佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

はじめまして
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相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
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本気不動産の佐藤です!
「人生で一番かもしれない大きな買い物、住宅購入で後悔してほしくない」
そんな想いで立ち上げたチャンネルです! 不動産のリアルをお伝えします!

マンション選びは築年数だけで判断してはいけません。旧耐震から新耐震、品確法以降まで、年代別の構造・設計の違いを解説し、“原石”としての築古物件の見方を伝授します。後悔しない判断基準を知りたい方へ。本気不動産・佐藤による実践的アドバイス。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は「マンション選びで築年数だけを基準にするのは危ないよ」というテーマでお話しします。
「ああ、新しい方が安心でしょ?」と思っているあなた、ちょっと待って。築年数だけで“いい・悪い”を決めてしまうと、意外と失敗しやすいんです。


◎ 導入・テーマ設定:築年数だけでは測れない価値

まず、相談を受けていると、「築浅が絶対いい」「築古はダメ」という思い込みを持っている方が本当に多いです。でも、それは誤解の元。

マンションの住みやすさや価値は、構造・建築基準・設計・構造バランス・法改正経緯・間取りトレンド・メンテナンス状態など、複数の要素が絡んでいます。
そのため、「築年数至上主義」では見落とすリスクが大きいんですね。

僕(佐藤)は不動産業25年、売買実績1200件超、査定相談4000件超の経験があります。
その中で常に伝えているのは、「後悔しないための本音情報」を出すこと。今回も、築年数別の特徴を丁寧に整理して、最後まで読んでいただければ“見極め力”が確実に上がるように構成しました。


◎ アプローチの全体像と到達目標

この記事では、以下の観点を年代別に整理していきます:

  1. 建築基準・構造上の違い

  2. 設計・間取りトレンド

  3. 価格動向・マクロ要因

  4. 中古・リフォームとしての価値

  5. 各年代の“おすすめ度”と注意点

これらを知ることで、居住快適性やリフォーム適性、コストパフォーマンスを総合的に見られるようになります。
特に、旧耐震を含む築古物件を「除外対象」とするのではなく、“原石を磨く”視点で再評価する力を持ってほしいと思っています。


年代別で見る構造・法基準・設計の違いと評価

以下、年代を区切って解説します。


① 旧耐震(昭和56年6月1日以前)物件

  • 基準・構造面
     旧耐震は、現在の耐震基準より前の時代のもの。法律上は“旧耐震”ですが、実務上、RC(鉄筋コンクリート)構造では無筋では成立しないため、配筋がされているケースがほとんどです。また、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造の物件も当時から存在しました。

  • 強みと弱み
     強み:価格が抑えられていること、希少性ゆえの個性
     弱み:壁量不足、バランス不良、1階構造の弱さなど、地震時リスク要因が出やすい

  • 評価のコツ
     築年数だけ否定するのはナンセンス。重要なのは「柱・梁・壁のバランス」「補強履歴」「配管更新履歴」「管理状態」など。

旧耐震の「素の評価」は☆2 くらいですが、リフォーム内容や構造補強次第で☆4.5 相当まで伸ばすことも可能。
僕なら築40~50年程度の物件を選び、リフォームで快適にする戦略を取ります。ただし、築50年級は工事制約が出やすいため慎重に。


② 新耐震(昭和56年6月1日以降~おおよそ2000年あたり)

  • 基準・構造面
     新耐震以降は、「震度6強程度に耐える」基準が導入されました。ただし、揺れの型(長周期地震波など)や地盤条件、建物バランス次第で“耐性”は変わるため、すべてが万全というわけでもありません。

  • 設計トレンド
     団地型・通路型、L字型複合配置、タワー型などバリエーションが拡充。高級仕様や意欲的な設計も見られます。ただし、この期には物件差が大きいのが特徴。

  • 評価目線
     新耐震期は“試験期”的な側面もあり、当たり外れが出やすい時期。法基準を満たしている物件でも、設計の妙・品質差で差が出ます。
     この時期は、☆3 前後の評価レンジ。ただし、状態良好で管理良好なら高評価も可能。


③ 2000年以降(品確法以降~現行基準に近い時期)

