カビについて
日頃よりドレミ調剤薬局をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます
梅雨
の季節になり、湿気の多い日々が続きますね(;´▽`A
この時期になると、お風呂場やキッチンなどの水場にしつこ~いカビが発生してしまうご家庭も多いと思います。
今回は、カビが発生することによって引き起こされるアレルギーや病気についてご説明していきます。
◆カビとは◆
糸のような姿を持つ微生物で、分類としては「菌類」なので、食品のキノコ
と親類です。菌類のほとんどは、適した環境に置かれた時の増殖がすさまじく、有益な菌類では、チーズなどの発酵食品を作るために欠かせない物があります
このように、カビは無害な種類もいますが、なかにはとても危険で、人間の健康を害する種類もいます。
◆なぜカビは発生するのか◆
普段は小さな胞子(菌)
として、空気中に漂っているだけのカビですが、空気中に漂っているうちに物質に付着し、適度な水分や温度条件が揃うと出芽し始め、菌糸を伸ばして生育し始めます。私たちが見ているカビは、出芽した胞子を見ていることになります。
※カビが好む4つの条件
1.適度な温度があること(10~35℃前後)
2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなども 栄養素となる)
3.水分がある(湿度が高い)
4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)
この条件がそろうのが、梅雨の季節のキッチンやお風呂などの水場です。
◆カビによって引き起こされる病気やアレルギー◆
『食中毒』
・食品や調理器具につくカビが作りだす「マイコトキシン」という毒。マイコトキシンには発がん物質も含まれ、大変有害で危険です。必ず、良く熱を通して下さい。
『水虫』
・細菌の一種と思われがちですが、白癬菌というカビの仲間が原因でなる病気です。予防をする為には足の指までしっかり洗い、靴の乾燥をして下さい。
『アレルギー性鼻炎』
・ハウスダスト(ダニなど)やスギ花粉によって発症するものも多いですが、実はカビにより発症することもあります。カビの胞子をなるべく家に根付かせないよう、こまめに掃除をしたり換気をして下さい。
■予防■
カビによる被害を発生させない事が何よりですが、見えないレベルでのカビを全くなくすことは不可能です。正常な健康状態であれば、きちんと免疫が働いて、健康を損なうまでに至る事は少ないですが、やはり安心できません。
扇風機などで部屋の空気をよどませないようにし、換気や除湿器などで部屋の湿度を上げないようにしましょう

カビを撃退して部屋を綺麗に!

梅雨
の季節になり、湿気の多い日々が続きますね(;´▽`Aこの時期になると、お風呂場やキッチンなどの水場にしつこ~いカビが発生してしまうご家庭も多いと思います。
今回は、カビが発生することによって引き起こされるアレルギーや病気についてご説明していきます。

◆カビとは◆
糸のような姿を持つ微生物で、分類としては「菌類」なので、食品のキノコ
と親類です。菌類のほとんどは、適した環境に置かれた時の増殖がすさまじく、有益な菌類では、チーズなどの発酵食品を作るために欠かせない物があります
このように、カビは無害な種類もいますが、なかにはとても危険で、人間の健康を害する種類もいます。
◆なぜカビは発生するのか◆
普段は小さな胞子(菌)
として、空気中に漂っているだけのカビですが、空気中に漂っているうちに物質に付着し、適度な水分や温度条件が揃うと出芽し始め、菌糸を伸ばして生育し始めます。私たちが見ているカビは、出芽した胞子を見ていることになります。※カビが好む4つの条件
1.適度な温度があること(10~35℃前後)
2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなども 栄養素となる)
3.水分がある(湿度が高い)
4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)
この条件がそろうのが、梅雨の季節のキッチンやお風呂などの水場です。
◆カビによって引き起こされる病気やアレルギー◆
『食中毒』
・食品や調理器具につくカビが作りだす「マイコトキシン」という毒。マイコトキシンには発がん物質も含まれ、大変有害で危険です。必ず、良く熱を通して下さい。
『水虫』
・細菌の一種と思われがちですが、白癬菌というカビの仲間が原因でなる病気です。予防をする為には足の指までしっかり洗い、靴の乾燥をして下さい。
『アレルギー性鼻炎』
・ハウスダスト(ダニなど)やスギ花粉によって発症するものも多いですが、実はカビにより発症することもあります。カビの胞子をなるべく家に根付かせないよう、こまめに掃除をしたり換気をして下さい。
■予防■
カビによる被害を発生させない事が何よりですが、見えないレベルでのカビを全くなくすことは不可能です。正常な健康状態であれば、きちんと免疫が働いて、健康を損なうまでに至る事は少ないですが、やはり安心できません。
扇風機などで部屋の空気をよどませないようにし、換気や除湿器などで部屋の湿度を上げないようにしましょう


