ドングリクンパパのブログ

そうしてバイトしながら、ガチでサッカーを続けているわけだが、ボウズは受験生でもあるのだ。いわゆる浪人生なのである。ちなみにパパがビンボー過ぎるので合格すれば給付型奨学金で大学に行けてしまう。海外サッカーチャレンジより断然安上がりだ。とてもありがたいことだし、これを活かさない手はないという思いもある。

 

当然ボウズは勉強もしている。しているけど、、、さすがに勉強が一番苦戦しているね(笑)。まあ予備校・塾に一切通わず、ガチでサッカー続けて、更にバイトで月に10万以上稼いでいる浪人生なんて他にいないだろうけど(笑)。

 

しかし苦戦はしているが、8月以降はバイト数を週4から週3に減らたりもして勉強でもボウズなりに着実にレベルを上げてきてはいるね。レベル的には日東駒専よりやや上の大学を目指している。学校の評判もとても良い。

 

偏差値42の農業系高校を卒業後、フリーターで月10万稼ぎながら、サッカーも現役以上に超ガチでやりながら、合間に受験勉強している、、、そんなんで日東駒専より上の大学って、普通に考えたらあり得ないよね?ただボウズの目指す学部は倍率がやたら低くて狙い目かも?戦略も練っている。現状からすると、、、なんとか合格できる、、、かも?甘いかも?

 

その大学でボウズは語学を学ぶつもりでいる。その語学を武器にして海外に打って出るのだ。大学に入る前に2カ月の短期留学をするかもしれない。しないかもしれない。そもそもその大学に落ちるかもしれない。入れなかったら別の(例えばいわゆるFランクだけどサッカーは強豪みたいな?)大学に行くかもしれないし、行かないかもしれない。

 

仮に目標大学に合格しても行かないで海外に行ってしまうかもしれない。大学に入っても中退して海外に出る可能性も高い。ユースの監督さんは別の国を勧めて下さっているし、色々まだはっきり決まっていない。

 

広く深く探っている状況、そしてともかく可能性を最大限に広げる為に、まずは大学に合格できるように全力を尽くす。サッカーも、バイトも、勉強も、全て全力、やりきる。

 

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小学生の頃は徹底して遊び倒すことが大事。でもこの年代になったら目標の為に自ら緻密な努力を最大限の力でやりきる経験が大事だと思う。大学に行くかどうかがはっきりしないので、どうしても勉強のモチベーションが下がり気味になるが、あらゆる面から話をして発破をかけているのだ。

 

この年代で一度本当に本気でやりきった経験をしていると、それが後の人生にずっとプラスの影響を与え続ける。でも逆にここで本気になりきれずにいると、そういう自分から抜け出せないまま大人になって行く。

 

その負の影響も生涯に渡る、それくらい、この年代で踏ん張れるかどうかが大事だとパパは考えている。ただし全力を出しつくしての不合格は問題ない。全力を尽くして準備できるかどうかが大事。いくつになってもやり直しが出来るのが人生だとも思うけど、やはりここで十分にやり切る経験を出来るかどうかの影響は大きいと思う。

 

ボウズはサッカーが好きだ。だからサッカーの練習も好きだ。つまりサッカーで積み重ねていくことはボウズにとって努力という感じではないんだよね。小学校年代ではサッカーでも遊び倒すことが本当に重要、心底サッカーが好きになれば練習がまったく苦にならないのだ。

 

でもボウズにとって勉強はそうではない。だからこそ、今ここで、勉強をやりきってみる経験が重要になってくると思う。人生はやりたいことだけでは生きていけないのだ。どんなにやりたくなくても、やるべきことを本気でやり抜く。

 

ただがむしゃらにやるのではなく、自分に何が足りなくて、何をどうすれば最も目標に近づけるのかを本気で、そして緻密に考えて、しっかり実行して行くこと。そうした経験を積むのに大学受験はとても素晴らしいチャンスだよね。

 

バイトはキツイし、サッカーをメインでやっていて、かつ睡眠を最重視しているので時間がない。その隙間時間に更にガチで勉強となると精神的にも厳しいだろうとは思う。でもその厳しさを乗り越えてほしい。そういう厳しさがあって良い年代だと思う。

 

そして結局それがサッカーにも効いてくるからね。まあパパ自身はその年代で本当に恥ずかしい日々を送ってしまったからさ。だからボウズには悔いのない日々を過ごしてほしい。ほんとそう思うんだよね。そして実際のところこの半年でボウズは、、、?

 

親バカご容赦。間違いなくイケメン化してるぞ~(笑)。間違いなくボウズ19年の歴史の中で最も成長率の高い半年だと思う。特に精神面が成長しているね。大学特待を蹴ってフリーターになるという一般的にはあり得ない選択だった。

 

でも当時ボウズはこの選択をまったく迷わなかったのだ。実際何ひとつ後悔していない。なんだかんだ楽しそうだしね。そして今こう言っている。

 

「できるだけ早く海外に出たい。そして出来るだけ長くチャレンジしたい」

 

そう、うずうずしているのだ。その疼く心を抑えながら日々うどんを打ち、ボールを蹴り、英単語を覚えている。やがて来るその日に備えているのだ。