  • 基準・構造面
     2000年(およそ1998~2000年あたりから)住宅の品質確保促進法(品確法)が導入され、壁厚・床厚・耐久仕様などの基準が見直されました。
     維持管理のルール整備も進み、現行の新築基準に近い仕様が標準化されてきます。

  • 設計トレンド
     アウトフレーム化(構造柱を室外に出す設計)が普及し、室内の使い勝手が良くなるケースが増加。設備・配管のメンテナンス性も向上。

  • 評価目線
     この帯はコスト・性能・流通性のバランスがよく、最もおすすめ度が高いゾーンと僕は考えています。築10~25年程度の物件もこの範囲に入ることが多く、中古でも高評価を得やすいです。評価は☆5 程度が理想。


④ 最新築(震災後~現行新築水準)

  • 特徴
     耐震・制震・免震技術、最新設備、高級仕様などが盛り込まれており、品質は高い。ただし価格が非常に高くなりがちで、「手が届かない」ことがマイナス要因になりやすい。

  • 評価目線
     性能的には星以上の満足が得られる可能性もありますが、コスト・予算の制約で☆4 程度にとどまることも。
     立地や開発性の高さを重視できるなら選択肢になります。


価格高騰の背景:時代とマクロ要因で振り返る

マンション価格がここ数十年で大きく高騰してきた背景を時系列で見ておくと、なぜ中古が強みを持ち得るか理解しやすくなります。

  • 2008年リーマンショック
     このショックで一時的に中古相場が下落。だが、それを契機に供給が抑制され、新築建築業界全体に影響が出ました。

  • 2011年 東日本大震災
     復興需要により職人・人材が都市部に集中。人件費上昇、施工体制の逼迫で建築コストが上昇。供給抑制圧力が高まりました。

  • コロナ禍(2020年~)
     資材調達の混乱・世界的な物流制約により、建築コストがさらに上昇。ウッドショックをはじめ建材高騰が顕在化。

これらの複合要因で、新築価格は下がりにくい構造が定着。相対的に中古マンションやリノベーション案件の存在感が高まってきました。


最近のトレンドと中古マンションの相対価値

  • 間取りのコンパクト化
     コスト抑制のため、専有面積を抑える方向へ。3LDK相当を4LDKに詰める設計や、1~2LDK中心の供給が増えています。これにより、ファミリー層には中古+リフォームという選択肢が強まります。

  • 中古・リフォーム需要の上昇
     新築価格と所得水準のギャップが広がる中、中古マンションを「素材(原石)」とみて、性能を引き上げる戦略がトレンドになりつつあります。

  • 購入戦略としてのリフォーム重視
     「本体価格を抑えてリフォームに予算を振る」戦略が現実的。半分近くをリフォーム費に回すケースも。リフォームで快適さ・性能を追求して、新築同等以上を狙う発想です。

ただし、築50年級になると建築制限(構造・法規制)が影響を与えることもあるので、そのあたりの見極めが重要です。


年代別おすすめ度と星評価の指針(佐藤の私見)

年代帯 推奨度(星目安) コメント
旧耐震 ☆2(最大☆4.5) 素では評価低めだが、構造補強・リフォームで大化けする可能性あり
新耐震初期(昭和後期〜1990年代) ☆3 前後 当たり物件あり。設計や状態次第で評価が大きく変動
2000年以降(品確法以降) ☆5 バランス・性能・流通性の面で最もおすすめ帯
最新築・新築群 ☆4(条件次第で☆5以上) 性能は高いがコストとの折り合いが課題

もし私(佐藤)が自分で選ぶなら、築40〜50年クラスの古い物件を選び、全力でリフォームして快適性を追う戦略を取ります。新築にこだわるより“原石”を磨く発想が好きなんです。

ただし、築50年級になると工事制約や法的規制も出やすいため、個別の構造・配管・管理状態の調査は必須です。


 

 

まとめとメッセージ

  • 築年数だけでマンションの良し悪しを決めるのは危険。複合的な観点で評価すべき。

  • 古い物件には多様性と個性があり、設計やリノベーション力で差が出る。

  • 中古市場全体は強みを持っており、ストック活用・再生可能性を価値軸に据えるべき。

  • 皆さんの具体的な体験や相談テーマ(旧耐震購入例、リフォーム工夫、新築判断など)をコメントで募集します!