カビを撃退して部屋を綺麗に!
夏バテ対策!
日頃よりドレミ調剤薬局をご愛顧いただきましてありがとうございます
日中は汗ばむような日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか
?
今回はこれからの夏の暑さに負けないための、夏バテ対策についてお話します。
まず、
*夏バテとは
→夏の暑さによって自律神経の乱れに起因して現れる症状のことです。
*期間
→早ければ5月~夏が終わる9月頃までとされています。真夏になりそうと思われがちですが、初夏や梅雨時期も気温の差が激しいため体温調節ができなくなり夏バテになる場合があるので注意が必要です
*症状
→倦怠感、食欲不振、吐き気、便秘・・・等
夏バテになる原因
*原因1 室内を冷やしすぎている
最初は涼しくて気持ちがいいかもしれませんがそこに長い間いると体温が奪われてしまい、逆に疲れやすくなってしまいます。
*原因2 水分不足
人間の身体は何もしなくても1日約2.3Lの水分を排出します。気付かないうちに脱水症状を起こしている場合も・・・
*原因3 睡眠不足
夜、暑くて眠れなかったりしてしまうのも自律神経のバランスが乱れてしまう原因になります。
夏バテにならないようにするために
*ポイント1 こまめな水分補給と栄養のある食事!
水は一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯(約200ml)を1時間に2,3回に分けて飲みましょう。汗をかいた場合は、塩分の補給も心掛けましょう。お手軽に買えるスポーツドリンクがおすすめです。
また、水分補給は、キンキンに冷えたものを飲むと胃腸を痛める原因になるので、常温のものや温かい飲み物を少しずつ飲むことをおすすめします。
夏バテに効果的な食べ物は、
・豚肉(ビタミンB1豊富/疲労回復効果あり)
・うなぎ(滋養強壮が高い/夏バテ予防に効果あり)
・オクラ(カロテン、ビタミンCが豊富/夏バテ予防効果あり)
・キウイフルーツ(ビタミンCが豊富/酸味はクエン酸)
などです!
*ポイント2 高温多湿な場所はできるだけ避けること!
なるべく高温多湿な屋外等に長時間いないようにしましょう。また何度も屋外と冷えた室内の出入りを繰り返すと体温調節が上手くできなくなる原因となりますので気を付けてください
*ポイント3 しっかり睡眠をとること!
寝るときにエアコンをつけて寝るのは身体に良くないといって暑さを我慢するのは睡眠の妨げになり良くありません。エアコンの温度は26~28℃で設定し、タイマー機能を上手く使いながら寝ましょう
*ポイント4 適度な運動!
夏バテ対策には運動も欠かせません!毎日少しずつ無理なく続けることが大切です。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がいいのですが、激しい運動についていけない・長続きしないそんな方におすすめしたいのがこの『Bodyトレ』です
『テレビを観ながら』『音楽を聴きながら』など、なにかをしながら手軽にストレッチができる商品です。これは全身を伸ばすことで、肩こり・腰痛対策、脚の運動など全身運動に効果があります。体の各部を伸ばすことは疲労回復にも繋がります。タイプは、やわらかい・ふつう・かたいの3種類ありますので、ぜひ試してみてください
以上のポイントを踏まえて生活習慣を見直し、今年の暑い夏を元気に乗り越えましょう!

