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学会初日のお昼休みの時間を使って、学会誌「アンチ・エイジング医学」の編集会議がありました。

この学会誌の編集長は慶應義塾大学医学部眼科の坪田一男先生。坪田先生らしいバラエティに富んだ内容の誌面になっていて、医師に限らず、コメディカル・スタッフや一般の人も読めるように編集されています。純粋な学会誌と比べるとややくだけた感じも強く、それに対する若干辛口な意見も最近では多くなってきたようで(それはそれで認められてきたということの裏返しでもあります)、今回の総会において編集委員会を開くことになったわけです。

私自身はアンチエイジングが医学でもあり、文化でもあるべきだと考えているので、これまでの学会誌のスタイルを打ち破る「アンチ・エイジング医学」はとても良いのではないかと思っています。

しかし一方、学会誌である以上、サイエンスを重視したよりアカデミックな内容であるべきという意見もご尤もです。

とりあえず、「原著論文をもう少し取り上げる」、「テーマを決めて4人くらいの先生が座談会を行いそれを誌上で再現させる」、「アンチエイジングクリニックでの症例を1例取り上げ、誌上症例検討会を行う」、「季刊誌から隔月誌へ」などのことが決まりました。

一般の方々も読めるような作りにしているところはこれからも変わりません。まだ、読んだことのない方、ぜひ、一度手にとって中味を見てください!忌憚のないご意見、待っています。

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20日~21日と京都は国立京都国際会館で第7回日本抗加齢医学会総会が行われます。今日19日は夕方から理事会・評議員会があり、私も今日から京都入りしています。

日本抗加齢医学会は2001年3月に日本抗加齢研究会として発足しました。当時の会員数はたったの20名。2002年3月には214名に、2003年3月には434名、発足から3年後の2004年3月には906名にまで会員が増え、その後はうなぎ登り。2005年3月:1930名、2006年3月3751名、そして2007年7月1日には5355名の会員を有するまでになっています。う~ん、これはスゴイ。医学会の中でもかなりの規模の学会になってきました。

因みに医師・歯科医師の内訳は・・・内科1384名、歯科679名、眼科320名、皮膚科280名、産婦人科243名、形成・美容外科201名、外科200名、整形外科180名となっています。コメディカルでは、看護師181名、薬剤師154名、栄養士45名、運動療法士16名という内訳です。企業関係者が331名で、賛助会員の企業も新たにキリンビール、大塚製薬、江崎グリコ、YKKなどの大手企業が2006年度から加わっています。

昨年の7月には有限責任中間法人として法人化も済み、日本国内のアンチエイジング医学の学会としては名実共にNo.1の学会であることは間違いありません。

今回の総会の会長は同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一先生。理事会・評議員会の後には会長招宴のパーティも盛大に行われました(写真はパーティで挨拶される学会理事長の吉川敏一教授)。

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昨晩は2件のビジネス・ミーティングがありました。1件目は昨日のブログにアップしたように、白澤先生とのアンチエイジング・レストランのプロデュース。2件目の案件は、「アンチエイジング・タウン」の開発に関するもの。場所は西麻布から移動して神宮前5丁目のお気に入りのレストラン「カシータ」で。

これに関しての詳細はまだお話できないのですが、関東地方の某県のあるところにおいて進行中の「まちびらき」において、アンチエイジングを仕込んでいこうという私にとっては夢のようなプロジェクト。

“日本を代表する商都づくり”にもなりうるこのプロジェクトが成功すれば、ここから生まれる新たな文化やスタイルを日本全国に発信していくことも可能かもしれません。

この壮大な「まちびらき」において、アンチエイジングクリニックをはじめとしたアンチエイジング医学に基づく様々なアンチエイジングを仕込んでいくというのが、今回私に与えられたミッションなのです。

『アンチエイジングは医学でもあり、文化でもある必要がある』と、常に言ってる私にしてみれば、クリニックでの診療の他にもアンチエイジングを国民レベルで浸透させるこのような取り組みはわワクワクものです。

東京のようなメガシティでは薄まってしまうようなことが、地方のタウンレベルでは、逆に上手くいく可能性があることは、魚津市に出来たアンチエイジングSPA「S-QOL」の事例からも明らかでしょう。