  • 相談はエリアネットの公式LINEやフォーム、またコメント欄でも受け付けています。

少し長くなりましたが、築年数だけにとらわれず、「構造・設計・リフォーム性」をセットで見ていく視点を持っていただけたら嬉しいです。
あなたのマンション選びに、少しでも有効なヒントを提供できれば幸いです!


YouTube動画リンク(本記事テーマと関連が深いもの)

下記の動画は、本記事のテーマと近しい内容です。読者の方にも参考になると思いますので、ご紹介します:

  1. 〇歳までに買ってください!終の住処はマンションが最強な理由を住宅購入のプロが本気で解説します!
    https://www.youtube.com/watch?v=-cc74Hm6yU0&t=109s

  2. 【築年数の限界】住めなくなる可能性がある!?終の住処に最適な中古マンションを不動産歴25年のプロが解説!
    https://www.youtube.com/watch?v=34blGkHHiMA&t=64s

  3. 【買ってもいい中古マンションの特徴】〇〇最優先はもう古い!?失敗しない住宅購入の方法を不動産歴25年のプロが解説します!
    https://www.youtube.com/watch?v=Ti7Xs0952_8&t=1209s

中古マンション購入で後悔しないための8項目チェックを実務目線で解説。内見動線・立地の夜間安全・共用設備制約・管理規約・修繕計画・固定費・理事会運営・鳩対策まで、25年の現場経験から具体策を紹介。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は**「中古マンション購入で失敗を防ぐ8項目」を、実際の失敗例と“現場で通用するチェック方法”に絞ってまとめます。私は不動産歴25年/売買1200件超/査定相談4000件超の立場から、見えないリスクの拾い方にこだわって解説します。単発の情報より習慣的にチェック**するほうが再現性が高いので、ブックマーク推奨です。


本日の構成

  1. 室内状況(搬入動線・収納・設備年式)

  2. 立地の盲点(夜間安全・季節変動)

  3. 共用部分・共用設備(台数・容量・仕様制約)

  4. 重要事項(管理規約・使用細則・用途制限)

  5. 修繕計画・積立金・借入状況

  6. 固定費の変動(管理費・修繕積立金・熱源費)

  7. 管理運営(理事会のガバナンス)

  8. 生活実感の盲点(鳩問題ほか)