日中は汗ばむような日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか
?今回はこれからの夏の暑さに負けないための、夏バテ対策についてお話します。
まず、
*夏バテとは
→夏の暑さによって自律神経の乱れに起因して現れる症状のことです。
*期間
→早ければ5月~夏が終わる9月頃までとされています。真夏になりそうと思われがちですが、初夏や梅雨時期も気温の差が激しいため体温調節ができなくなり夏バテになる場合があるので注意が必要です

*症状
→倦怠感、食欲不振、吐き気、便秘・・・等
夏バテになる原因
*原因1 室内を冷やしすぎている
最初は涼しくて気持ちがいいかもしれませんがそこに長い間いると体温が奪われてしまい、逆に疲れやすくなってしまいます。
*原因2 水分不足
人間の身体は何もしなくても1日約2.3Lの水分を排出します。気付かないうちに脱水症状を起こしている場合も・・・

*原因3 睡眠不足
夜、暑くて眠れなかったりしてしまうのも自律神経のバランスが乱れてしまう原因になります。
夏バテにならないようにするために

*ポイント1 こまめな水分補給と栄養のある食事!
水は一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯(約200ml)を1時間に2,3回に分けて飲みましょう。汗をかいた場合は、塩分の補給も心掛けましょう。お手軽に買えるスポーツドリンクがおすすめです。
また、水分補給は、キンキンに冷えたものを飲むと胃腸を痛める原因になるので、常温のものや温かい飲み物を少しずつ飲むことをおすすめします。
夏バテに効果的な食べ物は、・豚肉(ビタミンB1豊富/疲労回復効果あり)
・うなぎ(滋養強壮が高い/夏バテ予防に効果あり)
・オクラ(カロテン、ビタミンCが豊富/夏バテ予防効果あり)
・キウイフルーツ(ビタミンCが豊富/酸味はクエン酸)
などです!
*ポイント2 高温多湿な場所はできるだけ避けること!
なるべく高温多湿な屋外等に長時間いないようにしましょう。また何度も屋外と冷えた室内の出入りを繰り返すと体温調節が上手くできなくなる原因となりますので気を付けてください

*ポイント3 しっかり睡眠をとること!
寝るときにエアコンをつけて寝るのは身体に良くないといって暑さを我慢するのは睡眠の妨げになり良くありません。エアコンの温度は26~28℃で設定し、タイマー機能を上手く使いながら寝ましょう

*ポイント4 適度な運動!
夏バテ対策には運動も欠かせません!毎日少しずつ無理なく続けることが大切です。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がいいのですが、激しい運動についていけない・長続きしないそんな方におすすめしたいのがこの『Bodyトレ』です
『テレビを観ながら』『音楽を聴きながら』など、なにかをしながら手軽にストレッチができる商品です。これは全身を伸ばすことで、肩こり・腰痛対策、脚の運動など全身運動に効果があります。体の各部を伸ばすことは疲労回復にも繋がります。タイプは、やわらかい・ふつう・かたいの3種類ありますので、ぜひ試してみてください
以上のポイントを踏まえて生活習慣を見直し、今年の暑い夏を元気に乗り越えましょう!
オススメ本 「更年期」を元気に乗り切る方法

薬剤師一押しの、読んでいただきたい本をご紹介します

次のような悩みや考えをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか?この1冊で解決の糸口が見えるオススメ本です

身体がつらいのに、病院に行っても原因がわからない方
歳のせいだと諦めている方
漢方なんて長く続けないと効果がでないと思っている方
毎日元気に過ごしたいと思っている方この本の著者、高橋浩子Drは漢方専門医の人気女性Drです
漢方は自然治癒力を高めて、その人が本来持っている機能を回復させ、症状の原因となるバランスの崩れを整えて、体質を改善していきます
薬のことや、難しい病気のことが書いてあるのかと思い、緊張しながら本を読み始めましたが、読みやすさに驚きました。なにが読みやすいかというと、本を読んでいるだけなのに今そこに高橋浩子Drに診察してもらっている気分になり、こまやかな違いの症状についての問いかけにうんうんと頷きながら読んでいました。ほかにも、所々に出現する先生の励ましの温かい言葉

