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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

新築と中古はどちらが正解?本気不動産の佐藤社長がVoicyで解説した“こだて選びの本質”を丁寧にまとめました。性能・価格・建築会社の選び方・不動産会社の役割など、後悔しない判断軸がわかる実践記事です。

 

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

本日のVoicyでは、
「新築なのか中古なのか?あなたに合った住宅の選び方(戸建て編)」
というテーマでお話ししました。

ブログでは、その内容をやさしく整理してお届けしますね。


■ 新築と中古、どちらが正解?

答えは… 「その人の暮らし方・価値観・予算で異なる」 です。

ただ、最初の入口が
・はじめから“新築しか見ない”
・予算のイメージで“中古に決めつける”
と偏ってしまうと、比較がしにくくなるのが実情です。

私はいつも、
「不動産会社を入口にする」
ことをおすすめしています。


■ なぜ不動産会社から入ると良いのか?

● ① 新築メーカーと不動産会社、立場が違う

新築メーカーさんは自社商品の提案が中心になります。
対して不動産会社は
✔ 新築
✔ 中古
✔ 土地+建築会社紹介
と、選択肢を“横断的”に比較できます。

● ② 中立的な比較ができる

不動産会社は「どれかを売りたい」というよりも
お客様の予算・希望・生活スタイルに合う選択肢
を提案しやすい立場です。

特に私たちエリアネットでは、
“お問い合わせいただいた物件を無理に買わせる”
というスタンスは取りません。

「本当にその選択肢でいいのか?」
ここを一緒に考えることを大切にしています。


■ 新築の特徴と魅力

✔ 価格は高い
✔ 性能(断熱・気密)は高く光熱費も下がりやすい
✔ 10年間は大きなメンテ不要
✔ 最近は外壁・屋根も30〜40年耐久のものが多い
✔ 誰も住んでいない安心感
✔ 注文住宅なら自由設計が可能

「高いけれど性能が良いから“総額ではお得”」
そんなケースも増えています。


■ 中古の魅力と注意点

✔ 価格帯が幅広く選択肢が多い
✔ 実際の光熱費や生活イメージを売主から聞ける
✔ 大手ハウスメーカーの中古でも価格差が縮まる
✔ 周辺環境を実体験ベースで把握できる

中古は“劣化しているから安い”ではなく、
状態やメンテナンス歴によって寿命が変わる
これが本質です。

とくに
・丁寧に使っているか
・定期的なメンテをしてきたか
ここは大きな分岐点になります。


■ 結局、どう判断するのが正しいの?

正解はひとつではありません。

ですが、
経験のある不動産営業と一緒に比較する
ことで、
・新築にすべき人
・中古が合う人
・土地+建築会社紹介が合う人
が見えやすくなります。

私は長年の経験から、
「中古で探しに来た方が新築に変更」
「新築希望の方が中古を選ぶ」
などのケースをたくさん見てきました。

選択肢を広げることが、
結果的に“ベストな住まい”につながります。


 

 

■ 最後に:信頼できる担当者選びがいちばん大切

新築でも中古でも、
あなたに合った答えを見つけるには
担当者の知識量・経験値・中立姿勢
が大きく影響します。

ぜひ、複数の会社から話を聞いていただき、
納得のいく形で判断してくださいね。

今日のVoicyが、その一歩になれば嬉しいです。

マンション購入で後悔しないために避けたい特徴9選を、不動産歴25年・売買1200件超の視点で解説。共用・専有の注意点、設備寿命、管理状況、住民ヒアリングの方法まで、実務で使えるチェックポイントをまとめました。

 

【本気不動産・佐藤社長】マンション購入で“避けたい特徴”9選

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は 「マンション購入で避けたい特徴と注意点の総整理」 をテーマに、
不動産歴25年・売買1200件超・査定相談4000件以上の経験から、プロの実務目線でまとめていきます。

まずは、今日のテーマとセットで見てほしい関連動画を3つ置いておきます👇
(※実際のURLをご提供いただければリンク差し替えます)


🎥【関連動画|本気不動産YouTube】

1️⃣ 高層階が良い考えは時代遅れ?住む前に知るべきマンションのハズレ階層の特徴を住宅購入のプロが本気で解説します!
👉 https://www.youtube.com/watch?v=OEPR7qy0PEg&t=609s