キーコンセプトは**「価格・築年・立地だけで判断しない」**。書面+現地+質問の三点セットで“見えない部分”を可視化します。


1|室内状況:搬入動線・収納・設備年式

  • 搬入動線の採寸:玄関・廊下・曲がり角・エレベーター寸法を家具家電サイズと同時に確認。新規購入の大型家電は通らないとダメージ大。バルコニー搬入は原則不可。

  • 収納の“有効寸法”:平面図ではなく内部の奥行・開口・扉干渉まで実測。戸建→マンションの住み替えは持込量を厳選

  • 設備の寿命と予備費ボイラー・給湯器・熱源機は年式・型番・交換履歴を控え、更新見積で予備費を積む(入居直後の交換に備える)。

現場ポイント:採寸は入居動線順に写真+メモ。設備は型番の銘板撮影→見積依頼までがワンセット。


2|立地の盲点:夜間安全と季節変動

  • 夜の徒歩経路を実踏:外灯の間隔、人通り、死角、交番の位置。日中はOKでも夜は不安が出るケース多数。

  • 季節で景観が変わる:落葉後にお墓・工場・幹線が視界に入るなど心理抵抗の出現。朝夕×季節で採光・眺望を確認。

現場ポイント時間帯を変えて再訪。気になる要素は地域の掲示板・自治体工事計画もチェック。


3|共用部分・共用設備:台数・容量・仕様制約

  • 駐輪・バイク置場の台数:ファミリーは3〜4台想定。空き状況/抽選履歴/増設可否を管理組合へ照会。

  • 電気容量・IH化の可否共用幹線・変圧器容量で「全戸一斉対応」ができない物件あり。希望リフォームの実現性を事前確認。

  • 運用と表示のズレ:オートロック×新聞配達など、表記と実運用に齟齬がないか現地で確認。

現場ポイント管理会社への技術的質問(図面・仕様)→書面回答をもらう。


4|重要事項:規約・使用細則・用途制限

  • ペット/床材/楽器:可否だけでなく**条件(頭数・体重・遮音等級・演奏時間)**を条文で突合。

  • 用途制限:事務所・商用・法人可否、看板・来客・荷捌きなど運用条件まで確認。

  • “全注意義務”:法定説明以外は買主の質問が前提言った言わないを避けるため、条文抜粋の写しと回答の書面化を。

現場ポイント必須条件リストを持参→該当条項の写し請求曖昧語の解釈確認


5|修繕計画・積立金・借入状況

  • 過去工事×次回計画の整合:長期修繕計画(LSP)と実績を突合。先送りがあれば費用の先鋭化に注意。

  • 積立金の健全性借入の有無・残高・返済計画・改定履歴を確認。将来値上げの確度を読む。

  • 資料一式の入手:LSP、予算・決算、工事履歴、借入契約概要、議事録、トラブル・訴訟の有無

現場ポイント提示・解説がない担当は黄信号。後追い要求時のレス速度も評価材料。


6|固定費は“固定”ではない:上振れに備える

  • 管理費・積立金・熱源費は変動:工事単価やエネルギー価格の影響大。上振れ前提の返済計画で家計耐性を確保。

  • ストレスシナリオ試算+10〜20%の上振れで月次CFをシミュレーション。3〜5年での見直しも想定。

  • 総会参加:節約・仕様最適化・相見積などは住民の関与が鍵。

現場ポイント過去の改定履歴と議題化の頻度を議事録で確認。


7|管理運営:理事会ガバナンスの健全性

  • 長期固定化の兆候:理事交代が少ない、議事録が簡素、反対意見の記載なし…は注意。

  • 委任状一任の常態化:権限集中は統治リスク。重要議案は自分で議決権行使

  • 是正の通り道:管理会社の提案が反映されない/入札形骸化…はマイナス評価。

現場ポイント出席率・委任率・入札方式・第三者監査の有無を確認。


8|生活実感の盲点:鳩問題(+近隣由来リスク)

  • 予見が難しい代表例:糞害・鳴き声・ネット設置制限。季節・時間帯で被害差あり。

  • 確認ルート:管理規約の防鳥対策条項/管理会社の対応履歴/清掃頻度/過去クレームの有無。

  • 現場ヒアリング:管理員・清掃員・近隣棟の傾向を現場の声で掴む。

現場ポイント再訪×高所の目視(庇・梁・配管まわり)。清掃直後は痕跡が隠れるので時期を変える。


 

 

まとめ:チェックは「仕組み化」する

  • 1〜3は「気づき」の領域。チェックリスト常備で見落としを削減。

  • 4〜7は「書面×実態の突合」。条文+議事録+現地の三位一体で精度UP。

  • 8は生活品質直撃。冗談にせず購入前の質問項目に入れる。

“マイナス情報もきちんと開示してくれる担当者”を選ぶのが最大のリスクヘッジです。初めての方ほどプロセスの再現性が結果を分けます。


そのほか:限界事例と教訓

  • 暗黙ルールは外部から見抜けない場合があります。だからこそ可能な限りの調査+書面化で残余リスクを最小化。

  • 私自身、入居後に判明して即時売却に至った稀有な経験があります。以後、先回り説明をさらに強化しています。


行動のステップ(保存推奨)

  1. 必須条件リストを作る(ペット・床・楽器・用途など)。

  2. 内見チェック表を用意(搬入寸法/収納有効寸法/設備年式)。

  3. 書類請求リスト:規約・細則・LSP・議事録・予算/決算・工事履歴・借入概要。

  4. 時間帯と季節を変えて再訪、不安は質問→書面回答

  5. 家計シミュで固定費**+10〜20%**を想定。

  6. 理事会健全性の兆候を議事録でチェック。

  7. 鳩・臭気・騒音など生活実感の現場ヒアリング


ご相談・質問はお気軽に

公式サイトLINEから個別事情に合わせて具体策をご案内します。コメント欄には**「初耳だった失敗例」「うちの管理で効いた工夫」など、ぜひ共有してください。みんなで失敗の総量を減らす**のがこのチャンネル(&アメブロ)の目的です。


参考動画(再掲)


著者:本気不動産の佐藤(不動産歴25年/売買1200件超/査定相談4000件超)
お願い:最新回を逃さないようYouTubeチャンネル登録アメブロのフォローをぜひ!