更年期の症状は自分の症状を上手く伝えられないことが多くありますが、この本にはそんな言葉にしにくい症状が全て書かれています

また、症状に対して改善する食材、その食材を使ったオススメレシピなどが書かれています。すぐに病院にかかれなくても、ツボやお灸の方法も載っているので、身近なところから自分で努力できそう、明日から試してみようと前向きにがんばる気力がでてきます

全国の書店、また当薬局でも販売しておりますので、気になる方は是非お手に取ってみてください。
花粉症対策に手軽に常備できるモノ!
日頃よりドレミ調剤薬局をご愛顧いただきまして、ありがとうございます
ぽかぽかと暖かい日差し
に誘われて、どこか出かけたくなる今日この頃・・
皆様いかがお過ごしでしょうか?(*^▽^*)
≪今年こそ何とかしたい花粉症・・≫
この時期から気になるのが、花粉症です。国民病と呼んでも過言ではない花粉症ですが、環境省の発表ではこの10年で花粉症の有病率は10%も増加し、29.8%。国民の3人に1人が花粉症という計算です。生活習慣の乱れや、生活環境が大きく影響していると言われていて、コンクリートの多くなった現代では、土に吸収されなかった花粉が、大気中を舞い続け、繰り返し吸い込む事により、免疫機能のバランスが崩れる症状だと言われています。せっかくのお天気でも、メガネやマスクでお洒落が出来ず外出を楽しめなかったり、お薬を飲むと眠くなって仕事に集中できない!
といったお話を、よく耳にします。
このような困った症状に、是非常備したいのが・・・
目薬
鼻炎スプレー
のど飴 の3点です。
病院での治療やお薬など、色々と対処法はありますが、
そこまでひどくない方や、
お薬では眠くなってしまう方に、もう少し手軽で低価格に準備することが出来ます。
なかでも今回おススメしたいのが「龍角散のど飴」です。
≪龍角散のど飴のおススメは・・≫
のどに優しい19種類ものハーブエキス飴
が、100ミクロンの龍角散ハーブパウダーを包み込み、のどを使いすぎ、のどの乾燥、気分をリフレッシュしたい時・・などにも効果的です。最近では色々な味も発売されていますので、ミント系の飴やタブレットしか試されたことのない方へ、是非今年は「龍角散のど飴」をお試し頂きたいと思っております。
当薬局でお買い求めいただける商品ですのでお気軽にスタッフまでお声をお掛け下さい(*^▽^*)

ぽかぽかと暖かい日差し
に誘われて、どこか出かけたくなる今日この頃・・皆様いかがお過ごしでしょうか?(*^▽^*)

≪今年こそ何とかしたい花粉症・・≫
この時期から気になるのが、花粉症です。国民病と呼んでも過言ではない花粉症ですが、環境省の発表ではこの10年で花粉症の有病率は10%も増加し、29.8%。国民の3人に1人が花粉症という計算です。生活習慣の乱れや、生活環境が大きく影響していると言われていて、コンクリートの多くなった現代では、土に吸収されなかった花粉が、大気中を舞い続け、繰り返し吸い込む事により、免疫機能のバランスが崩れる症状だと言われています。せっかくのお天気でも、メガネやマスクでお洒落が出来ず外出を楽しめなかったり、お薬を飲むと眠くなって仕事に集中できない!
といったお話を、よく耳にします。このような困った症状に、是非常備したいのが・・・
目薬
鼻炎スプレー
のど飴 の3点です。病院での治療やお薬など、色々と対処法はありますが、
そこまでひどくない方や、
お薬では眠くなってしまう方に、もう少し手軽で低価格に準備することが出来ます。
なかでも今回おススメしたいのが「龍角散のど飴」です。
≪龍角散のど飴のおススメは・・≫
のどに優しい19種類ものハーブエキス飴
が、100ミクロンの龍角散ハーブパウダーを包み込み、のどを使いすぎ、のどの乾燥、気分をリフレッシュしたい時・・などにも効果的です。最近では色々な味も発売されていますので、ミント系の飴やタブレットしか試されたことのない方へ、是非今年は「龍角散のど飴」をお試し頂きたいと思っております。
当薬局でお買い求めいただける商品ですのでお気軽にスタッフまでお声をお掛け下さい(*^▽^*)
『毎日の食事で改善!脂質異常症』
日頃よりドレミ調剤薬局をご愛顧いただきましてありがとうございます

