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dragonfly's PV書庫

2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

 どちらかと言えば、せっかち。だけど、わりと我慢強い。

 

 というわけで、8時半前に病院に到着し、検査受付148番で9時台に採血を受けたが、なぜかそのまま診察リスト掲示板に番号表示されず、2時間待ってこれは変だと血液内科受付で質問すれば、瀉血が先という指示だが検査室が満員のため滞っているという説明を受け、12時半過ぎに始まった瀉血200cc自体はスムーズに終わった後さらに待ち、診察に呼ばれたのは午前の患者としては最後で会計終了は2時半、という展開でした。やれやれ。

 

 持参したブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を再読、一気読み。以前図書館で借りたが、とてもよかったので先日新潮文庫を購入した。やっぱり読む価値のある、手元に置く価値のある本だ。

 

⑩ ←この数字は、病院の通院回数

  白血球 7.6 (103/μL)  4.0〜8.0

  赤血球 584 H (104/μL)  380〜480

  ヘモグロビン 14.0 (g/dL)  12〜16

  ヘマトクリット 46.8 (%)  38〜47

  血小板 42.4 H (104/μL)  15〜35

 

検査結果のうしろは基準値

 

 M先生は、9月と比較してほぼ横ばいの検査結果から、しばらくはこのまま3ヶ月に一度200ccの瀉血とアスピリンで大丈夫でしょう、とおっしゃった。はい。ありがとうございます。

 

 

 10月から週1日の対面中級クラス(中国人学生12名)と、オンラインのプライベート・レッスン(USAワシントン州在住)を教えていた。ゆるゆる再開し、ゆるゆる続いているという感じ。

 

 今年もドライブ以外はどこへも行けなかったけれど、健康に留意して辛抱強く、また旅行できる日を待たないとね。

 

2019年に行ったミャンマーのバガン、仏塔の点在する古都。

あんな非人道的な政変が起きるとは全く想像できなかった。

 

 

 2ヶ月ぶりの病院だ。季節が巡って、秋になった。

早足で歩き、8時少し過ぎに病院着。それでも採血順は106番だった。

 

 採血後、血液内科で受付し、病院内のドトールでモーニング・セットを注文した。大急ぎで朝食を済ませ、血液内科待合に行く。今日は混んでいるみたい。1時間以上待っただろうか。

おかげで持参した文庫本を3分の1ほど読んでしまった。

 

 ⑨  ←この数字は、病院の通院回数

  白血球 7.5 (103/μL)  4.0〜8.0

  赤血球 577 H (104/μL)  380〜480

  ヘモグロビン 13.5 (g/dL)  12〜16

  ヘマトクリット 44.3 (%)  38〜47

  血小板 43..8 H (104/μL)  15〜35

 

検査結果のうしろは基準値

 

 検査結果が不安のないもので、ほっとした。

今回は200ccだけ瀉血をし、少し間隔を空けて様子を見ましょう、ということになった。

次の診察は3ヶ月後。

そうした治療でコントロールできれば、本当にありがたいことだ。

 

 針の刺し具合なのか、こちらの体調なのか、瀉血はなかなか落ちていかなかった。

途中看護師さんが何度もカーテンを開け、管の角度を変えたり、腕にゴムを巻いたりした。

でも、妙に時間がかかる。片手で持った本をほぼ半分まで読み進んだ。

有吉佐和子『非色』、こんなふうに人種問題に関わる作品だったんですね。

 

 

 ところで、このブログ、最初は日本語教室の様子を記録するためのものだった。

不安定な立場の非常勤講師、今年度はご多分に漏れず担当クラスがなく、おそらくこのまま引退だろうと思っていたのだが、あらら!

昨日、突然、2つのオファーが入り驚いている。

次回の診察までには、オンライン・クラスを教えているかしら。

だらだら生活に馴染んでしまったから、準備が大変そうだ。うー。

 

 

Pedernal 1945

by Georgia O'keeffe

 

 オリンピックが近づいている。7時台の電車に乗った。緊急事態宣言発令中の都心へ向かう人の数は、わたしが通勤していた頃に比べるとかなり少ない。8時過ぎ、病院に到着。検査受付は126番だった。

 

 先月は瀉血なしだったけれど、今日の数値もあまり変わっていなかった。

年初から400ccを4回、200cc1回の瀉血治療効果がまだじんわりと効いているのだろう。一通り数値の説明があり、

「血小板、多いですよね」と質問すると

「いや問題ありません」

 アスピリンを服用しながら、2ヶ月先まで様子を見てもよいことになった。

 

 この大学病院は1ヶ月分の薬しか出せないと聞いていたので、次回診察まで空白期間分の処方箋は近所のクリニックにお願いできることを確認済だ。

9月の診察まで体調に変化なく過ごせますように。

 

 昼前に病院を出た。暑い。太陽が照りつけている。

正午のニュースが関東甲信、東北地方の梅雨明けを伝えていた。

お水を飲もう。

 ワクチン接種も完了したし、そろそろドライブ旅行を始めてもいいかな。枯葉マークだってそう先の話じゃない。出かけなきゃ。(NO TRIP, NO LIFE族)