マンション購入で後悔しないために知っておきたい「嫌われる住民の特徴7項目」と、事前に避けるための確認ポイントを本気不動産・佐藤が実例ベースで解説。掲示板・総会議事録・現地確認でトラブルを未然に防ぐ方法も紹介。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。


不動産歴25年、売買1200件以上・査定相談4000件以上の経験から、今日は**「マンションで嫌われる住民の特徴7項目」**についてお話します。

せっかく気に入って買ったマンションでも、
「隣人がうるさい」「ルールを守らない人がいる」
──そんな状況になってしまうと、満足度が一気に下がりますよね。

実際、購入後の相談で「まさかこんな人がいるとは思わなかった…」という声も少なくありません。
そこで今回は、現場で実際に見てきた“嫌われる住民”の特徴を7項目にまとめ、購入前に避けるための確認方法までお伝えします。


💡嫌われる住民の特徴7項目

① 集合ポストにチラシや郵便物を溜め込む人

だらしない印象だけでなく、防犯・防火上も問題です。
必要な郵便だけ抜き取って残りを放置…実は10世帯に1件くらい見かけます。
広告が溜まっているポストが多いマンションは、管理意識が低い可能性もあります。

② ドアを乱暴に閉めるなど「ものの扱いが荒い人」

ドアをバチン!と閉める、ゴミを投げ入れるなどの行為は共用部を傷め、
周囲の人に“怖い人”という印象を与えます。
特に女性からは「いつも怒っているのかも…」と感じられがちです。

③ 不愛想すぎて挨拶もしない人

深く関わらなくてもいいですが、「おはようございます」「こんにちは」程度の挨拶は、
災害時の助け合いにもつながります。
顔見知りの関係をつくるだけでも、マンションの雰囲気は大きく変わります。

④ 廊下やバルコニーに物を置く人

タイヤ、自転車、段ボール、傘、ベビーカーなどの放置はNG。
避難経路に指定されているため、消防法違反の可能性も。
「専用使用」できても「所有」ではない点を忘れずに。

⑤ 話しかけても無視する・聞こえないふりをする人

無視されると不安になりますよね。
もちろん高齢で耳が遠いケースもありますが、意図的な無視も残念ながら存在します。
最低限の応答だけでも、共同生活の安心感が違います。

⑥ ルールを守らない人

ゴミ出しの時間、ペットの歩行、楽器の演奏時間など、
掲示されているルールを守れない人は、必ずトラブルの原因になります。
逆に、ルールが明文化されているマンションほど平和です。

⑦ 自己中心的な人

バルコニー喫煙、鳩への餌やり、自転車の長期放置など。
「少しくらい…」という意識が積み重なると、大きな不満につながります。
共同住宅は“壁一枚の向こうに他人が住む”空間です。思いやりが第一です。


🏢 購入前にできる「確認のコツ」

✅ 掲示板の張り紙を見る

「鳩に餌やり禁止」「ペット抱っこで通行」などの注意書きが多いマンションは、
過去にトラブルがあった可能性があります。
張り紙の量や内容は、住民マナーの“鏡”です。

✅ 売主や管理人に聞く

「このマンションでトラブルはありますか?」
「近隣で気になる方はいませんか?」
──直接聞くのが一番確実。特に中古マンションでは重要です。

✅ 総会議事録をチェック

議事録には、ペット運用・楽器使用・エアコン設置・フローリング可否など、
具体的なルールや過去の問題が記載されています。
ルールが更新されている=自治意識が高いマンションの証拠です。


💬 共同住宅でのモラルと賃貸との違い

近年は建築性能の向上で音トラブルも減り、
生活音への理解も広がっています。
文庄(分譲)マンションは長期居住者が多く、自治意識が高い傾向がありますが、
それでも「共同のルール」は絶対に必要です。


🌟まとめ:買う前の“観察力”が安心をつくる

マンション選びは「建物」よりも「人」で決まります。
ルールや掲示、共用部の雰囲気から、住民モラルを感じ取ってみてください。
少しの観察で、購入後の後悔を大きく減らすことができます。


📺関連動画はこちら(YouTubeリンク3選)

1️⃣ 実は1階よりも◯階が危険?個人情報がダダ漏れなマンションの特徴7選を住宅購入のプロが本気で解説!
2️⃣ 【終の住処】実は健康への被害も?老後に避けるべき危険な立地ランキングを不動産歴25年のプロが徹底解説!
3️⃣ 【見ただけで分かるアタリマンション】一見良くないけど実は選んだ方がいい?見つけたら買うべきアタリ物件の特徴を不動産のプロが本気で話します!