脂質異常症とは、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が多くなり過ぎたり、HDL(善玉)コレステロールが少なくなり過ぎた状態を言います
放置すると、血管の内側にコレステロールがたまって動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳梗塞などを発症する危険性が高くなると言われています
脂質異常症の多くは、過食や高脂肪・高コレステロール食などの食生活の乱れ、肥満、運動不足や喫煙などが原因です。脂質異常症と診断されたら、自覚症状がなくても生活習慣を見直しましょう。なかでも、食事に関連した要因は大きく、食生活の改善は治療の基本となります
そこで今回は、LDLコレステロール・中性脂肪を下げる、食事の5つのポイントをご紹介します
ポイント➊ 伝統的な日本食のすすめ
食生活が西欧化する以前の『伝統的な日本食』が動脈硬化性疾患の予防に有効であることが明らかになっています。『伝統的な日本食』とは、精白していない穀類(五穀)を主食し、おかずは季節の野菜や海藻、近海の小魚を中心とし、動物性の脂質を避けて上手に組み合わせた食事のことを言います。『伝統的な日本食』はエネルギー量を低く抑えやすく、自然と脂質(油)が控えめになり、食物繊維やビタミンを摂りやすい食事です。ぜひ、昔ながらの『伝統的な日本食』を見直して、献立を考えましょう
ポイント➋ BMIを指標として、体重をコントロール
脂質異常症の改善には、必要なエネルギー量以上の摂取を控え、適正体重を維持することが大切です。適正体重は、体格指数(BMI)で評価します。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIが22を理想体重、25以上で肥満となります。BMIを指標として、25以上の方は、適正なエネルギー量と栄養素バランスを守って減量するようにしましょう。
適正エネルギー摂取量(kcal)=標準体重〔身長(m)×身長(m)×22〕kg×身体活動量〔30(kcal)〕
ポイント➌ 油を知って、上手に使う
LDL(悪玉)コレステロールを増やす、飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪(バターやラードなど)は摂り過ぎに注意を
LDL(悪玉)コレステロールを減らす、不飽和脂肪酸が多く含まれる植物性油脂(オリーブ油やキャノーラ油)を使うのがおすすめです
*調理法で、食材の脂もカット*
グリルや網焼きで素材の脂を落としたり、しゃぶしゃぶのように湯通しして余分な脂を落とすのもいい調理法のひとつ。蒸したり、電子レンジを活用して、油を使わずに火を通すのも、おすすめの調理法です。
●フッ素加工のフライパンで油は控えめに!
焼いたり炒めたりする場合は、油はほとんど使用しなくてすむ、フッ素加工のフライパンを使いましょう。
●肉を使うときは、部位を選んで!
バラ肉やロース肉より、ヒレ肉やモモ肉、ささみなどを選びます。また、鶏肉の皮や脂身の多い場合は、取り除いてから使いましょう。
ポイント➍ 食物繊維の力で、コレステロールを排出
野菜や海藻、きのこ、玄米など未精製の穀類などに多い食物繊維は、腸内でコレステロールや脂肪分を包み込み、体外に排出する働きがあります。また、大豆や胚芽に多い植物ステロールは、コレステロールの吸収を妨げる役割も期待できます。食物繊維や植物ステロールをたっぷり摂りましょう
ポイント➎ 青魚と大豆でコレステロールを減らす
さんまやかつお、いわし、さば、ぶりなどの青魚の脂に含まれるDHAやEPAには、LDLコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。主菜には肉料理よりも、なるべく魚料理を。また、大豆にも、LDLコレステロール値を改善する働きがあります。1日1皿は、青魚や大豆・大豆製品(豆腐・納豆など)を摂りましょう。
このようなポイントを参考にしていただいて、『伝統的な日本食』を見直し、毎日の食事で改善していきましょう