2️⃣ 最上階・角部屋の落とし穴とは?選ぶと後悔する中古マンションの特徴25選を不動産社長が徹底解説します
👉 https://www.youtube.com/watch?v=H9sX1dLOiEE&t=193s

3️⃣ 【見ただけで分かるハズレマンション】一見良さそうだけど避けるべき物件の特徴を不動産歴25年の社長が本気で話します!
👉 https://www.youtube.com/watch?v=XpzbXAi21NQ&t=42s


■導入:見た目が良くても後悔しないために

マンションは「見た目が綺麗=安心」ではありません。
実際には 共用部分と専有部分の区別 をしないと、購入後に困るケースが非常に多いです。

  • 共用部分 → 自分ではどうにもできない(費用・合意形成が必須)

  • 専有部分 → 自分で交換・調整できるが、寿命による出費リスクあり

今日はこの視点で、避けたいマンションの特徴9項目を整理していきます。


■共用部分で「避けたい特徴」5つ

マンションの価値や快適度は、共用部分の影響が大きいです。
とくに以下5つは、購入前に必ずチェックしてほしいポイントです。


① 1階テナント(飲食店・コンビニ)の衛生・環境リスク

利便性は最高ですが、同時にこういった問題も起きやすいです。

  • 匂い

  • ネズミ、G(ゴキ)

  • ゴミの散乱

  • 来客増による騒音

上層階に住めば軽減しますが、長期居住の場合は慎重に判断すべきポイントです。


② 機械式駐車場は“修繕費圧迫”の代表格

機械式は便利なようで、実は…

  • 年間の保守点検費が高い

  • 上段・下段の寸法問題で使いづらい

  • 壊れ始めると修繕積立金を圧迫

ファミリー層の背高車(ミニバン)が入らず、外部駐車場を借りるケースも多いです。


③ エレベーターの台数・配置がアンバランス

  • 台数が少なければ「朝の渋滞」

  • 多すぎれば「維持費が高い」

特に 1基しかない5階建以上の物件は要注意
故障時は地獄です。住民に「混む時間帯は?」と聞くのが一番確実。


④ 寒冷地×外壁タイルは“剥離リスク”あり(北海道は特に要注意)

北海道・東北など寒冷地では、

  • 水分侵入 → 凍る → 膨張 → タイル剥離
    このサイクルで費用が一気に上がります。

タイル浮き検査でも、実際の修繕規模が読みづらく高額化しやすいのが特徴。


⑤ 使われていない共用施設(プール等)は維持費の無駄

  • プール

  • ジム

  • シアタールーム

  • カラオケ

こういった施設は、新築時は魅力ですが「10年後は誰も使わない」ケースも多いです。

廃止にも転用にも費用と合意形成が必要なので、慎重に見極めたいポイントです。


■専有部分で「避けたい特徴」4つ

部屋の中にも、後悔する原因となる“見落としポイント”があります。


⑥ 契約電気容量(特に20A物件)

20Aだと…

  • ドライヤー+電子レンジ → 落ちる

  • 冬の暖房+調理 → 落ちる

2人暮らし以上なら 30A以上は必須 です。


⑦ ガラストップコンロの焦げ付きと清掃問題

ガラストップは便利ですが、
焦げ付きが固着すると掃除が大変で、IHは特に落ちづらいです。

料理が好きな方は特に注意。


⑧ 室内設備が10年以上(ボイラー・ストーブ)

目安寿命10年を超えると、こんな流れが起きやすいです。

  • 入居後すぐ壊れる

  • 冬にボイラー停止で大惨事

  • ストーブ交換で20〜40万円

購入前に「年式チェック」は必須です。


⑨ バランス釜浴室(リフォームできないケースあり)

  • 排気経路の問題

  • ボイラー設置場所の確保

  • 工事不可物件も多い

築40年以上の物件では特に要注意。


■購入前にやるべき実務チェック

「避ける」だけでなく、次の行動を取ることで失敗が一気に減ります。


●住民ヒアリング(もっとも重要)

  • エレベーターの混雑

  • テナントの匂いや虫

  • 機械式駐車場の入替運用

  • 共用施設の実態

住民に聞くのが最強の情報源です。


●管理情報のチェック

  • 過去の修繕履歴

  • 共用施設の廃止案・転用案

  • 管理組合の雰囲気


●階数・立地でリスク分散

  • テナントが嫌なら上階

  • エレベーター1基なら中層階

  • 機械式駐車場なら必ず「実車で入る」確認


 

 

■最後に:コメントでマンション情報を教えてください

あなたのマンションの、

  • 共用施設は使われている?