アンチエイジング文化は意外にも地方の「街」レベルで拡がっていくかもしれません。

mtg. 今日は18時から西麻布のシチリアレストラン「リストランテ・レ・サリーネ」で白澤卓二先生プロデュースのアンチエイジング・シチリアンのメニューの試食会がありました。シチリア料理はシチリアが島であることから、イタリアンの中でも海の幸を使ったものが多く、鰯やまぐろなどDHA、EPAが豊富に摂れる料理であることがアンチエイジング的です。ピスタチオなどのナッツやナスやドライトマトなど抗酸化に優れた食材も豊富です。私は以前からこうした特長をもつシチリア料理を白澤先生にアレンジしてもらうことを提案していて、ようやっとそれが実現したわけです。



前菜










カッペリーニ












この料理、9月1日(土)22:00~放送予定のNHK総合「解体新ショー」という番組内でも紹介される予定です。

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イタリアンのカリスマ・シェフであるルクソールのマリオ・フリットリとのコラボ企画の第3弾は、「クッキング・レッスン でアンチエイジング・イタリアンを作る」。

マリオとは一昨年からアンチエイジング・イタリアンのメニューを開発し、白金台店、丸の内店で展開しています。彼は白金台のお店で定期的にクッキングスクールも行っていて、今回はそのレッスンで、アンチエイジング・イタリアンをやろうという企画です。

昨日はその打ち合わせがルクソール白金台でありました。食材選びはもちろん、調理の仕方や食べる順番、水やワインの選び方、ドルチェに至るまで結構マニアックな内容になりそうです。私のアンチエイジングについてのレクチャーや食事をしながらのフリー・ディスカッションもあります。

日程は8月6日(月)午後2時半~@ルクソール白金台です(お問い合わせは03-3446-6900 田中様までどうぞ)。

おもいっきり1 今日は日テレ系「おもいッきりテレビ」に出演しました。テーマは、アンチエイジング的にみた「水太り」の理論とその対処方法について。

水太りは医学的には「生理的範囲何のむくみがひどい状態」といえるのですが、このむくみが出来やすい日常生活に問題があるのです。

体を動かさない生活、空調に頼る生活、塩分や糖質過多の食生活などで「水太り」は助長されます。局所代謝が悪くなるとその部分が冷えたり、むくんだりするわけで、その状態が続くと今度は脂肪が付きやすくなり、セルライトの生成にもつながっていきます。

「水太り」は病気・疾患ではありませんが、QOLを低下させオプティマル・ヘルスから遠ざかるアンチ・アンチエイジングな状態ともいえます。

おもいっきり2 番組では、溜まった余分な対水分を効率よく追い出す方法や、むくみにくくなる日常生活上のヒントなどについて紹介しました。

これからもこういったアンチエイジングライフスタイルをメディアでどんどん紹介していきたいと思います。
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今日は新潟県は柏崎にある企業の健保組合での講演をしてきました。このブログでも再三取り上げてきています2008年4月から始まる特定健診・特定保健指導は企業の健保組合にとっても大きな課題です。

国が2000年から10年計画で行っている「健康日本21」が壊滅的な今、今度は「メタボリックシンドローム」ブームをあおり、「特定健診・特定保健指導」と結びつけて企業体にそのあたりの責任の一旦をなすりつけようという側面すら感じさせるこの制度、一体どういう展開になることでしょうか?

一方、従来のようなお説教型の指導になってしまいそうな特定保健指導にはあまり期待できません。また、対象年齢が40歳から74歳までの被保険者に限定されているのも?です。メタボリックシンドロームの診断基準の曖昧さや、特定健診そのものが従来の基本健診に比べて優れているかどうかの科学的根拠(エビデンス)がなく、この制度そのものが社会実験的なものになりかねないともいわれています。企業によってはこのあたりのことに対しての取り組み方の姿勢にもかなり温度差があるように感じます。

私は究極の予防医学たる抗加齢医学・医療によって、対メタボのアプローチをアンチエイジングでやろうと考えています。今日の企業の健保組合の担当の方もアンチエイジングが健康長寿のための新しい医学であることをよく認識された上で、私に講演依頼をされたようでこのあたりは何とも嬉しく、やりがいもあります。

でも、今日の受講者(年齢30代~50代、男女半々)の半分の方が「アンチエイジングという言葉を今日、初めて聞いた」と答えていたのはちょっとショックでした(昨年の我々の調査では、国民レベルで9割の認知度である結果が出ているので)。地方や職域の特性もあるのかもしれませんが、我々もまだまだアンチエイジングの普及活動を頑張らないといけないようです。