 

 

⑧ ←この数字は、病院の通院回数

  白血球 6.2 (103/μL)  4.0〜8.0

  赤血球 558 H (104/μL)  380〜480

  ヘモグロビン 13.1 (g/dL)  12〜16

  ヘマトクリット 43.8 (%)  38〜47

  血小板 51.2 H (104/μL)  15〜35

 

検査結果のうしろは基準値

 

Three Riders in Red, Blue and Black

by Kandinsky

 


 昨日、2回目のワクチン接種を終えた。先月のクリニック診察時に質問したところキャンセルが出ており、当初の予約より早く済ませることができた。

県内の高齢者対象個別接種はファイザー。接種券の用紙に接種済み証が2枚貼られている。

うふふ、これでワクチンパスポートも申請できますね。旅行の予定なんてないけど。

 

 副反応は情報通りだった。1回目の後2、3日の間筋肉痛が続いた。

昨日の接種後にも筋肉痛があり、これで終わるかと思いきや、今日の昼ごろ体が重くなり、発熱37.5℃。アドバイスに従ってカロナールを1錠飲み、ゴロゴロしていた。

 数時間で楽になったのは、病気じゃないからだろう。体が反応して、せっせと抗体を作り免疫をつけてくれる。わかりやすい。そして、ありがたい。

 

 真性多血症の診断を受けてから、ワクチンに関するニュースの「血栓」という言葉には神経質になっていた。自分の体が初めてのmRNAワクチンをどう受け入れるのか、内心けっこう心配だった。

 

 1年前の今頃は、担当したハイブリッド授業に四苦八苦していたことを思い出す。

1回目の緊急事態宣言下でいきなり自宅からのZoom授業が始まったのだが、緊急事態が緩むと、教師は教室で、登校してくる学生と家や滞在先でオンライン参加する学生を同時に教えることになったのだ。それがハイブリッド授業。教室に8名、PCの向こうに8名の多国籍クラス、終わればヘロヘロ、疲労困憊だ。

 

 そんな夏学期開始直後、学校初のコロナ陽性者がわたしのクラスから出た。PCR検査の2日前、B君はPC操作をすぐ横で助けてくれたのだから、わたしも濃厚接触者?と覚悟したが、区の保健所聞き取り調査ではその対象にならなかった。

結局、休み時間にマスクを外しB君と一緒に飲食をしていた学生が3名陽性になり、皆若いから軽症だったものの、学校は対応に追われた。幸い教師は誰も感染しなかった。

 

 パンデミックで世界が一変したこの10数ヶ月、大きな渦に飲み込まれ、不安な日々がなおも続いている。でも、ワクチンによって、その波を掻い潜る免疫ツールを身につけたわけだ。そんな安心感がある。ちょっと大げさだけど。

 科学を信じる派としては、山中伸弥教授のサイトやファウチ博士の記事を読み、信頼してきた。変異ウィルスもある。まだまだ油断せず、慎重に、波が遠ざかるのを待たなくては。

 

 今の気がかりは子供たちのワクチンだ。県内在住の息子は職域接種の抽選に応募中。バンコクに住んでいる娘は、シノバックではないワクチン接種の機会を待っている。

そうそう、夫は副反応ほとんどなく2回の接種を終えています。

 

 写真は、昨日クリニックへ行く前に散歩した公園の大賀ハス。

トンボが飛んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の採血結果も安心できるものだった(8時到着、検査受付は93番)。

 

 先月の瀉血は200ccだけだったが、ヘマトクリットが正常値になっている。過活動膀胱にめげず、毎日せっせとお水を飲んだかいがあったのかな。

血小板の数値が上がるのは、ヘモグロビンの減少を補うためだそうだ。

今回は瀉血なしで、来月の数値変化を確認することになった。

 MCV、MCH、MCHCの各項目に珍しくLマークがついたのも、治療による貧血傾向を示しているのだろう。しばらく鉄分の多いものを控えていたけど、これからはレバーもほうれん草も食べられる。

 

 コロナのワクチンについてお聞きすると、

真性多血症が何か特別に影響するとは考えにくい、普通に受けてよい、というお返事だった。

 

 ワクチン接種は再来週。5月後半の受付開始初日、かかりつけ医院に62回(!)電話して予約を取った。その後、都内の大規模接種も始まったけれど、遠出せずおとなしく待つことにしている。キャンセルも出たので、ついこの前電話をかけた知り合いのほうが早く接種できるみたい。なあんだ。せっかち、あわてん坊、早とちり、治りません。

 1回目2回目の副反応、準備すべき鎮痛剤、心構えなど、友だちの間に情報が飛び交う今日この頃。早く無事に終了したいものです。

 

 

⑦ 白血球 7.3 (103/μL)  4.0〜8.0

  赤血球 536 H (104/μL)  380〜480

  ヘモグロビン 13.7 (g/dL)  12〜16

  ヘマトクリット 43.4 (%)  38〜47

  血小板 49.8 H (104/μL)  15〜35

 

検査結果のうしろに基準値を記入