  • 設備寿命はどの程度?

  • テナントの環境はどう?

こうした情報をコメントでいただけると、次回の発信にも反映できます。

不動産のご相談は、
会社ホームページ公式LINEからお気軽にご連絡ください。

寒くなってきたので鍋が美味しい季節ですね。
私は最近「キムチ鍋」と「痛風鍋」にハマっています…笑

次回の記事も頑張って書きますね!
本気不動産の佐藤でした。

中古戸建の「買ってはいけない物件」の共通点を本気不動産の佐藤が詳しく解説。基礎の亀裂、床の傾き、雨漏り・巣が漏れ、土地境界、土留め、配管ルートなど、見落としがちな外周・土地チェックのポイントまで丁寧にまとめました。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

本日のVoicyでは 「買ってはいけない中古戸建の共通点」 をテーマにお話ししました。

中古戸建というのは、マンションと違って外周(外回り)・土地・配管・土留めなど、確認すべきポイントがとても多いんです。
どうしても建物内部だけに注目してしまいがちですが、実は“外側”にこそ重要な判断材料が隠れています。

今日はVoicyでお伝えした内容を、ブログでも分かりやすく整理してまとめますね。


■1. まずは建物の構造チェック ― 新耐震・旧耐震より大事なポイント

「旧耐震だからダメ」というわけではありません。
本当に重視すべきは 建物のメンテナンス状態基礎の状況 です。

●基礎の亀裂(クラック)

外周をぐるっと一周しながら基礎をチェックしてください。

  • 0.4mm以上のひび割れ → 要注意

  • 補修で問題ないケースもあり

  • 旧耐震は深いひび割れが出ていることも

ここが劣化していると、建物全体に影響が出る可能性もあります。


■2. 室内の重要チェック ― 床の傾きは“身体に影響”も

中古戸建で多い相談が 床の傾き です。

●傾きの基準

「千分の6」=1m横に移動すると6mm下がる
この程度になると、歩いてすぐ違和感を覚える方もいます。

●ビー玉転がしはNG

入居中の物件でビー玉を転がすのは絶対にやめましょう。
売主さんの前で失礼にあたります。

●原因

  • 支持層まで杭が届いていない

  • 土台が石からずれている

  • 建物全体が沈下している場合は補修費が高額

床の傾きは「価格との相談」で判断する部分です。


■3. 雨漏りか? 巣が漏れか? “シミの種類”で判断

●雨漏りの特徴

  • 天井のシミ

  • 周り縁(和室)の変色

  • 押入れの天井にシミ

1階と2階の接合部付近は特に雨が入りやすい構造になっています。

●巣が漏れ(内部結露)の特徴

  • 売主が気づかないことも多い

  • 天井裏で結露 → じわじわシミとして現れる

  • 断熱材や換気の方法が原因のケースも

雨漏りと巣が漏れでは、原因も対処法も全く違います。


■4. 屋根の劣化 ― 赤サビが出ていれば近い将来に工事の可能性

屋根の状態はお家の寿命に直結します。

  • 赤サビ → 早めの検討が必要

  • 吹き替え工事は高額

  • 予算が厳しい場合は「カバー工法(重ね貼り)」が有効

屋根から水が入ると建物の痛みが一気に進むので慎重に見ましょう。


■5. 土地のチェック ― 境界・土留め・配管は超重要ポイント

中古戸建で見落としがちなのが“土地のトラブル”です。

●境界線の有無

  • 境界標があるか

  • 他人の敷地に越境していないか

  • 樹木・ブロック塀の越境も要確認

●土留め(コンクリート擁壁)の亀裂

ここは特に危険。
崩落リスクがある場合、高額工事が必要になります。

●配管のルート

  • 上水道と下水道がどこを通っているか

  • 他人の土地に入っていないか

  • 逆に他人の管が入ってきていないか

これは見落とすと後で大きなトラブルに発展します。


■6. 周辺住民の情報も大切

入居中の物件であれば、売主さんから周辺環境の話を聞くのが一番確実です。

  • どんな方が住んでいるのか

  • トラブルはなかったか

  • 騒音や車の出入りなどの生活情報

これも“住んでからの後悔”を防ぐ大切なポイントです。

 