メンズフィッテ

2007年、アンチエイジングがいよいよブレークしだしました。

まずは『MEN's FYTTE』。FYTTEは業界ではNo.1の女性向けダイエット雑誌です。ここに来て、男性版が特別編集版として登場です。表紙を見てもダイレクトに「アンチエイジング」という単語は見られませんが、メタボ対策を意識した「食べても太らない居酒屋オーダー」(ここは私が監修しています)とか、「気になる悩み別 サプリメント&機能性食品ガイド」(これはまさにこの前のブログに書いたアンチエイジング・ヘルスフードのことですね!)などの見出しが躍っています。中を見るとクロスクリニック院長のDr.ゴッドハンド 石川浩一先生が「今から始めれば5年後にグッと差がつく! アンチエイジングのススメ」というタイトルで外側からの美容医療的アンチエイジングを解説しています。

美人計画

続いて先月創刊したばかりの『美人計画』(先月号の表紙はあまりイケテない米倉涼子さんで、ちょっとがっかりだったのですが、今月号は森泉さんがとてもイイ感じです)。

メインの見出しがスゴイです。なんと「1冊まるごと(美人になる)アンチエイジング!」。アンチエイジングドック、酸化ストレスの話、美食同源、冷え対策、特別付録はDVDアンチエイジングエクササイズと、てんこ盛り。

この中の巻頭特集を私が監修。「あなたの老化度=リアルエイジをチェック!」はかなり面白いハズ。恵比寿AACでのQOLドックも紹介されています。

ソトコト

最後はロハスピープルのための雑誌『ソトコト』。サブの見出し「予防医学で長生きしたい!」がわかりやすいですね。この中の「最新代替医療ガイド」の特集部分で、「エイジマネージメント-健康のQOLを上げること-」という題目で私がアンチエイジング医学による健康長寿の可能性について解説しています。

まだまだそれぞれの媒体ごとに特有の温度差や抗加齢医学としてのアンチエイジング的には‘?’なところもあったりはしますが、何はともあれ「アンチエイジング」がかなり市民権を得てきたことは間違いないようです。

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今日は近々に発刊予定となる本の編集会議がありました。アンチエイジング医学をベースにした、健康長寿の実現のための予防医学および知的食品栄養学の連携を通して多様なアンチエイジング食生活の設計とこれからのヘルスフード(単なるサプリメントではない機能性健康食品とそれを使った食そのものも含む概念)開発のためのガイドブックとしての本で、タイトルはずばり『アンチエイジング・ヘルスフード』です。

総監修は日本抗加齢医学会名誉理事長の水島裕先生、編集委員のメンバーは東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 ヘルスフード科学講座教授の矢澤一良先生、東京都老人総合研究所 老化ゲノムバイオマーカー研究チーム 研究部長の白澤卓二先生、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一先生、それに私の4名。

すでに各界の専門家の先生方50名が書いて下さった原稿もほぼ集まり、昨日は査読を中心に最後の調整です。抗酸化、免疫、抗糖化、抗がん、解毒、腸管機能、抗疲労、美容・美肌などに関したアンチエイジング・ヘルスフードの抗加齢医科学的解説を中心に、食育とアンチエイジングについてやアンチエイジング・ヘルスフードの実践法などについての内容もあり、抗加齢、疾病予防、健康寿命の延長といった視点からこれまでにない画期的なアンチエイジング教本となるでしょう。

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今日は企業経営者の方々を対象にしたビジネスセミナーである清和会での講演会がありました。

こちらのセミナーは政治・経済、社会、文化、トレンドなど様々な分野から、定期的に行われているとのこと。今日は「アンチエイジングはこうすれば出来る!-医療の現場から、必要な知識と毎日欠かせないこと-」というタイトルで講演しました。毎回ほぼ50名前後の聴講者が集まるらしいのですが、今回は100名を超す申し込みがあったそうです。そのほとんどが、40代~60代の男性!感激です。これまでこのような「アンチエイジング」をテーマにした講演会の対象の主体は40代~50代の女性がほとんどでしたが、ここに来て大分変わってきたことを実感できます。「オトコのアンチエイジング」をずっと言い続けてきた私には嬉しい限りです。

講演ではアンチエイジング医学の概要と共に、企業体そのもののアンチエイジングの方法についてもお話しました。社員や従業員ひとりひとりの健康のQOLが高ければ高いほど、その企業体の生産性が高くなるであろうことは想像に難くありません。そのためには健康診断ではなく、社員のQOLドックが有効なわけです。私は2008年から義務付けられる特定健診なんかよりも「QOL健診」を行う方がよっぽど、日本を元気にすることが出来るのではないかと思っています。