書籍では「ばらばらの黒い点」と表現されている)、被曝者の体内において新たな細胞が作られることは無く、時間が経つにつれて皮膚や粘膜などの崩壊が進むために次第に臓器などへも影響が出て病状が悪化する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
被曝しても間もないうちは元気に見える、と言います。
これが枝野が言う、「ただちに健康に影響は無い」という言葉でしょうか。
「ただちに」なんて言葉を政府が使い出したら、「健康に影響がある」と思っても良いと思うのですが。。
話を戻します、、
youtubeに、東海村JCO原発事故で被曝された方に関してのドキュメンタリー映像がありました。
前もって注意しますが、見られる方は覚悟を持ってみてください。
映像を見て頂いた方も、そうでない方も、
シーベルト単位の被曝とは、どのような事態をもたらすのか理解して頂けたと思います。
しかし、本日出たニュースがこちらです。
・被ばくした作業員3人退院、全身状態問題なし
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!
それまでのニュースで足と言っていたのが、くるぶしから下に変わっている!
実際の被曝量も当初より少ない、2~3シーベルトになっている!
これらが本当なら心から良かったと思います。
だからって、一週間も経たずに退院はありえないと思うけれど!?
少なくてももう数週間、無菌室で様子を見た方が良くないか!?
本当に大丈夫なの!?
上記の記述や映像にあるように、最初のうちは平気に見えるそうですが、
その後、新たに細胞が作られなくなっていたら、大問題になると思うのですが、、、
ちなみに、今回の作業員の方の事故当時の映像がこちらです。

祥には、くるぶしから下だけの被曝にはあまり見えないのですが。。。。
本当の本当に大丈夫なんでしょうか。。
この早期退院は余りに予想外だった為、
事態鎮静化の為に退院させたのかと疑ってしまうのは祥だけでしょうか、、
将来的にもこの方々の健康に悪い影響でないことを心から願います。
ということで昨日書き終わらなかった記事です。
ついに、シーベルト単位の被曝をされた方が出てしまいました。
・被曝作業員の放射線量は2~6シーベルト やけど治療も
言うまでもないかもしれませんが、
1シーベルト=1000ミリシーベルト=1000000マイクロシーベルトです。
人体に影響があるといわれているのが100ミリシーベルト。
仮に5シーベルト浴びているとしたら、5000ミリシーベルト。
人体に影響があるといわれている50倍の量であり、全身被曝であれば死んでも不思議ではない数値です。
今回は足、ということですが、決して軽んじて良いレベルではありません。
シーベルト単位の被曝をされた方が出た事件は、実は12年前の日本でも起こっています。
悪名高い、東海村JCO原発事故です。
当時、色々と報道されていたので、覚えていらっしゃる方も少なくないと思います。
この事故では、3名の作業員が推定1シーベルト以上の多量の放射線を浴びています。
シーベルトという放射線量が何を引き起こすのか。恐ろしい現実がそこにはあります。
この事故は、JCOのずさんな作業工程管理での、燃料加工の工程中に、
ウラン溶液が臨界状態に達し、核分裂連鎖反応が発生して起きました。
詳細については、上のリンク先を読んで頂ければ分かりますが、以下に被害の内容を一部抜粋します。
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<事故被曝者>
・推定16-20シーベルト以上の被曝をした当時35歳の作業員
染色体が傷ついたため、新しい細胞ができない状態となる。まず白血球がつくられなくなったため、実妹から提供された造血細胞の移植が行われ、これには成功したが、体内の放射線のためなのか、その細胞の染色体に異常が発見された。また一旦増加の傾向をみせた白血球数が再び減少に転じた。これは放射線の影響で変異した体内の抗体物質の攻撃により、造血細胞が破壊され定着しなかったことが原因と関連書籍などで解説されている。事故から約2ヵ月後、この作業員は心停止状態に陥るが医師たちの懸命な治療により蘇生するも、心肺停止によるダメージから脳や心臓、肝臓などの機能が著しく低下し、最終的に打つ手がなくなったために、医師は次に心臓停止をしたら処置しないと家族に告げた。事故から83日後の1999年12月21日に多臓器不全で死亡した。
・推定6~10シーベルトの被曝をした当時40歳の作業員
造血細胞の移植が一定の成果をあげ、一時は警察の本事故捜査員への証言を行うまでに回復した。しかしその後容態が急変し事故から211日後の翌2000年4月27日に多臓器不全で死亡した。
・推定1~4.5シーベルトの被曝をした当時54歳の作業員
一時白血球数がゼロになったが、放医研の無菌室において骨髄の治療を受け、回復。12月20日に放医研を退院した。
・担当していた医師の証言によれば、被曝した作業員と初めて顔を合わせた際、健常者と見紛うほど元気であったため非常に驚いたという。ただし被曝して間もないうちは一見健康なように見えるが、放射線が体を通過した際に染色体が破壊されているため(関連書籍では「ばらばらの黒い点」と表現されている)、被曝者の体内において新たな細胞が作られることは無く、時間が経つにつれて皮膚や粘膜などの崩壊が進むために次第に臓器などへも影響が出て病状が悪化する。
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被曝しても間もないうちは元気に見える、と言います。
これが枝野が言う、「ただちに健康に影響は無い」という言葉でしょうか。
「ただちに」なんて言葉を政府が使い出したら、「健康に影響がある」と思っても良いと思うのですが。。
話を戻します、、
youtubeに、東海村JCO原発事故で被曝された方に関してのドキュメンタリー映像がありました。
前もって注意しますが、見られる方は覚悟を持ってみてください。
映像を見て頂いた方も、そうでない方も、
シーベルト単位の被曝とは、どのような事態をもたらすのか理解して頂けたと思います。
しかし、本日出たニュースがこちらです。
・被ばくした作業員3人退院、全身状態問題なし
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!
それまでのニュースで足と言っていたのが、くるぶしから下に変わっている!
実際の被曝量も当初より少ない、2~3シーベルトになっている!
これらが本当なら心から良かったと思います。
だからって、一週間も経たずに退院はありえないと思うけれど!?
少なくてももう数週間、無菌室で様子を見た方が良くないか!?
本当に大丈夫なの!?
上記の記述や映像にあるように、最初のうちは平気に見えるそうですが、
その後、新たに細胞が作られなくなっていたら、大問題になると思うのですが、、、
ちなみに、今回の作業員の方の事故当時の映像がこちらです。

祥には、くるぶしから下だけの被曝にはあまり見えないのですが。。。。
本当の本当に大丈夫なんでしょうか。。
この早期退院は余りに予想外だった為、
事態鎮静化の為に退院させたのかと疑ってしまうのは祥だけでしょうか、、
将来的にもこの方々の健康に悪い影響でないことを心から願います。