dragonfly's PV書庫

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2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

 J大U病院は、どの科も混んでいた。

8時半ごろ病院に到着し、採血が終わったのは9時過ぎだったのに、

診察まで3時間以上待つことになった。

それはまあ、予測の範囲でもあったので、

スマホにダウンロードしておいた『国宝』を見ながら気長に待った。

大いに話題になっていた去年、あまり関心がなく、近所の友人に非国民呼ばわり?された作品だ。

ずっと洋楽(クラシック・ロック)、洋画、海外小説が中心だからねえ。

ふーむ、こういう映画だったのか。

 

 幸い、採血結果に問題はなかったため、診察は10分足らずだった。

「体重の増減などありませんか?」

というM先生の質問に

「そう言えば、ジャカビは体重が増えることがあると書かれていますよね。

最近、増えているんですが、食べ過ぎかしら」

と答えたところ、

身長と体重を聞かれ(一応平均以下だけど)、あっさりと

「食べ過ぎでしょう」

というお言葉が返ってきた。あらま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発酵種サワードウをスタートして2年余り、

2ヶ月以上冷蔵庫で寝かせていたこともあったけれど、

フィードして暖かいところに置いてあげれば、こんなふうに活発になる。

けなげだよね。

 

 

カラー輪ゴムの位置がフィード前。

春だからドウ君はむくむくと元気を取り戻し、2倍の高さになった。

今日焼いたのは、サンフラワーシード入りのバナナ・マフィン。

 

途中で、近くのドラッグストアから電話が入った。

レフィル処方箋でお願いしたジャカビが届いたとのこと。

高額なので在庫を置いておけなくてすみません、と毎回言われ、

こちらも恐縮してしまう。

 

猛暑が到来するまで、束の間の爽やかな五月だ。

読んでいるのはアカデミー賞受賞作『ハムネット』の原作(翻訳)、

映画と違って時間が前後するし、全文現在形で書かれているせいか、

なかなか読み進まない。

ウィル(シェイクスピア)はまだ作品を書いていません。

 

 

 

 

 

9時前に採血を終えて、2階の血液内科待合室に行くと、

診察室ドア横にはM先生のお名前が貼られていた。

よかった、よかった。

今日は混んでおりますので、長くお待たせしますがご了承を、というアナウンスが流れ、

なるほど、診察は正午少し前だった。

半年ぶりのM先生(以前より色白・細身に?)から

腎機能・肝機能など特に問題はないのでこのままジャカビを服用、

レフィル処方ありで、次回はまた2ヶ月後にというお話。

気になっていた血小板の値が少し下がりホッとした。

余計なことだけど、帰り際「先生が復帰されて、安心しました」とお伝えすると、

うれしいような、めんどくさいような表情で

「はあ、どうも」とお答えが返ってきた。

 

 

その後、病院近くに住む友だち(旅仲間でもある)とランチをした。

ヨセミテの山道での脱輪パンク事件やミャンマー・バガンの箒屋さんなどの思い出話の後、

ロシア上空を飛べないし、中東もうかつに立ち寄れなくなって、ヨーロッパは遠いよね、

でも、トランプのアメリカには行きたくないし、この円安だしどうしよう、と愚痴を言い合った。

10歳以上歳下の彼女にはまだたっぷり時間があるけれど、

持病のあるシニアのわたしは、今のうちにどんどん出かけなきゃいけないのに。

 

 

 

 

 U-NEXTで追いかけていたドラマ The Pitt のシーズン2が今週終了した。

シーズン1がエミー賞を受賞したということはこの前書いた通りだが、

今シーズンの15話も昨シーズンに勝る濃い内容で、

実はU-NEXTの有料サブスクを申し込み、

最終日までにシーズン1からのエピソードを全部見直してしまった。

そんなに暇だったのかしら?

 

ドラマは朝7時から夜10時までの一日が時間軸に沿って進み、

シーズン1ではロック野外フェスでの銃撃事件が、

独立記念日のシーズン2ではサイバー攻撃によりシステムが停止する数時間などが描かれていた。

『ER』と『24』を足したようなやリアル(に見える)医療現場とスピーディな展開、

登場人物の個性を際立たせるセリフの面白さがもちろん魅力だけれど、

それに増して興味深いのは、現代アメリカの社会問題が大胆に織り込まれていることだった。

 

ICE(移民捜査官)が現れると強制捜査・送還を恐れる患者や病院スタッフが姿を消してしまったり、

メディケア・メディケイドを打ち切られたため無保険になってしまった患者が何人も登場し、

治療を諦めて病院を去った者が命を落としたり、

CDCの情報はあてにならないという患者への説明があったり(ガラガラ声の厚生長官のせい)、

トランプ政権下の混乱し切った社会を、臆することなく毅然と映し出しているのだ。

 

全体の流れには関係ないけど、後半のエピソードに以前お世話になった「瀉血」があった。

確か、肺水腫の患者の負担を減らすための処置として「古典的」手法が使われたんだっけ。

 

 

 

(豊かなはずの)アメリカの医療ドラマを見ていると、

日本人がはるかに恵まれた立場にあることを感じずにいられない。

問題だらけの国だとしても、この国の保険制度の基本はかなり信頼できると思う。

何しろ、高額医療費制度のおかげで、

年金生活者(+在宅仕事少々)が薬価の高い分子標的薬の治療が受けられるのだから。

感謝しなければね。

 

 

 

 

 

 

 

 冷たい雨のせいか、採血の案内も診察も会計も、これまでにないほど早かった。

と言っても、J大U病院到着は8時過ぎ、病院近くの薬局を出たのは11時だったけど。

今日もM先生はまだ復帰せず、代診は初めて女性のI先生だった。

ここ数回、何人かの先生に診ていただいている。

ということは、それぞれに説明の仕方が違うわけで、

数値をざっと確認する時、ヘマトクリットや血小板だけでなく、白血球に関連する様々な値にも言及してくださったのが有り難かった。

わたしはかなり楽観的なほうだけれど、この病気をきちんと理解する必要があるんですよね。

 

 ところで、アメリカの医療ドラマシリーズ "The Pitt"がエミー賞を受賞したというので、この1週間でシーズン2の7話までを一気見してしまった。

(シーズン1は去年、U-NEXTの無料お試し期間に。)

「ER緊急救命室」から始まって、「グレイズ・アナトミー」や"The House"、「グッド・ドクター」、、思い出してみれば、色々見ているなあ。

メディカル・ドラマはしばしば恋愛ドラマに傾いてしまうので面白さが半減するんだけど(ERのジョージ・クルーニーはよかったウインク)、

深く考えさせられるエピソードもあります、はい。

 

今日の採血結果: