昨年の秋に、今私が行っている
知的障がい者施設の方々のアートです
施設内に
とても鮮やかな
青い色の残っているアジサイがあって
紅葉で、赤や黄色が
とてもきれいな
葉っぱがあって
とても豊かな環境の中にある施設では
ちょっと外にお散歩に出ただけでも
アートセラピーになります
自分の好きな葉っぱを集める
気に入ったお花を摘んでくる
とてもおだやかで
のんびりした時間の流れの中で
お散歩しながら
材料を集めるところから
アートセラピー始まっています
絵だけがアートセラピーではなく
描く、作るだけがアートセラピーではなく
美しいもの見て感動するとか、
きれいなもの、
きれいな景色をみて
気持ちがワクワクするとか
そんなことでも
癒し効果
ストレス発散効果もありますが、
何かをつくるための
材料を選びながら歩くのも
「自分のものを自分で選ぶ」
という行為が入るので
施設で過ごす時間の多い方々には
とても楽しい時間になります
みなさんの作品をご紹介
同じ場所を散歩していたのに
こんなに違う
作った当日ではなく
一週間後の作品です
葉っぱの色が新鮮な時も素敵でしたが、
時間が経って、ドライになり始めたことも
独特な風情があります。
絵の場合は
絵を描くことが出来ない人は
表現が難しい時もありますが、
コラージュ法
箱庭療法
※一番下に説明ブログ載せました
などは
絵を描かずに
貼ったり、のせたり、
一度のせたけど
こっちがいいとかで
場所を変えたりできるので
絵よりもハードルが低い
アートセラピーです
センスや感覚が出やすいので
その人らしさが出やすいかもしれません
絵の読み方がわからない人にも
出来上がった作品に表現されている
雰囲気から
その人らしさを感じやすかったり
この人、こんな感じのものを作るんだ!
と、
自分の思ってた点と
違うところを発見したり
意外な一面を見ることが
出来たりします
これらの材料は、
全て半径100mくらいの
施設のまわりから採取したもの
どんな配置にするか
ごちゃっとしたものが好きか
シンプルな方が好きか
盛り盛りが好きか
などからも、
その人のことが
わかったりします
また、
散歩しながら
これって何色?
これって何の花?
とか話をしながら
一緒に歩いていくと
実は、この方は
〇をわかっていなかったんだ!
〇が好きだったんだ!
という新発見があったりするので
アートセラピーをすると
副産物的情報が手に入ることも
うれしいですね
自然と笑みになって
楽しそうに作品を作られてる姿が
とても印象的でした。
一方で
こういう手作業的なものは苦手だから
絵を描く方がいい、という方もいます
創造力の幅を広げたり
出来ることに気づくチャンスだったり
いろんなやり方を
その人の状況に応じて
やっていけたらいいなと思っています
<絵ではないアートセラピー>
★コラージュ★
切り取ったものを
好きに貼り付ける
★箱庭★
他、写真や絵本などでも行うことが出来ます。
アートセラピーは芸術療法の位置づけになるので
ダンス、
音楽、
演劇などを使う
アートセラピーもあります
アトリエどんぐり絵画教室
やまもとよしこ
親子アートセラピスト判定士
表現アートセラピスト
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こどもアートプロジェクトNIKKO主宰
YOSHIKO ART WORKS NIKKO
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