脂質異常症とは、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が多くなり過ぎたり、HDL(善玉)コレステロールが少なくなり過ぎた状態を言います
放置すると、血管の内側にコレステロールがたまって動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳梗塞などを発症する危険性が高くなると言われています
脂質異常症の多くは、過食や高脂肪・高コレステロール食などの食生活の乱れ、肥満、運動不足や喫煙などが原因です。脂質異常症と診断されたら、自覚症状がなくても生活習慣を見直しましょう。なかでも、食事に関連した要因は大きく、食生活の改善は治療の基本となります
そこで今回は、LDLコレステロール・中性脂肪を下げる、食事の5つのポイントをご紹介します

ポイント➊ 伝統的な日本食のすすめ
食生活が西欧化する以前の『伝統的な日本食』が動脈硬化性疾患の予防に有効であることが明らかになっています。『伝統的な日本食』とは、精白していない穀類(五穀)を主食し、おかずは季節の野菜や海藻、近海の小魚を中心とし、動物性の脂質を避けて上手に組み合わせた食事のことを言います。『伝統的な日本食』はエネルギー量を低く抑えやすく、自然と脂質(油)が控えめになり、食物繊維やビタミンを摂りやすい食事です。ぜひ、昔ながらの『伝統的な日本食』を見直して、献立を考えましょう

ポイント➋ BMIを指標として、体重をコントロール
脂質異常症の改善には、必要なエネルギー量以上の摂取を控え、適正体重を維持することが大切です。適正体重は、体格指数(BMI)で評価します。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIが22を理想体重、25以上で肥満となります。BMIを指標として、25以上の方は、適正なエネルギー量と栄養素バランスを守って減量するようにしましょう。
適正エネルギー摂取量(kcal)=標準体重〔身長(m)×身長(m)×22〕kg×身体活動量〔30(kcal)〕
ポイント➌ 油を知って、上手に使う
LDL(悪玉)コレステロールを増やす、飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪(バターやラードなど)は摂り過ぎに注意を
LDL(悪玉)コレステロールを減らす、不飽和脂肪酸が多く含まれる植物性油脂(オリーブ油やキャノーラ油)を使うのがおすすめです
*調理法で、食材の脂もカット*
グリルや網焼きで素材の脂を落としたり、しゃぶしゃぶのように湯通しして余分な脂を落とすのもいい調理法のひとつ。蒸したり、電子レンジを活用して、油を使わずに火を通すのも、おすすめの調理法です。
●フッ素加工のフライパンで油は控えめに!
焼いたり炒めたりする場合は、油はほとんど使用しなくてすむ、フッ素加工のフライパンを使いましょう。
●肉を使うときは、部位を選んで!
バラ肉やロース肉より、ヒレ肉やモモ肉、ささみなどを選びます。また、鶏肉の皮や脂身の多い場合は、取り除いてから使いましょう。
ポイント➍ 食物繊維の力で、コレステロールを排出
野菜や海藻、きのこ、玄米など未精製の穀類などに多い食物繊維は、腸内でコレステロールや脂肪分を包み込み、体外に排出する働きがあります。また、大豆や胚芽に多い植物ステロールは、コレステロールの吸収を妨げる役割も期待できます。食物繊維や植物ステロールをたっぷり摂りましょう

ポイント➎ 青魚と大豆でコレステロールを減らす
さんまやかつお、いわし、さば、ぶりなどの青魚の脂に含まれるDHAやEPAには、LDLコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。主菜には肉料理よりも、なるべく魚料理を。また、大豆にも、LDLコレステロール値を改善する働きがあります。1日1皿は、青魚や大豆・大豆製品(豆腐・納豆など)を摂りましょう。
このようなポイントを参考にしていただいて、『伝統的な日本食』を見直し、毎日の食事で改善していきましょう






