勉強が好きな子を育てるには?(1) | ドングリクンパパのブログ

さてさて、前回書いたのは?

 

 

「やりたい事を夢中になってやる」×「やるべき事をきちんとやる」

 

このバランスについての話。でも自ら勉強できる子を育てるのにもうひとつ大事なことは「勉強が楽しい!」という感覚を子供の中に育てていくことだよね。ただしこれに関してはパパも大して出来てないよ。やってはいるけどもう少しやってあげたいね。

 

でもまあ何もかもパーフェクトになんてできないからね。基本的に子育てなんて100%を目指さない方が良いくらいに考えてるから。力みすぎると肩凝ったり鼻血出たりハゲたりするから(笑)。ほどほどにね、まあ頭皮は手遅れだけどな(笑)

 

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例えば子供はすぐに「パパ~、なんで○○って○○なの?」と聞いてくる。パパはその時必ず言うのだ。「なんでだと思う?」とね。例えばボウズが小1の頃かな、こんな事を聞いてきた。

 

「ねえ、なんでお魚にも季節(旬)があるの?」

 

野菜なら分かるけど、でも海に住んでいる魚を取るのになんで季節が関係するの?と。多分その時さんまを食べていたんだと思う(笑)。パパはもちろん「なんでだと思う?」と聞き返した。海流の事やらまだ全然知らないから分かるはずもないんだけど、考えさせるんだよね。その時のボウズの答えはとてもかわいかった。

 

「紅葉がたくさん海に散らばって、それを餌だと思って魚が寄ってくるからかな?」

 

なんじゃそりゃ(笑)。でもパパはめちゃくちゃ褒めたよ。良く考えたな~って思う。一応筋は通ってる、まあ海に紅葉は散らばってないけどな(笑)。でもそうして「自分で考える楽しさ」を子供の中に育てていくのだ。

 

なんで○○なんだろう?そもそもそういう疑問を持つことが非常に大事。疑問を持つ、それこそがイノベーションの原点であり、社会を変えていく原動力だよね。つまり子供達の「なぜ?どうして?」を育てることが最も大事ってことだよね。

 

だからパパは「なんで○○なの?」と子供が聞いてきたら、まずその時点で褒める。「いい質問だね~!」と。そして「なんでだと思う?」と聞くのだ。もちろん正解に辿り着いたらめちゃくちゃ褒める。不正解でもその考えを褒める。

 

これを日常的にやっていると、子供は自分で考えるのが好きになる。時間がない時にパパが「じゃあ、答え言おうか?」と言うと「ダメ!」と言うんだよね。自分で考えて正解に辿り着く快感を知っているからだよね。

 

パパもまったくパーフェクトには出来てないけど、なるべくなら「勉強は楽しい!」に持っていくことを心がけることだよね。自分で勝手に勉強する子を育てたいなら必須。だから成績のことで子供にあれこれ言うのは間違いなく逆効果なんだよね。

 

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サッカーでも同じだよね。サッカーが心底楽しい!と感じていれば子供は自分で勝手に練習する。しかも練習を練習と思わず勝手に楽しんでやる。「楽しくて仕方ないから勝手に練習する」×「自らの成長の為に辛くても面倒でも練習をする」の両輪が大事、でも両輪共にベースの支えは「サッカーが大好き」という気持ちなのだ。

 

だから何よりもまず「サッカー大好きになる」事が大事。例えば本を読むことはめちゃくちゃ勉強になる。沢山読んでいれば間違いなく成績も上がるよね。でも本好きな子にとって本を読むこは「お勉強」ではない。そういう感覚はないよね、ただ楽しんでいるだけ。サッカーでも同じなんだよね。

 

でもどんなに大人が頑張ってサッカーを楽しんでもらう仕掛けを沢山作っても、そこまでサッカーにのめり込まない子もいる。その場合は?無理にやらせないことだよ。その子にとってサッカーは「出会い」じゃないんだから。ほったらかして、もしくは他にいろ~んなことやらせてみて、何か他の事に勝手に夢中になることを応援すればいいのさ。

 

親がそこでサッカーに執着しないこと。それが一番難しかったりするけどね。勉強も同じ。無理に勉強を押し付けたら勉強を嫌いになるからね。そうするともう致命的に後が大変だから。勉強が得意ではない子、勉強がその子にとって「出会い」ではない子でも、お勉強も案外楽しいなあ、くらいに思えていると子育てはメチャクチャ楽になる。

 

だから勉強しろ!勉強しろ!と言って追い込むのは最も悪手、勉強がどんどん嫌いになって一時的に良くても後でと~っても苦労することになる。だったら子供が興味のあることを一緒にわいわい調べたりする方が良いよね。

 

カブトムシが好きなら徹底してカブトムシについて調べまくってもらう。それを親は「へ~、ほうほう」と聞いて「でもこれはどうなの?」と質問してまた子供が調べて~とかね。そんなんでめちゃめちゃいい勉強になるからね。

 

他にもニュースを一緒に見てみたり、子供が好きなマンガをテーマにして話し合ってみたり、ゲームの登場人物の特徴を書きだしてみたり、上記に書いたような「なんでだと思う?作戦」で正解したら褒めちぎったりして、実はこれこそが勉強なんだよ~と教えてあげる。

 

へ~そうなんだ~、勉強って意外に面白いのかも、もし子供がそう思えたらその後塾代ガ~ンと浮いてくるからね(笑)。ともかく親は成績を上げよう上げようとするのではなく、勉強をさせようさせようとするのでもなく、どうすれば少しでも勉強が好きになるだろうか?と考える。

 

それが「自ら勉強する子を育てる」為の王道だよね。とはいえパパもそんなことばっかりしてねえ、そこまで出来てねえよ。まあ出来るときはやってるって感じだよね。

 

続く