今回のテーマは「人間が持つ５つの欲求とは」です。
それでは今日の本題に入りましょう☆
人間の欲求には５つの種類があり、それは段階ごとによって分類されます
これはアメリカのアブラハム・マズローという心理学者が理論化したものとして知られています
それでは人が持つ５つの欲求の種類を見て行きましょう。
①生理的欲求
これは人間がまず第一番目に持つ欲求です。
例えば、酸素や水、食料、睡眠、排泄、性欲、適度な温度など。
人が生命を維持するため、人として在るための必要最低限の欲求のことです。
日本では、ほとんどの人がこの生理的欲求を満たしている状態ですよね。
②安全欲求
これは、①の次の段階に起こる欲求です。
例えば、安全な家や地域、安定した職業に就きたい、安定した収入を得たいという欲求です。
③社会的欲求
社会的欲求は、友達が欲しい、恋人や家族が欲しい、サークルやグループに属していたいという所属欲求です。
また、孤独から逃れたい、独りで居たくないというのもこの段階の欲求です。
今では、ネット上でもいろんなコミュニティがありますが、それもこの欲求に当てはまります。
④自我の欲求
これは、自分の存在を他人に認められたい、尊敬されたい、ステータスや学歴が欲しい、有名になりたい、自信をつけたいといった欲求です。
もっと他人に認められたいという欲求ですね。
芸人さんが政治家になったりするのもこの欲求によるものです。
⑤自己実現の欲求
これは、５つの欲求で最後の段階です。
①～④までの欲求をすべて満たされた上で起こる欲求で、もっと自分自身を成長させたい、自分の限界を超えたい、自分の可能性を確かめたいという欲求です。
イチロー選手がこの⑤の欲求段階にいると言えます。
この５つの欲求には段階があり、
①→②→③→④→⑤の順番で欲求のレベルが上がっていきます。
例えば、あなたが砂漠にいてもう喉が乾いて仕方がない状態なのに、「恋人が欲しいな」とか「私はもっと他人に認められたいんだ！」という欲求は生まれませんよね（笑）。
砂漠で喉が乾いているわけですから、何よりも先に水を飲みたいと思うはずです。
そして水を得て満足したら、それから次の欲求に移ります。
食料を確保して、安全に住めるような場所を探したり、それが達成できたら、今度は自分以外の人間と接触しようと試みたり…
人間の欲求はそのように段階を追って成り立っています。
これは心理学的にも言えることですが、ビジネスの場においても言えることです。
あなたは今どの欲求段階にいますか？
あなたのお客様はどの欲求段階にいるでしょうか？
ちょっと考えてみると面白いですよね＾＾
本日も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました