dragonfly's PV書庫 -4ページ目

dragonfly's PV書庫

2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

早起きして血液内科へ。

前回は6月だった。

M先生が「4か月あけてもよさそうですね」とおっしゃったので、

9月初旬、ちょうどよい日程でアラスカ・ドライブに出かけることができた。

 

間隔のあいてしまった採血結果が、内心気がかりだったけれど、

特に大きな変化なくほっとしている。

次回も4か月後ということで、念のため200CCの瀉血をしていただいた。

若い医師は不安そうにあちこち血管を探したあげく、1回ルート確保に失敗。

検査用採血時にいい血管を取っておいてもらって、その位置も教えたんですけどね。

話を聞いていないのか?

 

採血の結果と、アラスカ州デナリ国立公園の写真を貼っておきます。

行きはアンカレジ〜デナリ〜フェアバンクスをレンタカーで走り、

帰りは青と黄色のアラスカ鉄道で戻った。

オーロラは見られず、デナリ山も雲の中。

でも、この上なく美しい秋景色だった。アラスカの秋は短く、ほんの2、3週間らしい。

 

これでアメリカ50州全部を走ったことになる。

一人旅だったり、友達が一緒だったり、娘とその友達を連れていったこともあったっけ。

運動神経は絶望的だけど、まっすぐ運転するならだいじょうぶ、ってことね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帯状疱疹にかかったのは、確か12年ほど前のことだ。

当時はそれなりに仕事も忙しく、

ピリピリした違和感や発熱を大したことじゃないと何日か放置したため、

治療が遅れたのだと思う。

 39℃の高熱に驚いて病院へ行き、処方された抗ウィルス薬を飲んだものの薬

結局左の太ももから足裏にかけて軽い神経痛が残ってしまったショボーン

以来四六時中ビリビリとした痛みが続いており、

左の足裏は、床が平らじゃなくデコボコしているような感覚が消えない。

 

 もちろん直後にはペインクリニックでブロック注射をしてもらったり、鎮痛剤も試したのだ。

でも、めざましい効果はないので諦めてしまった。

鎮痛剤のリリカは、宇宙遊泳みたいに目が回るしね。

 

 ビリビリ、ピリピリ、、逃げようのない持病だから、

できるだけ気にせず暮らすしかないけれど、

夏のこの暑さは、特に足のイライラ感を増幅させるみたい。

ビリビリ、イライラ、ピリピリ、イライラ、、

 

 アメリカでは10年ほど前から

Shingles Vaccine (帯状疱疹予防ワクチン)が一般化していると聞いていた。 

旅仲間の幼なじみMには折にふれて予防接種を勧め

(急に罹ったら、旅行に行けなくなっちゃうでしょ)、

高い費用で不活性化ワクチンを受けてもらった。

 

 最近は自治体によって、帯状疱疹ワクチン接種の助成が行われているようだ。

厚労省が近いうちに国としての公的補助を始めるというニュースもあった。

50歳を過ぎた皆さーん、受けてくださいね予防接種

 

 

 

 

 

 

 暑さでダラダラしていたが、

ようやく写真整理が終わり、6月中旬のナポリ&アテネ旅行記録を書いた。

早くしないと忘れちゃうよね。

 

 

・ナポリを見てから死ね

・ポンペイとアマルフィ

・猛暑のアテネ5日間

 

以前は4travelというサイトにも、少し詳しい旅記録を載せていた。

旅行記やホテル、レストラン情報をアップすると米系航空会社のマイレージが溜まったからなのだが、

もうそのサービスは終了しちゃったし、

浮かれているので駅構内の様子や目的地までの写真を撮る余裕はない。

我ながら写真も下手だ。

というわけで、今後

旅の備忘録は2006年から続けているメインのブログだけに書こうと思う。

 

バケットリスト、つまり「死ぬまでに見たい」場所を巡る旅だ。

 

   1000 Places to See Before You Die

   Road Trip USA

 

付箋だらけの本はどちらも2010年頃に購入した。

ちょっとした病気をいくつか持っているけど、世界は広い。

まだまだ行きたい所ばかり。

体調に留意して、落ち着いて取り組みます。はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年2度目の定期検診が無事終了した。

多血症の診断が下ってから3年、

適度な間隔の瀉血とアスピリンの服用で

大きな問題なく生活が送れているのは本当にありがたい。

 

今回は採血結果を見てから瀉血をするかどうか決めます、と言われていたので、

診察まで素直に3時間も待ち、結局瀉血は次回に、ということになった。

 

NHK+で(久しぶりに面白い)朝ドラを見るためにイヤホンを持参したし、

文庫本もあったけど、待ち時間長過ぎでしょ!

 

↑ ↑ ↑ ↑ ↑  今日の結果

 

ともあれ、内科(血圧外来)、眼科、血液内科、と一通り診察を済ませ、

明日から2週間の「ちょい住みナポリ&アテネ」です。

シニアおばさん二人組、スリに遭わないよう気をつけます。

ここ最近、スリ対策にない知恵を絞っていた。

いいアイディアありましたら、よろしくね。

ショルダーもスマホもストラップ、肩から短く斜めがけの予定です。

 

 

 

 

 寒い朝だ。小雨の中を、8時過ぎにJ大U病院到着。

採血室前に並んだ椅子は満席状態で、その周囲にも人々がぎっしり立っていた。

 

ようやく空きを見つけて座ると、

横の女性が椅子の下に落とした予約番号票を「拾って下さい」と言った。

紙片を渡して、自然に会話が始まった。

自分で番号票が拾えないのは骨折したから。

骨折したのは放射線治療で 骨粗しょう症がひどくなったから。

放射線を受けたのはリンパ腫治療のため。

リンパ腫になったのは、おそらく、長年飲んでいるリューマチ薬の副作用によるもの。

というような話を、その70代後半のチリ出身の女性が(日本語で)話してくれた。

 

 その後も偶然、同じ血液内科で診察を受けることになっていたので、

会話は2階の待合室でも続き、来日は32年前だったこと、

5年前にご主人(日本人)が亡くなったこと、

チリを含む南米の政治状況(とてもひどい)など話は広がって、

最後は、おだいじに、とハグして別れた。

当たり前のことだけど、色々な事情を抱えて人は病院へやって来るわけで、

ふとしたきっかけで言葉を交わせば、気持ちは温かくなってお互いに励まされる。

ブログも同じですよね。

 

 今年最初の採血結果は予想通り。

12月は瀉血なしだったため、ほとんどの数値にHマークがついた。

今日は半年ぶりに200ccの瀉血を受けたのだが、

どのくらいの間隔で瀉血療法をするのがいいのか、

M先生「うーん、3カ月毎に採血の数値を見てから、ということにしましょう」

 

 今まで特に指摘されなかったものの、

MCV、MCH、MCHCのいずれもずっとLマーク (基準値以下)が続いているので、

瀉血が必ずしも望ましいとは言えないらしい。

「氷をかじりたいとか、土を食べたいとかありませんね?」

「いいえ」

M先生の不思議な質問を後で調べたら、鉄分不足でそんな奇妙な嗜好も生じるとか。

へえ〜。

 駅ビルのマーケットでほうれん草を買って帰宅。