 

■まとめ:中古戸建は見るポイントがとにかく多い

マンションとは違い、中古戸建は本当に多角的にチェックが必要になります。

  • 建物の状態

  • 外周の劣化

  • 屋根

  • 雨漏り・結露

  • 土地の状態

  • 配管

  • 周辺住民

自分でチェックしきれない場合は、必ず専門家に相談してくださいね。

中古住宅の内見で失敗しないために、雨漏り・菅漏れ(内部結露)・騒音の見抜き方を不動産歴25年の佐藤社長が解説。木部の痕跡チェック、売主ヒアリングのポイント、騒音リスクの判断方法までわかりやすく紹介します。

本気不動産の佐藤です!

本日は、中古住宅の内見で絶対に外せない「雨漏り・菅漏れ・騒音」の見抜き方についてお話しします。

25年以上査定に携わってきた中で、僕たち不動産のプロが必ず確認するのが、
“水の侵入があるかどうか” です。

 

雨漏りは屋根や外壁の欠損から直接水が入るケース。
一方で菅漏れ(内部結露)は、屋根裏でコップに水が溜まるように結露が広がり、天井にシミを作るタイプです。


どちらも 木部(和室の生木・収納・押し入れ周り) を見ると痕跡が残り、補修の有無や状態も判断できます。

また、売主さんへのヒアリングでは、
「過去に雨漏り経験はあるか」「気になる音はあるか」
を正直に教えてもらえるケースがほとんどです。

 

騒音は人によって感じ方も違いますが、
幹線道路・線路・工場・病院などの近接は事前に注意。
ただ、戸建の場合は騒音トラブルは極めて少ないのが実情です。

 

中古住宅は、基礎・傾き・リフォーム可否など他にも見るポイントがありますが、
まずは 水の侵入(雨漏り・内部結露)を最優先でチェック するだけで、大きな失敗を避けられます。

ぜひプロの視点も活用しながら、安心できるお住まい探しにつなげてくださいね。

 

 

老後はどこに住むべき?住み慣れた地域・子の近く・利便性重視・賃貸/持ち家の判断基準、空き家リスク、費用設計まで不動産歴25年の本気不動産佐藤社長がわかりやすく解説。後悔しない住まい選びの実践ガイド。

 

老後の住まい選びは、多くの方が悩まれる大きなテーマです。
まずは、過去動画の中でも特に参考になる3つをまとめました。
 


▼関連動画①

【老後は賃貸?持ち家?】年金だけでは赤字!?老後破綻しないための知識を不動産歴25年のプロが本気で解説!
👉 URL:https://www.youtube.com/watch?v=NuZUW59uIs4&t=359s

▼関連動画②

終の住処はどこを選ぶべき?今から備えておきたい老後の住宅知識を不動産のプロが徹底解説!
👉 URL:https://www.youtube.com/watch?v=U-cbdeqtRdo&t=965s

▼関連動画③

【20年後に価値が下落するマンションの特徴】これからの主流は◯㎡以下です!老後も安心できるマンションの特徴を住宅購入のプロが解説します!
👉 URL:https://www.youtube.com/watch?v=tLoOHD--zAQ&t=461s


こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は 「老後の住宅問題」、つまり どこに住むべきか を、多角的に丁寧にお話ししていきます。

老後の住まいは本当に難しいテーマです。
不動産歴25年、売買1200件、査定相談4000件以上の経験を通じて、同じ状況のお客様は一人もいません。
地域、家族構成、健康状態、持っている不動産、年金額…。
すべて違うからこそ「唯一の正解」がないのが、老後の住まいなんですね。

この記事では、動画と同じく項目を分けて、わかりやすく整理しながら進めていきます。
最後まで読んでいただければ、必ず「自分はどこに住むべきか」の方向性が見えてきますので、どうぞゆっくり読んでみてください。