 

 

🔗本気不動産の佐藤より

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UR賃貸の落とし穴と実態を不動産歴25年の佐藤が徹底解説|家賃・審査・設備・ペット可条件など一般賃貸との違いを比較。契約前に確認すべきポイントをわかりやすく整理。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は「UR賃貸って実際どうなの?」というテーマで、ちょっと掘り下げていきます。

テレビCMでは芸能人が出てきて「礼金なし・仲介手数料なし・保証人不要!」と爽やかにアピールしてますよね。
たしかにその通りなんですが――実際のところ、それだけで判断すると落とし穴があるんです。


🎥 まずは関連動画をチェック!

UR賃貸や賃貸選びを深く理解したい方は、こちらの動画もぜひご覧ください👇


🏢 UR賃貸のイメージと実際の中身

URは国の独立行政法人が運営しており、「明るくて安心」「入居しやすい」イメージが強いですよね。
でもその裏には、しっかりとした審査基準収入要件が存在します。
実際、家賃の4倍程度の収入が目安とされていて、年金だけの世帯では難しいケースもあります。

つまり、「入りやすそう」と感じていても、現実はそう簡単ではないんです。

シニア割引や各種制度があるのは確かですが、詳細は物件ごとに違うので、必ず確認が必要です。


💡「UR=安い」は誤解です

礼金や仲介手数料がないため初期費用は安く見えます。
しかし、家賃そのものは建物の質と立地でしっかり変わります。

団地型からタワーマンションまで幅広く、築年数が新しくなるほど家賃は上昇。
駅近・エレベーター・オートロック付きなら、むしろ一般賃貸より高いケースもあります。

広告の「入りやすさ」や「お得感」だけで判断せず、
同条件の一般賃貸と比べることがポイントです。


🔍 設備・構造・築古の注意点

URは資金力があるため、古くても見た目は綺麗。
ただし、断熱性や遮音性など性能面が古いままの物件も少なくありません。

また、階段のみの建物も多く、エレベーターがあると家賃アップ。
高齢者や小さな子どもがいる家庭は、設備条件を最優先で確認してください。

DIY可の部屋もありますが、退去時の原状回復費用がかさむ場合も。
「自由にリフォームできる」と聞いても、契約前にどこまでOKか具体的に確認しておくのが安全です。


🐕 ペット・外国人入居・家賃改定の実態

URは外国人の入居も積極的に受け入れています。
コミュニティは多様で、モラルのある方が多い一方で、共用ルール遵守の重要性も増しています。

ペット可物件もありますが、サイズ制限やマイクロチップ装着の条件があります。
「可」と書いてあっても、鳴き声や臭いなどのトラブルが原因でトラブルになることもあるため、契約前に確認必須です。

そして、URも営利事業です。
広告費・修繕費の上昇によって、将来的に家賃が改定される可能性があります。
「ずっと同じ家賃で住める」とは限らない点にも注意してください。


🧾 URと一般賃貸の違いまとめ

比較項目 UR賃貸 一般賃貸
初期費用    礼金・仲介手数料なし   礼金・仲介手数料あり
入居審査     所得・資産要件あり  家主によって基準が異なる
家賃水準   建物・立地に比例して高い場合も   交渉・相場で柔軟に設定される
設備    築古が多い・階段物件も多い   新築・築浅は充実傾向
ペット           条件付きで可    物件ごとに異なる
家賃改定      あり(物価連動)    あり(契約更新時)

 

 

