中古住宅の内見で失敗しないために、雨漏り・菅漏れ(内部結露)・騒音の見抜き方を不動産歴25年の佐藤社長が解説。木部の痕跡チェック、売主ヒアリングのポイント、騒音リスクの判断方法までわかりやすく紹介します。
本気不動産の佐藤です!
本日は、中古住宅の内見で絶対に外せない「雨漏り・菅漏れ・騒音」の見抜き方についてお話しします。
25年以上査定に携わってきた中で、僕たち不動産のプロが必ず確認するのが、
“水の侵入があるかどうか” です。
雨漏りは屋根や外壁の欠損から直接水が入るケース。
一方で菅漏れ(内部結露)は、屋根裏でコップに水が溜まるように結露が広がり、天井にシミを作るタイプです。
どちらも 木部(和室の生木・収納・押し入れ周り) を見ると痕跡が残り、補修の有無や状態も判断できます。
また、売主さんへのヒアリングでは、
「過去に雨漏り経験はあるか」「気になる音はあるか」
を正直に教えてもらえるケースがほとんどです。
騒音は人によって感じ方も違いますが、
幹線道路・線路・工場・病院などの近接は事前に注意。
ただ、戸建の場合は騒音トラブルは極めて少ないのが実情です。
中古住宅は、基礎・傾き・リフォーム可否など他にも見るポイントがありますが、
まずは 水の侵入(雨漏り・内部結露)を最優先でチェック するだけで、大きな失敗を避けられます。
ぜひプロの視点も活用しながら、安心できるお住まい探しにつなげてくださいね。