◆1. まず考えるべきは「どこに住むか?」

老後の住まいを考えるとき、多くの方が
「賃貸か?持ち家か?」
から考えてしまいますが、実は順番が逆。

最初に決めるべきは “どこに住むか” です。

●住み慣れた地域に住み続ける

一番ストレスが少ない選択です。
コミュニティも変わらず、生活動線もそのまま。
今の家に大きな不満がなければ、この選択は非常に合理的です。

ただし、
・戸建ての管理が重い
・階段が大変
・単身になってしまった
・冬の除雪がつらい
など問題があれば、再検討が必要です。


◆2. 親族・地元へ戻るという選択

「子どもに迷惑をかけたくない」
そんな思いから、地元や親族が多い地域に戻る方もいらっしゃいます。

マンションでコミュニティが作れなかった方ほど
「地元の安心感」を求める傾向があります。

知人や親族という“人的資本”を活かせる点はメリットですね。


◆3. 一番多いのは「子どもの近くに移る」選択

これは本当に多いです。
札幌の例で言えば、地方から札幌に移ってくる親御さんのケースが非常に多い。

●子の近くに住むメリット
・支援が受けやすい
・安心感がある
・何かあっても駆けつけやすい

ただし、
元の不動産(地方の戸建てや空き家)がそのまま放置されることが最大のリスク
になることを覚えておいてください。


◆4. 利便性を追求する住み替え

同じ市内でも、
●徒歩圏
●車なしで暮らせる
●生活費を見直せる
といった利便性重視の住み替えを行う方が増えています。

車を手放すと、
・維持費
・保険
・車検
・駐車場
などの固定費が一気に下がります。
都市部ではレンタカーやカーシェアで十分というケースも多いですね。


◆5. 賃貸か?持ち家か?どっちが良い?

これは本当にケースバイケースです。

●賃貸

・年金生活では「背伸びをしない家賃」が最重要
・駅近高額物件は破綻の元
・子世帯の勧めた物件が“親にとっては負担過多”になりがち

●持ち家

・預貯金+売却資金で購入できれば負担は軽い
・中古マンションの“背伸びしない価格帯”が現実的
・戸建て地域ならコンパクト住宅や平屋が選択肢に

地域によって選択肢が全く違うのもポイントです。


◆6. 先延ばしは「半年・1年」すぐ飛んでしまう

よくあるパターンがこれです。

・夏が終わったから冬前に考える
・春になったからもう少し様子を見る

この繰り返しで2年が一瞬で過ぎます。

老後の住まい問題で一番危険なのは
「決めないこと」
です。


◆7. 空き家リスクは“本当に危険”

地方の空き家をそのまま放置するケースが非常に多いですが、
以下のリスクが現実的に発生します:

・解体費が土地価格より高い
・相続時に揉める
・台風や雪害で事故 → 所有者が責任
・年数が経つほど解体費が上がる
・借地(本家敷地上)の場合は更地返還義務でさらに負担増

「今は大丈夫」は、何も大丈夫ではありません。
早めの整理・売却・解体は、未来の自分と家族の負担軽減に直結します。


◆8. 結論:住まいは「一律の正解はない」けれど…

ただし方向性はこうです。

●住み続けるなら

✔ 固定費の見直し
✔ 無駄を削る
✔ 将来どこかで現金化する計画を立てる

●移るなら

✔ 身体的負担の小さい物件
✔ 背伸びをしない価格帯
✔ 子の近く or 利便性重視

●最も大事なのは

先延ばしせず、生活のシミュレーションをすること。

そして、困ったらエリアネットや公式LINEに気軽に相談してください。


◆最後に:私自身の“住まいの思い出”の話

私自身、最初に買ったマンションの前を今でも通ります。
見るたびに、その時の思い出や家族の記憶が一気に蘇るんです。

住まいというのは「人生の記録装置」でもあります。

だからこそ、
少しでも早く、ご自身の“老後の住まい”を決めてあげてください。
選択肢が多いほど、人生は楽になります。


 

 

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公式LINE(お気軽にどうぞ!)

この記事が、あなたの老後の住まい選びのヒントになれば嬉しいです。

次回の動画・記事もぜひお楽しみに!