🏁 まとめ:URも「一つの選択肢」にすぎない

UR賃貸は「入りやすくて安心」というイメージが先行しがちですが、
実際には一般賃貸とほぼ同じように、条件・費用・性能をしっかり比較することが大切です。

入居審査、ペット規約、DIY可否、家賃改定条件――
どれも契約前に確認しておくことで、トラブルや後悔を防げます。


URに住んでいる方・検討している方は、ぜひコメントで実際の感想や注意点を教えてください。
今後もこうした「リアルな不動産の本音情報」をYouTubeで発信していきます。

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理想のマンションを探しても「決めきれない」方へ。不動産歴25年・売買1200件超の本気不動産の佐藤が、駅近・築年・明るさ・条件充足率など、後悔しない選び方の7項目を実例付きで解説。即断即決が資産を守ります。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は「理想のマンションを見つけて後悔しないための7つのポイント」について、本音でお話しします。


🎯理想よりも「後悔しない選び方」を意識しよう

理想の条件をすべて満たすマンションは、実はほとんど存在しません。
完璧を追い求めるよりも、「後悔しない選び方」が結果的に満足度を高めます。

私自身、不動産歴25年・売買1200件以上の経験を通して、理想を追いすぎてチャンスを逃したケースを何度も見てきました。
今回はそんな現場の本音から、「理想7割・即決3割」で成功する考え方をお伝えします。


🏃‍♂️マンション選びで後悔しない7つの項目

① 駅徒歩5分以内は「出たら即買い」

駅近5分圏のマンションは、希少性・流動性・資産性すべてで優秀です。
築浅・管理良好な物件は1週間以内に売れてしまうことも。
見つけたら“比較より先に行動”が鉄則です。

② プレミアマンションの見極め方

地域で評判の高い管理、緑に面した立地、公園隣接などは「プレミア要素」です。
同じ駅圏でも値下がりしにくく、売却時に待機需要があるのが特徴。
周辺相場より高くても、実は「お得」なこともあります。

③ 2000年以降のマンション規格は安心度が高い

品確法施行以降の物件は、構造・断熱・メンテナンス性が格段に進化。
中古でも“性能的に新築同等”というケースが多く、長期的に安心できるカテゴリーです。

④ 条件充足率は60〜70%で十分

10項目中6〜7項目が満たされていれば合格ライン。
100%理想を求めると決断が鈍り、結果的にチャンスを逃すことも。
「完璧より納得」を意識しましょう。

⑤ 第一印象の「明るさ」は重要

内見で入った瞬間の“パッと明るい”印象は、暮らしの満足度を左右します。
明るさは実は心理的なプラス要素。
リフォームで改善できる部分があっても、「暗い印象」はなかなか消えません。

⑥ リフォームで70%→80%の満足度へ

中古マンションは「リフォームで伸ばす」前提で見ると可能性が広がります。
60%の充足でも、照明・壁紙・水回り改善で10%以上の満足度アップが可能です。

⑦ 即断即決が後悔を減らす最大の武器

現地で良い印象を持ったら、その日のうちに方向性を決める。
「持ち帰って考える」は冷静なようでいて、実はチャンスを逃す最大要因です。
家に帰ると欠点ばかりが浮かびやすくなります。
即決型の方が結果的に満足度が高い、というデータもあるんです。


💬完璧主義は後悔を招く

人は「99%理想の物件」を買っても、入居後に1%の不満が出ると満足度が一気に下がります。
逆に「6割満足で買った人」は、リフォームや暮らし方で満足度を伸ばしやすい傾向があります。

“満足は買ってから育てるもの”
この感覚があると、不動産選びはぐっと楽になりますよ。


📺関連記事・おすすめ動画はこちら

1️⃣ 高層階が良い考えは時代遅れ?住む前に知るべきマンションのハズレ階層の特徴を住宅購入のプロが本気で解説します!
2️⃣ 【築年数の限界】住めなくなる可能性がある!?終の住処に最適な中古マンションを不動産歴25年のプロが解説!
3️⃣ 立地が◯◯なら買いです!築年数が経ったマンションでも速攻買うべき理由を住宅購入のプロが本気で解説します!


 

 

📩まとめと行動の呼びかけ

あなたは、理想の何割を満たしたら購入に踏み切れますか?
60%でも「ここだ」と感じたら、それは買うべきサインかもしれません。

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